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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 昨日から梅雨寒の東京です。
 結局雨がやんだ土曜はサーフィンに行ったのですが,久々困ったコンディションでした。
 ま,要するに,波がデカかったのですね。

 インサイドでちょうどいい波を・・・と思っていたのですが,いい波なんて来るわけがない!もうむちゃくちゃ巻かれて(しかも何度も),帰ってからは,変なタイミングで鼻から水が出るし(副鼻腔に海水が入るとこうなります。),綿棒での耳の掃除では真っ黒けになるし(砂ですよ~),さんざんな目に遭いました。

 ま,とは言え,今週末は帰省でサーフィンもおやすみですので,良かったのではないでしょうか。

 あ,そうだそうだ,やっている最中にリーシュコードが取れてしまって,結構焦りました。去年買った板についてたやつですが,やっぱりオマケのものはダメですね。
 帰りに,辻堂のブックオフで,安いリーシュコードを買って帰った次第です。

 これで次の機会はバッチリでしょう。

 で,日曜からは梅雨寒~。今日は雨もザンザン降りで結構寒いです。予報によると水曜くらいまで寒いらしいので,風邪とかに気をつけないといけませんね。

2 次は大合議判決の続報ですね。
 先週の金曜,追伸で一報を書きました。

 で,既に読んでレビューも終わりましたが,まあ上の一報でも書いたとおり,私の考えはもういいでしょう。
 それに,知財高裁自身が要旨を掲示してくれてますので,そっちで十分と思います。
 以下のとおりです。
○特許法102条2項所定の侵害行為により侵害者が受けた利益の額とは,原則として,侵害者が得た利益全額であって,このような利益全額について同項による推定が及ぶ。
○特許法102条2項所定の侵害行為により侵害者が受けた利益の額は,侵害者の侵害品の売上高から,侵害者において侵害品を製造販売することによりその製造販売に直接関連して追加的に必要となった経費を控除した限界利益の額であり,その主張立証責任は特許権者側にある。
○特許法102条2項における推定の覆滅については,同条1項ただし書の事情と同様に,侵害者が主張立証責任を負うものであり,侵害者が得た利益と特許権者が受けた損害との相当因果関係を阻害する事情,例えば,①特許権者と侵害者の業務態様等に相違が存在すること(市場の非同一性),②市場における競合品の存在,③侵害者の営業努力(ブランド力,宣伝広告),④侵害品の性能(機能,デザイン等特許発明以外の特徴)などの事情がこれに当たる。
○特許法102条3項による損害は,原則として,侵害品の売上高を基準とし,そこに,実施に対し受けるべき料率を乗じて算定すべきである。
○特許法102条3項による損害を算定する基礎となる実施に対し受けるべき料率は,①当該特許発明の実際の実施許諾契約における実施料率や,それが明らかでない場合には業界における実施料の相場等も考慮に入れつつ,②当該特許発明自体の価値すなわち特許発明の技術内容や重要性,他のものによる代替可能性,③当該特許発明を当該製品に用いた場合の売上げ及び利益への貢献や侵害の態様,④特許権者と侵害者との競業関係や特許権者の営業方針等訴訟に現れた諸事情を総合考慮して,合理的な料率を定めるべきである。

 なんか,4番めの話なんか見ると,JIPACの嘆き節が聞こえてきそうですけどねえ。ムフフフ。136pもの全くの無駄骨~♪って所です。

 改正法の準備って気がするのは私だけでしょうか~。

3 そして最後は訃報です。
 熊殺しウィリー・ウィリアムスが亡くなったそうです。

 ウィリー・ウィリアムスと言えば,猪木との異種格闘技戦が有名です。
 ただし,猪木の数少ないガチンコの試合にはカウントされていないことから,当然これはプロレスの試合でした。

 だけど,ウィリー側のセコンドまでにはそれがきちんと伝わっておらず(まあそりゃそうかなあ),猪木側のセコンドとの対応がマジ対応でどうのこうの~という話がありますね。

