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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 結構長く続けていた弁理士会の研修所の運営委員ですが,この度訳あって終了することにしました。

 独立した直後に参加させて頂いたものですので,色んなことがありました。ですので,ちょっぴり寂しいのですが,まあ良い潮時でしょう。

2 突然のお別れの発端は,その運営委員での議事中,私の提案した議題が否決されたことに発します。

 とは言え,松岡洋右,敢然と国際連盟を後にする~っちゅうのではなく,それはそれで別に良い話です。何つっても,無鉄砲にも任官に応募して瞬殺されるというくらいですから,基本チャレンジャーなわけです,年甲斐もなく。失敗なんてできるうちが華ですよ。

 ですが,問題は,その議事後の或る弁理士からのメールです。
 どういう話かというと,いやあそんな深謀遠慮もなく提案したら否決されるに決まってまっせ~えらいご苦労さんなことで~そんなこともわからんと,あんさん随分アホンダラのようですな~わてが色んなことを教えてあげまっさかい,わてに聞きにおくれやしてごめんやっしゃでおくれやっしゃ~とこんな感じでした(意訳)。
 ま,要するに,目立ちたがりの役立たずは俺の爪の垢でも煎じて飲むといいさ,こんな趣旨なわけです。

 ところがこの或る弁理士,運営委員になったのもごく最近で,弁理士の登録年も私より随分若いのです。
 ですので,はあ~?何おまえ,偉そうな上から目線,何様のつもりじゃ,クソボケと,久々頭に来たわけでした。いやあ怒髪天を衝く感じなのはずいぶんぶりですよ。

 なので,こんなやつにアホンダラ扱いされるとは・・・焼きが回ったもんじゃのうと,速攻,担当部の部長宛,この辺でお暇させて頂く旨を出した次第です。

3 弁護士もそうでしょうが,弁理士の会務活動も基本は派閥の持ち回りです。
 君は今回研修所の運営委員をやってくれ,君は***委員,あなたは***委員,みたいな感じで会務の委員が埋まっていくわけです。もちろん,所属する事務所のお偉いさんが会務活動に熱心なためイヤイヤやっている弁理士も多いとは思いますよ。

 ですが,私の場合,皆さんご存知のとおり,何の派閥にも属しておりません。ですので,義理立てする派閥やそれに類するものなんてないのです。

 じゃあ営業活動の一環みたいな感じ~?ですけど,否定はしませんが,運営委員を10年近くやっててそこから仕事につながったことはたったの1件しかありません。ほんのそれだけです。ですので,これも理由になりません。

 そもそも弁理士会の研修所の運営委員をやっているのは,独立直後の2009年から2010年のころに話が遡ります。
 イソ弁時代からお世話になっている弁理士のW先生,この先生から誘われたのがきっかけです。
 前の事務所から追い出されるようにして独立した私を見て不憫に思ったのでしょう。きっと客も居なくて往生している筈だ,知財の弁護士は弁理士経由の仕事も多いだろうから顔つなぎ的に入ってみるといいだろう,そんな感じだったと思います。

 ですが,そのW先生も,もう5年くらい前に研修所を辞めています。すでに義理立てする必要はないのです。

 じゃあ結局,それなのにいまだに研修所の運営委員を続けていたのって,何故?という話になろうと思います。
 弁理士の人なら知ってのとおり,6/8ルールというのがありまして,ほぼすべての委員会は連続6年か8年で再任されないというルールがあるのです。研修所の運営委員は,8年の方ですが,私は当然その8年を経過しています。
 しかしながら,ここでも書きましたが,昨年の任期満了の直前,上記の担当部の部長から,もう暫く居てもらえないだろうか,上に例外を認めてもらうようにするから・・・ということで,例外的に所属していたわけです。

 ま,つまり,ここが重要ですが,請われて,委員をやっていたということです。あくまで,請われて,です。ここは重要ですからね。

 それに,私も来年で弁理士試験を受かって丸20年,この資格あっての今があるということは身に染みて分かっているつもりですから,多少でも役に立つなら,と思った所もあります。情け,って所でしょうかね。

 ですが,まあ上記のようにアホンダラ扱いされるとは・・・。きっとその或る弁理士からすると,何か目立ちたがりで実に役立たずのオッサンに見えたのでしょうね~♡(悪かったね,役立たずで。)。

 ですが,請われてやっているだけなのに,そんな仕打ちを何でされないといけないの~,こう思うのもまた当然の話です。

4 ということで,この一件で,かなり大きな音とともに,情けの糸がブッツと切れてしまった,こんな次第です。

 まあ,でもよく考えると,ちょっと延長戦というか,長すぎた~感はありますね。私自身も,W先生が辞めて以来,辞め時を逸して今に至る~って所がありますので,ちょうどいい潮時,まさにそんな感じです。
 
 個人的にかなり親しい先生も居て,これでお別れというのも多少は寂しいのですけど致し方なし,またどこかで会えるでしょう。

 ところで,熱心にやったプロボノ活動って,この犯罪被害者支援の関係もそうですが,どうも石もて追われるようにして終わることが多いです。士業って恩を仇で返されることが多い職種だと思いますので,この辺は織り込み済みって所でしょうかね~フー。

