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理系弁護土の何でもノート

知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。

「近時の裁判例を踏まえた戦略的実務」【日本弁理士会・第二東京弁護士会合同研修】

1 首記は,昨日行われた弁理士会と二弁との合同研修です。
 ま,このブログをよく見ている人は,この時期恒例というか,ときどき出ている話です。

 さて,昨日のお題は上記のとおりですが,特筆すべきは,前の知財高裁の所長の清水さんが,去年の最高裁判決(進歩性の効果のやつです。)についてコメントするというものです。

 で,感想ですが,ローヤー清水のエンターテイメントショーという感じですっかりやられました!
 清水さんは見た目も若いですが,いつものとおり,昨日もプレゼンのときはずっと立ってました。そして,レジメや発表資料を殆ど見ない!恐れ入りました。

 弁護士でも弁理士でもいいのですが,登壇してPCの前に座ってずっとレジメ読んでるだけの人!不要で無用ですね。

 ほんで,しかも元裁判官だから,書面もしっかりしているでしょう~♪
 昔,ここでも書いたように,弁護士って,書面が得意な弁護士と口頭が得意な弁護士に分かれると思うのですね。だけど,上記のとおり,清水さん,両方得意,これじゃあ普通の弁護士は立つ瀬がありません。

 中身はねえ,いつものとおり,詳細は言いませんよ。あ,あの判決ってそこまで言っちゃっていいんだ~!みたいな話があり,さらに私のような弁護士にも非常にためになる話が沢山でした,本当良い研修でした。

 だけど,上記のとおり,私は多少複雑です。
 だって,この清水さんに勝てるにはどうすればいいか~なかなか難しいなあと思ったからですね。

 いやいやいや,センセ,清水さんに勝とうなんて?と思うかもしれません。でも私に言わせりゃ,バカ言ってんじゃねえよ,こっちの売上上げるには,客を呼ばなきゃしょうがないわけで,そうすりゃあ大店と言えども商売敵ってことは間違いねえんだから,ね。

 なので,お客さんが清水さんを選ぶか私を選ぶかってときに,私を選らんで何が良いことがあるかって所ですよ。
 大きな違いは理系かそうじゃないかってありますが,所詮理系って言ってもタコつぼに過ぎませんから。自分の専門じゃない所はいちいち一から勉強するわけで,そうなると,理系かそうじゃないかってそんな違いがありません(昨日の清水さんも,眼科処方物の作用機序を実に分かりやすく説明されておりました。素晴らしいです。)。

 ま,弁理士の人は,明細書書いているから,そこでの違いは出せますが,私は今書いてませんからね。

 そういうことを考えると,なかなかに厳しい戦いだなあっていう気はします。
 でも例えるなら,清水さんが王・長島,私が野村監督みたいなもんだと思えばいいわけです。
 失敗上等,人生は出直しと挑戦の連続ですので,そうなると,私にも多少の分があるのではないかと思う次第です(私はしつこいですからね。)。ムフフフ。

 あと,最後にもう一つ。今回清水さんだけでよく,もう一人の先生の話は要らなかったなあ~。

2 さて,折角ですので,別の話も。
 事務所のサイトを改訂して1週間経ちます。ま,サイト経由のお仕事の依頼はありませんが,やはり変わったことはあります。
 
 それは,問い合わせのメールフォームを利用しての営業が,前とは比べ物にならないくらい沢山ある,ってことです。

 いちいち人が入れているのか,それともボットで対応しているのか分かりませんが,改訂前には全くありませんから,これは変わったことです。

 ま,営業のそういうやつははっきり言ってはた迷惑ではありますが,これは痛し痒しって所です。だって,新しく改訂したからこそ(単にSSL対応になったから,だけかもしれませんが。),訴求力が出たわけです。そういうのは重要ですよ,あくまでも商売ですからね。

 あ,そうそう,弁護士で商売を強調するとどうだこうだとかいう話もありましょう。特に左巻きの人権派の皆さんはそんな感じかもしれません。
 でも私,これで銭を取っている,つまり銭を取るほどの値打ちのあることをやっているのだ!という意識がありますので,商売を強調することに何の後ろめたさもありません。

 知財の分野は特に半可通の多い業界ですので,本当のことを知りたい,相応のレベルでやりたいというのでしたら,そりゃ多少お金はかかりましょう,当然ですね。ムハハハ。
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「 中国、特許9分野で首位 先端10分野出願 AIや再生医療、日米を逆転 質は米企業上位」

