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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 本日はシルバーウィークの中日でございます。このブログの読者諸氏は,勤め人が多いので(IPアドレスから大凡わかります。会社や役所のDNSが登録されている所はバッチリわかるわけです。),まあ今日は休みという所でしょうね。

 私も休みではあるのですが,いつも暇暇とは言え,こんなに休みだとさすがに仕事もたまります。そのため,午前中サーフィンして午後は仕事に打ち込んでいるというわけです(サーフィンのことは後で。)。

2 まずは,信じられないことからです。

 これは,勿論,ラグビーのW杯の南ア戦ですね。私も含めて誰が勝つと思ったことでしょうか。
 同じフットボールでもサッカーとラグビーって本当違います。サッカーの場合,この前のホームのシンガポール戦を見ても,番狂わせならぬ拮抗した結果というのは生まれやすいです。
 他方,ラグビーの場合,そんなことはあり得ません。世界ランキングや下馬評とおりに進みます。
 
 恐らくこの違いは,身体的接触の多さに影響されるのではないかと見ています。
 サッカーの場合も腕を固めての肩でのタックルは認められているようですが,せいぜいその程度~。他方,ラグビーの身体的接触は,タックル以外でも,スクラム,モール,ラックと,身体的接触が基盤にありますので,サッカーとは段違いなわけです。

 そうすると,地力に勝るほうがガーンとやれば,劣る方は見るも無残な感じになるのが当然です。今までのワールドカップの成績が何よりもそのことを物語っています。
 91年にジンバブエ戦で1勝して以来,出ては負けないしは引き分け~。国内でも,バブルの頃に,大学ラグビーが大人気となって以来,落ちるだけ落ちていると言う所ですね。

 私も今回の対戦相手を見て,こりゃあサモアかアメリカに一勝できりゃあ良いほうだなあ,W杯本番だとよく格下にも負けてたから,全敗も有り得る所だなあと思ってましたわ。

 ところが,昨日の朝早くBSを録画していた試合の模様を見ていてびっくりしました(BSは生放送していましたね。日テレはしませんでした。痛恨のミスですねえ。)。

 五郎丸のPGで先制した後,次のPGを外し,その後,一進一退で,前半終了~。結構拮抗していたので,いやあこういう試合で,あのPG入っていたら~みたいになるんだよなあと思いながら,まさか勝つとは思いませんでしたね。
 後半も,抜きつ抜かれつの攻防で,実に良い試合をしており,それでも,後半残り時間が0分になってPG1個分負けていたので,おー,歴史に残る名勝負,でも負けか~と思ってました。
 そしたら,相手のゴールライン間際のスクラムから右に展開し,その後,大きく左に展開したら,南アの守備がついていけず,左隅に逆転のトライですからねえ,びっくりです。その後のコンバージョンで五郎丸が大きく外したのは大笑いでした。

 この結果って今年のあらゆるカテゴリーの中で最大のニュースじゃないですかね。少なくとも私の中では,安保法制可決成立なんかよりも,実に大きなニュースですわ。

 次のスコットランド戦は,さすがに研究されて負けると思いますが,頑張って欲しいですね。これは南ア戦に比べて見やすい時間だし,日テレでも放送されるらしいので,多くの人が見れると思います。

3 次に大団円は,仮面ライダードライブです。これも昨日が実質的に最終回でした(来週はおまけ。)。

 予想通り,ハートは最後の一体となった後,消えてなくなってしまいます(まあ本家のブレードランナーは,彼女役が残るんだっけかな。)。なので,その伏線での,結構雑魚キャラだったシグマサーキュラーもそれなりの理由があったのでしょうね。でも,やられるのはあっさり早過ぎ~って感じがしました。

 で,実に落ち着いた感じの最終回,みんなそれぞれの次のステージに行くって感じのやつがいいですね。りんなさんと追田警部補はくっつかないのね~♡とは気になりましたが。

4 で,その他1です。
 まずはサーフィンです。

 いやあ久々でした。夏休み前は毎週のように行ってたのですが,ここの所色々あって約1ヶ月ぶりですかね。
 昨日の朝,台風の影響で,辻堂はオーバーヘッドだと聞いていたのですが,もう今朝はすねひざの有様。これぞ湘南マジックです。