 まあしかし,大して偉くもないくせに,偉そうにする奴はどこにでも居るんだなあって所です。え?あんたほどじゃない,こりゃまた失礼致しました~!
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1 よく見るとほぼ1週間ぶりの更新ですね。しょうもないことでも書くことに困ることのない私ですので,実に珍しい状態でした。

 ま,この手の仕事している人なら分かりますね。
 偶には忙しいのですよ!このブログは所詮見る人にも私にも暇つぶしでしかありませんので,他にやることが目白押しだともう後手後手です。
 
 しかも,この1週間,特段何か書きたくなるようなこともそうそうありませんでしたからね。でも,タイトルからして,もう中身は分かると思います。

2 これねえ,日大に危機管理の専門家って本当居ないのだなあと思いますね。
 ま,相撲協会→レスリング協会の例を見るにつき,スポーツ業界ってこの処理が基本下手なのですけど,それにしてもです。

 ま,私,東工大出身なので,日大~はあ?って感じではあるのですね(当然学歴厨です。)。今までの生涯で日大出身の知り合いなんて居ませんでしたもん。ま,日大出身の人も東工大出身者の知り合いなんて殆どいないでしょうから,お互い様かもしれませんね。ウヒヒヒ。
 
 何というか,ダメな所はどこまで行ってもダメだなあって,そんな感想ですね。

 で,東工大の話が出ましたが,東工大だって完璧じゃありません。ですが,危機管理は結構上手い方じゃないかと思いますね。

 東工大が叩かれそうになったという事例はそうそう多くありませんが(所詮,無名単科大学ですから。),有名なのが2つあります。
 1つはごく最近の入学試験のミスです。報道はこちらですかね。阪大や京大に学んだようで,迅速できちんとしていたと思いますよ(身贔屓的に見ても)。こういうミスって時間との勝負の意味合いも大きいですからね。GW前なら合流もさほど大きな問題にならないでしょう。

 で,もう1つが今回の話と似た所のあるもので,それは鳥人間コンテストの事故ですね。夏に琵琶湖で行われる鳥人間コンテストですが,まあ当然リスクもあります。
 で,東工大の出場チームで事故が起きたわけです。これが2006年の話です。

 他方,次の年2007年も事故が起きています。これは九州工業大学のチームです。今も残っている報道等は,こちらですかね。

 2006年の東工大の事故も大きな事故でしたが,東工大のチームはその後も毎年のように参加しておりますし。それ以上の大きなトラブルになったということは聞いておりません。
 ところが,九工大の事故の場合は,その後,かなり大きなトラブルに発展しております(議論が発散するので,こちらの話はツッコミません。)。

 対比するとやはり東工大の事後処理が優れていたのでしょうね。

 神ならぬ人が完全に何かをすることなど出来ません。裁判官や官僚はこの時代にいまだに,無謬性なるものを信奉しているようですが,危機管理的にはアホ!としか言いようがありません。

 誤りは起きる,過ちは犯す,失敗は起きる,この前提で,じゃあそういうことが起きたときに,影響を最少にするようにする,ここがポイントなわけです。
 ですが,上記のとおり,所詮は三流,四流,いや五流大学~,期待するだけ無駄!ってやつかもしれません。

3 で,組織としては上記のとおり,裁判所や省庁や所謂名門企業と同様の,クソだったわけですが,次は,君ならどうする?ってことです。

 このブログの読者は勤め人が多いと思いますが,職場等で違法行為,これだとクリティカルな状況じゃないかな,自分のポリシーと反するような行為を要請された場合,どうする?ってことです。

 ここ最近,アベガー終わった~更には日本も終わった~感がありますが,1つには,こんなこと誰かチェックしなかったのとか,それっておかしいんじゃないのって言う人いなかったのとか,結局そういう事例が相次いだからじゃないかと思うのですね。

 組織はクソでも,個人的なクリティカルポイントに来たときに自分はどうするか,これが次のポイントになるのではないでしょうか。

 そのときに,どうしますかね。試合に出してやるから**でもして潰してこい,ちょっとここを書き換えてこい,このノルマを達成してこい,さあさあ,どうしますかね。
 特に狡猾な上司・上官なら,こうやってああしろみたいには言いません。それをやるなら忖度してやることになるのですね~。ああ,辛い辛い~。でもでも,さあさあ,どうしますかね。

 あ,私?~私なら,簡単です。金次第~です。
 10万円なら馬鹿言ってんじゃないよですけど,10億円なら,もう何でもやります!何でもご用命ください!こんな感じっすね~。

 でも,下手に倫理観や良心のある皆さんは,そうじゃないでしょ。さあさあ,どうしますかね。ムヒヒヒ。

4 で,最後はビジネスモデルです。
 上記に,日大出身の知り合いは居ないと書きましたが,実は特許の業界,日大の派閥があります。もはや小ぢんまりですけどね。

 これは特許事務所のビジネスモデルに関係するのですね。

 今回のアメフトのとおり,日大ってニッチな分野に目をつけ,そこを拠点にするということが上手です。司法試験なら,早稲田,慶応,中央の後塵を拝することになるけど,その辺が注目していない弁理士試験なら何とかなる,これですね。

