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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 機が熟した,そんな感じです。

 このブログ,基本タブーはありません。ですので,私の失敗談も載っけているようにしています。例えば,このだとか。

 勿論,負けること失敗することは恥ずかしいですよ~私も人間ですので。でも,そんなことよりも,挑戦したからこその失敗でしょ~攻めてるってことですよ~こっちを自慢したい気持ちの方が強いのです。だから,これからもドンドン挑戦し,ドンドン失敗しますよ~。

2 さて,任官って弁護士が裁判官に応募することです。
 あんた裁判官志望だっけ?ということですが,実はそうだったのです。それはここでも書いてきております。

 司法試験を目指すきっかけは,弁護士になりたかった,というかなる必要があったからです。その話はここで長々と書いたので,もうしません。ですが,修習に入る前にその必要性は無くなってしまったので,基本やる気のない修習で,しかしそれでも実務修習後に一番魅力的だったのは裁判官だったのですね。

 だって,所詮理系の人嫌い~営業が必要,人付き合いが必要な弁護士に向いてるわけありません。でも,歳の問題がありましたので,仕方なく弁護士になったわけです(それしかなれない。)。

 まあでもなってみると弁護士というのも悪くなく,特に独立してからは,誰に指図を受けるわけでもありませんから,非常に気楽に伸び伸びと過ごしてきており,そんな中で任官に応募しようなんて思いもよらないことでした。

3 話は,去年の1月に遡ります。ここでも自慢気に書いた日経の私見卓見の件,ありましたよね。その件で,ごく親しい人に,載りますので見てくださいというメールをしました。

 その中に,ソニーの知財部の同僚だったWSさんがいます。WSさんは,実は私よりも20歳近く上の方です。ちょうど20年前,そしてちょうど今頃,私は中途の知財部異動者が参加する社内の研修に参加して,そこでWSさんと知り合ったわけです。
 
 場所もこの近くの旧ソニー本社圏,研修を受けていた会議室を抜けると三省堂書店があった,そんな所でした(ソニー出身の人,覚えてますかね。)。

 WSさんは当時お取り潰しになった総研の出身で,自分で数百件もの特許の発明者でもあった優秀なエンジニアでした。エンジニア歴が高々8年,しかも冴えない私とは大違いなわけです。 
 ですが,歳の差とも関係なく,非常に馬が合い,私がソニーを退社し,弁護士になったあとも,そして,WSさんもソニーを辞め,今は弁理士をされておりますが,そんな風にお互い環境が変わっても,折にふれてお会いしていたのですね。

 ということで,私見卓見に載りますよ,どうですか,凄いでしょ,というメールを出したわけです。

 ところが,WSさんからの返事はなかなかおもしろいものでした。
 その私見卓見の主題は,特許権侵害訴訟が現在東京地裁と大阪地裁でしか提起できず,地方を蔑ろにしており問題だ!というものでしたが,WSさんからの返事は全く予想できないものでした。

 何と,そんなことは大した問題じゃなく,「岩永さんが裁判官にはなれないことが一番の問題ではないかと思っております。」と来たのです。

 ま,要するに,知財部→弁理士となり,文系のお利口さんである裁判官の判断を見てきたけど,やっぱり信頼できん!技術者出身じゃないと技術の機微は結局わからんのだ,でも岩永さんみたいな人が裁判官になれんとは,終わっとる!こんな趣旨でした。

 ま,私としては,うーんそう言われても・・・という感じだったのですが,WSさんのこの,裁判官になれない,というのに多少カチンと来ました。
 いやいやいや,裁判官になれないかどうかはまだ決まった話じゃない,やってみないとわからん話だ,じゃあやってみよう!とこうなったのですね。

4 と言ってもどうやって応募するのかよくわからないのが実情です。恐らく,任官が上手く行った人たちは派閥の支援だとか受けていたと思いますけど,私にはそんなしゃらくさいものはありません。

 ただ,記憶を辿ると,毎月毎月一弁から送られてくる資料(会報とか入っているやつです。)の中に,任官応募がどうのこうのとかいうのがあったような気がするなあということに気づいたのです。

 で,その年初から数ヶ月して,確か去年の夏前だったかな~一弁から送られてくる資料の中に,任官希望しますか?というアンケートがあり,それをしっかり書いて出したのです。

 なので,任官希望なんだけど,何からやっていいかわからないという方は,このアンケートで意思表示するというのが大事だと思います。

 で,それから基本的には何の音沙汰も無かったのですが,9月に入り,10月に事前面談をするので,一弁に来てほしいという連絡が入りました~。ヨッシャーです。

 このころは,いやあ本当に任官になったら,仕事とか全部整理しないといけないし,様々諸事を整理し,そうだ弁理士の方もまた抹消せんといかんな~♡などと妄想に励んでおりました~。
 同時に一弁からは,事前面談の前にオリエンテーション(説明会)があるので,それに出るとよい~みたいなことの連絡もあり,その説明会にも出ました。