1 敢えて回避~♪とも思いましたが,せっかくの日経の一面です。乗るしかない,このビッグウェーブに~♡って所でしょうか(大したビッグウェーブじゃありませんが。)。

 主題としては,冒頭のとおり,中国が来てますよ!ってことです。

 まあそれはそうなのですが,下記のグラフを見てください。
 
  これは,その昔特許庁が作成したグラフです(2000年10月時点)。最近まで検索できたのですが,今はちょっと見つかりません。
 ま,それはいいのですが,このグラフを見てください。いわゆるビジネスモデル特許の出願数ですが,日本がダントツの1位です。

 このカラクリ分かりますよね。当時,日本が世界でダントツの特許出願数だったので,個別の流行りの分野でもダントツの1位になってたというだけの話です。

 ですので,今や中国の特許出願数は世界でダントツの1位です(年間100万件を越しています。日本が世界一だったころは40万件くらいでした。)。
 なので,個別の分野でも,中国が1位なのは,ごく当たり前の話です。

 むしろ,何故中国は年間100万件も特許出願数があるのだろうか?その秘密は何なのだろうか?頭を使うというのはこういうことを考えることで,いちいちの順位がどうのこうのというのは,まあ・・・ですね。

 それに,今回の結果を出したアスタミューゼ,「日本経済新聞社はアスタミューゼに出資している。」とあるとおり,結局のところポジショントークの域を出ないものだなあと思います。

 そうそう,分かりきったしょうもないことを考えるよりも,その先やその原因を考えた方がいいでしょう(これまた分かりきった話ですけどね。)。

2 追伸(チームス予行練習)
 上記程度の話じゃ,このブログの読者,そんなに満足しないでしょ。
 ですので,例のチームスの件,どうなったか多少書いておきましょう。

 前回までの話はこの辺でしょうかね。
 予行練習に申し込んだんだけど,何の応答もなく裁判所の開始日を過ぎた,そしたら漸く予行練習の日時が決まった,こんな感じです。

 で,先般,その予行練習が無事終わりました。

 まあしかし,要するに,テレビ電話をしただけ!です。そこで電子的に書面を提出して(まあ事前でいいとは思いますが。),弁準でやれることは全部事務所内で収まるっていうんだったらすごく意味はありますね。

 だけど,今の段階じゃ単に裁判所に出頭しなくていいってだけの話なので・・・です。
 まあ,ちょっと遠くてしかも当事者が別に裁判所に出廷しなくてもいい~♪って感じの人・会社なら意味はあると思いますけどね。

 あ,でもこの予行練習,私にとっては多少意味があったのでした。
 それは私の使い古しのマックブックエアー~♪(ブログの記事を見るともう8年前ですわ。),これがきちんと使えるか確かめたかったのです。

 そうした所,全く問題ありませんでした。いやあウィンドウズのノートで8年前のやつだったら,一体どんな感じでしょうかね?
 当時多少無理してマックにしておいて良かったです。

 ということで,民事裁判のウェブ会議にマックは全く問題なし!ということです。マックが好きな弁護士も多いと思いますので,ご安心を。

3 追伸2
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ林試の森公園に来ております。
 
 これは,いわゆる河津桜ですね。まだ2,3分咲きだと思いますが,十分キレイです。
 まさに,春!って所でしょうか。

 そういえば,野村監督が亡くなったらしいです。ちょっと前にかねやんが亡くなりましたが,私が物心ついたときにはかねやんはすでにロッテの監督でした。
 
 でも,野村監督は私が物心ついたときにも監督は監督でしたが,現役で活躍しており,その後ずーっとと言ってよいほど現場でしたから,まあ大きなニュースになりますわ。
 
 いろんな語録のある野村監督ですが,私が一番気に入っているのは,「勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし」ってやつです。
 私がときどきやらせてもらうセミナーでも時折使わせてもらっています。
 
 そして,このことは,失敗でしか人は学べないってことでもあると私は思っています。だから私は何にでも挑戦し,そこで失敗することが実に大事だと思うわけですね。当然,人様にそんな話をするのですから,私も失敗上等です。

 もう一度どこかの監督での姿を見たかったですね,合掌です。

ホームページ改訂しました(ここではなく)+α

1 ということで,カテゴリーはITにしました。
 まあ長くて大変な戦いでしたわ~♡

 思い起こせば,今年の初め,いや去年だったかな~兎も角も,サーバー運営会社の方から,「Web Presence Builder」が終了するとのお達しがありました~♪
 まいつものとおり,適当でいい加減な私なので,アンアンアン~そんなこともありますわ~あっしには関係のねえ話でござんず~♪と,よくも見ずにそのまま放置~♪

 で,いつか書いたとおり,ビジネスロージャーナルの2月号に「知財実務のセオリー」が載っているわい,こりゃホームページに載っけておこう~♪と事務所のサイトを更新したのですが,そのとき,はたと気が付きました!

