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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 とても弁護士のブログとは思えない内容で,ずっと続いていますが,まあこまけえことはいいんだよ~♡

 ということで,昨日の夜から今朝も大騒ぎになっている吉野さんの受賞のものです。

 受賞理由は,“for the development of lithium-ion batteries”というそのままですね。グーグル翻訳も要らないでしょ。
 で,受賞者は3名です。アメリカのテキサス大のJohn Goodenoughさん, アメリカのニューヨーク州立大のM. Stanley Whittinghamさん,そして,日本の旭化成のAkira Yoshino さんですね。

 リチウムイオン電池はいろんなところで解説記事も出ていると思うので,わかりやすく簡単に。

 電池って,そもそも,2種の金属を電解質に入れればそれだけで完成します。難しいもんじゃないです。
 私なんか歯が悪いもんだから,詰め物だらけです。で,ときどき,間違って,アルミ箔とか噛んでしまいます。私と同様,詰め物だらけの人は,単純に食べ物じゃないモノを噛んだ以上に,何か実に不快というか,フニャーって感じになりませんかね。
 あれは口の中に電池が出来ているからです。詰め物の金属とアルミ箔と,あと電解質はツバですね。ほんで残っている神経に電気が流れて嫌な感じになるわけです。

 このとき,ツバの中をアルミ箔由来のイオン化したアルミイオンが流れ,詰め物の金属(正極)からは水素が発生する,ということですね。

 で,その逆の反応,つまり,発生した水素が水素イオン化して,電子とアルミイオンが負極のアルミ箔に戻り・・・なら充電できるのですが,まあ一度発生した水素ガスがそんなことにはなりませんから,充電池は,さらなる工夫が要るというわけです。

 まあでも,リチウムイオン電池も,原理的には上記のとおりです。

 さて,受賞の格は,上記のとおりですが,歴史経緯からすると多少ズレがあります。
 まず,M. Stanley Whittinghamさんは,負極にリチウムを使ったということがポイントです。つまりリチウム電池です。ですが,リチウムはイオン化傾向の強い金属ですけど,まあということは扱いに危険が伴うということでボツ!になったわけです。

 つぎに,筆頭受賞者のJohn Goodenoughさんは,正極にコバルト酸リチウムを使ったため,ここからがいわばリチウムイオン電池というわけです。この際,日本の水島さんの貢献があったという話ですね。

 最後の吉野さんは,負極に炭素を使う(勿論特別な炭素ですけどね。),これでブレイクスルーを果たしたということになります。

2 ですが,個人的には,私がソニー出身ということもあり,西さんの受賞があればいいなあと思っていたのです。まあでも致し方ない所です。ノーベル賞は最大3名ですからね。
 
 しかしながら,にも書いたのですが,リチウムイオン電池を世界最初に実用化したのは,ソニーですからね。

 そう考えると,エンジニアというのもある程度長くやらないと,なかなかきちんとした成果はあげられないことがわかります。
 青色LEDのときの中村修二さんのときも考えましたが,エンジニアの大多数は企業に居るわけで,だけど,短いスパンでの実績を要求されると辛いなあということはあります。
 ま,勿論応用を狙っていないものなんて企業でやる意味はないし,目に見える成果がないものを続けられるほど人は抽象的じゃないですけどね。

 なので,成果を求められるのは悪くはないです。
 ですが,10年くらいは続けられるほどの余裕というか,損して得取れ的な考えがあるといいのですけどねえ。

 でももう,日本にそんな余裕も考えもないというなら,若い人は短期的利益が得られる方に行くでしょうね~。そうなってからでも遅くないと・・・言えるかなあ。

 あと,今回もやはりジンクスは破られないままでした。
 それは何かというと,出身大学です。日本のノーベル賞受賞者に私立大学出身の人は居ません。皆無です。勿論,現に私立大学の先生している(していた)人は多いと思いますよ。でも,皆さん,国公立大学の出身です。

 この点について,先般,私の事務所の10周年ということで,ささやかな飲み会を親しい弁理士の方と開いたのですけど(そのあとオネエチャンの店で大騒ぎしたのは言うまでもありません。),そこで話題にもなりました(勿論,吉野さんが受賞する前ですよ。)。