 なので,日大は昔から弁理士受験生を支援していたことで有名です。上記の大学が司法試験の受験生を支援していたように。

 いやいやいや,それで受かったからって明細書書けないでしょ。だって理系じゃないでしょ,そうそれはそうなのです。だからビジネスモデルと関係するのですね。

 今は弁理士試験はさほど難しいものではなくなりました。司法試験の大暴落に比べればまだマシですけど,兎も角昔の弁理士試験はすごく難しかったのです。

 なので,東大とか京大とか東工大とか出たけど食えないやつら(二重の意味)をかき集め,何とかなだめすかして明細書を書かせて,学生のころから弁理士試験を目指して何とか合格した文系の自分が所長になって仕事をとれば,超超儲かるビジネスモデルの出来上がり~これが一昔前の儲かる特許事務所のビジネスモデルだったわけです。

 無資格者なら,弁理士会費も要りません。さらに無資格者は自分で開業できませんから,少々の無理難題も飲むしかありません。
 鵜飼と鵜と言いますか,奴隷遣いと奴隷と言いますか,営業マンと明細書作成マシーンと言いますか,そんな関係なわけですね。

 で,そんな事務所に依頼する企業も・・・ってことなのですが,法務と違って知財(当時は特許部)の遵法精神(つまりはコンプライアンス)なんて,羽毛程度の屁みたいなもんでした。いやあ資格の有無にかかわらず,出来上がった明細書が良ければ何でもいいっすよ~じゃ所長,赤坂の例の店に行きますか~ワハハハ~の共犯関係ですからね(無資格者に検査をさせたどっかの車メーカーと構造は同じ~ですね。)。
 
 ということで,日大出身の明細書の書けない所長が引っ張る,そして,その所長が唯一人の有資格者(弁理士)で,その下に錚々たる学歴だけど無資格者の修士,博士達が連なる,これがイケてる事務所の典型でした。

 ま,特許庁も良くなかったのですよ。こちらも,お客と言える知財協の企業たち(多くが経団連メンバー)にはそんなに強いことを言える立場じゃなかったのですね。結局,経産省の外局に過ぎませんから,本省での政策決定に強い力を持つ企業がこうしたい~となったら黙認するしかなかったわけです。

 で,弁理士会も同じでした。会員が儲かっているのに,そのビジネスモデルを壊すようなことができるわけがありません。

 さらに,まずかったのは,弁理士法では身内の非弁,つまりは名義貸しを禁じる条文が長い間無かったのです。以下の現行法31条の3が出来たのは,ここ10年くらいの話です。
(非弁理士に対する名義貸しの禁止)
第三十一条の三 弁理士は、第七十五条又は第七十六条の規定に違反する者に自己の名義を利用させてはならない。

 弁護士法なら昔から27条がありますが,こういう重要な条文が弁理士法には長い間無かったため,弁理士会も特許管理士を始めとする外の非弁には厳しかったのですが,所謂特許技術者と呼ばれている身内の非弁にはことごとく甘かったわけです。

 ですが,H13に試験制度が変わり,弁理士試験が簡単になったころから,そこそこ変わりました。
 今まで冷や飯を食わされていた理系の特許技術者が試験に受かるようになり,特許庁も無資格者の中間処理対応まかりならぬ,審査官に面接・電話できるのは有資格者だけ!とし(随分遅いけどね。),儲かりゃ何だっていいよの企業の方も多少コンプライアンスを頭の隅におき~そして,上記の法改正もありました。

 それに,ビジネスモデル特許が典型ですけど,今まで日陰者だった特許や知財の世界に脚光が当たり,若い人の積極的な選択肢にもなってきたわけです。知財部も,食えないエキセントリックな技術者上がり(私のような)が,ゴミ溜めのように集まるモンスターエンジニアの墓場~ではなくなったわけです。

 ですので,日大の弁理士派閥も今や風前の灯火です。去年の統計で見ると,普通の偏差値順みたいになっていますね,弁理士試験の合格者~。

 ビジネスモデルの変革,世の中の変革に耐えられないのは,自分のところのアメフト部と同様だったようです。どうも今までお疲れ様でした~(オカダカズチカ風)。
1 今日は月曜日ということで,日経の法務面にツッコミを入れる日なのですけど,肝腎の法務面には興味を引くようなものはそんなに無かったですね。

 ですが,5面に首記の記事がありまして,これが結構面白かったです。

2 中国というと,今や年間に100万件以上の特許出願のある国です。勿論,それには裏話もあり,クレームだけ考えれば明細書に仕上げてもらえる,しかもタダでとか,その他の補助金等もたくさんあるだとか,その手の話には事欠きません。