 あ,そう言えば,「知財実務のセオリー」,アマゾンの経営管理のジャンルで20位内に入ってましたね。経営管理と言えば,一般のビジネス書と言ってよいジャンルですから,よう健闘しているなあという感じです。

 議題がずれましたね。元に戻しますと,何に気がついたかといと,これじゃん,今度終わるのこれじゃん,ってことです。

 そう,ホームページを作るのに,オマケについてきた,「Web Presence Builder」で作ってたのです。ガーン!

 まあ見れなくなることはなく,更新できなくなるだけだそうですが,それにしても急な話です(何か随分前から告知してたようで,いい加減に処理してた私が悪いのですけどね。)。

 つーことで,それからの話です。

2 サーバー会社の告知を見ると,代替のものとして,WordPressっつーもんがあり,それで代替してくれ!ということしか出てません。
 ま,WordPressは聞いたことがありますよ!だけど使ったことがないからどうしたもんじゃろかって所です。

 とは言え,何事も挑戦,失敗上等!の私ですし,要するに金が無くて業者に頼めない~♪のですから,もう自分でやるしかありません。

 それが1月の最後の週です。

 まずは,大変だったのが,借りてるサーバーにWordPressをインストールする方法です。
 これはサーバー屋によって異なるので,ここでは仔細を述べませんが,腹立つのは,サーバー屋のマニュアルが不備で,何度やっても,接続エラーが出てしまうことです。

 しょうがないので,問い合わせ窓口に聞いたら,まず,データベースを作り,その領域にインストールしないといけないってことでした。そんなの素人に分かるわけねえだろ!って感じ・・・しませんか?

 とは言え,問い合わせで何とかうまくインストールでき,今週に入り,簡単な本を購入し,それと首っ引きで,ああでもないこうでもないとやってました。
 本当昼行灯で良かったですよ。

 で,最後,サイトは完成したのですが,/wpがURLに残ってしまう問題(自分でWordPressをやったことのある人なら,あるあるネタですね。)が生じてしまいまして・・・そこをまあ何とかクリアして,ようやく本日リリースということになりました。

 って,どこなんですか?ということですが,このブログのどこかにはリンクがありますので,興味のある人は見て頂ければいいと思います。
 殺風景なのですが,必要最低限のものは揃えております。そのうち,デーハーになるかもしれません(ついでにSSL化しております。)。

 で,こう見ると,このWordPress,実はOSS~。これもOSSか!ってことですが,まあそうでしょうね。こういうのがタダですから,やはりOSSはすごいです。

 ですので,業者に頼めばもうちょっと早くてもうちょっとキレイなものもできるかもしれませんが,何せ,本代の1500円くらいしかかからなかったので,まあいいのではないでしょうか。

 これで,私は,うちの事務所の,弁護士兼弁理士兼経理兼IT担当って,大っぴらに言って良いですかね~♡ムフフフ。

3 プラスαの話です。
 まずは,今週の「リーガルのつぼ」ですね。
 リーガルのつぼとは,日経の電子版を頼むと選択的に送られてくるメルマガです。

 で,リーガルのつぼは,編集委員の渋谷さん(知財関係で有名ですね。)と,シニアライターの木ノ内さんが交代で執筆しています。で,木ノ内さんのはどうでもいいのですが,渋谷さんの回は毎回面白いです。
 日経本紙の法務面の渋谷さんの記名記事も面白いのですが,さらに制約がないようで,こちらは超面白いですね。

 で,そのリーガルのつぼの今週のネタは,「「知財ムラ」から飛び出そう」でした。

 どういう内容かというと,
・・・一般的に日本の知財部は会社内での地位は高くありません。・・・社長や経営陣は知財部を戦略部門ではなく、特許出願のためのコスト部門ととらえています。
  知財部の側は保身のため、他部門には分からない専門知識や職人芸に走りました。東京にある日本知的財産協会は約1000社の会員を擁し、幹部は大手メーカーの知財部長が勤め、会員企業の知財部員の研修などをしています。仲間同士で「タコつぼ」の中に入って、快適に過ごす工夫かもしれません。 
 こんな知財ムラの生態系が今、脅かされています。・・・

 どうですか?ガハハハって感じですね。

 結論に,いつも本日のつぼ,というアイカツ格言みたいものがあるのですが,そこは,
 「知財人 タコつぼ出れば 大海原
で締めくくられてました。

 ま,知財協なんて,ほんと,質の悪いカルテル団体なので,大したことないのですが,知財をやっている弁護士や弁理士の中には,ははーっつ,知財協様~様っって人が居ますから,重症です。そんなカスを拝み倒しても天から仕事は降ってきませんぜ,旦那~♪ニャハハハ