 凄い変わりようです。まあ湘南が誇るスモールウェーバーとしては,このくらいで十分(久々だし)という気がするのですが,それでもちょっと小さすぎました。
 その上,連休中ということもあって,凄い混みよう。いつもの辻堂が,鵠沼海岸並に混んでました。こんなときは,よくトラブルになりますので,適宜安全な範囲に止め,あとは仕事,仕事~って感じにしました。

 今年は,これからも色々あるので,なかなかサーフィンもできそうになく,これが今年最後のサーフィンにならなきゃいいなあと思いますが,ラグビー同様,予想や願望と現実は異なりますのでね。

5 その他2です。
 今日は月曜,休日ではあるのですが,休刊日ではありませんので,日経紙には法務面があります。なので,法務面のツッコミとも思ったのですが,ツッコミ対象の知財の話がそんなになかったので,違う記事にします。

 それは経済教室です。これは,なかなか良い記事が多く,参考になることが多いです。今日も,慶応の坂井教授が「ゲーム理論で考える(上) 多数決は万能にあらず」という論文を書かれております。

 で,この方の書かれた文,分かりやすくてしかもちゃんと言いたい所を突いております。
 書かれたものってその人が出ますよね。ある文章を読んだだけで,頭の良い悪いはわかります。不思議なもんです。
 
 で,私は知らなかったのですが,「ゲーム理論を活用して制度設計を考察することを、メカニズムデザインという。」らしいです。メカニズムデザインという名前からは全く別な工学系の話を想像してしまいますが,そういうことらしいです。

 他方,私は一応法律家なのもので,制度設計を法的に考える場合はどうなのかと一応検討すると,これは倫理的な所から考えているのではないかと思います。謂わば正義による制度設計です。
 例えば,憲法9条が典型的なのですが,あれは,戦争は悪だ!戦争を無くすことが正義だ!という考え方に沿って制度設計をしているというわけです。これをベキ論とも言うわけですね。戦争は無くすべき,人権は尊重すべき,・・・などなどです。

 でも,これ困った所もあります。その正義とか倫理とか,・・・べきの対象とかですが,これが,果たして本当に「正しい」かなんて誰にも決められないって所です。

 いやいや戦争なんて人殺しなんですから,それを無くすことが正義にきまっているじゃないですか~と考えると思います。でも本当にそうでしょうかね。

 刑法35条は,
(正当行為)
第三十五条 法令又は正当な業務による行為は、罰しない。

とあります。つまり,恨みや動機なく仕事などで人を殺したときに罰せられないこともあるのです。つまりは,戦争=悪で,戦争を無くすことが正義なのかどうかすら,日本の刑法のたった一条文を見ても,なかなか言い切れないってことがわかります。

 それにベキ論,つまり正義を元に制度設計しちゃうと,誰かの(多くの場合は多数者)正義を元にせざるを得ず,そうすると,対抗する少数者を根本的に迫害することにもなりえます。

 私はそれ故,誰かの正義,誰かの理想なんていうものは全く信用するに値しないと,いつもいつも思っています。私がサヨク系の考えをくそ食らえと思っているのはこういう所に原因がありそうですね。

 なので,今回の記事のゲーム理論による制度設計,実に興味があったわけです。

 ただ,ちょっと気になる所,いや実に気になる所がありました。それは,この記事の最後に,「いまある姿とあるべき姿を、厳しく区別しなければならない。」の一文です。

 これじゃあ,正義による制度設計と同じじゃないですかね。全部ぶち壊しです。
 あるべき姿なんて誰の思うあるべき姿なのでしょうか?まさにベキ論,正義による制度設計ですよ,これじゃあ。

 人類が有史以来悉く失敗してきたベキ論による制度設計なんて,飽き飽きだからこその,ゲーム理論による制度設計なんでしょ?違うんですか?
 なのに,最後でベキ論を持ってきたら台無しですわ。厳しい言い方ですが,もう一度やり直しですね。
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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