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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 今日は朝からいい天気ですね。散歩も快調でした。
 せっかくなので,散歩から。
 
 京浜運河の楽水橋近くですね。
 そう言えば,この楽水橋のたもとにある,中華料理店の楽水軒,閉店してましたね。
 
 と言っても入ったことはないのですが,散歩の最中,この前を通ると結構な割合で行列が出来てました。昔ながらの中華料理店で,こういう店のニーズは根強くあると思うのです。
 
 で,その閉店した店に閉店のお断りみたいなものが貼ってあって,これが泣かせました。
 ~昨年主人が亡くなって,私で頑張ろうと思って再開の準備をしていたけど,自分も体調が悪くなって断念することになりました,再開を待ち望んでいた皆さんには申し訳無い所です~みたいなことが書いてありました。

 そう言えば,白金高輪の,清正公近くの新勝楼というこれも昔ながらの人気店でしたが,ここも閉店しましたね。いやあ,大将が体調を崩したり,高齢で店に立てなかったりすると,こういう所は閉店・・・しょうがない所です。

 あ,また今日も知財に関係ない話・・・ですけど,まあいいですかね。

 知財のことは,後継ブログに~って感じです。しかし・・・。
 いや,去年,私のマニアックなファンを集めて100万閲覧記念飲み会をやったわけです。
 で,そこに来ていただいた人には,後継ブログのURLを教えたのですが,その前に,センセ,これでしょと,何と既に見つけている人が居たのには驚きました。
 
 どういうことかというと,ここでちょっと後継ブログのことを書くじゃないですか,○○の事件は,ここじゃなく後継ブログに書きました~なんてね,そうすると,その情報から候補を絞り,何度かそういうことがあったので,行き着いた~ということなのですね。

 わーお,蓼食う虫も好き好きと言いますか,そこまでマニアックだと,私も困りますね~。
 ということで,その話を聞いて,ここで後継ブログの話はあまりしなくなっております。だからといってやめたわけではないことは,後継ブログを知っている人には分かると思いますけど,ってこのくらいにしておきましょう。

 いや,別にもったいぶるわけじゃないですよ,大した話はしてませんから。まあでもまた蓼食う虫じゃなくうんこに集るハエみたいなのが来ると五月蝿いですからね。ムフフフ。

2 さらばは,JDIですね。
  3社連合から1社抜け,そして今日もう1社抜けるとの報道がありました。

 あとは,中国のファンドグループだけですけど,何か時間切れって感じがしますね。約1週間前の株主総会は何だったのでしょうかね。

 官に頼るのは良くないなあ~今はそれしか言いようがありません。

3 で,最後に多少知財チックなことを。
 インモラル=immoralですけど,これを辞書でひくと,性的にふしだらな,とか意味が出ます。

 なので,すごく良いですね~こんな言葉。私も次事務所の名前を付けるときは,アーンマネー(earn money)法律事務所とか,そういう感じの名前を付けたいですね。

 あ,そうそうインモラルと言えば,最近,某AVメーカーが外部のハッキングにあって,ビットコインとかよこさねえと,ハッキングした内容を無修正で流すぞと脅された事件があったらしいですね(ハッキングされたのが編集前の素材だったようです。)。
 で,当然脅しに屈せず,ビットコインを払わず,だけど,無修正画像は流されてしまったという顛末でした。

 これって日本ならではですね。
 私は刑法175条って本当違憲だと思います。当然無効です。
 「わいせつ」なんてお上が決めることじゃないって!表現の自由は,無修正ポルノにもあると思いますからね。

 だって,上記の件で,その流された無修正ポルノが修正有りだったら,通常の著作権(複製権,公衆送信権等)侵害で行けたわけですよ。だけど,無修正だと日本では違法品になるので,著作権者が動けない~まあ仮に被害届提出や告訴をしたところで,要保護性に欠くということで,警察も動かないでしょうけどね。

