忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 今日は暑い東京です。この話は,後ほど。
 さて,今日もまたカテゴリの難しい話ですねえ。しかしながら,総じて企業法務と言ってよい感じじゃないかと思いますので,そうしました。

 まずは,色々話題の本庶先生と小野薬品との諍いの件ですね。

 まあ論点は色々あると思うのですが,私が感じたのは,研究,特に大学研究での特許の意義って所でしょうか。

 これは特許って何?っていうそもそもの議論に通じる話ですね。つまり,特許が無くなったらどうなる?何が困る?というものです。

 やはりそう考えると,これは私がずーっと思っていることですが(自分のにもちゃんと書いてます。),金儲けの道具,なのですね。
 それ以上(もっと高尚な何か,例えば文化的・学術的な意義がどうのこうのなど)でも,それ以下(言葉遊び,弁理士が儲けるだけのもの,ゴロツキ・トロールなど)でもありません。

 なので,大学や研究者が特許を保有すること(特許権者として)って,基本意味のないことだと思っています。
 だって,商売しないじゃん!商売しないやつが特許を持ってても本当はしょうがないのよ~♪

 勿論,例外的な場合はあります。
 例えば,iPS細胞に関するもののように,貧乏人が最先端の治療を受けられなくなる,それはとても我慢できないという価値判断から交通整理の意味で中心点的な人物・組織が特許を予めかき集めておく~というような場合です。

 とは言え,こういう価値判断は,ニーチェ主義者でヴィットゲインシュタインの正当な弟子を自称する私からするとちょっとなあと思う所ではあります。

 ま,兎も角も,何の深い考えなしに,企業との共同研究だからって大学と企業で共有特許なんてバカ丸出しのこと(つーか面倒だから安易にそうしただけなんでしょうがね。)をやるのではなく,もうちっと頭を使う方がいいでしょうね。

 あ,ちなみに,私,大学側も大学に対抗する側も両方携わったことがありますので・・・。ムフフフ。

 だから,個人的には特許の共有とかでお茶を濁すのではなく,契約で,しかも新しいタイプのスキームを載せた契約がいいと思いますね。

 具体的には,特許を持ってても仕方のない大学側は,もう持たない,つまり100%企業側単独とします。
 なので,費用負担も勿論企業側100%(企業側も文句はないはず。)で,共有特許じゃないので,非常に使いやすい特許となります。

 では,大学側はどうするかというと,特許にかかわらず,今回の共同研究からの上がり(まあここも上がりにかかわらず,にしてもよいと思います。)のロイヤリティを貰うということにしておけばいいのです。

 こうすると,大学は,特許の管理は不要→TLOにその分のリソースを割かなくても済む,ってなりますし,特許の実施にかかわらず継続的にお金が入りますから,非常に良いわけです。
 企業側も,共有特許なんていう面倒なものじゃなくなる上,契約という予見可能性の高いものでコスト(大学側に払う金)を計算できるので,これも非常に良いと思うのですね。

 特許だからって,特許管理が必須~なんて思うのは愚の骨頂です。こういう風にシンプルにやった方いいと思いますがね。

 あ,そうそう,本庶先生のことを中村修二さんと比べる人も居るようですが,それは中村修二さんに失礼というものです。
 中村修二さんの場合は,発明から大した金も貰わず貰えず,石もて追われるようにして日亜を辞めてアメリカに行ったのです。ほんで,細々と研究をしてたら,古巣の日亜から秘密漏洩だと言ってアメリカで訴えられたのです。これがすべてのはじまりです。
 
 中村修二さんから喧嘩を売ったわけじゃないのですよ。
 先に喧嘩を売ったのは日亜!お間違えなく。

 で,それに比べて本庶先生は,発明から結構な金を既にもらっております。にもかかわらず,それが気に入らないからって自分から訴えるなんて話になっています~♪大違いだと思いませんか~ムフフフ(こんな話もありますし。)。

2 不可抗力の話です。
 数日前に書きました。
 その後数日で,世の中は急展開しております。ファーウェイの件です。
 
 なので,いや本当に今回のような件を免責できる不可抗力条項はどういうのだろう?っていうのを真剣に考える必要があります。
 
 まずは,私提示のモデル条項から。
地震,台風,津波その他の天変地異,戦争,暴動,内乱,法令,規則の改正,政府行為その他の不可抗力により甲が本契約もしくは個別契約の全部又は一部を履行できない場合であっても甲はその責任を負わない。
 
 よくあるパターンです。

 こういうのは,やはりGAFAが厳しいと思いますので,そこら辺を見てみましょうかね。
 アマゾンからです。

13.3 不可抗力
 アマゾンおよびアマゾンの関連会社は、本契約に基づく義務の履行遅延または履行不能につき、かかる遅延または不履行がアマゾンの合理的な支配の及ばない原因によるものである場合には、責任を負わない。かかる原因には、天災、労働紛争その他の産業騒乱、停電、公共サービスその他の電気通信の故障、地震、嵐その他の自然現象、封鎖、通商停止、暴動、政府の行為もしくは命令、テロ行為、および戦争が含まれる。


 例示も良いですが,不可抗力を「合理的な支配の及ばない原因」としているのがいいですね。ファーウェイのスマホの排除も決定したようですが,今回の件も上記の条項で何とかなるかもしれません(ただ,どこの国のものなのか~そこはさすがに明示はありません。)。