 私のような知財ムラから飛び出して,タコつぼを出た人からすると,こうした方がいいんじゃないの~って所はあるのですが,ここにも書いたとおり,聞く耳を持たないようです。

 なので,下らない中間団体は潰れりゃいいんじゃねっつうことです。

 ああ,でもリーガルのつぼなどで大笑いできる,っちゅう意味はあるかもしれませんね。

4 そうだそうだ,下らない中間団体で思い出しましたが,今日はそんな下らない中間団体の選挙でした。

 前にその選挙の話を書いた所,日弁連の方は立候補者が増えてたようですね。

 山岸良太 二弁 32期
 荒中   仙台 34期
 武内更一 東弁 38期
 及川智志 千葉 51期
 川上明彦 愛知 34期

 史上最多の5人です。まあ何と言いますかなあ~。

 ただ,こう見ると,50期台の弁護士が居ます。だけど,ああ,そういうことね,という写真がありましたね。まあこれもどうでもいいのですが・・・。

 どうでもいいというのは,こんなの強制加入やめてくれりゃいいだけの話ですからね!

 この強制加入って労働組合のユニオンショップ制と同じです。
 あ,ユニオンショップ制って知りませんか?そうー今流行りませんからね。

 ユニオンショップ制というのは,まさに労働組合の強制加入制度で,労働組合をやめるとその会社もやめないといけないってやつです。
 
 ま,私は昔サラリーマンでして,ソニーに居ました。で,知っている人は知っていますが,ソニーって電機労連に入ってません。今もそうですし,私が勤めていたころも,です。

 なので,労働組合はあったのですが,入ってもいいし入らなくてもいい,と。労働組合も御用組合のやつとそうでないやつがあり,結構自由というかいい加減な感じでした。

 なので,弁護士になると,どこかの単位会に入り,さらに日弁連にも入らないといけないというのは,いい加減な私からすると,本当虫酸が走る感じです。いい加減で適当な感じで弁護士もやりたいもんっすよ~マジで。

 なので,日弁連会長の選挙も,一弁の会長の選挙も私は棄権!です。それよりも,国会議員に働きかけ,弁護士法の改正で任意加入制度にするのが先決です。
 
 あ,これ読んでる皆さん,いやいやいや,そんな簡単に任意加入になんてならないって!法改正は大変なんだって!とお思いでしょうね。
 いやあだけど,何事も蟻の一穴ってこともあります。やっても無駄だからやらない~って?今まで散々失敗に失敗を重ね,この度WordPressでも失敗したこの私が,何の失敗を恐れましょうか。

 知財ムラも,労働組合も,弁護士会も,タコつぼなんっすよ!中間団体が上げ膳据え膳で,それにすがってればいい時代じゃないのです~もう♪

 振り切れ,中間団体からの呪縛を,タコつぼ出れば大海原~♪ですよ。

 まあでも会長選挙の結果はここで書くでしょうね。

5 追伸1 
 上記のとおり,事務所のホームページ改訂が済みまして,このブログの忍者ツールズの障害も一段落ということで,ちょっと検索のlogを見ておりましたら,ビックリです。
 
 まさかと思いましたが,coinhiveの事件,東京高裁で逆転有罪だそうです!
 弁護士ドットコムの記事はこちらです。

 やられたなあ~!!
 いやあ,横浜地裁で無罪で,そりゃそうだろ~当たり前だよ,と書いたのが,去年の3月でした。

 クソ検察が控訴するのは当然としても,これで有罪にするかねえ~高裁の裁判官さんよ~♪
 裁判長の栃木力部長は,33期だそうで,上記の中間団体のトップを争う人達と同じ年代のようですね。

 いや,本当,この国で新しいことをやろうとすると,こんなにも妨害してくるってことで,中国よりも質が悪いですよ。どうしたもんじゃろかなあ。

6 追伸2 
 日経の夕刊の社会面にも,上記追伸1の話が大きく載ってました。あーあ。
 さて,気を取り直して,毎度おなじみ,流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ目黒不動尊に来ております。
 
 どうですか?手洗い場。氷が張っております。東京で見かけたのは,今日が初めてですね,今シーズン。
 東京は水曜の夜から急激に冷え込んで,それから木,今日の金と寒いです。 
 しかし,今日は風がやんだようで,体感温度はそう大したことはありません。