5 今年のその説明会の案内は,昨日一弁から届いた資料の中に入っています。去年は10月20日だったのですが,今年は早くて9月7日です(希望者は要注意です。)。

 で,去年のその説明会は弁護士会の3FのでかいA会議室で行われたのですが,結構な人でした。ま,弁護士の経営環境は厳しい昨今ですから,任官応募しようと人でいっぱいと言ってよい感じでした。恐らく100名以上は来ていたのではないかと思います。

 で,その説明会では,昨今裁判所も多様性に気を配るようになった,専門的分野の任官もありだ,というような話がありました。なので,私もそうそう,それそれ!みたいなところでしたね。

6 ですが,そんな浮ついた気分も,その後行われた事前面談で吹き飛びました。以下はそのときの模様の抄録です。

 面談者は,中央に昨年の任官推進委員会委員長のW弁護士(今年は一弁の会長です。),右陪席の位置に,昨年の担当副会長だったN弁護士,そして左陪席の位置に,任官推進委員会の副委員長の先生でした(スミマセン,ここは名前を忘れました。)。

W弁護士:どうして任官を希望するのか,その辺を
私:ええーと,じゃあ今年の正月に日経に私の小論文が載って,その話から・・・
W弁護士:手短に,ね。(え?事前面談なのに,その辺聞くつもりないんだ・・・)
私:(省略,上記に書いたとおりの話をした次第です。)
W弁護士:うーん,あなたの話は本音過ぎるなあ。もうちょっと,こう経歴を活かすとか,そっちの方面に話を持っていった方がいいかなあ。
N弁護士:仕事はどんなのやっているの?
私:まあ知財,特許の事件とか,そもそも数が少ないですけど。あとは中小企業の企業法務とかで,債権回収とか労務処理だとか,そういう感じですね。
W弁護士:一般民事は?
私:やってませんねえ。
N弁護士:国選は?
私:やってません。
N弁護士:やってないの!うーん,あなたのような偏った経歴の人だとそういうのがないとなあ~ (あ,今「偏った」って言ったか。聞き違いじゃないよな。)
 社会人経験があるって話だけど,理系でどうせ研究とかずっとやってきただけでしょ,そして今も特許とかそういうなんだよねえ。広い見識とかね,そういうのを持ってないとなかなかねえ。(この人なんか偏見バリバリだなあ。)
私:いや説明会では,専門裁判官も募集しているというふうなこともあったと思いますけど。
N弁護士:あれ?,あれは何と言うか,まあはっきり言ってそんなことないでしょ。そう書いているだけだよ。(うそ!マジか。)
 いや私もね,知財高裁ができるときにちょっとかんだんだけど,まあそのときの議論もあったのよ。技術系の裁判官を入れるだとか。だけど,倒産ばっかやっている事務所の弁護士とかねえ,どうなんだろう。留学とかもね,英語が凄くできるやつを行かせるよりも,何というかもう少し若くて柔軟な方がいいとか,そういう感じかなあ。
私:・・・・(こんなやつがかんでたから,知財高裁もあの程度なわけね。)
N弁護士:成績はどうなの,修習のときの。
私:いや,10年過ぎての判事任官だと関係ないみたいな話だった気がするんですけど,この前の説明会でそんな話が出たと思いますけど。
W弁護士:あれね,いやあれはね・・。
N弁護士:10年でピッタリ考慮しなくなるってわけないでしょ。
私:ええ,どういうことですか?
N弁護士:そりゃ20年,30年も弁護士やれば,弁護士の経歴の方だけですよ,そりゃ。だけど,10年少しだったら,成績の方も検討するに決まってますよ。
 で,どうなの成績?
私:いやあ,請求してないので,何とも。
N弁護士:いやあ凄く悪いとかだったら,困るよねえ~ハハ(いちいち腹立つなあ,この人)。
私:まあ凄く上位の方じゃないとは思いますけど・・・。
左陪席:非常勤の任官とかどうですか~ (助け舟を出してくれたんだろうなあ,しかし・・)
私:今の所あんまり (だから,知財の所にしか興味がないんだよっ!)
N弁護士:今までの話からすると,今回はなかなか厳しそうだなあって感じがしますね。
私:つまり,弁護士会としては推薦できない,ってことですか?
N弁護士:そう。今のままじゃダメ。いや昔はね,こんな人推薦したってどうせ受からないって人も弁護士会から推薦してたのよ。でも最近は厳選してやるようにしてるんだよね。
私:はあ~そうですか。
N弁護士:あなたの場合,経歴が偏っているから,その辺をちょっとアレしないといけないなあ。まだ52歳,もう数年応募できると思うから,その間国選とかちゃんとやって,そうすると間に合うんじゃないギリギリ。 (また偏ったて言ったな。ちなみに任官応募は定年10年前の55歳が限度のようです。)
W弁護士:じゃあ大体いいですかね。本日はご苦労様でした。
N弁護士:国選やって,国選。 (やるかバーカ)

7 その後,リーガルテックの催しがあったので,そこに寄ってから事務所に戻ったのですが,実に重い足取りでした。

 まあこんな具合で事前面談でコテンパンにやられたわけです(ほぼN弁護士の独演会でしたが。)。

 ですが,そもそも変ですよね。
 上記のとおり,一弁での事前面談は,受からない人を削るためのもので,つまりは裁判所の意向を忖度というかそのものという感じのものです。一弁としてはポリシーを持って,こういう人を裁判官として送り出したい~みたいなものはありません。

 ま,三流進学校が,東大とかに合格しやすいカリキュラムを組むみたいな話で,それから外れた場合は,ハイハイ,別な学校に行ってくれるかな~そういう匂いがプンプンします。

 しかも,面談するメンバーは,一弁の幹部中の幹部と言ってよい人達ですから,この忖度制度の重要度がわかります。

 でも本当思いませんか。こんなの意味あるのかねえっと。本来裁判所がやるべきの足切りみたいなものも弁護士会がやり,勿論,それは裁判所の基準であって,弁護士会独自のものなんてない!