 ま,ウィリーは結局猪木と梶原一騎の商売に利用されただけ~って感が実にしますので,何か色々考えてしまいます。

 さて,このブログが始まってからも,ラッシャー木村,星野勘太郎,山本小鉄,ルスカ,永源遥,ドン荒川,ビッグバン・ベイダー,マサ斎藤,ダイナマイトキッド,北尾,そしてウィリー・ウィリアムスと,鬼籍の方々が相次いでおります(マサが亡くなってもう1年ですもんね。)。
 ご冥福を祈るのみです。

 ところで,我らがアントンは,今度の参院選に出馬しないらしいですね。
 理由は歳~,まあ馬場の記念の興行も車椅子で来てたくらいだから,調子の悪いときはなかなか大変なのでしょう。
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1 今日は暑かったですね~。上記の研修を受ける部屋が冷房ガンガンだったらどうしよう?と思って一応上着は持っていきましたが,全く不要でしたね。

 さて,首記は,今日,東京の弁理士会館3Fで行われた,特許庁の人が講師の研修です。
 講師は,特許庁の審査基準室の室長代理の齋藤正貴さんでした。

 で,今回のやつは良かったですねえ。

2 まあちょっと声がこもるタイプの話し方の講師で,多少聞きにくい所はあったのですが,内容は非常に良かったです。

 特許庁の人が弁理士会に来て講義やると,もう大体パターンは一緒です。
 パワポの資料の棒読み・・・もうこれです。

 いやあ分かるのですよ,私もでかい組織に居たもんで。
 要らんことを言うとあとでどやされる~わけですよ。特許庁の人があんなことを言ってたよ,だからこれはできるはずだよ~とキッツいしつこい弁理士という名のクレーマーが特許庁の審査官宛に来ると面倒臭いでしょ~それは想像できますよね。

 だから,特許庁の人が講師だと大体資料の棒読みになっちゃうのですよ。まあ勿論,由らしむべし知らしむべからず~っつう考えもあるのだと思うのですけどね。

 だけど今の時代,そういうのって本当ナンセンスですよ~。

 ということで,今回の研修は良かったですね。パワポの棒読みなんて本当要りませんから(日本人なら日本語は読めますよ,ばけすんな。)。

 ほんで,大体私の考えというのは特許庁の考えと大外れも無かった,それも分かって良かったですよ。

 ということで,今日行けた人はラッキーでした。

 あ,中身の具体的紹介はやりませんよ~。そりゃ行った人の特権だし,それこそ講師に萎縮効果が生じると良くないですからね。
 
 とは言え,人数多めということで,7月に第二回目をやるそうです。だから,今日行けなかった人はここに行くといいのではないかと思います。
1 ということで,今日で来月にやるセミナーまでちょうど1ヶ月となりました。

 最小開催人数に達したということはここでも書きましたが,私の感覚としては,いつもくらいの集客になっているようです。
 ま,このセミナー,基本少人数制ですので,ね。

 やっぱ人が多いと私の集中が持たないという所でしょうか。勿論,人嫌いなので,人数が多いと気圧される面はあるのですけど,それよりも,聞いている人に緊張感がないと,演者も集中できないってことが大きいでしょうかね。

 実は前で講義していると聞いている人がどんな感じか,すごくよくわかりますのでね。

 兎も角も,今の所は,資料も含めて順調で良かったです。

 あ,詳細を知りたい人はこちらですね。目次も詳しいので,どういうことを話すか,よくわかると思います。

2 で,業務連絡はこのくらいで。

 いやあ,今日は蒸し暑い東京です。薄曇りなので,刺すような日光,ってことはないのですが,ザ日本の夏!的な湿気です。
 噂では今週末梅雨入りか?ということですので,まあそういう時期なのでしょう。

 ところで,ここでも書いた知財調停の研修の,見事に外れました~!
 いやあそんなもんでしょ~悪い予感がしたのですね~キャンセル待ちですけど,結構な待ち人数なので,恐らく今回は受講できないままでしょう。