 
 ほんで,水かけ不動です。これも目黒不動尊にあります。
 当然水をかける場所は,商売柄,頭とち○こです。ムフフフ。

 さて,2月ももう第一週が終わりました。
 本当,ホームページ改訂が無事済んで良かったです。やはり,今月半ばから今度は確定申告という,これまた面倒なものを一人でやらないといけませんからね。

セミナーまであと一週間

1 いやあ,自分でやったのに慣れませんね~。まあしょうがない。
 あそうそう,SSL対応しているかどうかは,URLの所の表示に緑マークだとかカギマークがあれば大丈夫です。

 そうでない方は,一旦https://iwanagalaw.blog.shinobi.jp/に飛んだ方がいいでしょうね。

 さて,ということで,私が講師をするセミナーまであと1週間ということになりました。

 情報機構主催セミナー
 「ソフトウェア関連技術知財の現状と基礎知識 ~ビジネスモデル特許か別の手段か、 戦略の立て方と活用実務~」7

●日時 2020年1月31日(金) 12:30-16:30
●会場 [東京・東新宿]新宿文化センター 4階第1会議室

 何と,同じネタで7回目です。あ,勿論,同じネタと言っても毎回毎回更新しておりますので,基本,そのときの最新の話にしております。
 詳細は,こちらですね。

 最小人数には達しており開催には問題なのですが,興味がある~という方もまだ大丈夫なようですよ。
 私,普段は差別主義者なのですが,こういうときは,全く非差別のnondiscriminatoryです。弁理士でも弁護士でもwelcome!,ノウハウの出し惜しみも全くありません(勿体ぶるほどのものなんてありませんから。)。

 という,業務連絡~♡でした。きゃはっ。

セミナーと今週は肩透かしとモノの暗号化?

1 カテゴリーはこんな感じにしました。
 肩透かしっていうのは,アレですね。今週の月曜は休刊日だったので,日経の法務面にツッコミを入れられなかったっていうやつです。

 まあ法務系の凄いニュースって無いかなあという所ですので,これでいいのではないかと思います。
 あ,強いて挙げれば会社法の改正の話はありますが,アレに関しては,こんな所より,私も昔から見させてもらっている企業法務戦士の雑感さん(ここでも何度か登場している,数少ない信頼できるブログですね。)の所に行った方がいいと思います。
 私も読んでよう分かりました。あと,よしりんが何故山尾志桜里をずーっと押していたのか,やっと分かったような気がします。次は憲法かな~本丸はこっちですよ,山尾先生~♪

2 と,また議題が逸れそうなので,本題に戻ります。
 で,セミナーというのは,来年の早々に行われる予定の私が講師のセミナーです。で,ここで紹介したのはついこの間なのですが,宣伝とかはそれ以前からやっておりまして,そのおかげか,最小人数に達したということで,めでたく,開催が正式決定されたというわけです。

 セミナーも何回かやってきていますが,この最小開催人数に達するというのは,やはりホッとするもんですよ。こういうのってお客さんあってのもの,つまりニーズがあるかないかって話になりますので,ね。

 弁護士の場合,おおっぴらな宣伝って規制があるのですね。勿論営業活動も,です。
 うちの事務所にもアポなしで色んな企業の営業さんが来ますが(人事と不動産が主ですね。),弁護士の場合,ああいう営業活動は出来ないのです!

 なので,弁護士の場合どうするかというと,最近はホームページですかね,SEO対策もして検索しやすくする~だとか。ただし,私のような特殊分野だとそういうのって限界があります。
 ということで,こういうセミナーとかは宣伝活動も兼ねていますので,重要です。

 あ,勿論,本も重要ですけど,私の場合,あまり営業には関係ないようですので。
 あ,そうそう,それで思い出しましたが,この前出した「キャリアアップのための知財実務のセオリー 技術を権利化する戦略と実行 増補版」,アマゾンでカテゴリーを見たら,「経営管理」になっていますね~。

 これね,出版社が指定するのだと思いますが,よく考えたなあと思いますよ。
 いや,単純に前と同じ「発明・特許」に置くと,カテゴリーランキングでは上位に行くかもしれませんが,新しいお客さんに買ってもらえません(前のレクシスネクシス・ジャパン版が中古で出回っている~)。
 なので,カテゴリーランキングなんて狙わず,新しい客を取りに行く,と。こういう感じがいいですね。

3 で,最後はモノの暗号化です。
 どういうことかというと,ナイキ(スポーツ用品のあのナイキですね。)が,シューズを暗号資産化(つまりはビットコインみたいなやつ)するような特許を取った!ということで,結構なニュースになっています。