 だけどねえ~ってやつです。

 最近工業製品を買ったりするときには,どこで作られたかをじっくり見ますね。
 made in Chinaがあるとじゃあ大丈夫かなあと思いますし,他方,made in Japanなんてあると,これはヤバい,何か裏がありそうだと思ってしまいます。

 去年買った防水のスマートウォッチ,勿論今も動いております。サーフィンだけではなく,スノボのときも持っていき,ライディングでの映像もバッチリでした。解像度は低いですけど,実に良い買い物でした~。
 こんなの出せるかなあ,今の日本のメーカーが。しかも1万円もせずに。

 他方,一昨年買ったマウスコンピュータのデスクトップ(マウスコンピュータは国内生産で売っております。)では酷い目に遭い続けています。
 しばらくマトモだったのですが,先日は何故か立ち上がり→回復モードに入り,しかもキーボードもマウスも全く効かないという無限ループモードにハマってしまい,右往左往でした。
 それが何と確定申告の直前でしたから,本当に青ざめました~。
 その後,何とか回避し,0スタートは免れたのですが,もう嫌だ!絶対次は違うメーカーにする!と再度再度,本当に再度固く心に誓ったのでした。

 ま,昨今のいろんな日本の大企業の不祥事を見るにつけ,マウスコンピュータだけじゃねえなって感じがするのは私だけでしょうかね。

 ちなみに,出願ではなく私のメインの仕事でもある知財の訴訟で比べてみると,「中国が年間13万件,日本は年間500件と,比較にならない」らしいです。対中国で見ると,3桁!も違うので,何と0.4%くらいの比率です。

 いやあ中国に行った方がいいかもしれませんねえ,いろいろと。

 この記事は,渋谷さんの記名記事ですが,「現実を直視し抜本的な手を打たないと,彼我の差は開くばかりだ。」と締めくくっております。

 特許に頼るなんて店じまい前の,即席トロールだけだよ~って話もあります。例えば,私が元いたソニーも,βとVHSでの争いに負けた後,VHSでも使える特許からのロイヤリティでかなり美味しかったということですからね。

 ですが,元気な子供は股間も元気~♪(by所ジョージ)なわけですよ。そういう所からも攻めていかなきゃダメだと思いますよ。

 いやあ別にいいのです,日本は従来とおりのこんな感じでいきます~と知財の裁判官やら立法担当者やらが思うのであれば,私も本格的に仕事替えを考えないといけません。本当にそろそろそんな感じがしますね。

3 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士散歩のコーナーでございます。
 本日はここ日比谷公園に来ております。
 
 弁護士会館と検察庁の建物をバックにです。
 何か五反田より早いなあって感じでした。
 
 ここは,斜向いが経産省の交差点の近くですが,さらによく咲いていました。今週末,満開になるというのもそのとおりかもね~って感じです。

 で,今日は珍しく,本当に珍しく知財高裁に行ったので,その途上の写真でした。
 その後,五反田に帰ってきましたので,目黒川の様子です。
 
 これは御成橋から上流方面を撮ったものです。
 
 他方,これはいつもの山本橋からです(下流方向)。つまり,上記の2つの写真はほぼ同じ所の左右逆な様子なわけです(山本橋の隣の橋が御成橋)。

 こう見ると,日比谷公園よりは咲きが遅いですが,木によってはもう2分咲きくらいのものあります。
 まさかこんなに早く・・・みたいな感じか知りませんが,散歩をしている人は思ったより少ないですけど,今年は早い!ボヤボヤしていると良い時期はすぐに過ぎてしまいますよ~。

 
  
 
1 カテゴリーは産業財産権としましたが,内容はほぼ特許かなあという感じでした。

 これは何かと言いますと,昨日弁理士会の研修所主催の研修がニッショーホールであったのですが(大阪は本日のようです。),それですね。知財の裁判官に色々話してもらうというやつです。

 隔年というか高裁と地裁で1年毎に交替し,話してもらうわけで,去年の東京は地裁29部の部長の嶋末さんでした。
 今年は,高裁の番なので,東京も大阪も知財高裁所長の清水さんに話してもらうっていう感じです。

 で,内容は・・・良かったですねえ,私には。

2 私にはと書いたのは理由がありまして,弁理士の中にはうーん,イマイチだったという意見もあったからです。

 こういう裁判官の話って,本当は弁護士,知財高裁なので,知財をやっている弁護士のお客が一番適当なのだと思いますけど,何せ弁理士会ですので,致し方ありません。

 細かい内容はあまり開示しませんが(行った人のご褒美と,萎縮の防止ですね。),凄い裏話みたいなものは無かったかなあと思います。

 清水さんは立場上こういう所で話す機会も多いですし,平部長の頃から結構講演してましたので,どっかで聞いたことのある話が多かったかなあと思います。とは言え,バージョンアップと再確認の意義はありましたし,そういう所が実は重要だったりしますのでね。

 ただ1個だけ,今度の大合議事件は,4/13に判決があるそうです。そして,その論点は,訴えの利益と進歩性ということでした。
 先月の終わりに私がここで論点予想をしたのですが,やはり大外れでしたね。いやあスンマセン。ともあれ,詳しくは判決見てからですね。

