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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 年末ともなると,なかなか知財の判決の更新頻度も低く,その他の知財の話題も少ないので,本日はどうでもよい系の話です。

 本日12月8日ということで,ネトウヨの私としては,ニイタカヤマノボレの話で,というところも考えたのですが,それだとあまりにそのままですので,若干ひねります。

2 都市伝説というのは,まことしやかに流布している割に,信用性は今一の話と言ってよいでしょう。
 最近,これは都市伝説じゃないの,と思ったことが2点あり,その話です。といっても両者は結局同じことなのですけどね。

 一つ目は,日本のメーカーはまだまだものづくりに秀でている,という話です。
 落ち込む日本においてもまだまだ個々のものづくりは,新興国の追随を許さず,きちんと戦略さえ立てれば,うまく行くはずだというやつですね。

 二つめは,日本が落ち込んでいるのは,技術で勝ったのに事業で負けたからだ,という話です。
 上記のとおり,個々の技術は優れているのに,誤審やレギュレーションの変更で負けたスポーツ選手よろしく,戦略ミスで落ち込んでいるように見えるだけだというやつですね。

 両者とも,本当か?と思いますね。

3 事業はスポーツのような一発勝負ではなく,むしろ,日々の積み重ねです。波乱は起きず,本命がきちんと勝つ世界ではあります。
 強引にスポーツに例えれば,サッカーではなくラグビーでしょうね。ですので,負けるべきものが負けているだけに過ぎません。

 つまり,もはや日本は個々のものづくりで新興国に負けているし,個々の技術でも当然負けているのが真実ではないかということですね。負けの原因は単純です。それを直視しないと何も始まりませんね。

 私は何も根拠なしにこう思っているわけではありません。メーカーに11年も勤め,そのころ知り合った友人知人から話を聞く機会も多く,しかも事実認定力に定評のある法曹でもあるわけですから,訳知り顔で胡散臭い話をする何チャラコンサルよりもよっぽど,ましなものだと思います。

 まあそれはよいとして,千里の道も一歩から,さんまの山手線広告から2002のW杯まで15年,明治維新から日露戦争の勝利まで37年,基礎から固めるには時間がかかりますから,地道にやるしかないと思いますよ。
 失われた10年が20年になり,30年40年になっても,やることをきちんとやっていれば,特段の問題はないでしょう。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーのエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。次は何かな。
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