 さて,不可抗力自体,法律用語でもあります(当然)。
 民法だと,永小作権,質権,金銭債務の特則,賃貸借等に規定があります。
 また,商売人だと商法でしょ,ということで,商法だと,物品運送,寄託,航海傭船で規定があります。

 とは言え,不可抗力の定義自体はありません。実際の条文でも,物中心の条文は,物の滅失・毀損を念頭に置いているような規定ですし,サービス中心の条文はそれに限られないように見える・・・という所でしょうか。
 兎も角も一義的にどうのこうのというのは言えないような感じです。

 こういう実際的な話ってアカデミックな所でそんなに議論が進んでいないと思いますので,雑誌・・・例えば私がバックナンバーを見れるビジネスロージャーナル,ここではどうなのか?ってことで,そんな特集のあるやつを検索しました。

 不可抗力,で結構当たりますが,大きな特集だと,「ビジネスロー・ジャーナル 2014年3月号(No. 72) 【BLJ Discussion】実務において一般条項はどのように役立っているか 前編 ~不可抗力/準拠法/仲裁 ほか~」でしょうかね。

 ですが,この当時,いまだ東日本大震災から数年ということで,この特集の関心は天変地異~♪ですね。政府行為,通商停止・・・には第三国からのものも含まれるのか?ってことにはさすがに議論はありません。

 まあ,ということで,ズラズラ見ましたが,不可抗力については,どういうことかという定義的なものと,例示をふんだんに,その場合に想像力を豊かに~という感じでしょうかね,今の時点では。

3 最後は令和最高です。
 東京の最高気温は,30.9度でついに真夏日突入です。今日の散歩は暑かったですもん。
 つーことで,令和最高の気温が出たわけです。

 暑いっていいね~本当そう思います。

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ清正公さま(覚林寺)に来ております。
 
 ご覧のとおりの良い天気です。

 さらに帰りには,こういう所に寄りました。
 
 旧正田邸ですね。
 すでに上皇后さまになられた美智子妃~のご実家があった所です。

 ここは東五反田~つまりうちの事務所の住所の共通の場所です。
 
 五反田というと,某まっちゃんのおかげで,マニアックな風俗のメッカみたいなイメージがありますが,実はビジネスと高級住宅街の街でもあります。

 旧正田邸は,いわゆる池田山という所ですね。
 私の事務所の裏山は,島津山と言われている所で,現在は清泉女子大のキャンパスとなっている旧島津邸があります。
 さらに,品川寄りには,昔のソニーの本社地帯があり,そこは御殿山と呼ばれています。
 ここを越えると八ツ山橋に出て,品川までほんの少しという所です。

 池田山,島津山,御殿山と,どれも高級住宅街で,非常にゆったりとした敷地で大きなお屋敷が建っています~。私なんぞとは縁もゆかりもありません~♪
PR
1 本日は,月曜日~。ちょっと肌寒い東京ですが,この後気温も上昇するのでしょうかね。肌寒いのは,半袖のせいだという感もありますが~。

 さて,その月曜と言えば,日経の法務面にツッコミを入れる日というわけです。今日の日経の法務面は,大々的に知財,それも特許の話だったので,こりゃあツッコミ甲斐もあろうってもんです。
 さらに,経済教室にもツッコミ甲斐のある話がありましたので,ここにも行きましょう。

 総じて,底浅~レベル低~だけど騙されるやつも多かろう~♪って所でしょうかね。

2 まずは,法務面の方からです。
(1) 「「攻めの知財」シフト進む 専守脱却、新事業に活用」
 見出しはこんな感じです。

 で,何の話かというと,IPランドスケープです。
 まあ近時,聞いたことのある人は多いのではないかと思います。

 何ちゅうか,ツイッターで今,「なう」って言葉使いますかね。今や死語?要するに,バズワード,しかも典型的なやつがこのIPランドスケープという言葉です。

 なので,今日の法務面の中身を読むと,知財のリテラシーのある方はこう思うでしょう。これって特許マップ(パテントマップ)のこと?
 そうです。結局あんまり企業に浸透しなかった~あのパテントマップが帰ってきたのです。上っ面だけリニューアルして。

 まあ仕方がないのです。IPランドスケープなんちゅうことを言うのは特定の弁護士と弁理士に限られています。両者とも,従来の出願や訴訟が右肩下がりなもんで,食っていくのが厳しくなる→コンサルタント化,というよくあるパターンです。
 特許の世界では,定期的にこういうバズワードが流れ,やった感を出すために,バズワードと分かっていて企業担当者が集り,そして流行らなくなり,次のバズワードに向かうというパターンが続いています(まあどこの業界もそんなもんでしょうけどね。)。

 例えばビジネスモデル特許,例えば特許ポートフォリオ,がその例です。だけど,これらは一定の流行りは作りましたから,まだマシです。
 CIPOって知っていますかね?Chief Intellectual Property Officer(知的財産最高責任者)の略らしいです。これも,ちょっと前に流行らそうとした挙げ句,ちっとも流行らなくて,大笑い~となった事例です。