 大阪の人は本日午後からということですので,お楽しみに。

3 で,昨日そのあとは,知り合いの弁理士の人といつものように飲みに行きました。
 びっくりしたのは,最近大手企業からは成功謝金を取れないってことでした。

 ま,弁護士だと着手報酬でお金を取ることが多いと思いますので,イメージしやすいかもしれません。要するに,特許を出願して,無事特許査定となると,それは成功ですので,成功報酬的なお金を貰えるという仕組みなわけです。

 ところが,特許にかける予算を大幅減少というのが,ここのところの知財実務のセオリーですから,出願数を絞り,単価も安く,そして,個々の予算も絞るだけ絞る,ってわけです。

 ま,中間処理のお金は変わらず貰っているらしいですが,世知辛い世の中ではありますね。成功謝金なんて当たり前のスキームと思ってましたから。

 で,こう考えると,弁理士(特許事務所)のビジネスモデルというのはもう破綻寸前(既に破綻?)というのがよく分かります。

 特許事務所のビジネスモデルが何かというと,大手企業(特に大手メーカー)の明細書作成の下請け,なのですね。

 もちろん,法上,下請法の適用は特許事務所にはありません。大手企業が,他の企業に,特許事務所から上がってきた明細書を納入するなんてことはありませんからね。
 しかし,本来知財部でやれそうなことを外注に出しているわけで,構造としては所謂下請けと変わらないわけです。

 なので,大手企業からの発注が少なくなる,なくなるなんてことがあると,特許事務所の生死に関わります。リーマンショック以来の出願数右肩下がりで青息吐息なのは,弁護士の業界以上です。

 じゃあ,ビジネスモデルを見直せばいいわけですね。
 「大手企業(特に大手メーカー)の明細書作成の下請け」
なのですから,前半の,「大手企業」という所を,まずは中小企業に変えるというパターンがあります。
 なので,最近の弁理士会は中小企業がどうのこうのと旗を振っているわけです。ですが,バジェットに限界があるようで,なかなか難しい所です。

 次に,やはり前半の「大手メーカー」という所をそれ以外に変えるというパターンがあります。例えば,フィンテック,その他の何とかテックとか,あとはビジネスモデル関連です。
 これはバジェットが大きいので,結構上手い手だと思うのですが,いかんせん,出願数が伸びないという欠点があります。権利行使が上手くいかないことが多いので,C/Pが悪いのが原因だと思います。

 さらに,後半の「下請け」という所を変える手もあります。所謂下請け企業からの脱却ですので,BtoCに挑むということになるわけです。
 しかし,特許の業界でBtoCというと,なかなか手がありません。考えられるのは,特許事務所自体が特許を取得し,それを権利行使していくというパターンです。
 ですが,これでは特許事務所がパテント・トロールになるということですので,倫理上・経済上イマイチの手かなあという気がします。

 名古屋の事務所で,このようなビジネスモデルを取っているところがあると思いますが,日本の今の訴訟状況では難しいでしょうね。

 なので,さらに,特許+開発や特許+設計ということで,半事業会社化するという手もあるでしょう。前者が半導体エネルギー研究所のビジネスモデルで,後者がクオルコムのビジネスモデルですね。

 しかし,このビジネスモデルの場合,お金が沢山必要です。特許事務所は一般の企業に比べると零細企業も良いところですので,上記のビジネスモデルはなかなか難しく,だからこそ,せいぜいパテント・トロール化するのが関の山ってわけです。

 弁理士会もその辺は気づいており,だからこそコンサルティング業務へ~誘っておるわけです。

 ま,兎も角も,旧来のビジネスモデル「大手企業(特に大手メーカー)の明細書作成の下請け」,はもうダメですので,各々頭を使って生き延びるしかない状況です。

 強いものが生き延びるのではなく,生き延びたやつが強い,これからはそういうことが身にしみる時代ですね。
 で,私はどうかというと,ダラーっとしてますので,当然淘汰されちゃう方でしょうねえ,ああ困った困った~♡。

4 景気が悪い話をしましたので,さらに景気の悪い話を。

 上記の講師をされていた清水さんは今年の5/5が65歳の誕生日なので,上記で書いた大合議判決が花道のようです。

 で,清水さんの講義を聞いていて気づいたのは,ずっと立ちっぱなしだったってことです。
 私もそうですが,セミナー慣れすると,座りませんね。

 スティーブ・ジョブズ系のプレゼンをテレビでも見ると思いますけど,皆さん立ってますよね。

 まあこういうのは退官後の布石なのでしょう。前任の設楽さんもプレゼンは上手かったですが,それ以上です。その前の飯村さんは・・・あまり上手くないですね,正直。

 ということは恐らく大手の法律事務所に天下りというか就職されるでしょうから,その際の売りのポイントになるというわけです。

 で,それがなぜ景気の悪い話に繋がるかというと,知財高裁出身の元判事弁護士っていうくらいじゃもう大して売りにはならないんじゃないのって話です。
 だって,清水さんが弁護士になり,数年後には今度は高部さんも弁護士としてやってくるのでしょう。
 弁理士以上に世知辛い弁護士の業界~その程度の経歴じゃあねえということで,価値のデフレ化も起きてくるのではないかなあということです。早めに辞めた某先生は良かったですねえ,ってことになりそうです。
1 官庁の人事というと,やはり年度の変わる4月が多いと思いますが,意外とこの7月ってえのは,人事の季節なのですね。