 まあ必要なときは自習することにしますわ~。残念。

3 ところで,今NBAファイナルをやっておりますが,今年もNHK BSでの放送はなし!ダゾンですね。
 全くもうって感じです。

 しかも,今日は地上波での放送があるからいいのですが,サッカーの代表戦,例のコパアメリカは,地上波での放送が全く無いのです。
 こちらもダゾンです。

 いやあ,ベストメンバーでないとは言え,コパアメリカ~ですよ。だって,近時ヨーロッパとの差が大きくなる一方とは言え,南米選手権~,そんなガチンコの大会に,招待してもらってるっちゅうのにねえ。
 ちなみに,初戦は,6/18で前回優勝のチリが相手です。今からでもどこかでやってもらえないもんかねえ(昨日のU-20の韓国戦は,BSフジで生中継でした。そんな感じで。)。

 やっぱこうなると危惧するのはサーフィンのCTの大会ですね。
 今シーズンの放送は,この前の日曜の夜からNHK BSで始まりました。ですので,今年はいいのです。恐らく来年も。

 だけど,この調子だとCTの中継も,そのうちダゾンとかになりそうだなあという気が実にします。

 もう一ヶ月もするとツール・ド・フランスが始まりますので,これもどの局が中継するか気になる所です。
 

1 ということで,早くも5月最終週となりました。個人的にはぱっとしない令和最初の月~という気がしますけど,良いことがありすぎるのも怖いので,こんなものかもしれません。

 つまりは月曜,となれば日経の法務面にツッコミを入れる・・・ということも多いわけですけどねえ,今日はあんまり惹かれない話だったので,まあいいかなあという所です。

 それよりも,来来月の7月の初め,予定していたセミナーが最小申込み数を突破して,正式に敢行するということになりました。
 ま,いつものことですが,この知らせはやはりホッとしますね。

 ですので,迷っている方はよろしくお願いします。申込みはここで,講師割引もあります。
 
 私はカスミを食っているわけではなく,普通の弁護士の活動でおまんまを食っているわけですので,こういうのは重要です。

 勿論,アウトプットをすることにより,自身の勉強にもつながる,ということはあります。
 ですが,セミナーの講師というのは,広い意味での営業活動ですので(弁護士の場合,営業とか広告とか制限がありますから。),そういう下心は当然あります。私のセミナーで同業者OKとあるのも,その一環です。
 だって,私ってやっぱ一見さんというか,サイト等を通じての仕事のご依頼ってそんなに多くないのですね(あ,別に拒否しているわけではありません。サイト・電話を通じた一見さんからのご依頼も大歓迎です。)。
 それよりも,同業者,弁護士や弁理士の方々からのご依頼(紹介等)が多く,そのため,同業者もOKとした方が,ノウハウの流出のデメリットよりも遥かにメリットが大きいという,いわばそろばんずく~の理由です。

 ま,兎も角も,そういうことですので,開催が決まってホッと一息~って感じです。

 内容は,いつものとおりですけど,新しい話題も入れて(今回はスマホ決済),通常飛ばすような技術的な話にもドンドン入りますので(ブロックチェーンとか),それなりの意義はあるのではないかなあと思います。
 その分,私の消耗は大きいのですけどね,ムフフフ。

2 次は捨てられるの話です。
 現在,トラちゃんが来日しております。ここ五反田は多少都心から離れていますので,そんなに不自由は感じません。ですけど,普段より警官は多いかなあとは思います。
 で,そのことに関し,テレ朝の玉川さんが実に面白い指摘をしております。

 私なんかからすると。いいチャンスなんだから捨てられたっていいじゃない~と思いますけどねえ。
 ま,こういうのが話題になるくらいだから,捨てられる恐怖を抱く人が多いのかなあとは思います。

 だけど,このブログでも何度も書いているとおり,そろそろ,覚悟を決めて自分の国は自分で守る(徴兵制でもいいじゃないですか。それこそ国民主権で民主主義ですよ。),アメリカ兵には出ていってもらう,でいいじゃないですかね。

 この前の丸山議員の件は,さすがに資質の問題とは思いますけど(実は,このブログで書いたこの政治家の方も維新系の人でした。丸山議員ではありませんが。維新系の政治家は,酒癖悪いの多いね~。橋下ちゃん自体はいいんだけど,ちょっとこういうところの見る目は0としか言いようがないですね。),戦争にアレルギー持ちすぎですよ。

 例えば,弁護士の人ならよく分かると思いますけど,裁判はやめてくれ,の前提での交渉事件,どうですかね?
 めっちゃやりにくくないですか?

