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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 知財のおもしろい話はありませんか~,判決もありませんか~,そうですね~,そうですか,といった所です。
 
 首記は,本日の日経紙の朝刊に載っていたものです。リンク先の記事を見ると数日前のものなので,全国面に載るのにタイムラグがあったのでしょうね。

 要するにインハウスの話です。

2 インハウスというと,知らない人が聞くと飼われている犬か何かの話かと思うかもしれませんが(バイアス,バリバリですか~♪),これは企業内弁護士の話です。
 インハウスロイヤーの略ですね。何だやっぱり飼われている犬の話じゃないですか,と思っても私のように口に出して言わないように。

 さて,そういう当否の話はあまりする気はないのですね。私の感想としては,この辺の待遇等は,知財部に聞くと良いよ,ということです。

3 いわゆる士業といわれている資格の中で,企業内資格者が絶対数も割合も多いのは,弁理士だと思います。
 弁理士の数は1万数千人だと思うのですが,今やその4割近くが会社員のはずです。ですので,企業での士業の待遇などの先例を知りたければ,弁理士の扱いを学べばよい,ということになります。

 もっとも,今回の北陸銀行のように,弁理士があまりいないような会社だと参考にはならないと思いますが。

 さて,かくいう私も会社員の弁理士でした。会社員のまま資格を取ったので,当然特別扱いのようなものはなく,登録の費用と会費を出してもらっていただけです。
 当時ソニーには,3人しか弁理士はおらず(弁護士は0),私が4人目だったのですが,他の弁理士の人も特別扱いはなく,普通の知財部員としての仕事をして,待遇も他の知財部員と同じだったと思います。

 ですので,この北陸銀行の記事を見ると,弁護士も漸くインハウス最先端の弁理士に追いついたなあという感がします。
 従来,弁護士を企業が雇うというと敷居が高かったと思いますね。仕事,給料等の待遇等をどうしよう~,変な組合活動みたいなやつ(プロボノのことですね。)をやられたらどうしよう~,だったら面倒だから,雇うのよそう,となるわけです。
 他方,弁護士の方も,企業なんかに雇われるよりも,事務所の待遇が良かったこともあり,ワザワザ企業にね~っていう感じだったことは確かです。

 ところが,弁護士激増で,そんなことは言えなくなりました。そして,企業の方も,主として法務部向けの,単なる新人,単なる中途採用者(弁護士は従たる属性)と考えられるのならば,そんなにリスクはないわけですから,採用も広がったのでしょうね(ですので,プロボノ活動は,いわゆる罰金を払って,自粛して頂くことがデフォーとなるでしょう。)。

 まさに,弁理士に漸く追いついてきたなあという感じです。

4 ところで,私ですが,企業には11年も勤めましたので,お腹いっぱいもうコリゴリです。
 ですので,ワザワザ弁護士までとって夢んねえやつんじょうじゃのう,だーりいやつんじょうじゃ,応利山にでんが行って狸でんが取ってこいっちゅうんじゃ,というところですね。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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