 いや,弁護士会は忖度し過ぎなのです,我が裁判所は多様な人材を求めているのです~なんて,そんな可能性,あるわけがありません。
 私もいい歳,大体世間のからくりってわかりますからね。裁判所の方から,弁護士会に,はっきりきっぱりと,こういう奴じゃないと取らないから,ヨロピコ~ときつくお達ししているのでしょうよ。

 いやあ,世の中の99%はプロレスだと豪語したのは,この私ですが,やられました。

 それでも私は挑戦したことを後悔していませんよ。にこやかな顔の裏に隠された拭い去れない差別意識や,任官制度の裏側もよーく見えましたからね。
 それに,「偽善と欺罔」(別名,自由と正義)に連載している,謂わば成功者の愚にもつかない任官のエッセイなんて,本当に希望している人には何の役にも立ちませんから,こういう話もニーズがあると思うのです。

8 で,今後ですが,弁護士会を通しての謂わば正攻法ではダメですね。事前面談のとおり,弁護士会からの推薦は受けられないでしょう。

 じゃあどうするかってことですが,考えていることはあります。

 それは知財高裁やら知財部に居る調査官です。

 この調査官の制度は,基本的には手続的正義に反しているものです。

 去年,裁判所主催で秋にでかい模擬裁判やらフォーラムやらやったのを覚えていませんか。まだ清水さんが知財高裁の所長だったときの話です。
 で,今年の春先,弁理士会か何かの研修で,そのときの様子を清水さんが話していたのですが,日本の調査官制度をアメリカの裁判官に紹介したところ,アメリカでは絶対にこんな制度は導入できないと言われた,ということを話されておりました。

 そりゃそうですよね。被告の可能性がある特許庁から解説やら説明やらに来ているわけですからね。実質的に公平なら問題ない,そんなわけありません。

 私がここでいつも言う,拷問と自白の話があります。拷問はなぜいけないか,その件について,虚偽自白が増える,冤罪が増えるという理由があります。でもそうだとすると,虚偽自白がなく冤罪が増えなきゃやっていいということになりかねません。
 現行犯人逮捕で複数の目撃者,客観的証拠もばっちり,こんな事例なら拷問してもいいのですかね。

 手続的正義というのはそうじゃないのです。実質良ければいいのとは一線を画した考え方です。拷問が悪いのは,拷問そのものが悪手だからダメ,こうしないといけないわけです。

 そうすると,上記のとおり,現在の知財の調査官制度は,手続的正義に反していることこの上なしってわけです。

 ですが,この制度をきちんとする方法はあります。それは技術系裁判官へ昇格させることです。勿論,特許庁への戻りもなくして(裁判官ですから。)。

 なので,ま,そういう制度に法改正されたときに,また任官応募しようかなって,今の気分はそんな感じです。ムフフフ。

 あと,WSさん,今の所,裁判官になれていませんので,申し訳無い所です。

9 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ山本橋に来ております。
 
 東京は小雨と風という感じの天気です。土曜まではこんな感じらしいですけどね。

 さて,任官応募は,上記とおりの顛末なのですが,事前面談は妙にアウエー感満載でしたね。
 特に,N弁護士の,お前なんか任官できるわけ無いだろう,そんな心理の裏がヒシヒシと感じられ,実にドラマティックでした。

 ま,私が言うのはアレですけど,人には親切にしておいた方がいいと思いますけどね。何が起きるかわかりませんもん,お互い様ですからね。
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1 というわけでGWが終わりました~。今日はいろんな路線で遅延等が起こりそうですね。
 パンク・ニューウエイブ世代としては,ニューオーダーのブルーマンデーを思い出さずにはいられません~♪

 そんなことはよいとして,さて,知財高裁の新所長の人事が既に発表されています。
 日経だとこちらですね。有料版登録していない人でも見れるかもしれません。

 ということで,予想とおりの高部さんです。まあそりゃそうですね。大合議判決の序列見たら,もうこうなるのが当然です。
 こういう公務員の序列って,外部からはよくわからないのですけど,当事者や関係者は死ぬほど思い知ってることでしょう。

 そういう中でも1番有名なのが,旧海軍のハンモックナンバーってやつですね。兵学校時代の序列が死ぬまでついて回るってやつです。
 司法の場合,弁護士は民間なので,お客さんが決めるものですけど,裁判官や検察官はこういうのがありそうです。現に,司法修習の成績が悪いとそもそも裁判官になれない,ということはありますからね。

