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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 ですって。今日の日経紙の11面にひっそりと載っていた記事です。
 結論先取りで申し訳ないですが,私としては,このクソシステムがあの世行きになればいいなあ~ってところです。

 B-CASカードって何かというと,B-CAS社の出している限定受信システム(Conditional Access System)のカードで,薄型テレビを買うと付いてくる赤とか青のカードのことですね。本来,有料放送用の,デジタル著作権管理の一方法です。

 でも,私としては従前から不思議に思っていることがありました。
 というのは,私は有料放送は契約していないので,見ていないのですね。ところが,このB-CASカードを外すと,無料のはずの,地デジもBSデジタルもみんな見れなくなってしまうからです。変ですよね~。有料放送なら,カギを掛けて契約者のみ見れなくするシステムは必要でしょうが,無料放送になんで??っていう感があります。

2 勿論,今の放送受信システムにこのB-CASカードを載せる理由はあって,それが録画等の対策のためらしいです。

 HDDレコーダーやBRレコーダー等は,ちょっと前まで1回きりのコピーOKだったのが,ダビング10になりましたが,それらの制御などを行うのに,必要らしいのです。
 でもそんなのそれこそ,HDDレコーダーやBRレコーダーにそのシステムを付けりゃあいいだけの話であって,無料放送を見る人が中心のテレビにまで,何でそれを付けなきゃいけないのかすごぶる疑問です(B-CASカードがないとテレビが見れない。)。
 せいぜい,有料放送を見るためのハード部分(カード挿入口)のみ用意するだけにして,後で有料放送を見たい場合には,B-CASカードを取得するというシステムにすれば良かっただけだと思います。テレビで無料放送を視聴のみする場合には,B-CASカードなんて不要にすべきだったのです。

 ところが,上述のように,何でか知りませんが,無料の地デジを見るにも,B-CASカードを挿入しないとテレビすら見れないのです!おかしいでしょ。

 さらに,今回こういう報道もありましたので,ちょっと調べてみると,このB-CASカードって,私の所有物じゃなかったのですね。貸してもらっているらしいです。
 うーん,びっくり!そんな契約したことないぞ,と思いきや,何とシュリンクラップ契約らしいです。げに恐ろしや。

 さらにさらに,このB-CASカードを発行しているB-CAS社の株主の構成を見ると,おやおや~おや~,これっていわゆる利権構造ってやつですか~。全く恐ろしや。

 まあ何でこうなったかは,色々裏があるらしいです。それは各自調べていただきたいと思いますね。

3 という前提から考えると,B-CASカードがクラックされたというのを聞いて,出てくるのは,ざまあみろ,ということです。

 本来,不要だった無料の地デジまでB-CASカードを必要にしたということは,B-CASカードを日本国中にばら撒いたわけですね。そうすると,色んな状況に遭遇する確率が高くなるわけです。勿論,割られる確率も高くなります。まさに欲のかきすぎで自業自得。ジャハンナムの門は大きく開かれている,というわけです。

 ですので,今回,こんなクソシステムを一掃できるチャンスではあります。

 そして,一体誰が不正利用しているかなんて,一体どうやってわかるのか,いつも当事者の特定に苦労している僕ちゃんに教えて欲しいですね~。
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