 おおースゲーや,ようわからんけど~♪っちゅう所ですが,上記のセミナーの話にも通じる所がありましたので,多少調べました。

 恐らく特許番号は,USP10,505,726ですね。USPのデータベースだとここだと思います。出願日が今年の5/28なので,半年ちょっとで特許化されたわけです。

 代表図がこんな感じですかね。
 
  クレームはこんな感じです。
1. A method for automating generation of cryptographic digital assets associated with articles of footwear or digital design files representative thereof, each of the articles of footwear including an upper for attaching to a foot of a user and a sole structure attached to the upper for supporting thereon the foot of the user, the method comprising: receiving, via a middleware server computer over a distributed computing network from a remote computing node, a transaction confirmation indicative of a validated transfer of an article of footwear or a digital design file representative thereof from a first party to a second party; determining, via the middleware server computer from an encrypted relational database, a unique owner identification (ID) code associated with the second party; generating a cryptographic digital asset associated with the article of footwear or the digital design file, the cryptographic digital asset including a digital shoe and a unique digital shoe ID code, and wherein the digital asset is transferrable separate from the article of footwear or the digital design file; linking, via the middleware server computer, the cryptographic digital asset with the unique owner ID code; transmitting, via the middleware server computer to a distributed blockchain ledger, the unique digital shoe ID code and the unique owner ID code to record transfer of the cryptographic digital asset to the second party on a transaction block; receiving a digital transfer proposal with a request to transfer the cryptographic digital asset to a third party; determining a new unique owner ID code associated with the third party; linking the cryptographic digital asset with the new unique owner ID code; and transmitting the unique digital shoe ID code and the new unique owner ID code to the distributed blockchain ledger for recordation on a new transaction block.

 長えぜ~♪
 こういう場合は面倒くさいので,翻訳ソフトにドーン!です(実はファミリーの出願を探したのですが,今年の5月の出願だと日本でも登録されない限り,公開されないよねえ。)。

1.履物またはその代表的なデジタル設計ファイルの物品に関連する暗号デジタル資産の生成を自動化する方法であって、履物の各物品は、ユーザの足に取り付けるためのアッパーと、ユーザの足をその上で支持するためにアッパーに取り付けられたソール構造とを含み、前記方法は、分散コンピューティングノードからの分散コンピューティングネットワークを介してミドルウェアサーバコンピュータを介して、履物の物品またはその代表的なデジタル設計ファイルの第一当事者から第二当事者への有効な転送を示すトランザクション確認を受信することを含む方法;暗号化されたリレーショナル・データベースからミドルウェア・サーバー・コンピュータを介して、サード・パーティに関連付けられた一意の所有者識別(ID)コードを決定;履物用品又はデジタル設計ファイルに関連する暗号デジタル資産を生成すること、デジタル靴及びユニークなデジタル靴IDコードを含む暗号デジタル資産を生成すること、及びデジタル資産は履物用品又はデジタル設計ファイルとは別個に転送可能であること;ミドルウェアサーバコンピュータを介して、固有の所有者IDコードで暗号デジタル資産をリンクすること;ミドルウェアサーバコンピュータを介して分散ブロックチェーン台帳に、固有のデジタルシューIDコードおよび固有の所有者IDコードを送信して、暗号デジタル資産の取引ブロック上の第二者への転送を記録すること;暗号デジタル資産を第三者に譲渡する要求を伴うデジタル譲渡提案の受領;第三者に関連する新しい固有の所有者IDコードの決定;暗号化デジタル資産と新しい固有の所有者IDコードのリンク;一意のデジタル・シューIDコードおよび新規一意の所有者IDコードを分散ブロックチェーン元帳に送信し、新規トランザクション・ブロックに記録する。

 cryptographic digital assetとありますので,まさに暗号資産です。これは実在の靴や設計ファイルとは別に移転可ということのようで,何か手形のようなイメージすら浮かんできます。

 しかし,こういうのってやっぱ発想がイカしてますね。こういう発想ってもう日本じゃ無理なのかなあ・・・。

 兎も角も,ちょっとおもしろい話でしたね。
 
4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ山本橋に来ております。
 
 桜の葉もほとんど散ってしまいましたね。
 今年は紅葉が遅いとは言え,もう12月も10日を過ぎ,中旬と言っていい感じです。
 今月もあっという間に終わりそうですね。

知財高裁令和1(行ケ)10154号(令和元年11月27日判決)

1 概要
 本件は,平成29年12月18日,発明の名称を「地上,地下と地面」とする特許出願をした原告が,拒絶査定を受けたため,拒絶査定不服審判を請求したところ,特許庁から不成立審決をくだされたことから,審決取消訴訟を提起した事案です。