 なので,同期の序列も決まってくるのでしょう。
 いやあ俺はそういうの気にしない質だから・・・♡,なんて表面上言っててもその実すごく気にしそうな人がたくさん居ることと思いますが,どうやって精神のバランスを取っているのでしょうね~。営業しなくていいということの裏腹で大変なこともあるのでしょう~♪

2 ところで,そういう出来レースとは異なり,清水所長が退官して空きになった部長枠には,大鷹さんが入りました。
 なので,現在の知財高裁の各部の裁判長の陣容は以下のとおりです。

  1部 高部眞規子33期 1956.9.2
  2部 森義之  33期 1956.6.30
  3部 鶴岡稔彦 34期 1956.6.3 
  4部 大鷹一郎 35期 1958.6.13

 知財高裁の部長職をやめた方のセミナーを聞きに行ったときに,いわゆる知財プロパーと言ってよい部長とそうでない部長を半々にしている・・・という発言があったのですね。
 今回退官された清水所長は,知財プロパーと言ってよい部長でしたから,その後も知財プロパーの大鷹さん~これもあり得る話です。

 ただし,こう見ると,2021年に3名も同時に退官の時期を迎えますので,その際の人事のやりくりが大変でしょうね。

3 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ,東海寺の大山墓地近くに来ております。
 
 ここからは新幹線がよく見えます。
 この墓地は沢庵和尚のお墓とかそういう有名人のお墓が結構あります。そういうのが好きな人には穴場ですね~。

 さて,天気は下り坂で,散歩の時間持った天気も今は雨が降っています。上着がないとちょっと寒いという,ここ2週間くらいでは久々の天候ですけど,明日はどうなんでしょうね。
 ま,GWが終わりましたから,暫くは天気が悪くてもあまり困らないって所でしょうか,ね。
1 本日は,非常に良い天気です。風は強めですが,まあこの程度ならという所ではないかと思います。

 ということで,4/1に異動があったと思うのですけど,昨日今日で,漸くサイト記載が確定したようです。
 東京地裁の民事部は,ここですね。
 東京高裁は,ここです。

 で,やはり注目すべきは,地裁29部でしょう。

2 私は,弁護士ですので,いつもいつも知財の事件ばかりというわけではありません。様々な事件を取り扱います。
 しかし,およそ,4年前でしょうか,とある事件が29部にかかっておりました。当時の部長は大須賀さんだったのですが,ある時,嶋末部長にチェンジしたのですね。

 それはそれで良いとして,さらには,その事件が進むについて,ある時,他の裁判官に陪席がチェンジしたのですね。あ!Aさんだ~(心の中です。)。

 私は基本顔が狭いですし,あんまり人付き合いも好きでも得意でもありません。なので,顔だけ知っている修習同期と裁判所や弁護士会ですれ違っても,基本知らん顔です。そんなに親しい人なんていませんからね。
 ところが,私にしては珍しく,その同期同クラスのAさんとは結構親しく,修習中もよく話とかしてましたから,実に距離感に困りました。

 で,それからです。私は貧乏負け組弁護士なので,大して事件を抱えているわけではありません。なのに,その乏しい事件で提訴すると,必ず29部にかかってしまい,また被告事件で話があると,これまた29部~。

 なので,嶋末部長とAさんのコンビとは彼らが異動してきて以来,ほぼずーっと何かの事件係属がありました。

 ま,ところが,この春漸く二人共,異動になったようで,29部は全くよく知らない裁判官だけになっております。
 ということで,これで漸くAさんとも飲みに行ける~ということでしょうかね(でも東北の端の方に異動したみたいですけど。)。

 ちなみに,嶋末部長は,東京高裁の通常部への異動です。
 ここでも何度か書きましたが,嶋末部長は弁護士の間では決して評判の良い裁判官じゃなかったです。なので,異動して清々したと思っている知財弁護士は数多いのではないでしょうか。

 その理由は,分からないでもありません。要するに細かいのです。
 他の合議体がほぼ問題としないようなこと(侵害論中に損害論での論点の整理をさせたりね。)を追及し,実質的に準備書面の書き直し,ないし陳述留保させたりということが頻発するからです。
 当然私も食らったことはあります。

 でも私はあんまり気にしません。実はちょっとここ弱いなあと思ってたことだったりするわけで,基本何でも挑戦と冒険じゃ,と思っている私には想定内の話だからです。それに,そんな細かいことは言わず,いわば期日で恥をかかされることもないけれど,何の釈明もせず,じゃあ判決見たら,こいつ全く技術を理解してなかったんだなあという,とんでもなく酷い合議体が結構ありましたからね(私の説明はくどいかもしれませんが,何ごとも分かりやすい~ですわ。)。
 勿論,知財部です。しかも私が弁護士になってからの話ですから,当然最近ですよ。

 そんな書面を読まない給料泥棒の部長等(敢えて名前は出しませんよ,武士の情けですわ。)に比べれば,全くマシ,つーか比べるのは失礼って感じです。いやあだから,嶋末部長の代わりの人もちゃんと読んでくれる人ならいいなあって所でしょうかね。