 まあ弁護士によっては,俺もうそういうやつは受けない,ってポリシーの人も多いと思います。ま,私も基本そうです。事務所のサイトにも原則そう打っています。
 だけどねえ,弁護士あるあるじゃないですが,そういう前提で仕事受けないといけないときもあるのですよ~♡本当,そういう場合はねえ・・・。

 つまりは伝家の宝刀を封じられた場合のやりにくさって,ってやつです。
 勿論,別に何が何でも裁判ってわけではないです。特に知財の案件は,予測可能性が乏しいことが多く,裁判自体が悪手という気がしてしまうので,ね。
 だけど,取りうる手,しかも大きな手が封じられると厳しいなあと思いますね。

 ま,半分愚痴のような話になりましたが,戦争も同じです。取りうる手は色々あった方がいいということです。
 ね,戦争なんて好きでやる人なんているわけがないです。でも,それを取りうる手として持っておくことができる,それは非常に重要なことだと思うのですね。

3 で,今日も暑いです。朝から。
 土曜は,31.9℃,昨日の日曜は32.6℃だったようです。昨晩は本当真夏並に寝苦しかったですわ。

 今日もすでに,30℃を超えたようです(勿論,午前中)。
 こりゃ8月になったら,50℃くらいに行くかもねえ(よくあるギャグ)。

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ山本橋に来ております。
 
 いやあ今日は暑いです。去年も真夏の散歩はこんな感じだったなあと思い出しました。
 事務所も冷房オンです。

 ただ,蝉がねえ,蝉がいないのが難点ですね。さすがに出てこねえか~。

 そういえば,この散歩のコーナーの本家であるタモリ倶楽部,先週は東工大でしたね。東工大内のロケは初めてじゃないかなあという気がします。緑が丘の土建棟近辺のロケ~でしたね。

 あと,サーフィンのチャンピオンシップツアー,第三戦のバリで,カノア五十嵐が優勝しましたね。おめでとう!

 今日の日経の朝刊にも出てたし,他のテレビでも放送されてました。

 まあ私が若いころからすると,サッカーのワールドカップ出場,日本人のF1レーサー,サーフィンのツアーファイナリスト・・・てのが,スポーツにおける日本人の見果てぬ夢~だったような気がします。

 つまり,ノーベル賞やらビルボードに入って,種目によってはオリンピックで金メダル取れるようになっても,上記3つは永久に無理~♪と思われてた時期もあったと思うのです。
 このうち,まず日本人のF1レーサーは,1987年の中嶋悟,サッカーのワールドカップは,98年のフランス大会で,それぞれ分厚い壁を突破しました。
 しかし,サーフィンの最高峰の舞台に限っては,オージー,ハワイアン,ブラジリアンの本当に厚い壁があり,日本でWCTのツアーが開催されるときなどに,ワイルドカード(要するにおまめ,地方によってはおみそ,かな。)で出場するのが関の山だったのです。
 良い所まで行ったサーファーはこれまでもいました。最近では,大野マーくんとか,古くは糟谷さんとかね。
  だけど,世界のトップ16人に入るというのは並大抵のことではなく,これまでずっと阻まれてました。

 ところが,両親がカリフォルニアに移住してのカノアは,アメリカでの格下のツアーでポイントを重ねてなんか10代ですげえのが居るなあと,そのうちにトップ16にも入ったのです。
 これが2016年。

