忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 本日も暑い東京です。昨日10/6も暑かったのですが,母校の東工大の工大祭に行ってきました。
 
 これはスロープからのメインステージの様子です。

 この時期,雨の降ることも多かったのですが,この週末はいい天気でした。台風の影響はほぼないですね。

 お客さんも結構多くて良かったのではないでしょうか。

 あと,パンフレットにスポンサーの欄があったのですが,その中に青和特許法律事務所の名前がありました。

 実は,特許の業界,東工大出身者多いです。
 私もそうですし,イソ弁時代のボス弁も東工大出身ですし(そう言えば,もうすぐ,また下町ロケットの新しいやつが始まりますなあ。),弁理士会の派閥の一つの春秋会は元々東工大の学閥です(卒業者が少ない上に,偏屈な人が多いので,東工大の学閥のある業界・会社って少ないのです。)。

 まあ専門性云々になると,結局,東大や京大に適うわけがありません。所詮二番手の単科大学ですので,色んな所で行き詰まって(私もそうですね。),会社や研究所などからあぶれて特許業界に落ち着く~こんな経緯でしょうかね。ムフフ。

 ですので,青和特許法律事務所にも東工大出身者が多いのでスポンサーになったのでしょうね。

2 母校の学園祭さえ当てこすりの対象~このブログらしくていいんじゃないかなあ~。
 
 今日の最高気温は,32.2度ですが,昨日も東工大の本館の前の桜並木でアブラゼミが鳴いていました。さすがにこれが最後だと思います~。
PR
1 ということで,ノーベル賞の最後,化学賞です。

 アメリカのフランシス・アーノルドさん,やはりアメリカのジョージ・スミスさん、イギリスのグレゴリー・ウインターさんですね。

 今回の3つの賞の中で一番わかりにくいです。
 アーノルドさんは,directed evolution of enzymesということです。enzymesって酵素ですね。つまりは生体触媒です。生物の進化を真似て,酵素も進化させる,それを効率よくやる方法,ってことです。まあ薬とかそんなものの生成に重要なのでしょうね。

 あと,スミスさんとウインターさんは,phage display of peptides  and antibodiesです。ペプチドと抗体のファージ表示?
 これはさっぱり分かりません。phageって,T2ファージとかのファージのことですもんね。この慶応のサイトが多少わかりやすいですが,なかなかマニアックな話です。

2 まあでもこうしてみると,化学賞というか医学生理学賞って感じもします。
 ノーベル賞の最初の頃,20世紀初めは,医学生理学賞と物理学賞と化学賞というのは,もう全く別物!みたいな感じだったと思いますが,最近は結構学際的というか,クロスボーダーでのトランザクション~みたいな感じの領域も多いです。

 とは言え,宇宙論と素核の分野に関しては,物理学賞だけだと思いますけどね。

 ま,残念ながら,リチウムイオン電池の受賞はありませんでしたが,いいじゃないですか~。わくわくできるのうちが華ですよ~。
 本当,心の底から,羨ましいですもんね。
1 さすがに,2日連続しての日本人のノーベル賞はなかったようです。

 私にとっては最も重要な物理学賞は,アメリカのアーサー・アシュキンさん,フランスのジェラール・ムルさん,カナダのドナ・ストリックランドさんに決まりました。おめでとうございます。

 受賞理由は,上のとおりですが,1:2で若干違います。
 アーサーさんは,光ピンセットのようですね。パワポには,optical tweezers and their application to biological systemsとありましたので。
 他方,ジェラールさんとドナさんは,method of generating high-intensity ultra-short optical pulsesということです。レーザーの強度増幅って言われているようです。

 光ピンセットはレーザーで微小物質を動かすものですが,特に生物学の分野での応用が効いたのではないかと思います。まあ光は運動量を持ちますので(質量がないのに,不思議ですよね~),それで動くのではないかと思いきや,電磁気学な作用機序もあるみたいで,インチキ理系の私にはようわかりません。

 他方,レーザーの強度増幅の方は,量的な話なので,ある意味分かりやすいのですが,ときどき医療過誤訴訟を起こされているレーザーによる視力回復法に使われているレーザー,と言えばピンと来るのではないかと思います。