 あ,そうそう,上記のとおり,嶋末部長は東京高裁の通常部の陪席ですので,やったあ清々した~と思って通常事件の弁順や和解期日に行くと,出たー!って感じになるかもしれませんよ。お気をつけ遊ばせ。
1 このブログは,基本的に勤め人の暇潰し~ですので,土日に更新したって誰も見ません。
 1週間のアクセス数を見ると面白いですよねぇ~。もう月曜がダントツの1位で,金曜に行くに従って徐々に少なくなります~。
 みんな月曜日をぶっ飛ばしたいんだなあ~って実に思いますが,でも政府が働き方改革とか言ってる割に内実全く進んでいないことがよくわかりますよ~。この1週間の傾向が変わるのはいつになるのだろう~。

 ということでいつものように長い前置きです。

 ソースは昨日の日経の夕刊の一面~私はびっくりしました。見出しはこんな感じです。

国際仲裁 日本で拡大へ 政府、外国法弁護士の登録容易に 知財訴訟に対処

 これだけだと,ふーんって感じですよねぇ~。特段,今日の記事のタイトルとそんな関係ある話ではないように見えます。むしろ,うん?弁護士会の間違い?って感じすらします。

 しかし,記事の中身が問題です。
政府は外国の弁護士資格の保有者が日本で活動しやすくなるよう、法改正を検討する。日本での弁護士登録の要件を緩和するほか、日本の弁護士と共同で国内法人を設立できるようにする。

 問題はこの最後の部分です。要するに,B法人の解禁!です。これが重要なことなので,土曜にもかかわらず更新したわけです。

2 例えばアメリカでの弁護士の資格があるからってそのまま日本で弁護士の活動はできません。逆もそうです。だって,法律って属国的要素がデカすぎますからね。それに,言語の問題もあります。
 
 なので,外国での資格があって日本でも弁護士の活動をしたい場合は,外国法事務弁護士ということで登録し,その制限内で活動をすることになっています。そうじゃないと単なる非弁行為になります。

 で,問題なのは,そういう外国法事務弁護士が日本で活動する場合,個人相手に所謂街弁的に活動するわけがありません。
 世界中に拠点があり,数千人単位で弁護士の居る巨大ファームの日本支社の駐在員,日本の所謂五大事務所の外国要員,日本の大企業の渉外要員,逆に国際大企業の日本要員,こんな感じです。

 で,そういう状況で,ニーズがあるのは,外国法事務弁護士の弁護士法人というのがよくわかると思います。
 ただし,これはもう解禁されております。色んな意見もあったのですが,まあ外国法事務弁護士だけの法人(A法人)なら,活動範囲は限られていますので,まあ良いだろう~となったのです。このブログでも少々書いております。

 ほんで,今回の日経の記事によると,それだけではなく,上記のとおり,日本の弁護士と外国法事務弁護士との共同事務所の法人(B法人)を認めるようですね。

 ということで,漸く記事のタイトルに迫ってきました。

3 このB法人に利害関係が一番あるのは,実は,弁護士,勿論弁護士会ではないのです。外国法事務弁護士の需要のある所は上記のとおりですので,日本の弁護士と共同法人が出来たからって,従来のパイを侵食するわけではないのです。

 このB法人に利害関係が一番あるのは,実は弁理士,弁理士会なのです。ですので,弁理士会はここここにあるとおり,会を挙げて大反対していたのです。
  そして,A法人を認める法整備があったときはB法人を除外することができ,一定の成果はありました。しかし,上記の日経の記事によると,恐らく弁理士会の反対にもかかわらず,B法人を認めることにしたのでしょうね。

 で,肝腎の反対の理由ですが,これは簡単です。外内の出願を取られるから,です(反対意見は色々御ためごかしのことを並べておりますが,本質はここです。)。

 外内というのは特許事務所用語で,内外というのもあります。
 from外国to内国(日本)が外内,つまりinbound(インバウンド)です。
 他方,from内国(日本)to外国が内外,つまりoutbound(アウトバウンド)です。

 私は個人的にインバウンドやアウトバウンドよりもこの外内,内外の方が方向性が言葉に表され,ああどっちかなあと思わないだけ優れていると思うのですけど,どうでしょうかね。

 ま,それはいいとして,じゃあB法人が何故外内の出願を侵食するかですが,A法人だけだと日本の出願はできません。
 外国法事務弁護士では日本の弁護士の仕事はできませんので,弁護士法3条2項の「弁護士は、当然、弁理士及び税理士の事務を行うことができる。」が効かないのです。

 ところが,B法人だと日本の弁護士が居ますので,日本の特許庁に対して代理業務ができます!これがポイントです。
 アメリカのデカイ特許事務所,それは法律事務所でもあるのですけど(日本と違って,アメリカの弁理士は弁護士でもありますから。),なので,その所属員が日本に来たら外国法事務弁護士として活動できます。
 あとは,ロースクールによって大量生産されている安く雇える日本の弁護士(勿論,日本の特許法の知識も技術の知識も不要です。)を一人でも入れれば,アメリカの企業にとって,実に使える日本の特許事務所が出来上がり~♪という寸法です。