 IPランドスケープも,ビジネスモデル特許じゃなくて,CIPOの道を辿りそうですなあ。

(2)まあ要するに,逆なのです。知財のシステムをいかに良くしようとも,それでは何も生まれないのです。

 地方なんか典型じゃないですか。
 地方で栄える業種は今や2つしかありません。分かりますかね?
 一つは公務員,もう一つは病院です。

 まあ別に栄えて悪いってわけじゃありませんが,両方とも付加価値を生むわけではありません。要するにイノベーションには資さないってわけです。

 田舎に帰ると,トシちゃん,ふるさと納税頼むで~と同級生の市役所勤めのやつからよく言われます。しゃあしいやっちゃちゅう感じです。

 で,うちの田舎で,呉崎という海に面した地域があり,そこは白ネギの産地としてかなり有名になりました。呉崎の白ネギというと,食通,こだわりの料理人など,都内でも結構知られるようになってきています。

 ですので,呉崎に行くと,ネギ御殿が結構建っているわけです。仮に市役所の同級生が何かするなら,ふるさと納税のおねだりじゃなく,こういう白ネギみたいなものをもっと増やすということじゃないですかね。

 ほんで,そうすると,他の地域のネギと区別し,ブランド化しないといけない,またネギの栽培法も真似されたくない・・・,こうなって初めて「知財」を考える必要があるってことになります。
 そう!求めよさらば与えられん,なのです。どんなに素晴らしい知財のシステムを作ったって,考えたって,求めがないなら全くの無意味!
 今の日本は須らく発想が逆なのに,やった感を出したいから,そこに気づかぬフリをする~重症ですね。

3 次は経済教室です。

 まあどういう話かというと,「転勤に利点、柔軟性高めよ」というタイトルのものです。
 中身には,「  まず、職務遂行能力は転勤経験者の場合、非経験者に比べその属性を考慮しても有意に高い。時間当たり賃金も約11%高く、様々な属性を加味しても、約7~9%高くなっている。 
 転勤回数の影響をみると、海外転勤回数のみ賃金に影響を与える。さらに課長以上に昇進する確率は、転勤経験者の方が同様な手法を用いても有意に高くなっており、転勤経験者のパフォーマンスは相対的に高いことがわかる。」ということも書いております。

 だけど,そもそもここでいう職務遂行能力とかパフォーマンスとか,一体どういう基準で測ったのか,全く分かりません。恐らく,給料(賃金)の高さだけだと思いますね。

 だとすると,私のような企業勤め,特に転勤もあるような大企業勤めの経験者からすると,はあ?何言ってんの?という感想しか持たないのではないですかね。

 この先生,「  ここで、企業はもともと能力・スキルの高い人を選んで転勤させているのであって、転勤経験だけで能力・スキルが向上し、賃金や昇進可能性が高まったわけではないという指摘もありうるだろう。 
 ただ分析を見ると、賃金や昇進に対しては、学生時のクラブ活動経験や勤勉性といった就業前要因の影響を差し引いても、プラスの転勤経験効果が維持されているという結果が出ている。ここからも、転勤は就業前の要因だけでは捉えられない理由によって、賃金や昇進などに一定の影響を与えていると言えそうだ。」とも書いています。
 でも,このエクスキューズを読んでも,やはりはあ!何言ってんの!となると思います。

 まあ私が指摘するまでもないと思いますけど,一応,ツッコんでおきます。
 これねえ,一番肝腎なポイントが抜けているのですよ。

 ちょっと前に,村八分とマラソンの大迫に関し,こういうことを書きました。
 ポイントは,「ういやつとそうじゃないやつでの差別」,これが日本の集団,組織の特徴であり,これがイノベーションを阻む最大の要因でもある,ってことです。

 今回のこの経済教室には,この視点が欠けているのです。だから,はあ?となるわけです。
 つまり,会社の言うことを聞く,どんな場所でもどんな職場でもイエッサー,ジークハイル!と転勤に応じるういやつ,他方,ええ,何でワシがそんな関係のない所に行かないといけねえの,しかもこの前やっと家買ったばかりなのにと転勤を渋るういやつじゃないやつ,さあどっちを評価しますか?また評価するだろうと思いますか?アキラ的差配を旨とする日本的権限者の皆さん,そしてそんなアキラ的差配を目にしたことのある,企業勤め経験者の皆さん。

 答えは簡単ですよね。前者です。

 私のサラリーマン時代(ソニー)の同僚等に,私のサラリーマン時代の評価,特にネガティブな評価を聞くと面白いと思います。
 勤勉じゃない,不真面目,セクハラばっかしてた,恐らくそういう評価だろうと予想されます。だけど,同じネガティブ評価でも,仕事が出来なかったとか,能力が低かったとか,恐らく一つもないでしょう。

 ソニーでは,自分の会社からの評価を確認する方法(勿論,客観的な方法)が年に2回あります。
 ま,大手企業だとどこもそうだった(今もそうかも)ので,わかるひとにはわかるでしょう。
 そう,賞与,ボーナスです。

 給料ってそんなに変わらないのですね,同期間で。ま,大手企業も官公庁もそうでしょうけど。
 だけど,ボーナスって結構変わります。

 で,基本給の何倍・・・がボーナスですから,その何倍の値が,会社の評価値で結構変わるのです。
 例えば,通常3月が,1個評価が上がると,3.5月になるとか,1個評価が下がると2.5月になるとかです(まあこんな大目盛りじゃないですけど。)。