2 私の予想は外れましたが,まあそんなもんでしょう。デバイスの年は色んな候補がありますので,なかなか予想するのが難しいですからね。

 個人的には,細野先生が取ると,今週末に行われる工大祭も盛り上がって良かったのではないかと思いましたが,また来年いや再来年ですかね。

 さて明日はラストの化学賞ですけど,リチウムイオン電池はあるのでしょうか~。

 ところで,本日はビッグサイトまで不競法の改正について,特許庁主催の実務者用説明会に行ってきました。
 
 午後一からだったので,始めは非常に眠かったのですが,ちょい寝て回復してからは,きちんと聞けました。ま,これで不競法の改正は完璧~って感じです。

 しかし,行った人は分かると思いますが,凄い量の資料でしたね。さすが今や飛ぶ鳥を落とす勢いの経産省~です。奇しくも今日は安倍ちゃん内閣の改造日でしたし。

 そうだそうだ,実家の両親もよくお世話になっている岩屋先生が防衛大臣で初入閣というのはめでたい限りですが(大分3区ですので),色んな爆弾を抱えた船出だという感じがしますね。いわば,終わりの始まり内閣~こんな感じでしょう。

 個人的には,そろそろ自民党じゃない政権でもいいかなと思う今日このごろですが,どうなんでしょうね。
1 そんなこんなで本日2回目の更新です。
 これが更新せずにいられますか~。ここ数年の大本命も大本命,京大の本庶先生がついに受賞しました。

 相方はアメリカのジェームズアリソン教授ですね。受賞理由は,「新しいがん治療の方法を発見したこと」です。つまりはオプジーボに代表される免疫チェックポイント阻害薬のもとになった研究ですね。

 この原理というか作用機序は,どこかで見た方が早いです。
 とは言え,この時期,こんなヨタブログで情報を本気で収集しようとする猛者がいますから,一応書いてみますか。

 普通のウィルスとか外部の異物には,免疫細胞が働きます。それが自分か他人かが分からないつーのも結構な病気になりますが(リウマチとか),その作用がなくなるというも病気です(AIDS)。
 でも,そんな大事な免疫細胞も異物のハズの癌に何故か効かない~なので,癌にも免疫細胞をフルパワーで効かせることができりゃ,結構な癌対策になるということは相当な昔から分かっていたのですね(課題の設定ってやつです。)。

 ですので,こうすりゃあ免疫細胞が活性化するっちゅう,怪しげな民間療法も流行ったことがあり,そのため,デフォーな治療法をやる医者からは,えー免疫ですか~と,まるで何でも太平洋戦争に置き換える私のように訝しく見られていたわけです。

 本庶先生は,まず免疫細胞にPD-1という遺伝子があることを発見し,その機能を同定したわけですね。つまり免疫細胞にブレーキをかける機能があるってことです(最初は,何じゃこの遺伝子,何のためにあるんかのう~みたいな感じだったらしいです。)。
 で,ここまで分かればあとは簡単~そのブレーキをかけないようにすればいいってわけです。そして,そのブレーキをかけないようにする薬がオブジーボってわけです。

 オプジーボは,このブログでも結構書きました。ま,一応特許は専門にしていますので,特許5159730号等のクレームを紹介したりしました。

「【請求項1】   PD-1抗体を有効成分として含み、インビボにおいて癌細胞の増殖を抑制する作用を有する癌治療剤(但し、メラノーマ治療剤を除く。)。」

 めっちゃ広い!除く特許の部分は4409430号で,こちらも特許化されております。

2 いやあ実にめでたいですね。
 本庶先生はここ数年の予想の大本命,特に去年は予想1位的な扱いでしたが,残念ながら受賞できませんでした。

 まあでもそんなものかもしれません。

 しかし,気になったのが本庶先生の歳です。昭和17年の早生まれ,何とうちの父親と同学年くらい~喜寿だよ~。今の若い人と言っても,いや私くらいの歳でも,もうあと25年くらい頑張らないといけないっちゅうのは,地道な作業ですね。

 いつも思うことですが,じゃああと25年経ったときにも,今のように,ノーベル賞受賞者が毎年のように出て,毎年有力な候補者に日本人の名前が挙がり続けている・・・?のかなあ~と思いますね。
 私はそのころは,この近くの赤い国がどの分野も席捲しているのではないかと思う次第です。

 ともかくも,本庶先生,おめでとうございます。

 明日は物理学賞,こちらも期待しましょ。

3 追伸
 本日,夜は一弁の債権法改正の研修に行ってきました。
 債権法改正というと,去年の秋に新日本法規出版がやったやつに行ってきたのですが,まあそれ以来ですね。