 ご存知のとおり,日本の特許出願(これは内内と呼ばれています。)は低値安定です。しかも,小さいパイを特許事務所同士で奪い合っておりますので,クライアントは値段をたたき,単価は下がる一方です。

 ところが,外内は,お客さんが外国企業なので,そこまでお金にうるさくありません。外国の企業にとっては勝手の分からない外国(日本)の話ですので,相見積もりをとって・・・明細書の出来に細かくチェックを・・・なかなかできません。
 なので,日本の特許事務所にとっては,残されたたった一つのブルーオーシャンと言って良かったわけです。

 それが,今回,日本の特許事務所の独占を破るということになったわけですので,大問題も大問題~ずーとロビイングしてきたくせに,一体どうなってんだ?!って話です。

 まあ恐らくロビイングは継続していたのでしょうけど,企業のニーズに押し切られたというのが実情でしょうね(ま,直接的には宗主国であるアメリカからの要求を飲まざるを得ないといういつものパターンかもしれませんけど。)。
 で,そういうときに,反対し続けているのを無視されたということを避けるため,弁理士会も渋々容認~というこれまたいつものパターン,なのかもしれませんけどね。フフフ。

4 さて,今後ですけど,まあやると決めた以上,これが撤回されることはないと思います。

 ですので,弁理士会のやれることのベストは,弁護士法の改正でしょうね。
 上記のとおり,弁護士法3条2項の削除,ないしは「弁理士」の文言の削除でしょう。

 とは言え,これはハードルが高すぎますね。弁理士の話なのに,弁護士法かい~?ってことになりかねません。特に弁護士が反対するでしょう。

 じゃあ,せめて弁理士法7条の弁理士となる資格を規定している条文から,2号(二 弁護士となる資格を有する)の削除を求めるべきでしょう。
 
 上記のどちらかのバーターとしてなら認める,今後の交渉はこの方向でしょうね。でも,政府からすると,弁理士会や弁理士なんてどうでもいいわ~♡と思われているなら,何の効果もないかもしれません。
1 今日は昨日と打って変わって,朝から良い天気の東京です。気温も上がるでしょうね。
 
 さて,本日は,こんな本の紹介で行きましょう。
 これは,私の所属している第一東京弁護士会の会報です。
 最新号は4月号の筈ですけど,多少前の号です。実に面白い特集が載っておりましたので,それですね。

 で,その特集の記事というのは,「米山隆一新潟県知事インタビュー」です。
 あれ?何だか昨日今日とマスコミを賑わせているような・・・まタマタマでしょうね。
 何故一弁に新潟県の知事のインタビューが?と皆さん思うでしょうし,最初見た私もそう思いました。でも,おいおいその説明は・・・って所です。

2 中身に入りましょう。

 この方,弁護士と医者,両方のライセンスを持っているということで有名でしたが,その経緯です。

僕は昭和 42 年(1967 年)に新潟県魚沼市で生まれ、中学までは新潟にいました。その後、灘高校、 東大医学部に行った後、経済学の大学院に行き、更に医学部の大学院に行くというモラトリアムな人生を歩みつつ、医学部の大学院のときに、独学で司法試験に受かっています。

 噂によると,司法修習の40期台の後半か,50期台の初め,くらいじゃないかという話でしたが,司法試験に合格したのは確かにその辺りのようですね。
 だから,旧司法試験合格のようですね。しかも灘→東大理Ⅲのようで,頭の良さは超絶絶後と言って良いでしょう。

 じゃあ司法修習の期は?ということになります。

「・・・2005 年の衆議院選挙に出ました。そこから 4 年間、自民党で政治活動を行い、その後に司法修習を受けて弁護士資格を取得して、医師・弁護士をやりながら政治活動を行っていました。最終的には 2016 年に、何と国政に4回落選した後、知事選に当選したという経歴の持ち主です。

 自民党に居たんだ?!2005年の4年後ということは,私よりも期が下だなあ。

インタビューアー●    まあ、それは話の種ですね。そういう感じで司法修習を終わって、64 期で第一東京弁護士会に入会してきたのですね。
 米山●    はい。だから、期としては若いです。

 ここで謎が解けました~。
 期は64期だそうで,それはそれでいいのですが,一弁に登録しているわけです。つまり,事務所が東京にあるのです。ちょっと調べてみると・・・,おお新宿ですねえ。何か不思議な名前の事務所だ~。
 
 ということで,何故,新潟県の知事を一弁の会報でインタビューしているのかというと,こういう答えだったわけです。

 ですが,しかし,知事時代やりあってた橋下ちゃんは,弁護士から知事になった先輩と言えますが,当然大阪弁護士会に登録しております。
 ところがこの方,なぜかずっと一弁のまま・・・。この辺はインタビューアーも疑問に思ったらしく,ツッコミが入っております。

