忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 話題となっている知財の判決は何個かあるのですが,判決書のアップがまだのようですので,まあ毒にも薬にもならない昨日の話を。
 両方,プロボノの話です。

 プロボノというのは,ラテン語で,pro bono publicoの略らしいです。英和辞典でも結構出てきますので,英米では有名なことなのでしょうね。まあ一言で言えば,無料奉仕です。

2 まず,弁理士会の研修所の関連で,講師依頼のため特許庁に行ってきました。独立してからは初めてじゃないですかね~。JTビルの方は,特許性検討会のメンバーだったので,よく行った時期もあるのですが,本庁は久々でした。

 そして,ある部署のお偉いさんと打ち合わせしたのですが,実はどうなることかと思っていたのです。
 というのは,その前任者は,何と言うか,当たり障りの無い言い方をすれば,私のような感じの人,と言えばよいですかね。そのため,一緒に行った皆さんは出たとこ勝負って感じだったと思います。
 私はと言えば,その前任者の方が,実は某知財の有名裁判官の姉妹ということを知ってましたので,まあ抑えで弁護士が居れば何とかなるだろうと高を括っておりました(しかし,姉妹揃って日本の知財の中枢部に居るのですから,びっくりです。)。

 ところが,「前任者」で,わかるとおり,開けてびっくり,担当のお偉いさんは違う人だったのですね。いやいや皆さん拍子抜け~♫
 そして,新しい担当の方は,非常に腰の低い,人当たりのよい方で,とても良かったです。これは研修もうまく行くのではないでしょうかね。

 こう見ると,やはり人当たりのよさということは大事ですね。
 巧言令色~というのは私の好きな論語の学而の一節ですが,人当たりのよさというのは悪くないかなあという感がします。やっぱ特許庁のキャリア官僚でも,裁判官でも,通常一生その仕事をするわけではなく,多くの場合,そのうち弁理士や弁護士になるのですから,ちょっとはそのときの事を考えても罰は当たらないと思いますよ。意外と人生はあっという間ですので。

3 ここまでは自分のことを棚に上げた話でした,ホホホ。
 次は,その特許庁を訪問した後,弁護士会の委員会に行ったときの話です。

 私は,一弁に所属しているのですが,そこで法律相談運営委員会の委員をやっております。
 弁護士会が主催する法律相談所ってありますよね。東京では,霞が関が一番有名ですかね。それを運営するのが,その委員会の主目的です。
 ところで,各県にも同じようなものがあるかと思います。東京は弁護士会が3つありますので,その調整も面倒だとは思うのですが,今回はそういう話ではありません。

 一言で言えば,相談数の激減です。
 去年で言えば,四谷のクレサラセンターがなくなりました(四谷の一般の法律相談を行う所と合併。)。そして,今年,神田の法律相談センターがなくなるそうです。基本,東京の三弁護士会がやっている23区内の法律相談センターは,四谷,神田,錦糸町,新宿家庭,霞が関の5つです(その他に各弁護士会が単独運営しているものはあります。)。そのうちの1つがなくなるのですからね,でかいです。

 弁護士会も色々手を打ってはいるようですが,まあしょうがない部分があると思いますね~。別に悲観的な話をするつもりはないですが,人に寿命があり,人類もそのうち滅びるように,それよりもスケールの小さい,職業(仕事)のことを考えると,当然それにも栄枯盛衰はあるわけですよ。
 さらに,そのある職業のうちのある形態については,さらに流行り廃りがあるわけですよ。そうすると,弁護士会のやる法律相談が右肩下がりなのも,もはや是非に及ばず,という所なのではないでしょうか。
 と言っても個人的にはまだ寿命はありますので,弁護士会の法律相談は存在しない前提で事務所経営をするということになるだけだと思います。

 特段面白みのない話でしたね,どうも失礼しました。
PR
409  408  407  406  405  404  403  402  401  400  399 
カレンダー
07 2017/08 09
S M T W T F S
3 4 5
11
13 15 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
iwanagalaw
HP:
性別:
男性
職業:
弁護士
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]