 ソニーは,5段階か7段階だったと思います。なので,3つ目か4つ目が標準でした(評価値は,ボーナス日である6/10と12/10に,会社の外で,共産党系?の労組がビラを配っていてそれを見ることで分かりました。)。

 で,私はどこだったかというと,5段階の4番めか,7段階の6番目でした(ソニーをやめる直前)。
 とにかく,ブービー賞,一番下から2番めだったというのはよく覚えています。

 ドベってなかなかないですね。休職者用の評価だと聞いたことがあります。
 なので,私の評価は休職者よりちょっとマシ!な程度,ってことです。

 ソニーをやめて弁護土になったなんて言うと,ときどき,いやあもったいなかったんじゃない,そのまま居た方が良かったんじゃないの~と聞かれます。 
 だけど,私,上記のとおりです。もったいないと思えるほどのお金はもらっておりませんでしたので,かなりアッサリ決心がつきました。また,やめてこの方,もったいなかったなあって思ったことは皆無です。

 会社で出世できる(給料がよくなる)類型の人って決まっています。そういう視点がない今回の経済教室,本当底が浅いです。いっぺんでも会社勤めしていれば決して欠かさない視点だと思います。

 また,傷口に塩を塗る話で恐縮ですが,さらに今回の経済教室,欠点があります。
 上記のとおり,転勤なんてあるのは,大企業の正社員だけ!なのです。中小零細企業には支社も工場もありませんので,転勤なんていう可能性ははなっからありません。

 今どき,もはや大企業で一括採用,終身雇用制じゃないだろうと言われているなか,それでも大企業の正社員の転勤傾向を分析することには,こんなに意味があるのだ!という前提がないと,そもそも全部,はあ?今更何?という所になるのではないかと思います。
 その辺もこの経済教室の記事,全く不十分でした(それっぽい導入部はあるのですけど,だから何故?転勤?という観点はありません。)。

4 まとめますと,今回の法務面も,経済教室も,日本がいかに重症かということをまざまざと見せつけてくれたという面では良かったと思います。

 まあ個人的には,ガラガラポンの破壊と創造という猪木イズムしか,日本の明日はないと思うのですけどね。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ東海寺横の目黒川沿いに来ております。
 
 右の塀が東海寺ですね。
 で,通路のずっと奥,画面中央が,ソニーの大崎テックです(小さすぎかな。)。

 上記の話題に上りましたので,写真にも入れました,ムフフフ。

 散歩し始めはちょっと寒かったのですが,事務所に戻るころには暑くなってきましたよ。
 いい日和ですね。
1 やはりネタが無く,更新もなかなかできない現状です。某○2○○も似たような惨状なのでしょうかね。

 ですが,企業法務系での話題といえば,伊藤忠商事とデサントの間で生じたこの話,折角なので,いっちょかみしていきましょう。

 まずTOBですが,これはtake over bidの略ですね。ですが,これのどこをどう翻訳しても株式公開買付けなんて出てきません。
 take overは買収するとか乗っ取るとかいう意味です。
 他方,bidは値をつけるとか入札するとかいう意味です。

 ですので,take over bidをそのまま訳すと,買収のために値を付ける,となります。
 お!うん~うーん,これって株式公開買付けよりもずっと本質を突いてるような気がしますね。
 日本語で言えば,敵対的買収,ずっとこっちの方が合っています。

 ま,あれですよね。take over bidの訳で何がいいか考えた挙句の果て,また現状維持派のオッサンが,当たり障りのない訳を付けたのでしょうね~アホらし。

2 さて,デサントの株主構成ですが,2018年3月末時点で以下のとおりです。
 伊藤忠商事 25.53%
 UBSAGHONGKONG 4.6%
 日本生命 4.3%
 日本マスタートラスト信託銀行 3.37%
 三井住友銀行 2.8%
  ・
  ・
 公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団 2.19%
 石本和之 2.12% 
  ・

 このように,創業家関係を併せても4%少し,あとは機関投資家がちょいちょいと,ってことは伊藤忠が圧倒的な大株主なわけです。
 で,その大株主が,今の経営陣じゃダメということを判断したわけですね。なので,TOBで40%まで持っていこうというわけです。

3 私が就職のころはバブルのころでしたので,気の利いた人たち(今で言う意識高い系ですかね。)は,文系の企業に就職してました。
 私の研究室(勿論,東工大の理学部の研究室ですよ。)からは,銀行,シンクタンク,証券等,文系の企業の方が多かったですね(私は気が利いていませんので,教授の推薦状だけで入れるメーカーです。)。

 そういうような状況で,当時の伊藤忠商事は,東工大生と院生に結構人気があって,今も東工大OBが多く居るのではないかと思います。
 三菱商事や三井物産などの当時のトップはさすがに東工大から行く人は少なかったと思いますね,そこは敷居が高ったのでしょう。
 法曹の方に分かるようなイメージだと,4大事務所とTMI,そんな感じじゃなかったかなと思います。

 他方,デサントと言えば,私の中ではadidasです。
 私は中高大とずっと陸上部だったので,ジャージやらシューズには多少の拘りがあります。やはり,ジャージはアシックスのpawでシューズもアシックス~これが80年代のイケてる陸上部員という所でしょうか。