 ほんで,ついに初優勝です。

 これねえ,the monster 井上や,レッスルマニアのメインを務めた中邑真輔やらに匹敵する大きなことですよ。
 それに,カノアがWCT枠で東京オリンピックに出れば,日本人は少なくとももうひとりは出場できます(男子)。
 いやあ,凄いですね。
1 本日も寒い東京です。まあ水曜ほどではないですが,冬の格好しないと寒いかなあって感じです。
 これで最後~♫であることを祈ります・・・。
 
 さて,業務連絡です。
 私も霞を食っているわけではないので,ときにはここでも宣伝が入ります。

情報機構主催セミナー講師 「ソフトウェア関連技術知財の現状と基礎知識 ~ビジネスモデル特許か別の手段か、 戦略の立て方と活用実務~」6

 ついに同じネタで6回目です!
 2016年の11月に始まったシリーズも足掛け3年もやっているということになります。根強い人気があるわけです。
 
 日時:2019年7月5日(金) 12:30-16:30  
 場所: [東京・東新宿]新宿文化センター 4階第1会議室

 今回は,再度東京に戻りまして,新宿です。もっとも,駅は東新宿が近いようです。

 この新宿というのはいい感じの場所取りかもしれません。実はそこそこ特許に関係ある所が沢山あるようですからね。

 詳しくは,こちらです。あまり外じゃ聞けない話と,おまけで後継ブログのURL告知等もありますので,ちょっと先ですけど,ご興味のある方は,よろしくお願いします。

 あと,このセミナー,ここで何度も言っているとおり,弁護士の人でも弁理士の人でも全くウエルカムです。
 こういうセミナーって,時々,同業者お断り~みたいなものがありますが,私は全くそんなことはありません。差別主義者でレイシストではあるのですが,こういう所でせこいことは言わないnondiscriminatoryなのです。
 だからと言って,ノウハウや肝腎な所を隠すってこともありません。全てオープンです。

 ま,一回来たことのある方はもういいとは思いますが,今回の特徴というと・・・主催者から,スマホ決済関係の特許の紹介もしてくれということだったので,そういうのを一章設けました。太いレジメがさらに太くなりそうですけどね。

 そんな感じです。

2 ほんで,終わったはずのシリーズ,桜です。

 今年は,本当不思議です。桜の開花が木々でかなりバラツキました。冬が寒くなかったせいだと思います(あとは雨が少なかったからでしょうか。)。
 なので,いまだ結構咲いているのですね。
 
 まずは,亀の甲橋です。葉桜も多いのですが,左手はまだまだいけるって感じです。

 続いて,目黒エンペラー近くの太鼓橋からです。
 
 右手の木などは漸く満開って所です。

 目黒通りの目黒新橋からです。
   
 ここだともう散っている感じがします。

 しかし,ふれあい橋から見ると・・・。
 
 まだ結構咲いています。

 こんなにダラダラしているのは本当無いって感じです。

 ま,何でも腐りかけが美味しいと言いますよね。私はこのくらいの桜でも結構好みです。
 何と言いましょうか,MILF的魅力という感じです。

 あ,一応念のために言いますが,MILFを検索するときは,周りに人の居ないときがいいですよ。なお,さらに念のために言いますが,MILF 画像 なんて検索すると,本当とんでもないことになりますからね,本当です(ダチョウ倶楽部の芸じゃありませんので。)。

 inagawarawセンセ,MILFだとかcamel toeだとか,しょうもない単語よく知っていますねえという感じですが,私に言わせりゃ,whereasだとかin consideration ofだとか,そっちの方がよっぽどしょうもねえと思いますけどね~。ムフフフ。
1 概要
 本件は,原告(外国企業)の特許拒絶査定不服審判請求を却下した審決に対する取消訴訟の事件で,その争点は,原告が,法定期間内に拒絶査定不服審判請求をしなかったことについて,特許法121条2項の「その責めに帰することができない理由」があったか否か,というものです。

 ここで判決を紹介するのは,本当久々ですね。ま,でも,ちょっと読むと分かるとおり,これもどっちかというと面白系です(ここでマジ系の判決の紹介はしないのでした,ね。)。
 とは言え,弁理士の皆さんには,背筋が凍るというか,決して他人事ではない,ということで取り上げた次第です。