 その先生曰く,国公立大学に入るには,理系でも国語と社会をやらないといけない,それが効いているのではないかという話です。
 長い研究生活,成果も出ないことが多い~そのようなときに,役に立つ一辺倒ではないことをやったということ(国語と社会ね。)が,逆に効いてくるのではないかということでした。

 確かに腑に落ちる話です。
 ま,これは逆も真なりで,国公立大学に入るには文系でも数学と理科をやらないといけないわけです。こういうのも効いてくると思いますよ。

 なので,ちょっと前に,早稲田で文系の受験科目に数学を課すみたいなものが出ていましたが,これは良いことであり,さらに進んで,理系の受験科目にも国語を課すべきじゃないかと思います。

 だって,世の中,何が役に立って何が役に立たないかなんて誰にもわからないわけです。ただ,すぐに役に立つものがすぐに役に立たなくなることだけは確かですから,何でもやった方がいいのではないかなあという気がしますね。

 ということで,私のノーベルウイークはこれにて終了です。
 あとのやつは私にはあんまり興味がない~(前言とは大幅に矛盾しますけどね。)のと,ニセモノですからね。
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1 ということで,昨日,ノーベル物理学賞の発表がありました。
 予想とおり,今年は宇宙の分野でしたね。まあ,この分野になると日本人の目ぼしい方はいませんので,結果もそんな感じでした。

 で,受賞理由は2つあります。
 まず,“for theoretical discoveries in physical cosmology”です。グーグル翻訳だと,「物理宇宙論の理論的発見」となります。受賞者は,アメリカのプリンストン大学の James Peeblesさんですね。
 つぎに,for the discovery of an exoplanet orbiting a solar-type star”です。グーグル翻訳だと「太陽系の星の周りを回る太陽系外惑星の発見」つーことらしいです。受賞者は,スイスのジュネーブ大学のMichel MayorさんとDidier Quelozさんです。

 ほんで,この2つを併せて,for contributions to our understanding of the evolution of the universe and Earth’s place in the cosmos”が全体の理由です。こちらもグーグル翻訳だと,「宇宙の進化と宇宙における地球の位置の理解への貢献」ということですね。

 ま,系外惑星のことはわかりやすくていいかもしれません。
 昔から,そりゃ地球があるように,恒星があったら惑星もあるだろうなあと思われてましたけど,自分で光らない惑星を見つけるのは大変だったわけです。

 その原理はどこかで見てもらうとして,惑星がいるとその重力で真ん中の恒星もふらつきます。勿論,ほんの少しですけど。我々の太陽も,地球を始めとする惑星の重力でほんの少しいつもふらついてるわけです。

 で,ふらつくと,そこからの光もふらついて地球に届きますので,それを観測して,初の発見者が,上の二人だったというわけです。

 他方,ピーブルズ博士の方は,理論的なやつなので,私の手には負えません。
 概要としては,宇宙背景放射,いわゆるビッグバンの名残,これの理論的な予想への貢献が大きかったのではないかと思います。この宇宙背景放射の実際の観測に関しては,すでにノーベル賞が贈られております(1978年)。

 この観測に際して,理論的な計算値を元にして行ったはずですので,このピーブルズ博士の貢献も大きかったわけです。
 だけど,博士の貢献は1960年代の話,ノーベル賞のスパンは長いねえ。ほんで,ピーブルズ博士は御年84歳,ギリギリセーフって所でしょうかね。

2 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ目黒不動尊に来ております(ああ,しかし,右手の腱鞘炎が痛い~♪です。)。
 
 いい晴れ具合です。

 で,目黒不動尊の中でこんなものを見つけました。
 
 八角?
 香辛料の八角に似ていますが,違うようです。
 八角は,トウシキミで,こちらはシキミという木の実のようです。

 確かに匂いは良く,お寺にぴったりですけど・・・こちらは猛毒のようですね。

 まあしかし,こんな良い天気ですが,風はやはり冷たくなっています。散歩なので,半袖ですが,日陰だと寒いですね。
 そう言えば,散歩中,セミの声を聞いたのは,先週の木曜の10/3,八芳園の森の中からアブラゼミの鳴き声が聞こえたのが最後ですね~。また来年です。