 でも,全部アシックスというのもねえ~ということで,遊び心で他のブランドもということもありました。
 で,今だとナイキかなあと思うのですが,その当時,ナイキはそこまでメジャーではなく,海外ブランドだとadidasかpumaって所だったと思います。
 ほんで,adidasそのままではなく,club adidas,覚えていますかね~。スポーツスポーツしておらず,デザインもオシャレだったので,私はそれに結構凝ってました。

 やっと本質ですけど,そのときのタグ等を見たら,デサントが製造者になっていたのですね。

 ですが,いつのころからか,adidasは,日本のadidasを設立したらしく,デサントのadidasは無くなりました(そのときの売上減少も伊藤忠が助けたようです。)。

 ナイキのを挙げるまでもなく,商社,特に総合商社とスポーツブランドは切っても切れない関係です。
 ですので,伊藤忠がデサントを手放すなんてあり得ません。

 個人的には今回のTOBは成功するのではないかと思います。そして,プロキシファイトでも伊藤忠が勝ち,現経営陣は放逐されると予想します。

 私には大会社のお客さんはいませんし,何かあったらと思い,念の為上場企業の株式も一切持っておりません。
 そういう立場からしても,今回のTOBは面白いし,成功して欲しいなあと思っております。会社は株主のもので,経営陣のものじゃありませんので。
1 いやあ寒いです,東京。
 今朝はしかも雨が降りまして,寒さの対策+雨の対策で,面倒くさいことこの上なしでした。
 で,雨は10時くらいにはやんで,今はカラッとした冬晴れです。

 さて,結構長く続けていると同じような話題が出てきます。今日もその一つです。 
 ま,今日の日経の法務面を見た人は何の話か分かるでしょう。弁護士ランキングです。

 コレ自体意味あんの?という話もありますが,まあねえ,人様の企画ですから~別に~という所でしょう。とは言え,コレ自体だけで一記事だと悔しい感じがしますので,小ネタ系にしてしまいました~ムフフフ。

2 早速行きましょう。ちなみに昨年はこの辺です。

 ということで,ここ最近知財部門はありませんでしたが,今年もありません。
 その代わり,今年は一般の企業法務に加え,危機管理と国際経済法・通商分野になっております。

 要するに,今年は,そういう所が企業法務系の中で話題だったということなんでしょうね。
 ま,あれですよ,企業不祥事関連とグローバル関係(米中冷戦とか)ですね。

 ほんで,今年は知り合いは全く0ですね。本当,大手のパートナーの先生ばっかです。

 あと,企業が選ぶ企業法務分野1位は7年連続で同じ先生です。
 ほんで,昔の記事を見るとよく分かるのですが,この先生と対抗していた会社法の権威?の先生の名前は全く出てきません(日経の電子版ならトップスリーだけはない下位も見れますので。)。
 そうそうよく見ると,いわゆる昔の四大渉外事務所の事務所名は見れますが,最近の五大渉外事務所の範疇に入った事務所の先生は皆無ですね。
 この辺見ると,法務があるような大きな会社がどういう事務所と付き合いをしているかがよく分かります。

 あと,調査方法は以下のとおりということでした。
調査は10~11月に主要523社の法務担当者と、大手法律事務所を中心とする弁護士150人を対象に実施した。「企業法務」「危機管理」「国際経済法・通商」の3分野で弁護士を2人ずつ選んでもらった。企業212社(回答率41%)、弁護士121人(同81%)の回答があり、日経リサーチの協力で集計。企業票のランキングと、企業票と弁護士票を合計した総合ランキングの2つをまとめた。

 知財がこういうときに選ばれるのは,もう無いかもしれませんね。

3 次は,弁理士には色々逆風の時代~。

 一つは,今年度の上期の出願の速報です。去年よりも漸減ですね。
 今,世界の主だった国で特許出願が減っているのは実は日本くらいなものなのですね。日本でも商標の出願数は増えていますので,知財が減っているのではなく,特許出願だけが減っているわけです。

 弁理士の主な仕事は特許出願ですから,これが低値安定だとねえ・・・。

 もう一つは,実に面白いビジネスモデルです。パテンションという会社です。最低限の調査経費8万円だけ払い,出来た特許が気に入らなければ,それ以外の費用0というものです(みなしごの特許は必要な事業者に売り飛ばすということです。)。
 なかなか面白いと思います。

 だけど気になったのは,上記のとおり,依頼者が気に入らずに,出来た特許が宙ぶらりんになったときのリスクは,パテンションが負うのかそれとも依頼を受けた特許事務所が負うのか,ということです。
 
 記事を見ても,やはり特許の売買が活発じゃないので,そこがネックのようです。
 ですので,みなしごの特許が売れるまで,つまりお金が入るまでは,パテンションが特許事務所にお金を払ってパテンションがリスクを負うのか,それともそういうリスクでもやるという事務所を募集して,リスクを特許事務所におっ被せるのか,金権弁護士の私としては実に興味がある,ということです。

 期待しましょ。
1 昨日,夕刻,知り合いの弁理士から,ゴーンさんが逮捕されるってよ~みたいなメールが届きました。
 またまたまた~♪と思ったら,本当!いやあびっくりしました。