2 問題点
 問題は,特許の分割っていつ出来る?ってことです。

 現在の条文,特許法44条1項を見てみましょう。

(特許出願の分割)
第四十四条 特許出願人は、次に掲げる場合に限り、二以上の発明を包含する特許出願の一部を一又は二以上の新たな特許出願とすることができる。
一 願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面について補正をすることができる時又は期間内にするとき。
二 特許をすべき旨の査定(第百六十三条第三項において準用する第五十一条の規定による特許をすべき旨の査定及び第百六十条第一項に規定する審査に付された特許出願についての特許をすべき旨の査定を除く。)の謄本の送達があつた日から三十日以内にするとき。
三 拒絶をすべき旨の最初の査定の謄本の送達があつた日から三月以内にするとき。

 で,この条文が改正される前,むかしの特許法44条1項を見てみましょう。
(特許出願の分割)
第四十四条 特許出願人は、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面について補正をすることができる期間内に限り、二以上の発明を包含する特許出願の一部を一又は二以上の新たな特許出願とすることができる。

 つまり,昔は,補正が出来るときしか分割出来なかったのです。
 じゃあいつ補正が出来るかというと,特許法17条の2第1項,ですね。これも昔のものです。

(願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面の補正)
第十七条の二 特許出願人は、特許をすべき旨の査定の謄本の送達前においては、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面について補正をすることができる。ただし、第五十条の規定による通知を受けた後は、次に掲げる場合に限り、補正をすることができる。
一 第五十条(第百五十九条第二項(第百七十四条第二項において準用する場合を含む。)及び第百六十三条第二項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定による通知(以下この条において「拒絶理由通知」という。)を最初に受けた場合において、第五十条の規定により指定された期間内にするとき。
二 拒絶理由通知を受けた後更に拒絶理由通知を受けた場合において、最後に受けた拒絶理由通知に係る第五十条の規定により指定された期間内にするとき。
 第百二十一条第一項の審判を請求する場合において、その審判の請求の日から三十日以内にするとき。

 重要なのは,3号です。拒絶査定不服審判を請求するときは,補正ができるのです(今は審判請求と同時にしないといけませんが。)。
 つまり,その昔は,拒絶査定を受けたときは,拒絶査定不服審判も請求しないと,分割できなかった!ってことです。

 他方,現行法の分割は,上記のとおりで,拒絶査定から3ヶ月以内に分割するときには,要らん条件はありません。つまり,拒絶査定不服審判の請求は不要!ってことです。

 では,これがいつが境目かというと,H18年改正法なので,H19(2007)/4/1~というわけです。

 つまり,原(親)出願が,H19(2007)/3/31以前だと,拒絶査定不服審判を請求しておかないと,拒絶査定時の分割はできない!のです。
 今は,2019年ですので,2007年の出願で係属しているのはまだまだ沢山あるでしょう。要注意です。

 ということは,どういうことかわかりますよね。

3 判旨
「2  本件における「その責めに帰することができない理由」の有無
(1)  特許の出願人が在外者である場合,拒絶査定不服審判請求や分割出願を行うためには,特許法施行令1条1号に定める場合を除いて,特許管理人たる代理人を選任する必要があるが(特許法8条1項),その場合であっても,同在外者は,誰を代理人に選任するのかについて,自己の経営上の判断に基づきこれを自由に選択することができる。そうすると,出願人から委任を受けた代理人に「その責めに帰することができない理由」があるといえない場合には,出願人本人に何ら落ち度がない場合であっても,特許法121条2項所定の「その責めに帰することができない理由」には当たらないと解すべきである(最高裁昭和31年(オ)第42号同33年9月30日第三小法廷判決・民集12巻13号3039頁参照)。
(2)  本件においては,前記第2の1のとおり,D弁理士は,本願からの分割出願について,特許法44条1項3号の適用があり,拒絶査定不服審判請求をする必要はないものと誤信し,拒絶査定不服審判請求についての法定期間を徒過してしまったものである。
 弁理士法3条によると,弁理士には,業務に関する法令に精通して,その業務を行う義務があるところ,通常の注意力を有する弁理士が,通常期待される法令調査を行えば,本件拒絶査定後,本願から適法に分割出願を行うためには,拒絶査定不服審判請求を分割出願と同時にする必要があると認識することは十分に可能であったと認められる。したがって,D弁理士が上記のように誤信をしたことは,弁理士として通常期待される法令調査を怠った結果であるというほかない。D弁理士以外の他の本件代理人らについても,いずれも原告本人から委任を受けた弁理士である以上,適宜,必要な処置を講じて,本件のような過誤の発生を防止すべき義務があったといえ,D弁理士同様,弁理士として通常期待される注意を尽くしていなかったものというべきである。
 以上のとおり,本件代理人らが通常期待される注意を尽くしていたとはいえない以上,本件において,特許法121条2項にいう「その責めに帰することができない理由」があったとすることはできない。 」