3 さらなる追伸
 ノーベル化学賞は,吉野彰さん他2名に贈られるそうです!凄いですねえ。
 個人的には,ああソニーの人(西さん)は漏れたか~ちょっと残念~ですけど,こまけえことはいいんだよ。

 ということで,詳細は明日!
1 ということで,昨日,医学生理学賞の発表がありました。
 
  受賞理由は,"... for their discoveries of how cells sense and adapt to oxygen availability.”ということですね。まあ私も英語は苦手なので,グーグル翻訳さんに頼むと,
「細胞がどのように酸素の利用可能性を感知し、適応するかを発見したため。」
ということらしいです。
 まあしかし,マスコミの報道を見ると,上記のとおりの日本語を使っている所があり,グーグル翻訳そのままを使っていることが丸わかり!です。若干,恥ずかしいような気がしますけどね。

  受賞者は,アメリカのハワード・ヒューズ医学研究所のWilliam G. Kaelin Jrさん, イギリスのフランシス・クリック研究所のSir Peter J. Ratcliffeさん,そして,アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のGregg L. Semenzaさん,でしたね。

 さて,ポイントは,HIF(
Hypoxia Inducible Factor,低酸素誘導因子)というタンパク質の発見にあるらしいです。

 低酸素状態でも生物,ひいては細胞は生き延びようとしますから,そのため酸素を運ぶ赤血球をより増やそうとするわけです。
 まあ,世界陸上は終わりましたけど,マラソンで一世を風靡した,Qちゃんと小出監督が高地トレーニング等で打った手です。
 
  で,その赤血球を増やすホルモンを分泌する指令を出すタンパク質が,上記のHIFということになります。

  まあこの発見はそれはそれでいいのですが,この発見って応用が凄いのですね。
 それはガンですね。

 ガン細胞は死なない細胞であり(寿命がないという意味で),とは言え,栄養やら酸素を断てばそりゃ死にます。だけど,ガン細胞の凄い所は,勝手に血管網を巡らせて自分だけ酸素を横取り~しちゃうのですね。それは上記のHIFを使って・・・ということです。

 ということは逆にこのHIFを上手く制御出来れば,ガン細胞をあの世行きに出来る!これが重要だったのでしょうね。
  なかなか面白い話です。

 ほんで,今日は物理学賞の発表です。順番なら今年は宇宙・素核の番なので,ブラックホールの発見~という可能性が高いとも思えますが,これは推薦の時期よりちょっと後らしいのですね。なので,違うものでしょう。

 ということですので,日本人の受賞者はないと思いますけど,まあそんなこまけえことはいいんだよ~♪つう所です。

2 ということで,気になる台風情報ですが,最新の予報だと,13日の日曜の未明で関東を抜け,夜のラグビー,スコットランド戦は大丈夫そう,という所らしいです。

 いや,それよりも前日の12日の土曜に,アイルランドVSサモアがあり,こちらが中止になると,この時点で日本のベスト8が決まるそうですねえ。

 いやあヤキモキさせるぜ,台風~。

 しかしながら,結構首都圏直撃パターンなので,ラグビーところじゃないよ~って出てきそうです。日本って自然災害の多い所だなあとしみじみ思いますねえ。それが日本らしさなのかもしれませんが。

 ところで,最近,ラグビーのにわかファンが増えていると,話題になっているようです。まあ私もにわかファンの一人なのですけど,別にいいじゃないの~って感じですよね。
 にわかファンが増えない限り,寂しくマイナーで終わるわけです。どんどん,にわかファンを増やしていけるかがこれからのスポーツビジネス(つーかどんなビジネスでも)の鍵だと思いますけどねえ。

 それに私なんか,いつでもどこでもにわかです。
 大学と最初の就職先のエンジニアの部署は仕方ないとして,その後の知財部,弁理士,司法試験受験,修習生,そして弁護士~♪どれもこれも遅れてきた新人でした~♡
 破壊なくして創造なしというのが猪木イズムの真骨頂ですが,まさにそれを地で行ったわけです。