インタビューアー●    なぜ第一東京弁護士会に入会されているのですか。新潟県弁護士会ではなく。
米山●    新潟に移らないのかという話ですね。まず、最初に第一東京でやったのは、それはビジネスとしてやっているときは、新潟県では基本的に難しかったという理由です。医療訴訟は新潟県ではそんなには件数が来ません。当選した後は移れという話もありましたが、もう事務所を東京に作ってしまってあるので。それから、余り近くなり過ぎるのも距離感が難しく、むしろ両立しにくいです。訴訟の場で新潟県弁護士会の方と対峙するのはいかがなものかと。東京の方と対峙するなら、相手方の弁護士も、別に新潟県知事なんて俺たち知らねえよと、思ってくれるでしょうから。

 何か理由になっているようで,全然なっていない~感じが非常に強いです。今となっては別の理由があったんじゃねえの~と勘ぐりたい所です。
 やはり,こういう所がどうもねえっ~て感じで,橋下ちゃんとは大違いです。そもそも骨を埋めるつもりなどサラサラ無かったのでしょう。みんな50男の自分探しの旅に巻き込まれただけ~ですわ。

 ま,インタビューの引用はこの辺にしましょう。
 一弁の会報は東京の3つの弁護士会の会報で唯一一般に販売してないものですけど,弁護士会とか行けば,見れる人はみんな見れますしね。

3 ま,私はクソサヨクが大嫌いです。リベラルなんて反吐が出そうです~本当。
 ですが,バランスも大事,そして何より自由が大事とは思っております。

 独身の50男が若いオネエチャンとエッチしたい~別に非難されるようなことじゃありません。それが原則です。私だって,ねえ~っちゅう感じです。

 それに,日経の朝刊に,現在掲載されている連載小説「愉楽にて」,最近はエロシーンは少ないですけど,基本,これエロ小説ですよ。つまり,日経の読者にそういう需要はたくさんあるってわけです。
 日経読んでいるハイソな紳士も一皮むけば~です。でも悪いことじゃありません。

 日本人は勘違いしているようですけど,法律等で禁止していなければ何やってもいいはず,それは本人の自由ですよ。
 よく,電車の中で化粧をするのは是か非か~なんて議論がありますけど,是に決まっています。勿論,電車の中で何をしても許されるというのではなく,サッカーや野球はダメでしょう。これは約款で禁止されているでしょうから,謂わば契約違反での違法行為となります。
 
 倫理的にどうだこうだとか言う意見もあるでしょうけど,人によって色々基準や内容の違う倫理なんて持ち出すのは,うっとおしいことこの上ないですわ。りんりりんりとキリギリスかてめえらは~って思いますね。倫理こそ自由の敵です(自由こそ倫理の敵でしょうけど。)。

 なので,若いオネエチャンと金払ってエッチをする自由というのも当然認められるべきです。いいっすねえ~。

 だけど,今回は,知事になってから今までの3万円ではなく4万円にしたってことでしょう,エッチの対価を。
 これって税金から出てるんじゃないですかね。そうすると,新潟県民の税金だけじゃなく,地方交付税交付金とかありますから,私の払った税金だって混じっていますよ。

 いやいやいやエッチの対価は弁護士の事務所の給料からですので,ご心配なく・・・っても,金に色はついてません。つまり,仮に事務所の給料から4万円出してたとしても,その欠けた4万円分は何かで埋め合わせしなきゃいけないのです。そうだとすると,結局同じ出捐です。

 やっぱ,公選で選ばれた公務員だと,さすがに,若いオネエチャンと金払ってエッチをする自由にも,そうじゃない場合と比較して,制約があると思いますよ~。倫理的や政治的ではない法的な制約がね。

 なので,これはイカンでしょ!って話です。
 別に,事務員だろうが,イソ弁だろうが,パートナーだろうが,クライアントだろうが,書記官だろうが,裁判官だろうが,金銭に頼むかそれとも個人的魅力に頼むか知りませんけど,そういう相手でもエッチするのは自由ですわ~。だけど,若干制限される場合もあり得るわけで,そこの所ですね。

 あと,この方が懲戒されると一弁が受けることになるのでしょうけど,さあどんな議決をしますかね。それともその前に登録を抹消しちゃうかな~♡

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ大崎ガーデンシティに来ております。

 
 ここは大崎駅の西口の南側,新幹線の高架をくぐってさらなる南側です。長い間工事中だったのですが,漸く先月にオープンしたようです。
 日経によるとセガサミーが本社をここに移すようですね。しかし,オープンしたはずなのに,1Fなどまだ内装工事中で,人もおらずガランとしております。本格的引っ越しはこれからのようですね。

 
 ということで,最後はいつもの山本橋です。多分明日あさってと凄く暑くなるでしょうけど,今日はそれほどではありません。なので,散歩には好適でした。いい季節になってきましたなあ。

 

1 いやあ,昨日の私のしょうもない懲戒請求の話が吹っ飛びましたね~。だから,まさに◯◯砲~♫です。ま,こっちも懲戒系の話ですね。

 昨日,ちょっとログを見ていたら,かなり昔の記事,或る特定の記事(例の同級生関係ですね。)へ,えらく見物人が来ていたのですね。
 で,そんなことは今朝すっかり忘れて,日テレのzipを見ていたら,裁判官ツイートに遺族が抗議,というそんな話が冒頭に。
 もしかして・・・と思ったら,案の定でした。

