知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 さて,新年も本格的に始動した今週,特段ワタシ的に書くニュースも無かったのですが,今日,ちょっと注目すべきニュースが2つ入ったので,それですね。
まずは,任天堂とコロプラの特許権侵害訴訟です。
ゲーム会社の特許権侵害訴訟というと,年末にあったコーエーとカプコンの訴訟が話題になりました。
このとき,ちょっと調べたのですが,カプコンの特許の出願数です。年間100件近く出願しておりました。コーエーも最近は凄く出願しているようでしたが,カプコンはかなり昔からコンスタントに多数出願しており,凄いなあって感じです。
他方,今回の件ですが,任天堂は,もうメジャー所ですので,結構多いのですが,ペースとしては,カプコンとコーエーの間くらいです。まあそう考えるとカプコンの凄さがわかります。
で,相手方のコロプラですけど・・・,ハハハ,ここが一番すごかった~♪昨年一年で公開された特許は,241件!
つまり特許出願数のペースからいくと,コロプラ>カプコン>任天堂>コーエーてな具合です。
皆さん,巨大な任天堂が中小のコロプラを訴えた~♪と思っているかもしれませんが,特許の実力は,もしかすると,コロプラの方が上かもしれませんよ。コロプラがその気になれば,今回任天堂が権利行使した特許以上の特許がカウンターで任天堂に襲いかかる,私がプロデュースするなら,当然そうします。
任天堂って言うちゃ悪いけど,マリカーの件を見ても,法務・知財は大したことないですよ。
まあ,私も大手企業に居たからわかるのですが,大手企業だからと言って,それ相応の凄い人材が居るわけでありませんからね。
例えば,昨日の日経紙に,「原発事業「0円買収」の暴走 検証東芝危機」という特集が載っていたのですが,ここにはこんなことが書かれておりました。
「WHで何かが起きている。だが東芝が抜本策を採ろうとした形跡は関係者の証言をたどっても読み取れない。田中の意を受けた財務部や法務部はむしろ隠蔽に動いた。」(注,田中とは田中久雄元社長のこと。)
いやあガハハハ~♪ですな。木っ葉サラリーマンって所詮この程度ですわ。法務部が隠蔽に加担~ですって。ま,そういうことに関しては,法曹資格の有無は関係ないようですニャー。
ま,任天堂の法務・知財に言っておくことは,自分らの首を今からよく洗ってた方がいいんじゃね,ってことですかね。
あ,念のため言っておきますが,私,任天堂のアンチじゃないですからね。岩田さんは数少ない素晴らしい東工大OBだと思ってますから。
とは言え,詳細は該当特許が分からんと何とも言えないなあ。
2 次は,米国の特許登録数です。色んな所で報道されております。
1位は常連のIBMですね。2位はサムソン,3位はキャノン,この辺は去年と同じです。
で,私が着目するのは,増加率です(やはり微分量が重要ですね。)。トップ20の増加率1位は,何とトヨタです。3位もフォードです。奇しくも今ウィンターCESが開かれておりますが(今はAVNと同時開催じゃないらしいので,残念ですね。むっつりスケベの日本企業の皆様。),話題は車~ですよ。
それがこういう所にも現れているわけです。
ま,特許というと,年末ホリエモンが言ったことなどもあり,そりゃあ諸手を挙げて良いことばかりってわけじゃありません(ちなみに私,ホリエモンの言っていることに,何言ってんだこいつ~みたいなことはちっとも思いません。妥当な意見です。)。
ですが,何らかの指標になることは確かで,こういう所にそういうことが現れているのですよ。
ちなみに,昔私が居たソニーだと,年間2000件ぐらいの登録数ですが,これ,多分今の日本での出願数とそんな変わらないと思います。つまりは,アメリカに出願するような特許しか日本でも出願しないってことじゃないですかね。
まあ古き良き時代よ,さらば,ですね。
さらにちなみに,こうすれば抜本的に日本も回復出来るというアイデアはあるのですが,披露するのはやめておきます。
いやあ前々からおかしいおかしいと思ってたけど,やはり画期的におかしいやつだと思われるだけですので。
まずは,任天堂とコロプラの特許権侵害訴訟です。
ゲーム会社の特許権侵害訴訟というと,年末にあったコーエーとカプコンの訴訟が話題になりました。
このとき,ちょっと調べたのですが,カプコンの特許の出願数です。年間100件近く出願しておりました。コーエーも最近は凄く出願しているようでしたが,カプコンはかなり昔からコンスタントに多数出願しており,凄いなあって感じです。
他方,今回の件ですが,任天堂は,もうメジャー所ですので,結構多いのですが,ペースとしては,カプコンとコーエーの間くらいです。まあそう考えるとカプコンの凄さがわかります。
で,相手方のコロプラですけど・・・,ハハハ,ここが一番すごかった~♪昨年一年で公開された特許は,241件!