 だけど・・・だから・・・,私は常ににわかです。
 特許の業界なんて,大学卒業後,特許事務所に就職し,そのまま明細書書き30年以上という同い年の人は沢山います。
 法曹の業界だって,学生時代や卒一くらいに司法試験に受かって,そのまま法曹を続けているのがよくあるパターンです。こちらも同い年でも弁護士生活30年くらいって,相当数居ます(かの有名な私の同級生もそのパターンなわけです。ま,彼の場合は,修習生になるまでにちょっと紆余曲折があったようですけど。)。

 だけど,私は,弁理士試験に受かってからやっと20年ですし,弁護士の場合はこの前漸く13年を過ぎたばかりです。

 つまりはにわかです~♪だけどいいじゃないの~にわかでもこれだけ出来るのですし,にわかの書いた本もそこそこ人気があるようですし,ね。

 

 

 

 
 

 

 

 
1 今日の日経の一面はブラックホール~♫いやあびっくりしましたね。 
 発表日が昨日ということは前から言われておりましたが,まさか一面扱いとは・・・いいですねえ。

 私の持っている本の中で,ブラックホールのことが書かれているのは・・・ありました~ランダウ=リフシッツの「場の古典論」です~。
 7刷ですね。私が持っているのは。

 で,ついこの間,卒業式シーズンのときに,大学の卒業式が様々テレビで流れていたのを見かけました。と,その中の京大の卒業式,仮装して出席するのがデフォーのようですが,その仮装の中で,ランダウリフシッツのこの本の仮装をしている人達がいました!
 いやあびっくりです。インタビューにも答えていて,彼らはやはり物理系でしたね。

 どんなやつかというと,こんなやつです。
 
 アマゾンからの引用ですので,興味のある人はどうぞ
 
 で,アマゾンでもびっくりしたのが,この本,いまだに廃盤になっていないということです。新品が,30年以上前と同じような値段で買える!実に素晴らしいことです。
 東京図書からですね。

 母国語でいろんな学問を学べるというのは本当に良いことだと思います(時間が短縮できる。)。

 とは言え,すでに物理から足を洗って30年近い私。さっぱりわかりません!
 当時も途中で読むのを諦めたような記憶がありますもんね。当時から難しかった~♫

 物理をそのままやれている人は羨ましい~♡そういうことでもあります。

2 続いて分配の話です。

 昨今,コンビニのハードワークが話題になっております。
 また,昨日は,昨年のノーベル賞の本庶先生が,小野薬品工業に物申すという事態が報道されておりました。

 このポイントは分配~ですよね,お金の。

 で,これは非常に難しい話です。

 コンビニのビジネスモデルというのは,総売上から商品の原価を引いた粗利の中から,フランチャイザー(本部)側の取り分をまず取る,ここがポイントです。
 そして,残った分でフランチャイジー(加盟店)は,従業員の人件費やら何やらを工面しないといけないというわけです。

 そうすると,経営方針のインセンティブがフランチャイザーとフランチャイジーで異なってきますよね。
 どういうことかというと,フランチャイザーは,兎に角商品をたくさん売れるようにすれば,単純に儲かるわけです。その際考えるコストは,商品の原価だけなので,実に売れ売れということが勝利の方程式になります。

 なので,当然24時間営業が当たり前になります。いかに深夜に来店者が少なくても,何か売れたら,その分利益になりますのでね。

 他方,商品の原価以外のコストまでも負担するフランチャイジーはそうは単純に行きません。深夜におにぎり1個売れた所で,それ以上の人件費がかかれば大損です。
 そうすると,もっとコストをかけ甲斐のある時間帯で集中的に商売したいなあと思うのは人情です。それに,フランチャイザーの言うとおりでやると,店が潰れるか自分が潰れるかどっちかになる可能性大でしょうからね。

 ということで,フランチャイザー(本部)側は色々やっているようですが,これは分配の原理を変えないとダメですよ。フランチャイザーとフランチャイジーのインセンティブが違うということが大問題なわけですので。