2 こういうネタは,企業法務系でも話題なんでしょうね。私はそういう系の所には入っておりませんから,よくわかりませんが。

 でも,これって,原因は単純な話ですよね。要するに,嫉妬です。

 だって,100億円単位の給料払っているんだから,数十億円ちょろまかしたとか,私的流用があったとか,そんなの結構な範囲で,悪かった~その分払うから許してちょ~分かりゃあいいのよ~ってなりませんかね。

 そりゃ,信金とかで,給料数百万円のやつが,数億円横領した!ってなりゃ,当然補填できませんから,大事になりますよね。刑事事件化です!
 でも,ゴーンさん,上記のとおりですから,補填してもらって,会社が納得すりゃあいいんじゃないですかねえ。だって,恐らく,いろんな会社でそういうようなことってあると思うのです。

 ね。日本て世間体をひどく気にします。格好いい言葉で言えばレピュテーションリスクってやつですよ。だとすると,みっともない事を見せたくないってのもあります。案の定,日産の株価は今日はダダ滑りですよね。

 にもかかわらず,今回のザマ,どう考えたっておかしいでしょ。

3 なので,普通に考えると,ゴーンさんのことを快く思わない派が居て,これ幸いに行動を起こしたという内紛劇がその実情だと思いますよ。

 振り返れば,日産はいろんな問題がありました。このブログでも多少書きました。
 私,そのときずっと思っていたのですが,何故ゴーンさんは表に出てこないのだろうな,ということです。

 あのとき,ずっとお詫びをし続けていたのは今回の内紛劇でも表に出ている西川社長です。
 だとすると,簡単ですよね。あのクソ野郎,俺にばっか謝らせやがって,再生請負人だか何だか知らねえが,バカ高い給料分の仕事してねえじゃねえか,ああ!と思うのは,実に自然です。実に人間らしいです。

 なので,ゴーンさんも油断したのでしょうね。俺はこの日産に受け入れられている,俺は何でも出来るのだ!と。
 でもそうじゃなかった。ゴーンさんのことを忌々しく,恨めしげに,嫉妬の籠もった眼で注視していた一定の集団に対し,あまりに無防備だったのでしょうね。

 いやいや,男の嫉妬とかって本当厄介ですよ。
 私のこの件も,そしてこの件も,嫉妬とか,その辺に基本起因するもんじゃないかと思っています。
 何だよ,あいつ,大したことないのに,本なんか出しやがって,とか,何だよあいつ,弁護士だからって偉そうに,とか,そんなことが起因して,癪に障ったのでしょうね。
 いやあ,私も人間が出来てませんから,ときには他人の癪に障るような言動があるのでしょう,自分でも知らんうちに。

 だけどねえ~,それで意趣返しっつうのも大人気ないと思いませんか~。ま,本件もそうですけど。

 ということで,下町なんとかもびっくりの企業人間模様が繰り広げられたってわけです。ま,下町何とかも所詮底浅ですから,現実に叶うわけないと思いますけどね~。
 おっと,こんなこと書いたらそれこそ嫉妬だろ!と突っ込まれそうですね。ムヒヒヒ。
1 首記は,本日午前中からお昼にかけて行ってきた,弁護士会での研修です。
 ということで,その話ですね。

 とは言え,何ちゅうか,最近以前にも増して,まともな内容,要するに役に立つ話を書く気が非常に失せております。ま,私はひねくれ者ですし,ネトウヨDQN弁護士~♪ちゅうことでいいかなあとも思うのですね。

 ですが,多少まともな内容も偶にはいいでしょ,ということでしょうか。

2 私は,独立して一人でやっている弁護士,所謂街弁的な仕事ってほとんどやっていません。
 じゃあ何をやっているかというと,そりゃ知財,特許でしょ,ということになる・・・ってわけでもありません。
 やっていないわけではありませんよ,当然。でも,年に200件くらいしかない特許の訴訟事件,私の所にそんなに沢山くるわけがありません。

 それ系の言葉で言うと,日本の特許弁護士は,litigationだけではとても食って行けず,だからと言ってprosecutionも出願数が減っているので,こちらもダメという具合です。

 ということで,企業法務の仕事がメインになるわけですね。じゃあその中でも何をやっている時間が多いかというと,やはり契約書関係でしょうねえ。

 日本語だけじゃなく,この前ここで書いたように英語の契約書のチェックも多いですね,最近は。

 で,その時に,意外と気を配るというか,バーゲニングパワーの1つとしているというか,が独禁法関係ですね。

 独禁法って何も大企業ばかりが気にするものではないのですね。勿論,いざ独禁法違反となると,大企業が多いのでしょうけど。つまりは,私のお客さんの相手方が大企業であることが多く,当然力関係では劣りますので,そのときに,独禁法をうまく使うってわけです。

 その意味で下請法もよく使いますね。勿論契約書チェックや作成のときで,という意味ですよ。やはり,大企業といえども,むしろ大企業だからこそ,自分の都合だけの契約書雛形を寄越すわけです。
 そうすると,意外と下請法を無視していたり,これって優越的地位の濫用ぽくね,ということがあったりします。

 で,ここからがコスい所なのですけど,明らかにそういう法律違反のことがあれば変えてもらいますけど,それっぽい所はいや別にいいのですけど・・・みたいな形でもっと変えて欲しい所とのバーターにするわけです。

