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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 ジュリストの説明はいいでしょう。
 前回買ったのは,去年の夏で,一応ここでも書きました。

 ということで,今回も知財の特集,更に言えば,特許の特集だったから買ったのですね。
 なお,今号から,表紙や中身がリニューアルしたらしいです。確かに,洗練されている感はありますね。

2 内容は相変わらず踏み込みませんが,基本,改正特許法の話です。ですので,前回の特集のナンダカナー加減に比べると,大分マシです。

 ということなので,改正特許法の論点を知りたい人にはいいのではないでしょうか。ただ,そういう特集は,L&Tの53号でも出ていますので,二番煎じ感は否めません。もっとも,ジュリストの値段は1,000円と安いので,それはよいところです。

 しかし,この座談会っていうのは,しょっちゅう見るところを鑑みると,楽な企画なのでしょうね。
 そうすると,やっぱりもうちょっと考えた方がよいと思いますよ。例えば,今回のメンバーを見ると,大学の先生,裁判官,弁護士,なのです。何か足りないのではないですかね~♫要するに,特許法がどう変わろうと,自分の財布が痛まない人ばかりなのです。

 私は金権弁護士なので,何よりも金重視です。そうすると,特許法の改正で実際に影響を受け,金勘定も大きく変わるだろうユーザー視点がないのが気になります。
 こんなもん,知財協に頼めばすぐに最適な人材(企業知財部の部長クラス)をアサインしてくれるだろうに,って所です。まあ,今回の特集だと,片山先生がその役回りなのかもしれませんが,代理人と当事者は違いますからね~。次回は是非。

 あと,気になったのは,塚原先生の論文ですね。審決予告という,非常に実務チックなところを担当されているのですが,基本いまだ施行されていませんので,どこまで行っても耳年増の中学生の終業式で論ぜざるを得ないわけです。
 にも関わらず,こうすべきああすべきというのは,若干違和感があります。最近まで裁判官をされていたというのはわかりますが,今や単なる市井の人なのですから,まずは実際の実務を担当する特許庁に任せてはいかがでしょうかね。

3 ということで,買って損はないとは思いますが,既に,発明協会より,「産業財産権法の解説(平成23年)」が発売されたという報がありましたので,まずこっちの方が優先度高いのかもしれません。しかもアマゾンによると700円で,ジュリストよりも安いですからね~(やはりお金の話になるとイキイキしますね。)。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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