 なので,インセンティブを同じにする,つまり利益相反的状況を脱するには,粗利から人件費の全部又は一部を引いた,いわば営業利益についてフランチャイジーとフランチャイザーで分け合う,この方向しかないと思いますけどね。
 そうじゃないと,この現在のコンビニのビジネスモデルは潰れるでしょう。

 ということで,以下に続きます(本庶先生の話はとりあえずスルーで。記事の中にある大手製薬の知的財産部門担当者の話で尽きているかなと思いますので。)。

3 インセンティブをどう考えるかというと,経済学の話に近くなってきます。
 で,それはそのとおりだと思いますね。

 じゃあそれが次の話題,倫理とどう関係あるのか?ということなのですが,それは,シンドラーのリスト,で考えると良いかもしれません。

 シンドラーのリストで有名なシンドラーというのは,当然どこかに詳しく書いておりますので,そっちを見てもらえばいいわけです。

 で,私はこの人,単なる強欲でゲスなだけじゃないかとずーっと思っています。
 ユダヤ人を救う気なんてサラサラ無かった~最終処分されるようなリソースをうまく買い叩き,低コストで働かせると大儲けできるぜ~ついでに若くて美人なユダヤ人も愛人にしちゃえばいいだろう~収容所に送られるのに比べれば簡単に口説けるだろう~♡,こんな感じ。

 別に貶しているわけではないですよ。
 つまり,倫理が皆無だった場合,おのれの欲を最大限拡張する場合でも,いやむしろその方が,非倫理的なこと(ジェノサイド,ショアー)が起きないのではないか,そういうことはあるのか?ってことです。
 当時のドイツの倫理からすると,ユダヤ人を絶滅させることが善!だったわけなのですしね。
 
 資本主義の見えざる手って,まさにこんなことですよね。私益の追求が公益に昇華する,みたいな。

 経済学にはメカニズムデザインという考え方もあります。私も昔このブログで取り上げました。なので,ゲーム理論などを使い,全く倫理,つまりは価値判断的なものを導入しないで,世の中というのはどこまでうまくいくもんだろうか,そしてもしそこそこうまくいったなら,そのとき倫理には意味があるのだろうか,そんなことを考えています。
 もちろん,こんな話一朝一夕で答えの出ることではありませんけどね。

 で,じゃあそういうような場合でよく話に出ている,この倫理ってやつの正体は何だ?ってことも気になります。特に私は法律を仕事にしていますので,倫理と法の峻別,これが大事とも思うからです。

 ちなみに,広辞苑には,「人倫のみち。実際道徳の規範となる原理。道徳。」とあります。これじゃあさっぱりわかりませんけどね。

 ところが先般,テレビを見ていて,非常に腑に落ちる話がありました。
 「人間ってナンだ?超AI入門 シーズン2」です。
 東大の松尾先生とチュートリアルの徳井による,AIの入門みたいな話がシリーズもので紹介される番組ですね。
 もうその前のシーズンは終わり,すでにシーズン3になっております。

 で,そのシーズン2の第11回「老いる」のゲストで,解剖学者の養老先生が出ておりました。ま,養老先生といえば,「バカの壁」が有名ですが(あのバカの壁というのは,ATフィールドじゃないかと私は思いますね。),私は格闘技の雑誌でよく見かけました。
 なので,その発言に注目していたのですが,この回で倫理が話題になりました。
 AIと倫理,よくある話です。

 ですが,養老先生の話はちょっと方向が違いました。

 ~中学生になると数学で躓くのが結構出てくる。じゃあ彼らに聞くとどこで躓くかというと,A=BだとかX=3だとか,そういうところらしい。いや,大人で分かっている者からすると,そんなの当たり前ってなるけど,そうじゃないの。
 A=Bだとすると,AがBだってことだから,じゃあBなんて要らないじゃん,それはおかしい,だから納得できない,こんな風らしい。
 でね,それはそうかなあと思ったの。確かにね,A=BならB要らないよね,なのにBがある。そりゃおかしい。
 倫理もね,こりゃ許せない,そういうやつ・・・~