4 検討
 本件の親出願は,平成18年4月13日の出願のものでした。
 そうすると,旧法が適用されるので,拒絶査定不服審判も請求しないと分割できない!ってことです。

 ところが,「そして,本願について,A弁理士,B弁理士,C弁理士及びD弁理士(以下「D弁理士」といい,D弁理士と上記の他の弁理士らを併せて「本件代理人ら」という。)が代理人に選任されていたところ,D弁理士は,本願からの分割出願について,特許法44条1項3号が適用されるものと誤信し,平成30年2月23日付けで本願の一部を特願2018-030620号として分割出願した(以下「本件分割出願1」という。)ものの,法定期間の終期である同月26日までに本願について拒絶査定不服審判を請求しなかった(甲1,2,4,5,弁論の全趣旨)。
    (3) 特許庁長官は,本件代理人らに対し,本件分割出願1が,拒絶査定不服審判請求と同時にされておらず不適法であり,特許法18条の2第1項本文により却下すべきものと認められるとの平成30年3月22日付けの却下理由通知書を送付した(甲6)。

 ていうことで,拒絶査定不服審判を起こせる期間が徒過して,あ~あとなった次第です。

 どうですかね。恐らくこのD弁理士は若手だったのではないかと思います。少なくとも,弁理士試験に受かったときは,新法だったのではないかと思います。

 私も一応弁理士なもので,古い条文を決して捨てることはありません。事務所には古い条文集がいくつもあります。
 特許は,基本的に出願時の法律が適用されます(よっぽどのことがない限り,例外は少ないです。)。なので,いつの出願だったかなあっていうのは大事で,そのときの条文集がないとよう分からないこともあるのです(ネットは早いが,昔の条文が消えるのも早い。)。

 私の事務所にも時々特許出願の依頼もありますが,基本,本当に例外的にどうしても断れない場合を除き,特許出願はやりません。事務所のサイトには特許出願の話も載っていますが,本当に例外ですね。

 というのは,やはり,何かあったときに挽回が出来ないからです。

 商標はやっています,結構。商標法自体は特許法より遥かに難しいと思いますし,商標の類否は,特許の進歩性以上に難しい判断だと思います。しかし,商標は挽回が出来ます。商標に新規性という概念がない以上,失敗しても出願し直しってあるのです。
 他方,特許の場合,失敗すると,この事件のように挽回する術がありません。

 もちろん,弁護士だって,法の適用時期が重要な場合もありますが,弁理士に比べれば,屁みたいなものです。

 なので,最新の技術から多少ふるい落とされそうになったロートル弁理士でも,何かの役には立つ場合があるのです。
 うん?H18ころの親出願?これって不服審判と一緒じゃないと補正つまり分割出来ねえんじゃないの~っつう引っ掛かりですよね。

 こういうのが重要じゃないかと思います,本当に。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ,山本橋に来ております。
 
