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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 昨夜,日本時間の深夜に行われた男子バスケのW杯予選ですが,イランに勝ちました。
 いやあ良かったです。97-89ですね。

 第4クオーターにかなり追い上げられたのですけど,それまでのリードが効いて,勝ち切ることができました。素晴らしいです。
 上記の通り,イラン相手に97点ですからね。オフェンスが非常に良かったというのが分かります。

 さて,次の最終戦は,カタールですけど,ここまで全敗でダントツの最下位なのです。油断するとアレですが,まあ山は越したかなと思えます。
 ちなみに,フジが地上波で生中継!するようですから,実質的に東京オリンピック出場が決まる瞬間を生で見れるチャンスかもしれません。
 放送は,24日,日曜深夜の11:15-からです。私は当然おねむ~の時間なので,月曜の早朝を楽しみに・・・♡ってわけです。

 いやあ実に良かったです。

2 良かったついでに,オリンピックの違う話も。
 東京の次は,パリともう決まってますが,追加競技から,野球・ソフトボールと空手が落ちたようです。
 
 まあでもこれそりゃそうだなあという気がします。ただし,空手が落ちた,そりゃそうだなあという気は,野球・ソフトボールのそれとは違います。

 実際,私,東京オリンピックで空手が選ばれたと聞いたときに,???と思いましたもんね,正直。というのは,一体どういうルール等でやるんだろうと思ったからです。

・ルール,流派の問題
 実は,空手って仏教と同じで,大きい流派も沢山分かれているし,その大きい流派の中で沢山枝分かれもあるのですね。

 で,東京オリンピックで採用されたのは,伝統派空手,つまりは寸止め空手~だったのです。

 これに対する強烈なアンチテーゼ,それはご存知の方が多いと思います。
 故大山倍達氏が創始した極真空手ですね。

 ここは,キミィーあんなのは空手ダンスだよ~と伝統派空手を評価したことで知られているように,実際にバチバチに当て合うということが特徴のものでした。

 実戦カラテ,喧嘩カラテとして,しかも,梶原一騎とのメディアミックス~「空手バカ一代」の力もあり,急速にお客さんを伸ばしたわけですね。

 だけど,ここも弱い所がありました。これもご存知の方が多いと思いますが,極真空手は顔面パンチがなしなのですね。
 喧嘩カラテと言いながら,タンマタンマ,うちは顔面なしだから・・・と喧嘩のときに相手に頼むのでしょうか~。

 ま,顔面パンチなしにしたのは安全上の理由と言われておりますが,実際は,ムエタイとの差別化でしょうね。極真空手の歴史とムエタイの歴史を比べると,ちょっと比べものになりません。
 安全上の理由だけなら,グローブ付けたり,フェイスガードをしたりすればいいのですが,そうやるとムエタイとの区別が難しくなる~ということでのブランド差異戦略をとったということでしょう。

 ですけど,上記に私が書いたとおり,そんなのおかしい,実戦的じゃない,という理由で,また枝分かれがありました。
 大道塾がその筆頭だと思いますが,剣道のお面みたいな樹脂製のフェイスガードなどを付け,顔面パンチもありにしたわけです。
 この系列は,さらに,UFCで一世を風靡したバーリトゥード(何でもあり)等の総合格闘技方面へ進出するなど,さらに分派を重ねることになります(例,禅道会)。

 で,そのような極真空手が分派した流れの一つがK-1を始めた正道会館ですね。
 ここが始めたK-1はもっとラジカルに,最大公約数的な立ち技ルールを決めた上で,誰でもいいから来て,勝ったら凄い賞金があるよ~と非常にオープンなスタンスをとったわけです。もう空手,カラテじゃなくてもいい~ってことです。

 このように,私のような半可通からしても,空手はある意味イノベーションを繰り返し,分派や離合集散を繰り返し,現在に至る~って所です。

 傍からはよく似た格闘技と思われている柔道とは全く違う,ということがよく分かると思います。

 なので,一体どの流派,どのルールでやるかっていうのが非常にセンシティブな問題なわけです。

・型の問題
 でも,取り敢えずは,伝統派空手のルールでやることになった~まあこれは決まったことなので致し方なしとしましょう。

 だけど,型,あれは何なのでしょう。
 いや,私は陸上やってましたから,もも上げをどれだけキレイに出来ようが,実際速くないとダメです。野球なら素振りか~。

 というと,型擁護派からは,分かってないなあ~あれも試合なのですよ~と来ると思います。
 いやいやそりゃそうかもしれません。

 ま,何ちゅうか,これは伝統派空手が寸止めにしているのとパラレルなのだと思います。

 伝統派空手も寸止めにするまでには紆余曲折があったようで,最終的には安全上の理由が最大なのでしょう。
 なので,こういうスピードでこういう軌跡でここに入れば,このくらいのダメージだろう,そうだろう,じゃあ寸止めでもそのダメージは分かるよね,ってことで有利不利ひいては勝敗を判断するのだと思います。

 つまりはシュミレーションってことです。
 これは剣道にも通じる所があって,剣道もどこかをとにかく叩けば即一本になるわけではありません。基準があるのですね。
 ま,本来は,真剣で死ぬまでやれば優勝劣敗の白黒はちゃんとつきますけど,そんなのやれるわけがありません。なので,真剣でやるとこれは相手に致命傷,ないしは戦闘不能だろう,そうだろう,じゃあ真剣でなく防具ありでやってもそのダメージは分かるよね,ってことになるわけです。

 ま,実戦性なんてクラウド上にしかないモヤモヤした幻みたいなもので,議論しだすとそれこそ,アメリカの大統領が人類最強の男だとか,そういうしょうもない話になりかねません。それは私も分かっています。

 だけど,型はやり過ぎでしょ,ってことです。
 相手があってもシュミレーションなんだから,それを突き詰めれば,もはや相手が居なくてもシュミレーションは出来るはず,そうだろう,ってわけです。

 これって理解できないわけではありませんが,それでは,陸上で例えるとランニングマシーンであり,野球で例えるとバッティングセンターでしかありません。やはり実際速いのか,実際野球上手いのか,本筋からはかけ離れているかなあと思います。

 なので,いくら空手として採用されたからパッケージなんだと言うても,型はやらんでもいいのではないかと思う次第です。

・まとめ
 以上のとおり,空手の問題点を指摘しておきました。そうそう,空手の表記も,唐手やカラテと色んな表記があるくらいですからね。

 ですので,野球・ソフトボールの落選はそりゃそうだなあ,でも残念と思うのに対し,空手の落選はそりゃそうだなあ,そして妥当と思う次第です。


 ただし,ケチばかりつけてもしょうがありません。
 私は,公開競技からはじまり,今や正式競技になり,勿論,東京でもパリでも開催されるテコンドーに学んだ方がいいと思いますね。テコンドーは元々,日本の伝統派空手を学んだ人たちが創始したものです。

 だけど,世界での広がりは今やどっちが上でしょうかね?日本で色々イノベーションを起こさないといけないのは,企業ばかりじゃないと思いますけどねえ。
 私は韓国は大嫌いですけど,素直にちゃんと学ぶべきところは学ぶべきだと思いますけどね~ムフフフ。

 おっと,壮大に議題から逸れましたが,まあいつものことですかね。
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