2 ここであんまり書くことは無かったのですが,実は私,イソ弁の3年間,或る委員会に所属して,非常に熱心に活動していました。それが犯罪被害者関係の委員会でした。

 他の委員会でもよくある合宿などにも積極的に参加し,一弁の会報にも私の書いた文章が2回ほど載ったりもしました。
 しかも,弁護士になって初の一般書籍(つまり普通の書店で買えるもの)に私が著者として載ったのも,この委員会の活動の一環で書いたものです(今は四訂版になっているようで,私が書いた文章が載っている版はこれですね。)。

 勿論,独立した後も積極的にその活動をやろうと思っていたのですが,ここに書いたとおり,ちょっとした出来事があり,やめたのですね。
 まあ,平たく言えば,幹部の先生とのトラブルです~。

 私は基本的に気弱で小心者なので,そんな内部トラブル的なものって少ないのですけど,無理して続ける価値のあるものもまた少ないなあと日々思っているわけで,そういうつまらないことがあったのでやめたのですね。

 ですが,それ系の活動は別に委員会をやめたからって全くやらなくなったわけではありません。ただ,独立してからは,知財とか企業系の仕事が多いので,絶対数は少ないのですけどね。

 まあ,ということなので,今回の件はそりゃそうだろ~と思います。
 昨年の件は,誰にも迷惑をかけていない,本当お笑いネタでした。しかし,今回の件はねえ,フォローもできないし,庇うこともできません。
 仮に弁護士だったとしたら,少なくとも懲戒委員会にはかけられるのではないかなと思います。

 ツイッターなんてやめりゃあいいのになあと思うのですけどね。まあ色々こだわりがあるんでしょ。
1 さてさて,首記のとおり,何と弁護士になって11年,初めて今般懲戒請求されたようです,私。

 いやあついに懲戒請求されましたか~岩永センセ,口は災いの元ですね~そうなると思ったんだよなあ,あれでしょ,あれだもん~♪って所でしょうか。
 
 ま,ベテランの先生に言わせると懲戒請求されて一人前だそうなので,まあこういうこともありますよ。

 ただ,誰からどういう理由で懲戒請求されたかはよくわからないのですね。

 は?どういうこと?と聞きたいのは私の方で,懲戒請求されたというのは,マスコミ等を通じて知ったからなのですね。別に何か弁駁書を出せとか送られてきたわけではありません。

 私の所属は一弁ですので,一弁はこんな感じです。ハハハ,飛んだクリスマスプレゼントですわ~。

2 まああれですよ。これはある声明を出した弁護士会を狙っているのですね。
 それは,「朝鮮学校に対する補助金停止に反対する会長声明」を出した弁護士会に対してです。

 私はここで何度も言っているとおり,差別主義者のレイシストでもあり,しかも金権エロ弁護士でもあります。
 なので,個人的な意見としては,朝鮮学校に対する補助金停止に賛成です。つーことで,今回の懲戒を請求した方寄りの意見なわけです。

 でも,だからと言って,ハハハざまあみろクソサヨクどもめとか,何で俺までやられんのよ~とは思いません。
 世の中何事もバランスが大事,自分と違う意見だからと言って,それを封殺しようとは思いませんのよ,私って。そこがクソサヨクの皆様とは違う所。
 それに弱い者いじめって好きじゃないのですね~。

 だから,今回の件では,請求した方にも,請求された弁護士会のどっちにも付きたくないって感じですね。とは言え,こういうこともあるし,早く任意加入にしてほしいなあとは思いますけどね。

3 で,そんなことより私が気になったのは,今回のはまあネタというかギャグで済みましたが,逆の場合だとどうなんだ?って所です。

 つまり,私が今回懲戒請求をしたような団体等の弁護(民事でもいいと思います。)をした場合,クソサヨク団体から,レイシストの弁護をするなんてけしからん!,人権を蔑ろにする輩の弁護なんて言語道断!ってな具合で,私に対して懲戒請求された場合,「懲戒請求として受理しないことといたしました」としてくれますかねえ~?

 おそらく,東弁と二弁はどうぞどうぞ~♪として私のクビを差し出すと思いますよ。気に入らない言説封殺系ですからね。
 でも一弁なら,多少庇ってくれるかもしれません。最後は結局差し出されるとしても。

 東京は弁護士会が3会あって,弁護士会を選べるのは東京だけです。北海道も複数の弁護士会がありますが,地域を分割しているだけで選べませんからね。
 私が何故一弁を選んだか,それは本当に人権と正義が何かってことを,分かってそうな所だったからですね~。

 人権って難しいですよ。決して自分の気に入っている方を優遇するものではありません。肉食はダメだが草食はOKだとか(草や木に知能がないってどうして分かる?,ましてや命あるものなのに。),お布施の量だとかで決まるものでもありません。
 正義もそうです。正義の反対は悪ではありません。正義の反対は,別の正義,です。

 所詮この世は,誰かのでっち上げた物語(それはお金だとか宗教だとか法制度etcetcだとか言われています。)の出来を競う,賞レースに過ぎません。なので,適当~♪でいいのです~。そそ,だから上に書いたようにバランスが大事なのですね。
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