 で,目玉は,今朝出てきた特許庁長官の人事です。何と,初の女性だそうです。

 ま,都議選があんな結果だったので,安倍ちゃんのケツにも火がついたのでしょうね。

 宗像直子さんということで,1984年に東大法学部を出て,通商産業省(現経済産業省)に入省した人のようです。私とは4つ違いですな。

 で,こういう話を聞いて,私が思ったのは,殆どの人とは違うことです。
 何かと言いますと,お!ってことは~高部部長の妹さん,女性初~というのを逃したってことですね,残念。

 ここでも以前書いたとおり,次期知財高裁所長と目されている知財高裁4部の部長の高部さんには妹さんがいらっしゃるようで,しかも特許庁のキャリアなのですね。

 キャリアつまり有名人なので,経歴なんて,インターネットでも探せます。1985年に東大の薬学部を出て,特許庁に入庁したようです。おお,宗像さんとは1こ違いってことですかね。

2 まあでもこう見ると,キャリアと言っても,法学部卒の法律区分じゃないと東大卒って言っても随分出世に違いがあることがわかります。

 まあ,法律区分で通産省に入省した人から見ると,たかが外局の特許庁のトップなんて,屁みたいなキャリアかもしれませんが,実際に特許庁で実務やっている人からすると,天上人には違いありません。まあ例えるなら,新疆ウイグルやチベットでの共産党書記みたいなもんでしょう(あ,違いますかな。ムフフ。)。

 私の同級生でも公務員になっている人は多いのですが(あ,一番有名な同級生も公務員でしたね。),法律区分のキャリアだと凄く出世が早くて,技官などの技術系公務員に対して10年くらいの差は退官までに逆転されるらしいです。

 なので,高部部長の妹さんも,実務トップの特許技監を目指すということなんでしょうね。まあいいじゃないですか~知財高裁,女性初の所長はもう決まっていますから~。

3 で,せっかくなので,上に出た都議選ですが,予想以上に都民ファーストが勝ちましたね(予想以上に自民党が負けたということですが。)。

 なので,私の投票した候補の人は,トップで当選してました。で,思うのですが,私のように,自民党支持者で今回は都民ファーストに入れたって人,多いのではないでしょうかね。

 ということで,他のブログですが,このMore Access! More Fun!というブログに面白いことが書かれていました。

 そうなんだよね,そのとおりって感じです。ただ,この人も書いているとおり,じゃあこれで国政もどうかっていうのは実に分かりにくい所です。

 今の自民党に前ほどの勢いがないのは確かですが,かと言って,前に自民党が下野したときに受け皿になるような党がないのです(日本新党とか,民主党とかのような)。
 今の民進党じゃあダメでしょう(民進党は今回の都議選で実質的に自民党とどっこいどっこいの負けっぷりです。)。

 次の衆院選は,2018年の12月までに行われます,絶対に(前回の選挙が2014年の12月だったので,任期が来てしまうのですよ。)。もう来年です。
 なので,この1年半の間に,自民党に代わる受け皿が出来ると,一気に再度の政権交代が起きるでしょうね。

 その決め手は小池さんだし,あとは橋下ちゃんですかね。この二人が組んで,保守なんだけど自民党よりは若干左寄り路線だと,大勝利になるんじゃないかなあ~。

 おっと,今日は初めから終わりまでずっと生臭い話ばっかで,実にこのブログらしくて良かったのではないでしょうか。
1 本日は発明の日,らしいです。
 特許庁もこんなページを用意しております。私にとってはだから何なんだ?って所ですので(恐らく他の多くの人にも),違う話,まあ小ネタで行ってみましょう。
 
 (こんなバナーも使い放題らしい。)

2 まずは本日の日経の一面です。
「新日鉄住金、元従業員側が解決金 ポスコ技術流出で」ということで,民事の和解が,元の従業員と成立したみたいですね。

 結構な大きな話です。
 水面下では今までもあったかもしれませんが,営業秘密を漏らした元従業員にけじめをつけさせたというのはあまり聞きません。
 大きな会社というのは体面を気にしますが,最近は株主への説明責任とか,そういう所謂コーポレートマターの観点から,ナアナアで済ませなくなったようです。まあ私の商売的には良い傾向ですが,大局的にはどうなんでしょうねえ。

 で,この問題となった技術の,方向性電磁鋼板というのを,特許権者の新日鉄住金の昔の名前の新日鉄で検索してみました。
 JPlatPatの「特許・実用新案テキスト検索」で,特許請求の範囲と要約「方向性電磁鋼板」AND 出願人/権利者「新日本製鐵株式会社」ですね。特許公報のみです。