 で,高部部長の合議体(一部)は,何と訴え却下という判決を下しました。

 このブログはマジ判決の紹介はしない(最高裁を除く),面白判決の紹介をするだけだ,という方針にいつからかなっておりますので,今日もそういうことです。

2 問題点
 で,いつかも紹介しましたね。今回も同様,期間徒過が問題点です。

 で,条文です。
(審決等に対する訴え)
第百七十八条  取消決定又は審決に対する訴え及び特許異議申立書、審判若しくは再審の請求書又は第百二十条の五第二項若しくは第百三十四条の二第一項の訂正の請求書の却下の決定に対する訴えは、東京高等裁判所の専属管轄とする。
2  前項の訴えは、当事者、参加人又は当該特許異議の申立てについての審理、審判若しくは再審に参加を申請してその申請を拒否された者に限り、提起することができる。
3  第一項の訴えは、審決又は決定の謄本の送達があつた日から三十日を経過した後は、提起することができない。
4  前項の期間は、不変期間とする。
5  審判長は、遠隔又は交通不便の地にある者のため、職権で、前項の不変期間については附加期間を定めることができる。
6  審判を請求することができる事項に関する訴えは、審決に対するものでなければ、提起することができない。

 問題となるのは,当然,3項です。
 
 とは言え,ちょっと問題としたいのは,期間の計算ですね。民法にもありますが,特許法のやつなので,特許法3条です。

(期間の計算)
第三条 この法律又はこの法律に基く命令の規定による期間の計算は、次の規定による。
一 期間の初日は、算入しない。ただし、その期間が午前零時から始まるときは、この限りでない。
二 期間を定めるのに月又は年をもつてしたときは、暦に従う。月又は年の始から期間を起算しないときは、その期間は、最後の月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。・・・」

 ちょっと問題にしたいのは,この3条1項1号です。所謂初日不算入です。

 ということで,これも判旨を見た方が早いかなあ。

3 判旨
「 1  本件記録によれば,本件審決の謄本が原告に送達された日は,令和元年10月13日であり,原告が本件訴訟の訴状を当裁判所に宛てて郵送し,これが当裁判所に到着した日は,同年11月13日であることが明らかである。
  2  審決取消しの訴えは,審決の謄本の送達があった日から30日を経過した後は提起することができない(特許法178条3項)ところ,上記1認定の事実によれば,本件訴えは,本件審決の謄本が原告に送達された令和元年10月13日から既に30日を経過した同年11月13日(上記期間の満了日は同月12日)に提起されたものと認められるから,出訴期間を経過した後に提起されたものであるといわざるを得ない。
3  以上によれば,本件訴えは不適法であり,その不備を補正することができないから,行政事件訴訟法7条,民事訴訟法140条を適用して,却下することとし,主文のとおり判決する。 」

4 検討
 どうですか?
 審決の謄本の送達日 10/13
 訴状提出日     11/13

 なので,却下ということです(期間の満了日は11/12)。

 私ねえ,暫くウンウン唸りましたよ~。あれ?これってギリギリセーフじゃねえの??って。裁判所の方が間違っているんじゃねえのって。

 なので,上記のとおり,期間の条文を見て,そうだよ,初日不算入だろ!初日算入だったらわかるわい,だけど初日不算入で何で??ってわけです。

 ま,これだけ前置きしたので,分かる人や私同様分かってない人もさすがに分かると思います。

 確かに,期間が1か月なら,裁判所は間違いです!
 ですけど,審決取消訴訟のこの期間は,30日と月単位じゃないので,間違ってません,正しいのです。
 そう!10月は31日まであるのです。

 いやあヤバいっす。これ,本人訴訟で,代理人が就いていないので,責任をとらされることはないと思いますけど,何か似たような状況のときに,嘘を言いそうだなあと,実に肝を冷やしました。

 こういう関係であと問題になるのは,異議ですかね。
(特許異議の申立て)
第百十三条 何人も、特許掲載公報の発行の日から六月以内に限り、特許庁長官に、特許が次の各号のいずれかに該当することを理由として特許異議の申立てをすることができる。この場合において、二以上の請求項に係る特許については、請求項ごとに特許異議の申立てをすることができる。・・・


 おおーこちらは日単位ではなく,月ですね。
 なので,2月は28日,3月は31日,4月は30日・・・なんて面倒くさい計算せずに済みます。

 178条3項も30日じゃなく1月に改正すれば,本件みたいなこともなくなりそうですニャー。でも,今度は2月を挟むと不公平ですかね。

 ということで,日単位の期間のやつは気をつけろ!という自戒をこめた話でした。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ,ねむの木の庭に来ております。
 