つまり特許出願数のペースからいくと,コロプラ>カプコン>任天堂>コーエーてな具合です。
皆さん,巨大な任天堂が中小のコロプラを訴えた~♪と思っているかもしれませんが,特許の実力は,もしかすると,コロプラの方が上かもしれませんよ。コロプラがその気になれば,今回任天堂が権利行使した特許以上の特許がカウンターで任天堂に襲いかかる,私がプロデュースするなら,当然そうします。
任天堂って言うちゃ悪いけど,マリカーの件を見ても,法務・知財は大したことないですよ。
まあ,私も大手企業に居たからわかるのですが,大手企業だからと言って,それ相応の凄い人材が居るわけでありませんからね。
例えば,昨日の日経紙に,「原発事業「0円買収」の暴走 検証東芝危機」という特集が載っていたのですが,ここにはこんなことが書かれておりました。
「WHで何かが起きている。だが東芝が抜本策を採ろうとした形跡は関係者の証言をたどっても読み取れない。田中の意を受けた財務部や法務部はむしろ隠蔽に動いた。」(注,田中とは田中久雄元社長のこと。)
いやあガハハハ~♪ですな。木っ葉サラリーマンって所詮この程度ですわ。法務部が隠蔽に加担~ですって。ま,そういうことに関しては,法曹資格の有無は関係ないようですニャー。
ま,任天堂の法務・知財に言っておくことは,自分らの首を今からよく洗ってた方がいいんじゃね,ってことですかね。
あ,念のため言っておきますが,私,任天堂のアンチじゃないですからね。岩田さんは数少ない素晴らしい東工大OBだと思ってますから。
とは言え,詳細は該当特許が分からんと何とも言えないなあ。
2 次は,米国の特許登録数です。色んな所で報道されております。
1位は常連のIBMですね。2位はサムソン,3位はキャノン,この辺は去年と同じです。
で,私が着目するのは,増加率です(やはり微分量が重要ですね。)。トップ20の増加率1位は,何とトヨタです。3位もフォードです。奇しくも今ウィンターCESが開かれておりますが(今はAVNと同時開催じゃないらしいので,残念ですね。むっつりスケベの日本企業の皆様。),話題は車~ですよ。
それがこういう所にも現れているわけです。
ま,特許というと,年末ホリエモンが言ったことなどもあり,そりゃあ諸手を挙げて良いことばかりってわけじゃありません(ちなみに私,ホリエモンの言っていることに,何言ってんだこいつ~みたいなことはちっとも思いません。妥当な意見です。)。
ですが,何らかの指標になることは確かで,こういう所にそういうことが現れているのですよ。
ちなみに,昔私が居たソニーだと,年間2000件ぐらいの登録数ですが,これ,多分今の日本での出願数とそんな変わらないと思います。つまりは,アメリカに出願するような特許しか日本でも出願しないってことじゃないですかね。
まあ古き良き時代よ,さらば,ですね。
さらにちなみに,こうすれば抜本的に日本も回復出来るというアイデアはあるのですが,披露するのはやめておきます。
いやあ前々からおかしいおかしいと思ってたけど,やはり画期的におかしいやつだと思われるだけですので。
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