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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 また,端境期なのか,全然知財の判決がありませんので,どうでもよい系の話です。

  法曹の間で弁護士タイム又は弁護士時間,という用語があります。
 おそらくこれを使うのは,本質的には,弁護士以外の法曹,例えば,裁判官・検察官だと思います。というのは,これは弁護士を馬鹿にして使っているからですね。

 何のことでしょうね。要するに,10時の待ち合わせだとすると,10時5分や10時10分に現れるというやつです。
 普通の会社勤めをしている社会人からすると,上司にどやされるか,叱責されるか,ともかく非難の対象だということは明白です。時間通りに来る,集まる,というのは基本中の基本ですからね。

 それが弁護士の場合できないのですね。しかも非難もされない。私のようなサラリーマンを長くやり,しかも保守的な風土の元で育った人間からすると全く許せないことです。

2 弁護士会が主催して,裁判官を呼んで講演していただく研修というのが,年に何回かあります。それに私も行くことがあるのですが,昨年の確か破産の申立(管財人の方ではなく)の研修がこの形式でした。

  その際,定刻を過ぎてもダラダラ会場に入って来る弁護士の多いこと,多いこと。
 司会者の方は,もうしばらくお待ちくださいと言うだけで,当然,壇上の裁判官を待たせているわけですね(もちろん,定刻前に来たパンクチュアリーな弁護士も)。
 裁判官は,弁護士タイムなんだから,こりゃしょうがない,とまるで幼稚園児を見る目で弁護士を見ていますから,何も言わずに待ち続け,定刻より10分くらい遅れで研修は開始しました。

 さすがに頭に来ましたので,珍しく配られたアンケート(確かこの研修は初回のため,アンケートをとったのではないかと思います。)に,この上のことを記名して差し出しました。私は,いつも顕名で悪口を言うようにしておりますので。

 そうしたところ,今年の研修は,つい最近あったのですが,見事に時間通りに始まりました。幼稚園児並でもやろうと思えばできるのですね。ただ,言われてやったところで,幼稚園児に勝ったことにはなりませんが。

3 裁判官や検察官は,本当に,弁護士のこういうところを軽蔑し,馬鹿にしていることは確かです。
 横浜修習のときには,色々イデオロギーの対立する場面で,種々の考えがあることがわかりましたが,誰しも珍しく一致するのは,弁護士タイムはいい加減にしてくれということでした。

 時間にルーズでもお客さんが来るのであれば,まことに羨ましい限りですが,いつまで持ちますかなあ。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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