 いやあ,もうこんな感じです。ですが,今日こんな感じなら,月曜はまだマシだったのかもしれません。
 ということで,東京の桜もこれでオシマイ,また来年ですね。

 ですが,季節は逆戻り~今日はもう冬支度で出勤です。寒い,風強い,しかも雨!マフラーに手袋に・・・一体いつの感じ?って所です。土日は暑いくらいだったのに~♪
 
 まあ8月がこんなだったら怒りますが,まだ4月も上旬。
 プリンスが歌ったように,Sometimes It Snows In April~♫なのです。

 I used 2 cry 4 Tracy because I wanted 2 see him again(トレイシーはプリンスの役名)

 Sometimes it snows in April
 Sometimes I feel so bad, so bad
 
 そう言えば,プリンスが死んだのも4月だった~あれからもう3年も経つのだなあ。





1 ここ数日,トヨタのことがあるため,色んな所で特許に関する露出を見かけます。

 ま,悪いことじゃありません。
 で,この春から始まったNHKの番組で「逆転人生」というのがあります。その第一回目は,この事件に関するものでした。
 この番組については,弁理士会がわざわざ,わざわざですよ~,両当事者が居るにもかかわらず(つまりは勝った方もいれば負けた方もいるのにねえ・・・),メールで知らせたというわけの分からんものですが(「【日本弁理士会】本日放送のテレビ番組について」というタイトル。),その中身はいいでしょう~。

 そういうこともありますわ,ってことですし。

 そんなことより気になったのが,その番組中「特許裁判による損害賠償額」ベスト3というのが出たのです。

 金にしか興味のない弁護士として有名なこの私,金の話となったら黙っちゃいられません。このブログでもその昔,この話をしましたので,ちょうどいいかなあと思った次第です。なので,その2,ってわけです。

2 で,その番組では,アメリカ,中国,日本でのベスト3を紹介しておりました。
 出典は,ここです。

アメリカ
Indenix  Pharmaceutic als LLC VS Gilead  Sciences  Inc.  2860億円
Carnegie  Mellon  University  VS Marvell  Technology  Group  1730億円
Monsanto  Company  VS E.I. Du  Pont De  Nemours  and Co.  1130億円

中国
Chint  VS 寧波保税区電気設 備、シュネーデル 56.66億円
Huawei  VS Samsung  13.54億円
武漢晶源環境工程  VS 華陽電業、富士化水 8.56億円

日本
東ソー  VS ミヨシ油脂  平成 22(ネ)10091    17.01億円
イシダ  VS 大和製衡  平成 19(ワ)2076   14.98億円
中外製薬  VS 岩城製薬、 高田製薬、 ポーラファルマ  平成 27(ワ)22491   10.69億円

 おー前回の日本のやつはあたっているというか,ま,この特許庁が外部に依頼した資料のまとめが2017年度なので,3年くらい経っても最高額は変わらん~♪って所ですね。

 それよりびっくりするのが,アメリカですよ,やっぱり。まさに桁違い(しかも2桁)。
 いつのかというと,上から,2016/12,2014/3,2012/8ですね。一昔前とかいうのではなく,結構最近です。

 特許訴訟するならアメリカ~♪でしょう。
 あと,中国は賠償額も結構凄いです。1位のやつは,2007/9の判決ですから,日本より昔に日本より高額な判決が出ていたってことになります。

 ということなので,特許は,中国とアメリカに出願すればいいかなあという感じです(ヨーロッパと韓国は,意外と賠償額が低いので,これらの地域に出願する必要性は高くないと思います。勿論,日本も。)。

 こういうデータはそれだけで結構面白いです。

 ということなので,このブログの結論としては,前と変わらず,確定していない判決では,青色LED職務発明訴訟の200億円が最高,確定している判決では,上の原告が東ソーの,重金属固定化処理剤事件の約18億円が最高としておきます。

3 さて,今日は桜はありません。
 ちょっと今日は色々ありまして,呑気に散歩する時間が取れませんでした。
 
 東京は昨日までは非常に暖かく,しかも桜も持ち,実にいい日よりでした。ですが,今日は朝方雨~昼過ぎにはやんだものの,結構寒い日です。
 水曜には冬みたいな天気になるらしいのですが,やめてほしいものですよ。
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