 で,体裁は基本そのときと同じ,やはり,元裁判官で今は法務省に出向しているエリート裁判官,53期の笹井朋昭参事官が,そのときと同じ資料で説明しました。

 まあただ,時間も経っているし,人も変わっているので,ほーそうかーということが結構ありました。そう考えるといいのだな~っていう風に。

 やはり何だかんだ言っても民法の改正って本当重要ですから,ある程度はキャッチアップしておかないといけません。だって,それで飯を食っているのですから。

 ほんで,その会場の弁護士会に行く前の日比谷公園横のお濠の模様がこの写真です。
 
 これは多分柳だと思いますが,ぶっ倒れております。勿論,昨日から今朝にかけての台風24号の仕業です。
 自然の力はすげえもんですね。
1 本日は特段更新する予定も無かったのですが,やはりこの話題は避けて通れないでしょう。
 ご冥福をお祈りします。

 ホーキング博士というと,現代で最も有名な物理学者と言って良いのではないかと思います(誰か他に知っている人いますかね?)。ノーベル賞はもらっていませんが,近時のノーベル賞受賞者よりも高名だったはずです。

 ノーベル賞をもらっていないのは理由があり,その理論が観測や実験で確かめられていないからですね。いまだ発展途上にあると言っても良いでしょう。
 ヒッグス粒子みたいに,若い頃の革新的理論で,実験がとても追いつきそうもなかったものでも,理論の提唱者が長生きして,しかも実験が追いついた場合には,ノーベル賞ももらえるというわけです。

 まあでもノーベル賞取るだけが能っちゅうわけでもないですし,それはそれで良かったのかもしれません。

 とは言え,私,ホーキング博士の著作は全く読んだことがありません。日本でも「ホーキング宇宙を語る」が凄くベストセラーになったわけで(確か100万部以上売れたはず),それからホーキング博士は有名になったわけです。

 ですが,丁度そのころ,私は物理学者になる夢を諦めたころでありまして,物理学の話なんかとても心が痛くて読めないころでした。
 私は弱い人間ですので,そのトラウマから脱して漸く物理学の本を読めるようになったのは,ここ数年のことだと思いますよ(少なくとも司法試験に受かってこっち)。

 ホーキング博士の人生は山あり谷ありと思いますが,ずっと物理学者でいられたのは羨ましい限りです。いや本当。

2 そのついでと言ってはアレですが,実は昨日,大学時代(東工大ね)の陸上部の2つ上の先輩が上京して飲み会やるというので,久々,集まりました。

 中には30年ぶりくらいに会う方もいらっしゃたのですが,皆さんあんまり変わって無かったですね。むしろまさに人生山あり谷ありだったのは私の方で,そういう意味もあって一番変わっていたのは私だったのかもしれません。

 ということで,非常に博士率の高い飲み会だったのですが,理学と工学の違いや,今流行りの量子コンピュータの話など,弁護士の集まりではとても話さない(弁理士の集まりでもそうかな。),濃い話題もあったりして,非常に面白い飲み会でした。

 まああの頃は,マジに物理学者になりたかったわけで,そういう意味でも今日は何かの縁というか運命というかそんな気もします。

 さらに,週末は,今度は夢破れてからのエンジニア時代にお世話になった方が退職されるということで(もうそんな歳なのですねえ~。),ちょっと離れた場所での飲み会に参加~♪という予定になっております。
1 このブログも,もう丸7年くらいやっておりますので,毎年この時期に・・・という話題のカブリは多いです。

 でも構わずやります。

 この土日,母校の東工大で工大祭が開催されていたのですが,土曜に行ってきました。
 
 土曜は朝方まで小雨が降っており,午前中はこんな感じでイマイチでした。しかし,午後からはいい天気になり,しかも日曜は抜群の天気になり,去年に比べれば良かったのではないかと思います。

2 今年はあまり見物が出来無かったのですが,体育館に,ロボコンで優勝した機体の展示がありまして,それは興味深かったですね。

 ま,ロボコンってある意味東工大由来のイベントなのですが,これまで優勝って無かったのです(これもウィンブルドン現象でしょうかね。)。
 知っている人は知っていますが,5類の制御工学科の森先生がやってた学科内イベントが昇華(流行りの言葉で言えば,アウフヘーベンでしょうかね。)して,ロボコンになったわけです。