 なので何だかなあ~って感じですわ。
 ネットに国境はありませんから,例えば,ちょっとネットで検索すれば(ビーバーショットだとかダブルペネトレーションだとか),すぐに無修正の画像や動画に行き着きます。
 ところが,日本では・・・ですからね(*検索したい人は周りに人が居ないことを確認してからやりましょう。)。

 で,いつものとおり,ここまでは壮大な前振りです。

 アメリカの最高裁で実に面白い判決が出たようです。
Iancu v. Brunetti (18-302)
The Lanham Act prohibition on the registration of “immoral” or “scandalous” trademarks infringes the First Amendment.
 機械翻訳するとこういう感じです。
「Iancu対Brunetti
「インモラル」または「スキャンダラス」な商標の登録を禁止するLanham Actは,米国憲法修正第1条に違反する。」

 原文はここです。
 問題となったLanham Act1052(a)は,こんな感じです。
「§1052 Trademarks registrable on principal register; concurrent registration 
 No trademark by which the goods of the applicant may be distinguished from the goods of others shall be refused registration on the principal register on account of its nature unless it— 
(a) Consists of or comprises immoral, deceptive, or scandalous matter; or matter which may disparage or falsely suggest a connection with persons, living or dead, institutions, beliefs, or national symbols, or bring them into contempt, or disrepute; or a geographical indication which, when used on or in connection with wines or spirits, identifies a place other than the origin of the goods and is first used on or in connection with wines or spirits by the applicant on or after one year after the date on which the WTO Agreement (as defined in section 3501(9) of title 19) enters into force with respect to the United States」
 日本の特許庁による翻訳はこうです。
「(§1052)商標は主登録簿に登録することができる;同時登録
 出願人の商品を他人の商品から識別することを可能にする商標は,その性質を理由として,主登録簿に登録することを拒絶されることはない。ただし,その商標が次に該当するときはこの限りでない。
(a) 次のものから成り又はそれらを含むこと。不道徳的,欺瞞的若しくは中傷的な事項;又はある者(生存しているか死亡しているかを問わない),団体,信仰若しくは国民的な象徴を軽蔑し,若しくはそれらとの関係を偽って示唆し,又はそれらを侮辱し若しくはそれらの評判を落とす虞のある事項;又は地理的表示であって,ぶどう酒若しくは蒸留酒に付して又は関連して使用される場合に,その商品の原産地以外の場所を特定するものであり,かつ,出願人によって,(第19巻第3501条(9)に定義されている)WTO協定が合衆国に対して効力を生ずる日から1年以後に初めてぶどう酒若しくは蒸留酒に付して又は関連して使用されているもの」

 アメリカって面白い国で,最近隆盛してるペイテレビのドラマ,おっぱいどころか○○○も丸見え!です。
 例えば,評判の良いゲーム・オブ・スローンズとか呑気に見てると,茶を吹き出すシーンが満載ですからね(ま,あれを子供と見ている人はいないか~。)。

 プレイボーイに飽き足らない人はハスラーを読めばいいけど,ハスラーだってちょっと前はモロの結合シーンは掲載してませんでした。でも,戦って勝ち取ったのです。

 日本だと, Lanham Actはこう呼ばれています,「商標法」と。

 インモラルな商標は登録できない,とする商標法の規定だと,日本の商標法4条1項7号がそれに当たります。

 「七 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標

 他方,米国憲法修正1条は,
Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the Government for a redress of grievances.

 こんな感じです。当然表現の自由に関するものです。
 こら,議会め,表現の自由を制限するような法律を作っちゃいかんぞ!と言ってるわけです。
 なお,本件での標章は「fuct」のようです。fuckの過去形だそうですね(知らんかった)。で,この出願人がBrunettiさんです。

 さて,我が国で,商標を出願すると,商標法4条1項7号での拒絶理由通知は結構来ます。
 でもそのときに,日本国憲法21条1項に違反するので,商標法4条1項7号は違憲無効だなんて,主張できる骨のあるやつは居ますかね??

 日本の弁理士も弁護士も,bollocks野郎ばかりだから無理だって,そりゃそうですな~。ムフフフ。
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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