 独禁法って「公共の利益に反して」だとか「不当に」だとか,規範的構成要件みたいのが多いのですね。なので,そのまんま本当に独禁法違反ってかなり少ないと思うのです。
 だけど,今やコンプライアンスノイローゼ,コーポレートガバナンス◯◯◯◯の大手企業には,結構効き目はありますよ。
 なので,実に使えるのが独禁法関係というわけです。

3 ということで,今日の話も公取委の経済調査室の山本大輔室長が講師だったわけです。
 
 この報告書自体は,この公取委のサイトに載っています。

 ま,労働問題に独禁法そして公取委は手を出さずにきたのだけど,今後フリーランサーが急増することが見込まれ(要するに働き方改革の一環),そうすると,労働法で保護されないような人たちが多くなるな~ということで,この問題に手をつけたということでした。

 私なんかSMAPの謝罪事件や能年玲奈さんの件があったんで重い腰を上げたのかなあと思っていたのですけど,全然明後日♡だったようです。

 で,上記のとおり,独禁法の条文って本当分かりにくいのですね。なので,報告書とか指針とか公取委は沢山出しているのですけど,その報告書自体も分かりにくい所があるのは否めません。
 私も,公取委のサイトでこの報告書は一通り読んだのですけど,いつものような公取委節~♪「問題となる」「問題となりうる」「おそれがある」・・・・右の耳から入って左の耳から抜けるという喩えがありますけど,その目のバージョンですわ。

 なので,当局による解説を聞けたのは非常に良かったです。あ,そんなことなんだ~って分かる部分が沢山ありましたからね。

 ただし,苦言を一つ。山本室長の喋りが下手!
 早口なのに,滑舌が悪く,しかも一弁の講堂のPAもあまり性能が良くなかったせいか,もう何を言っているか分からない所が沢山ありました~。

 途中で,堪りかねた弁護士から,もうちょっとゆっくりと喋ってくれと言われたけども,さすが官僚,時間が無いからとガン無視~。まあその弁護士の先生が気を使って,ゆっくりとと言ったのが良くなかったのかもしれません。
 正直に,早口でもいいけど,はっきり喋れ,じゃねえと聞き取れねえぞ,ボケ!カス!このくらい言わないと分かってもらえなかったのではないでしょうか。

 私もときどき講師をするもので,マイクと口の位置とか音の出具合とか結構気にします。神は細部に宿る~のです。

 ま,内容はこんな所でしょうか。

 あ,そうだそうだ,室長からは,こうやって報告書を作って,説明会もバンバンやっているけど,その趣旨に関する発言もありました。
 要するに,独禁法を作って70年,これまで全然労働問題には容喙しなかった,にもかかわらずいきなりエンフォースメントしたら(検挙等のことね)文句ブーブーだろうから,まずは報告書を作って,公取委の考えを広めて,企業の自主的な取り組みに期待している,ということでした。

 ですので,ある程度の期間が過ぎると,エンフォースメントはするつもりのようです(そりゃそうですけど。)。
 なので,フリーランサーに仕事をやってもらう系の企業は今から気をつけてた方がいいと思いますね。特に有名大企業は要注意でしょうね。
 最初にエンフォースメントされるとめんどしい(方言)ですからね。

4 追伸
 昨日の政治ショー,ショーとしてはかなり面白かったですね。だけど,色んな費用のツケ回しをされそうで,まさに「NO」と言えない日本,の面目躍如~♪です。

 あと,実効性がどうなんだ?!という意見が散見されますけど,私に言わせれば,はあー?って感じです。
 だって,日本の民事裁判なんてほとんど実効性無いじゃないですか~。特に判決,勝ち判決なんてもらったって屁の役にも立たないことなんてしょっちゅうですわ。

 人の振り見て我が振り直せ~日本の国内に限ったことでも,実は大したことないっていうのが実情なのですよ~ムフフフ。
1 首記は本日の日経朝刊の,5面ですね。この5面経済面には結構面白い記事があります。
 要するに,これからの日本の企業法務部はどうすんの?ということについてまとめたというわけです。

 しかし,こういうのを見るにつき,いやあ経産省って肥大してますなあ~と思いますね。
 
 例えば,文科省などは,元々優秀な人が入らない官庁なのかもしれませんが,今般の大学入試改革などを見るについて,文科省自体を民営化した方がマシ?と思わせる始末です。ロースクールを初めとして,専門職大学院という天下り用箱物行政も酷かったですね。

 他に,法務なんだから法務省!(英語でいうとMinistry of Justiceですからねえ。サンシャイン池崎のいうjusticeの方がよっぽどマシじゃ!って感じです。)って感じもありますけど,決まりきったことをやる力しかありませんから,これまたダメですね。

 財務省という,肥大したエゴを抱えきれない人が多そうだなあと思われる官庁もやはりそのとおり,自滅の道です。
 まあただ,あの事務次官の件は,実に同情しますね(新潟県知事にはちっとも同情しませんけど。)。

 あれはマスコミも良くないですわ。若くて美人のオネエチャンを記者にして,特ダネゲットで色々やらせると,そりゃあ肥大したエゴのオッサンは勘違いしますよね。
 私があのオッサンと同じ立場だったら,もっと露骨な言動をしたと思いますね。逆にあの程度で済んであのオッサンは偉いなあと思いますわ~(女性からすると何じゃそれ!って所でしょうけどね。)。

 ところが,内部通報のあったテレ朝は,これを黙殺したわけです(昨日今日になって抗議文を出したらしいですけど,遅いよ!)。
 ま,いいじゃねえの,へるもんじゃないんだから,おっぱいをちょっとくらい触らせてやれよとか,ちょっとくらい陰茎を腟口に入れさせてやれよとか,そのまま中出しさせてやれよ~どうしておまえを採用したかほんでどうして大して文章も書けないのに記者にしてやったか,鏡を見てよーく考えるんだなあ~という発想がテレ朝にあったことは容易に想像できますな~。いやあ一番ゲスいのは誰なんだろう?