 私の所属していた応用物理学科のあった南棟は,制御工学科とも共有してましたので,南棟の周りで何だかよくわからない機材をよく見かけておりました。でもあれも30年前~♫

 最近は多少東工大も注目されることもあるようですが,本質はあんまり変わらないようですね。
 日本一の理系の大学ということは,日本一のオタクの大学ということで,それはすなわち日本一モテナイ大学ということでもあります。素晴らしいですねえ。

 まあしかし,今年はよく東工大に行ってますなあ。

3 ということで,日曜から天気の良くなった東京ですが,今日もいい天気です。しかも暑い!
 ですので,毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。本日はここ京浜運河に来ております。
 
 ウィズ,コイキングです。天気が良いのは散歩日和と言えるのですが,ちょっと暑いですね。
 だけど,セミの声は全くありません(もう当然でしょうか。)。この辺りで一番木の密度の高い開東閣の横を過ぎても全く聞こえませんから,もう来年まではないでしょう。
 
 そして,更にその御殿山付近を下っての写真がこれです。元はソニーの本社があった地域です。
 随分長い間更地だったのですが,漸く重機が入って,基礎工事か何かしております。この写真のとおり,住友不動産のビルが建つようですね。

 栄枯盛衰~です。

 某候補者が選挙カーに乗ってアピールしているのも聞こえました。これからしばらく選挙一色ですね。

 あ,そうだそうだ,例の強制加入の,ほぼメジャーな政党(自民党,公明党,希望の党,日本維新の会,共産党,社民党,日本のこころ,幸福実現党)に,問い合わせ完了です。投票日までに回答してくれと書きましたので,何かのアクションが得られると思います(勿論,何らのアクションが無くてもそれはそう書く次第です。)。

 しかし,立憲民主党だけは,今の所,問い合わせができてません。というのは,問い合わせのページも用意していなければ,メールアドレスも公開していないのです!
 これじゃダメですな。

 潜在的には多くの支持を集めそうな強制加入の件,さあどうなりますか~それともどうもなりませんか~ムフフフ。
1 ということで,ノーベル賞の掉尾,化学賞の発表です。

 スイス・ローザンヌ大のジャック・デュボシェ名誉教授,米コロンビア大のヨアヒム・フランク教授,英MRC分子生物学研究所のリチャード・ヘンダーソンさんらしいです。
 バラバラですね。受賞理由は,「クライオ電子顕微鏡法」の開発らしいです。
 これもよくわからないのですが,生体をそのまま電子顕微鏡で見る方法らしいのですが,急速に凍らせるところがポイントらしいです。

 ほんで,私,電子顕微鏡は使ったことあります。つーか半導体のデバイス関係やってた人で電子顕微鏡やったことないってことの方がおかしいですわ。

 まあでも,弁護士のなかで電子顕微鏡を操作したことのある人,ディスチャージに苦労したなあって思いのある人,少ないでしょうねえ。なのに,何故~か私は弁護士をやっている~不思議ですね。

 化学賞は範囲がデカイので,なかなか予想するのが難しい,でも素晴らしい成果にほかなりません。

2 で,今日の日経の1面も化学に関係あることでした。
 「有機EL、国内初の量産へ」とありました。
 おおーついにこの日が来ましたか,って感じですが,これねえ,卑怯ですわ。

 実は,16面に詳しい記事があるのですが,JOLED(ジャパンディスプレイの関連会社ですね。)は,2方式やるらしいです。
 
 通常の蒸着方式でスマホを,印刷方式でテレビを,ということですね。つまり,一面の印刷方式は,大画面のテレビだけで,スマホ用の有機ELは,サムソンと同じ蒸着方式でやるようなのです。

 こういうことは,その16面にきちんと書いています。でも,これをさらっと読んで,私のようにきちんと読み取れる人が何人いますかね?

 だから,卑怯だ!と言ったわけです。

 まあ兎も角も,単なる通りすがりの無責任な第三者に過ぎませんので,うまくいくことだけを祈っております。まあ,これがうまくいかないようなら,日本も終わりでしょうね。あとは,雪崩を打って軍事技術の方へ行きましょうかね。ねえ,たくちゃん。

 
1  2  3  4  5 
カレンダー
10 2018/11 12
S M T W T F S
2 3
4 5 7 8 9
11 12 13 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
iwanagalaw
HP:
性別:
男性
職業:
弁護士
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーのエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。次は何かな。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]