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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 私が所属している弁護士会は第一東京弁護士会です。

 東京には3つ弁護士会がありまして,所属の弁護士会を選ぶことができるのは,全国で,ここ東京だけです。

 で,他士業のことはあまりよくわかりませんが,弁理士会となら比べることができます。

 弁理士会との大きな違いは,弁理士会が日本弁理士会というのが中央に一つあるのに対し,弁護士会の場合は,中央にあるのは日本弁護士連合会というのであって,所属の弁護士会は,またそれとは別だということです。

 つまり,二重構造になっているわけです。それ故,弁護士会費も,日弁連の会費と弁護士会の会費の2つを納めないといけないってわけです。

 で,一番の問題は,法律上(弁護士法),弁護士として活動をするためには,日弁連に所属し,どっかの弁護士会に必ず所属しないといけないってことです。
 所謂強制加入制度です。

 さらに問題なのが,このとき,上記のとおり会費(日弁連と弁護士会の)を取られるということです。私の場合で,月44,800円です。

 こういう前提があることをまずは頭に入れておいてください。

2 で,その私の所属している一弁の会報の最新号(ichiben bulletin H28/9)に,面白い記事が載っていました。
 「座談会 行政の立場から見た弁護士・弁護士会」です。

 まあ一弁の会報って,東弁や二弁の会報と異なり,唯一一般に販売していない会報です(多分誰も買わない,つーか買う価値のある情報は載ってませんので。)。
 なので,通常はどうでもいい内容しか載っていないのですが,今回の記事は面白かったです。

 何が面白いかというと,行政で結構な地位にあった高級官僚の皆さん,つまり退官後弁護士登録した方を呼んできて(恐らく,司法試験と公務員試験の両方受かって公務員を選んだ方々),話を聞くってやつなのですね。

 その記事にこんな話が載っています。
それからもう1 点は、弁護士会というか日弁連としていろいろな声明なり方向性を政治的な形で出されていますが、果たして、その内容はともかく、ああいうものを出す必要性というか弁護士会の拠って来るところとしてあるのか。私の考えとは違うけれども冗談っぽく言えば、私に何の相談もなく、多分正式な手続を経てどこかで決まっているんでしょうけれども(笑)、ただ、もう少し幅広く議論をしていただいてもいいのかなと。別に手続に問題があるとは言いません。ちゃんと日弁連なりそれぞれの弁護士会の正規な手続を経て決まっていることだろうと思いますが、それはちょっと思います。弁護士会は自治じゃないですか。要するに懲戒も全部自分たちでやっている。ほかの士業は法務大臣とか専門の人たちがやるけれども。そういうものを守るときに政治的に一方に偏ってしまうと、それはどうなの、どっちを重んじるのかと。これはやはり政治的なバランスだと思います。
 これは,元防衛省防衛事務次官の増田好平先生ですね。

 さらに,こんなことも載っています。
私も先ほど増田さんが言われた 2 点目ですね。弁護士になって、弁護士会に加入しないと弁護士活動はできないという強制加入の団体が、何ゆえ、意見の分かれる政治的な問題についていろいろな声明等を出しているんだろうなと。これは本当に弁護士会に入ってみてすごく疑問に思って、今日はこれを言おうと思って来たんです(笑)。まぁ、ある問題について何か言わなければいかんというのは事実なんでしょうが、もし出すのであれば、その議論のプロセスですね。どういう弁護士が参加して、どんな議論をして、最終的に、もちろん組織ですから民主的な手続をとって会長声明なり決議になるんでしょうが、そのプロセスで何人の弁護士が参加してどんな議論があって、というのを明らかにして、それ以外の、違う意見を持っている弁護士は実は入っていなかった、というふうな工夫が要るんじゃないかと思います。そうしないと、弁護士会が決議したと言っても「ああ、一部の人たちが熱心にやって決議したんじゃないの」として、取扱いもさほど尊重されない、お互いに何のためにやっているかがよくわからないことになってしまう可能性があると思います。
 これは元財務省財務事務次官の真砂靖先生ですね。

 行政というかなり中立を重んじる立場で,相当な地位まで出世した方々の意見ですので,結構重いのではないかと思いますよ。クソサヨクの皆さん~聞いてますか~♡。あと日弁連の執行部の皆さん方も。

 ま,人の意見は色々あって,それ自体は別に悪くはありません。クソサヨクだろうとネトウヨだろうと,意見を意見として言う,悪くはありません。
 でもねえ,それは自分達だけでやってもらえんかなあという所です。

 去年の日弁連の意見広告の,いまだに閲覧がちょくちょくあります。結構気になる話なんでしょうね。

 結局ね,どっちかだと思うのですね。強制加入の団体なら,議論のある話のどちらか一方に肩入れしない,肩入れしたけりゃもう任意加入にする,って。

 それこそ人の意見は変えられないわけなのでしょうから,そろそろ後者,つまり弁護士会も日弁連も任意加入にする,って時期じゃないですかね。

 それに弁護士なんて所詮一匹狼なんですから,群れるなんて格好悪いことしねえで,一騎当千ってことで固まらなくてもいいと思うのですね。

 今年の司法試験の合格発表が一昨日だったようで,新しいメンバーも入ってくるわけです。そういう人の力も借りて,任意加入制は是非実現したい所ですニャ~。

 とは言え,今回の記事,一弁の会報だからこそだと思うのです。
 多分,二弁とか東弁の会報だと,こんな意見自体載せてもらえないと思いますよ(両方ともクソサヨクの勢力が強い弁護士会ですのでね。私がどうして一弁を選んだかよくわかるでしょ。まだましってやつです。)。
 次号もこんな記事をよろしくお願いしますよ~♡

3 追伸
 その後のポケモンGOですが,最初のころの熱心さはないものの,未だ続けております。

 ほんで,本日めでたくレベル20を達成し,その上,こつこつと貯めていたコイキングのあめが400個貯まりまして・・・見事ギャラドスに進化しました。いやあ長い苦心の末ですよ~。

 これでジムバトルはなかなか負けないんじゃないですかねえ。ムフフ。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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