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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 これはアメリカの Vice Presidentである Mike Penceが,昨日(4/18)の安倍総理との会談で語ったと言われる言葉ですね。

 各報道機関で多少まちまちですが,「平和は力によって達成される」とか,「平和は力によってのみ初めて達成できる」とか,概ねそのような訳になっています。
 というか,日本の報道機関の報道を逆引きして,漸く冒頭の英語にたどり着いたというのが真相ですけどね。

 で,冒頭のフレーズは,このマイクペンスがお気に入りのフレーズのようで,彼のツイッター等でも見かけられるもので,ときに「only」を入れたりするようです。

 何故そんなことを調べたかというと,いやいやいやさすがにトラちゃんの腹心と言えども,そんなあからさまなことを言うのかねえ,また日本の報道機関が超訳でもしたんじゃないの~という疑いから,調べてみたのです。

 でも,上記のとおり,日本の報道機関の勇み足でも何でもなく,少なくとも,マイクペンスは,冒頭のように思っているというわけです。

2 恐らくこのフレーズって,アインシュタインの有名なセリフに対応するものではないかと思います。
 
 アインシュタインの方は,「Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.」で有名です。
 これをグーグル翻訳してみると,「力で平和を保つことはできません。 それは理解することによってのみ達成することができます。」ということになります。

 まあ私には難しいことはわかりませんけどね。

 私は大学,大学院と物理系でしたので,アインシュタインに関する本はよく読みました。研究室での研究は相対論的宇宙論を統計物理に展開しようとしていたもので(こう書くと凄く思えますが,まあ大した話ではありません。),相対論を理解しようとやっきになっていたものです。

 で,アインシュタインというと,凄い科学者という感じがしますが,私はずーっと本当かなあと思っています。
 というのは,アインシュタインって経歴が異質なのですね。普通,アインシュタインくらいの科学者だと,小さいころには大したこと無かったけど,大学のころには凄い奴だ~みたいなパターンだと思うのですね。

 日本のノーベル賞を取った先生方も小さいころから凄かったか,少なくとも,大学のころには一目置かれるような感じであるのが普通です。大学のころまでイマイチだった人でノーベル賞取ったなんて聞いたことはありません。

 ところが,アインシュタイン,大学のころもイマイチだったのですね。
 イマイチ過ぎて大学の先生の職につけず,やっとスイスの特許庁の審査官になったというのは有名で,その審査官時代のコソ勉で,有名な3通の論文(特殊相対論,ブラウン運動,光量子)を書いたわけです。

 そこからはアインシュタインの栄光の歴史が始まるわけですが,本当か~って思いますわな。いや,3通の論文がインチキって言うわけでありません。それらはきちんとした内容ですからね。
 私が言いたいのは,本当に自分一人でやったのか~ってことです。

 実は,当時のアインシュタインの奥さんは(勿論審査官の時代も),アインシュタインの大学時代の同級生ですね。
 で,今と違って当時の女子大学生ですよ。日本だってそうでしょ。最初の女性帝大生~みたいな人がどれほど優秀か,想像がつくと思います。

 で,アインシュタインが一般相対性理論を発表したのは,1916年,つまり去年はちょうど100周年だったわけです。
 そして,このできる奥さんとアインシュタインが離婚したのは,1919年のことです。

 それからのアインシュタインって何か業績を残していますかね。

 ですので,アインシュタインの業績とされるのは,本当はこの奥さん一人の業績ではないかと私はずーっと思っています。少なくとも,共同のものだったのではないかと思いますね。

 おっと,相当に話がぶっ飛びました~。
 なので,何が言いたいかというと,アインシュタインが言ったからって,まあすげえ人の言ったすげえ言葉だなんて思わない方がいいんじゃね,ってことですね。

3 私は,法律家なもので,金と暴力には勝てないと思っています。いやああんたむしろ法律家なのに,何じゃその考えは・・と思う人も多いかもしれません(このブログを良く読んでいる人はもうそんなことは思わないでしょうが。)。

 でも,法律と道徳の違いって,国家の強制力の有無ですからね。つまり,道徳を破っても,誰からも強制されることはないですが(原則として),法律を破ると強制されます。強制は何でやられるかというと,暴力装置(警察,執行官などなど)です。

 今日の朝,テレビを見ているとタイから熊本に護送される被疑者の姿が映されていましたが,まさに,あれが暴力装置のなせる技,ああいうことをするために法律というのがあるのです。

 民事でもそうです。人が死のうが,家が焼けようが,住んでいる場所を追い出されようが,最終的にはすべて金で解決します。多少の不満は当然残りますが,強制力を持って取り立てられるのは,金だけです。
 仮に金以外のものを取り立てられるとすると,その方がシッチャカメッチャカになるのではないですか。

 金と暴力には勝てないってことは,つまりはそれ以上のものは要求しないということでもあります。
 私を含めて人というのは実に愚かなものですので,下限を区切るより,上限を区切った方が良いのでしょうね。昔からの生活の知恵が結実したのだと思います。

 なので,ペンス副大統領の考えも一つのあり得る考えだと思います。でも,力によると相手も力によって抵抗しますけどね(そういえば,ちょうど72年前の今頃,沖縄で大々的な抵抗をしていたわけですねえ。)。
 そうすると,そんな単細胞のジャイアンに未来永劫付いて行くんですかなあ。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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