 昨日は,洗足と,雅子妃のご実家近くに行ったわけですね。
 となれば,今日はお姑さんに当たる上皇后のご実家に来たわけです。

 と言っても,今や建物はなく,こういう感じです。

 ま,この辺も東五反田なのですが,もう超高級住宅街ですね。知っている人は知ってますが。

 そう,五反田って不思議な街ですよねえ。こういうのもあれば,何か風俗街っぽい所もあるし,今は五反田バレーってことで,ITベンチャー起業の地,みたいにもなっていますし。

 ま,人同様,一言では語れないってことでしょうかね。

情報機構主催セミナー講師 「ソフトウェア関連技術知財の現状と基礎知識 ~ビジネスモデル特許か別の手段か、 戦略の立て方と活用実務~」7

1 本日も過ごしやすい東京です。日中は本当風も強くなく,冷え込みもゆるんでいい感じです。

 さて,業務連絡です。  
 私も霞を食っているわけではないので,ときにはここでも宣伝が入ります。 
 つーか,もともと業務連絡というか,営業のためにこのブログは始めたのですけどねえ~♪いつの間にやら,もう制御不能な方向に進んでおります。わしゃ知らねえっと~♡

 情報機構主催セミナー講師 「ソフトウェア関連技術知財の現状と基礎知識 ~ビジネスモデル特許か別の手段か、 戦略の立て方と活用実務~」7

 ついに同じネタで7回目です!
 2016年の11月に始まったシリーズも既に3年以上もやっているということになります。根強い人気があるわけです。
 
 日時:2020年1月31日(金) 12:30-16:30  
 場所: [東京・東新宿]新宿文化センター 4階第1会議室

 場所はこの前と同じですね。だけど中身は多分ちょっと違うでしょう。
 この手の話って弁理士が講師をやるものって結構あると思うのですね。だけど,弁護士ならではの視点でやりますので,そこが特徴かもしれません。

  詳しくは,こちらです。あまり外じゃ聞けない話と,おまけで後継ブログのURL告知等もありますので,ちょっと先ですけど,ご興味のある方は,よろしくお願いします。
 あ,講師割引もありますので。

 あと,このセミナー,ここで何度も言っているとおり,弁護士の人でも弁理士の人でも全くウエルカムです。
 こういうセミナーって,時々,同業者お断り~みたいなものがありますが,私は全くそんなことはありません。普段は差別主義者で,排除上等な感じなのですけど,自分の知識に関しては何らの出し惜しみ等はありません。

 今回の新しいフューチャーは,MAASですかね。ま,そんな所です。

2 じゃあ業務連絡もここまで。

 さて,散歩のコーナーにしましょうかね。と思ったら,日経から,会社法の改正が国会で成立したとの報が出ております。普段あんまり関わりはないのですが,やはり一応企業法務系~弁護士ということになっていますので,この辺もアンテナを張っておく必要がありますね。あと,労働法も,ですね。

 知財法だけ知ってりゃいいってわけじゃないんすよ,明細書書きマシーンの皆さんとはちょっと違うのですニャー。ムフフフ。

  で,本当に流浪の弁護士,散歩のコーナーです。
 本日は,ここ,高輪ゲートウェイの近くに来ております。
 
 ま,山手線と京浜東北に乗っている人は先刻ご承知と思いますが,既に電車は高輪ゲートウェイの駅の中をバンバン通過しております。

 私も先週だったかな~例の六法を買った日に久々山手線に乗ったら,あ,ルートが違うなあ~お,本当に中を走っているんだ~って所でした。
 面白い!です。

 さて,散歩は続きます。
 
 サボネアは兎も角,ここはどこでしょうか?
 ま,ノボリで分かりますかね。そろそろ例の討ち入りの時期ですよ。

 ということで,泉岳寺に来ているわけです。

 お墓はこんな感じです。
 
 結構狭いのですね。外人が多いかなあと思ったら,今日は少なかったですね。
 W杯の時期は凄く多かったのですが・・・。ラグビー見るついでというのは非常に良いタイミングだったのでしょう。来年のオリンピックはどうなりますかねえ。

 ところで,去年の今の時期は・・・と思ったら,台湾に行ってたころでした。
 あれからもう1年です。やはりこの1年外国に行くことはありませんでした。
 なかなかねえ,貧乏暇なし弁護士には外国は遠いよねえ。

 ああ,本当台湾は夢のようでした~。

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弁護土・弁理土
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サーフィン&スノーボード
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。

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