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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 いやあ受けた方どうでしたか。久々のガチンコでおじさんは疲労困憊ですが,若い人は大したことなかったのかもしれませんね。

 ここ数日,きな臭い話ではあるものの,基本下調べの要らない話に終始していたのはこのためです。まあ,兎も角も,終わりましたので,喉につかえた骨もゴックンって感じです。

2 ま,本家のHPにも書いているとおり,私の趣味の1つとして,資格試験の勉強というのがあります。弁護士も弁理士の資格も,その趣味の1つなだけなのですが,ここのところ,あまりやっておりませんでした。
 とすると,看板に偽りあり,なのですが,まあちょっと,そそられるものもなく,そんなクソ暇なわけでも無かったので,この趣味は看板のみでした。

 ところが,今年の初め,訴訟の準備をしていた事件が結局訴訟しないということになり,あらら・・・,それじゃあやることねえなあ(大体いつもやることはないのですが,それにも増してやることがねえ,という意味です。)となり,じゃあ暇つぶしに久々資格試験の勉強でもしようかというのが,今年の春の初めの話でした。

 で,何の勉強するかと考えたのですが,私の同期の弁護士の中では,中小企業診断士の資格が流行っていたようですが,そういう中で私も中小企業診断士をとっても,商売上あんまり美味しくはありません。そんな弁護士はいくらでもいるってことになりますからね。
 ということで,理系ですし,ちょっと前にITパスポートも取っていることもあり,その上の資格の基本情報処理技術者試験にすることにしました。それに,これなら趣味と実益を兼ねられますもんね。

 そうそう,私は理系ではあるのですが,別にコンピュータ系の専攻だったわけでもなく,会社に入ってからもそうではないので,IT関係は基本自習です。
 自習の場合,仕事で携わるのが一番勉強になるというのは,こういうIT関係に限った話ではないのですが,ただ,偏りがありますよね。ですので,まんべんなくIT関係の知識を身につけるというのでは,こういう資格試験っていうのは非常に有効です。

 と,志は良かったのですが,世の中自分の思った通りにはいきません。

3 実は,基本情報技術者試験を受けようと思ったときは(春の申し込みはもう終わってました。),上記のとおり,確かに暇で,よーし,午後の部も,表計算でなく,javaで受けてやる!とかなり意気込んで勉強したのですが,上記の結局訴訟しないとなった事件がまた覆って訴訟するということになり,時間がなくなったのです。
 さらに,幸か不幸か(いや仕事なので幸なのですが),やはり訴訟となりそうで,しかも準備にかーなり時間のかかる事件の依頼が夏にあり,鼻くそをほじりながら,夏に集中して過去問を解こうと思っていた野望はもろくも崩れ去りました。

 ま,要するに,大して勉強の進まなかった言い訳ですね。javaのプログラミングは途中で頓挫,とても,基本情報技術者試験で選択できる程の習得はできませんでした。さらに,他の過去問の検討も全く進まず,先月漸くこれじゃあ棄権しねえといけねえなあと思い,何とか時間を見繕って検討し始めた次第です。

 でも,まあ結局若干遅かったのかもしれませんね。過去問で初めてやった午後の問題はどれも難しく,特に擬似言語の対応はまさに後手後手,更に,その後の選択問題(java,c,cobol,アセンブラ,表計算から一問選ぶ。)は,簡単なはずの表計算でも,何を書いているんだろう???という始末でした。

 俺も弁護士,しかも理系,こりゃ無様な結果に終わるのは何としても避けたい一心で(たまには,プライドが高いってこともポジティブに働きます。),細切れの時間を利用して,午前問題の解きにくいやつ,午後の問題の,擬似言語と表計算の所をつじつま合わせし,何とか,みっともないザマにだけにはならないよう,戦える状況までは持ってきました。

4 で,今日が本番でした。

 知らない人はどこかで見るといいのですが,まず,午前問題が4者択一式で,80問,2時間半です。
 午後問題は,前半が7問中5問を選ぶ長文問題,そして必須の擬似言語(要するに,プログラミング言語の得手不得手で不公平をなくすためでしょうね。)を挟んで,後半が実際のプログラミング言語を用いた選択問題(上で説明した,5つの言語から1つを選ぶものです。)となります。