 おっといつものように,議題が大逸れ~。

 ま,兎に角,経産省のライバルとなりうる官庁は軒並み暴落and自滅~というわけです。

 ですが,これでいいんですかねえ。
 私はいつもこの手の報告書を見て思うことは唯一つ,これってアリバイ作り,やった感を出すためだけのものじゃないのか?ということです。

 第四次産業革命も,IoTも,AIも,知財立国でも,コーポレートガバナンスでも何でもいいのですけど,基本民間が主体となってやるものです。当たり前ですよね。公務員がしゃしゃり出て良いことなんてちっともない~。裏方なんだから裏に引っ込んでろよ,てめえら,というのが基本の筈です。

 安倍ちゃんの政権もちょっと長くなり過ぎた感があります。
 ここらで本当はガラガラポンの時期だと思うのですけど,野党も野党でダメ~だしなあ~。

2 おっと全体的に議題が逸れ~逸れ~です。まあこのまま終わってもこのブログらしくていいのですけど,少しは内容に入りましょう。

 経産省のサイトはこっちです。報告書はこっちです。

 内容は,よく聞くような話ばかりですけど,実際のインタビュー等に基づいた,実証的なものですので,それなりの意義はあると思います。従前,・・・と言われているとか,・・・という意見もあるらしい,などとうっすら言われていることがきちんと日の目を見るというのは重要なことです。
 私がこんなことを言うと口はばったいのですけど,民主主義というのは,プロセス重視の制度ですからね。なので,だれがきちんとどう言うたという証拠があるというのは肝腎なことなのです(そういう意味からすると,昨今の公文書がどっか行った~というのはとても許されないことなのです。)。

 細かい中身はそれぞれ見てもらった方が早いです。特段,法制度や経済制度絡みで,難しい話があるわけではありませんから。30分もあれば,全文読めると思います。

 で,私が引用するのは,企業内弁護士についてのネガティブな意見です。このような記載がありました。

日本の弁護士の場合、弁護士会費の支払いが義務付けられており、また、所属する弁護士会によっては公益活動が義務化されているところ、 それへの対応がネックとなり 、弁護士採用に踏み切れない。

 だ~か~ら,弁護士会を任意加入にすることが必要なんですよ。

 例えば,私は一弁ですけど,今年の会費は44,600円/月です(日弁連の会費も含む。)。東弁も二弁も似たようなものだと思います。
 なので,4,5人弁護士を雇うと,弁護士会費だけで新卒の子を一人余分に雇うことができるくらいのお金が吹っ飛びます。

 じゃあ会費払わず,有資格だけど登録なしで行きますか~。これも方策の1つです。
 実は,弁理士の業界はこれが進んでいます。

 弁理士は全ての士業の中でインハウス率が格段に大きいのですけど(20%以上です。),やはりそういうことも進んでいます。
 要するに,企業の知財部が弁理士会費を出すのがもったいないので,ま自分で出して~となり,え?自分で出さなきゃいけないの~代理人稼業しないのに月の15,000円もったいない~登録抹消します~ブクブク・・・となるわけです。

 実数を把握したわけではないみたいですけど(ことの成行上実数の把握が難しいのですね。途中で抹消するのではなく,弁理士試験合格後,一度も登録しない有資格者も非常に多くなっているみたいではあります。),かなりの数に上り,弁理士会でもちょっと問題視はしているようです。

 だけど,これ以上弁理士会費を安くするわけにもいかず,弁理士会側でとれる対策はないようですね。

 ですので,弁護士会も弁理士会も強制加入を無くせばいいのだと思いますよ。解答は単純です。
 弁護士会には自治がどうだとかあるようですけど,変な会長談話を出す組織,つまりは私の意見など無視するようなところで自治を与えても私の人権を侵害する度合いが大きくなるだけです。
 また,弁理士会にはそもそも自治なんてありません。経産省(実際は特許庁)が監督官庁ですから。

 なので,皆さんも私に乗っかり,弁護士会弁理士会の強制加入をぶっ飛ばすっていうのはどうですかね~。上記のとおり,企業での会費の支払いを苦々しく思っている人は多いですし,私に国会議員の知り合いも全く居ないわけではありませんし,意外と上手く行くかもしれませんよ~。ムフフフ。

 おっと,今日はむちゃくちゃ議題から逸れっぱなしだなあ。
 
 
1  2  3  4  5 
カレンダー
05 2019/06 07
S M T W T F S
2 3 8
9 12 13
16 19 22
23 25 26 27 28 29
30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
inagawaraw
性別:
男性
職業:
弁護土・弁理土
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]