 そうしたところ,何と700件もの特許が挙がりました。一番古いのは,特願昭60-017591ですね。「鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法」です。

【請求項1】Si 4.5重量%以下を含むけい素鋼熱延板を、必要に応じて行なう900゜~1200℃での焼なましの後、1回または中間焼なましをはさむ2回以上の冷間圧延により最終製品板厚となし、脱炭焼なましののち最終仕上げ焼なましを行なう一方向性電磁鋼板の製造方法において、前記脱炭焼なまし工程と前記最終仕上げ焼なまし工程との間で、鋼板表面に形成されている酸化層の厚み方向の一部を鋼板表面上部分的に除去し、該除去部が、鋼板の片面あるいは両面の全表面積の3~97%の範囲内で、しかも50mm×50mmの面積範囲内に少なくとも1つ以上存在することを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。

 まあこれはいいとして,要するに特許をかなり出願しているということです。

 今回の話の前段階であるポスコとの訴訟の和解でも,営業秘密だけではなく,特許権侵害を含めた和解だった筈ですから,特許をかなり出願しているというのは当然なのでしょう。

 なので,着目すべきはその戦略ですよね。
 特許を出願していたにもかかわらず,今回の動きが始まったのは,韓国での訴訟からです。ポスコのノウハウをポスコの元社員が中国メーカーに売ったという訴訟で,その元社員が,いやいやいや売ったのはポスコのノウハウではなく,新日鉄のノウハウでっせ~♡ということで火がついたわけですね。

 つまり,そういう事情がないと分からない!ものだったのです。いや別にノウハウってそんなもんでしょ,リバースエンジニアリングで分からない,疑わしいけど証拠がない,解析しても分からない,だからこそのノウハウでしょ?,だからこそ秘匿すんでしょ?そりゃそうです。

 そりゃそうなのですが,じゃあちょっと検索しただけで700件もあった特許(無方向性電磁鋼板もありましたけどね。),って謂わば殆ど無意味だったってことになりませんか。

 リバースエンジニアリングして,すぐにこの特許が使われてる!っていうような特許じゃないと~♫。方向性電磁鋼板と言えども,買えないものじゃないですからね(大手の自動車メーカーは,ライバルの新車を買ってきてはほぼすべてリバースエンジニアリングしています。)。

 まあ本来ノウハウにすべき,リバースエンジニアリングで分からないようなものまでも特許出願したのでしょうね。そして,リバースエンジニアリングで分かるようなことは特許出願しなかった(できなかったのかもしれませんが。),ということなのでしょう。

 私は大手企業の知財部に居ましたから,よく分かります。冴えている人も居ますが,抜け作も大勢居ます。新日鉄住金には良い勉強代だったのではないでしょうかね。
 なので,今後の新日鉄住金は,手強くなるでしょうねえ。

3 お次は人事です。

 この春,知財高裁と東京地裁の民事部(知財専門部)通じて,唯一部長が変わった東京地裁民事46部ですが,新しい部長がウェブサイトに出ていますね。

 柴田義明部長です。平成17年から平成20年ころに知財高裁の陪席だったようですが,全然記憶がないですなあ。

 さて,どのような訴訟指揮でしょうかねえ。

4 さらに人事関係というか,懲戒関係です。
 と言っても弁護士ではなく弁理士です。

 弁理士の場合,人数も少なく,お客さんも大手企業が多いことから,懲戒になる場合って弁護士に比べて圧倒的に少ないと思うのですね。

 とは言え,今月,2件懲戒処分が出ております。一つは1年6月の業務停止,もう一つは,戒告です。戒告の方は若干可哀想な感じがします。ちなみに,これは弁理士法に基づく懲戒ですね。

 今月のパテントはもう届いている方も居ると思いますが,それにはJPAAジャーナルというのが毎月封入されていて,会則違反のペナルティーが載っております。
 それによると,今月は,会費滞納で2名の弁理士が退会処分になっておりますねえ。うー世知辛い世の中です。

 弁護士も弁理士も強制加入方式を捨て去れば,こんな会費滞納で資格を失うことはなくなりますので,早く実現すると良いニャーと思います。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーです。
 本日は,ここ目黒新橋に来ております。目黒川にかかる目黒通りの橋ですね。
 
 いやあ,先週とは打って変わっての緑です。初夏って感じもしますねえ。

 今日の東京の最高気温は,25.7度でした。散歩すると汗が出てきますもんね。さすがに冬物のコートなどはもうクリーニングに出してもいいような気もしますが,どうなんでしょうねえ。
 