 ま,午前問題は,計算しなきゃいけないやつから,知ってりゃそれだけで解ける問題,まさに司法試験で言えば,択一的なやつです。
 今回も標準的でしたね。新しい用語もありましたが,まあ基準が6割ですので,これはクリアできたかなって所です。

 で,問題は,午後問題です。上記のとおり,もはやその場その場で対応という準備不足の状態だったわけです。
 ただ,前半の問題はそんなに難しくなかったのではないでしょうかね。
 前半は,私は,1の論理演算,3のIPv6アドレス,4のVPN,6のプロジェクト管理,7のどうでもいい系の販売管理,を選択しました。

 すごい,マニアックな問題というわけでもなく,どれもとっつきやすかったのではないかと思います。過去問に比べても難しくはなかったのではないでしょうか。

 となると,あとは必須の擬似言語の問題と,選択のプログラミング言語(当然私は表計算)の問題がポイントになります。

 で,私は,この進め方を誤りましたね。先に擬似言語の問題をやり初めたのですが,サッパリわかりません。つーか正確に言うと,字が読めなくなったのです。
 いやあ,午前中に目を使い過ぎたのか,この擬似言語の時には,目がショボショボし,二重に見え,添字は何を書いているのかボヤケてようわからなくなり,当然集中力も落ち,問題を解くところではなくなりました。

 いやあ,歳をとるとこういう思ってもみない弱点が現れます。確かに,こんな,午前2.5h,午後2.5h,全く集中力を切らさずやるというのは,通常の仕事ではやらないようなことです。通常の仕事では,目がショボショボすりゃあ,席を立ったり,顔を洗ったり,その他色んなことをやれますが,今回他のことはやれません。しかも時間は刻一刻と過ぎていきます。やばい,この問題で30分近く費やしていると,焦れば焦るほど,目はショボショボし,頭には入りません。いやあこんな思いをしたのは,10年近く前の択一の刑法以来ですね~♫

 もう残り時間は20分程度です。ですので,全く解けておらず,途中ではあったのですが,擬似言語の問題を諦め,表計算に進みました。
 幸運にも表計算の問題は,結構とっつきやすい事例だったのですが,如何せん時間はもうありません。もう少し時間があれば,かなり正確に解けたと思うのですが,もはや万事休す,残り時間との戦いの中で,冷静に問題を解けるほど私は人格者ではありません。小問を何問か解いた途中でタイムアップでした。いやあ残念。

 勿論,マークは全部しましたが(午前も午後もマークシートの解答),6割が合格基準とは言え,それはちょっと難しい状況ですね。非常に悔しいです。

5 ま,しかし,こういうガチンコの勝負はいいもんですね。東工大の修士卒だろうが,弁護士だろうが,点がとれなきゃ全くNG,結果は残酷なまでに白黒つきます。ここ半年の楽しみのネタ(実際は,ここ1箇月くらいでしょうかね。)で,受験料が5,000円くらい,参考書代も同額くらいで,合計1万円くらいで,ここまで楽しんだのですから,よし,としますかね。

 でもまあもう少しだったなあと思うと残念です,本当。ちょっと次回の試験まではさすがに続かないと思いますからね。いやあ,残念,残念。

 あと,気になったのは受験生です。やはり若い人が多かったです。でも,その若い人の結構な割合は,退出可能時間になると,ぞろぞろと退出していました。教室は30人の席だったのですが,午後の最後まで問題を解いていたのは,そのうちの半分以下だったと思います。欠席も結構いましたね。まあ恐らく,大学か専門学校で,受験がmustになって,仕方なく受けている人が多かったのでしょうが,残念ですよ。

 仕方なく受けさせてもらうなんて,本当良い言い訳にできるわけですので,逆にそれをうまく使えば,いい勉強になると思うのですけどね。

 私なんて,確かに一度はもう受けるのやめようとおもったのですが,受験料がもったいねえなあと思ったくらいの,ケチさ加減ですが,逆にそれが良い言い訳になってちょっとは勉強しましたもんね。

 まま,兎も角も,いくつになっても,本気で勉強するのは楽しいなあ,っていう巻でした。ムフフフ。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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