 恒例の山本橋です。
 
 こちらも緑,ところどころに花が残っている木もありますが,まあこんな感じですね。
 

1 朝一でちょっとした調べをしようとしたら,全然繋がらない!何のことかと言うと,J-PlatPatです。

 こっちの通信がダメなのかなあと思い,特許庁に行くとあっという間に繋がって,上記の表示がありました。何か,あったのねえん。

 こういうときは本当困りますね。他の商用データベースを使っている人も,やはり総本山,一番早いですもん。特に,経過情報とかは必須じゃないですかね。

 一刻も早い復旧を期待してますよ~♡

2 追伸 17/3/11
 本日も復旧はないですね。

 ところで,本日はあの日から6年です。早いもんですねえ。ぞろぞろと霞が関から五反田まで歩いて帰ったわけです。
 新聞も様々な記事が載っていますが,ここ東京でも死者が出たことは結構忘れられているようですね。
 備えあれば憂いなし,です。なので,北朝鮮の基地を予め破壊できるように,憲法9条は早急に削除するべきですよね~♫

3 追伸 17/3/12
 本日も復旧しないようです。
 まあ明日の月曜に復旧してくれれば大問題にはなりませんので,十分に対策して復旧して欲しいものです。

4 追伸 17/3/13
 何と週明け月曜の今日も復旧しておりません。
 これはさすがにシャレになりませんね。よっぽどの大ダメージか,はたまたサボっているかどちらかですニャ。

5 追伸 17/3/14
 いやいやいや今日も復旧できていません。何をやっているんでしょう!
 マジか!って感じです。

 ところで,昨日の閲覧数は,去年の4月にこのブログが復活してから最大の閲覧数でした~。開始からカウントしても上位3位くらいには確実に入ります。それくらいの数です。

 要するに皆もういい加減にしてくれ~と思っているのですね。私もですけどね。
 ですから,ちょっと,ヘルプデスクに電凸しましたよ~。03-6666-8801です。

 そしたらあっさり電話はつながりました。いやあやっぱねえ,特許の関係者ってお行儀がいいんだよねえ。

 別冊パテント16号の件でも,回収の理由すら書いていないのに,ちゃんと回収に応じたという弁理士の先生がたくさんいましたもん。
 事情通の先生によると,例の話を聞けたときでの回収率は50%くらいで6割が目標だったらしいですが,恐らく軽く目標突破したのではないでしょうかね~。おっとまた議題がずれそうだ。

 さて,ヘルプデスクの女性に聞くと,数日のうち!に復旧するということでした。

 数日って1~9日あるけど,どの辺?って聞いたところ,前半ということでした。
 しかし,今週も今日も含めてあと4日しかないってことは今週中に復旧しない場合もあるってこと?と聞いたら,その可能性もあるってことでした。ゲボー!

 また原因を聞いたら,先週の木曜の外部からのサイバー攻撃とのことでした。そのセキュリティ対策にこんだけ!時間がかかっているってことです。マジか。ちなみに,担当者では,サイバー攻撃の種類(DDoSだとかクロスサイトスクリプトだとかSQLインジェクションだとか)までは知らないってことでした。

 いやあ,最先端情報の権現みたいな工業所有権情報・研修館のくせしてどういう体制でやってたのか,本当怪しいですわ。

 で,緊急避難的に,公報だけ打ち出すなら,espのサイトが使えます。
 https://worldwide.espacenet.com/?locale=jp_EP
 使い方は,私の書いた本,知財実務のセオリーのp155あたりに書いていますので,それを見てください。ポイントは,公開番号を半角文字で入力するってことですね。

 最後はステマでした~。

6 追伸 17/3/15
 勿論,今日も復旧していません。こりゃ今週いっぱいダメそうですね~。

7 追伸 17/3/16
 やはり,今日も復旧していませんね。一体何をやってるのかって非常に思います。
 恐らく知財に関係する多くの人がそう思っているらしく,月火水とこのブログの閲覧数はものすごいことになっています。

 情報を得たいよね,誰しも。ということで,本日も多少の情報を。
 上記に特許の公報を見るには,espのサイトが良いと書きましたので,今度は商標の方です。商標も特許以上にニーズがありそうですからね。
 
 それはwipoのサイトです。
 http://www.wipo.int/branddb/en/
 espと違ってこちらは日本語対応がないのが,残念ですが,何とか使えます。
 Brandのtextのクエリの所に,ブランド名を入れると日本の特許庁の公報でも検索できます。
 このサイトの表記とか説明は日本語じゃないのですが,クエリには直接日本語を入れても大丈夫です。

 試しに「ソニー」を入れてみると,162件出ます(全類検索)。なかなか面白いです。

 試しに一番上をクリックしてみると,こんな感じです。

 どうですか~使えるんじゃないですかね。画像商標の検索はけっこう優れものらしく,今回の騒動が終わっても使い勝手がいいのではないかと思います(あとは日本語化ですなあ。私しゃ英語不得手なもんで~♫)。

8 追伸 17/3/17
 やりました~漸く復旧です。

 ダウンしていたのは丁度1週間になりますかね。恐らく上の方から,1週間で済ませろ,という厳命が下り,週末の金曜の今日になったのでしょうねえ。だって今日復旧させないと,実質的にあと3日伸びることになりますから(週末は3連休)。

 ともかく良かったです。さすがに今回の件は,マスコミでも報道し始めたようですので,大事にならなくて良かったですね(もう大事ですかね。)~♡。
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