 うろ覚えですけど,ざっとこんな感じでした。中学生の数学から立ち上る倫理~(霜降り明星の粗品風)。
 だけど,仮にメカニズムデザインを突きつめて,それでもカバーできない倫理領域というのがあるとしたら,きっとこんな感じなんじゃないかと思うのですね。
 
 このA=Bのような,どうしても許せない引っかかり,それが倫理じゃないかなと,テレビ番組をゴロ寝で見ながら思った次第です。

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,本日はここ山本橋に来ております。
 
 うーん,いまだ桜が残っております。
 今年は,なんちゅうか,一斉にじゃなくジワジワと開花したような感じだったので,散るときもダラダラしていますね。珍しいです。

 
 ほんで,GCO裏の森永橋です。こんな感じ。目黒川に花びらは沢山流れていますが,残っているのも多いです。

 
 で,ここは居木橋です。右手の東岸は結構残っています。

   
 さらに下って,要津橋です。

 
 荏原神社の前辺り,旧東海道近くではこんな枝もまだあります。

 さらに下ります。
 
 天王洲にあるキャノンのビルを京浜運河を挟んだ対岸からです。

 ことしの桜は寿命が長いってことで~♫
1 本日も暑い東京です。昨日10/6も暑かったのですが,母校の東工大の工大祭に行ってきました。
 
 これはスロープからのメインステージの様子です。

 この時期,雨の降ることも多かったのですが,この週末はいい天気でした。台風の影響はほぼないですね。

 お客さんも結構多くて良かったのではないでしょうか。

 あと,パンフレットにスポンサーの欄があったのですが,その中に青和特許法律事務所の名前がありました。

 実は,特許の業界,東工大出身者多いです。
 私もそうですし,イソ弁時代のボス弁も東工大出身ですし(そう言えば,もうすぐ,また下町ロケットの新しいやつが始まりますなあ。),弁理士会の派閥の一つの春秋会は元々東工大の学閥です(卒業者が少ない上に,偏屈な人が多いので,東工大の学閥のある業界・会社って少ないのです。)。

 まあ専門性云々になると,結局,東大や京大に適うわけがありません。所詮二番手の単科大学ですので,色んな所で行き詰まって(私もそうですね。),会社や研究所などからあぶれて特許業界に落ち着く~こんな経緯でしょうかね。ムフフ。

 ですので,青和特許法律事務所にも東工大出身者が多いのでスポンサーになったのでしょうね。

2 母校の学園祭さえ当てこすりの対象~このブログらしくていいんじゃないかなあ~。
 
 今日の最高気温は,32.2度ですが,昨日も東工大の本館の前の桜並木でアブラゼミが鳴いていました。さすがにこれが最後だと思います~。
1 ということで,ノーベル賞の最後,化学賞です。

 アメリカのフランシス・アーノルドさん,やはりアメリカのジョージ・スミスさん、イギリスのグレゴリー・ウインターさんですね。

 今回の3つの賞の中で一番わかりにくいです。
 アーノルドさんは,directed evolution of enzymesということです。enzymesって酵素ですね。つまりは生体触媒です。生物の進化を真似て,酵素も進化させる,それを効率よくやる方法,ってことです。まあ薬とかそんなものの生成に重要なのでしょうね。

 あと,スミスさんとウインターさんは,phage display of peptides  and antibodiesです。ペプチドと抗体のファージ表示?
 これはさっぱり分かりません。phageって,T2ファージとかのファージのことですもんね。この慶応のサイトが多少わかりやすいですが,なかなかマニアックな話です。

2 まあでもこうしてみると,化学賞というか医学生理学賞って感じもします。
 ノーベル賞の最初の頃,20世紀初めは,医学生理学賞と物理学賞と化学賞というのは,もう全く別物!みたいな感じだったと思いますが,最近は結構学際的というか,クロスボーダーでのトランザクション~みたいな感じの領域も多いです。

 とは言え,宇宙論と素核の分野に関しては,物理学賞だけだと思いますけどね。

 ま,残念ながら,リチウムイオン電池の受賞はありませんでしたが,いいじゃないですか~。わくわくできるのうちが華ですよ~。
 本当,心の底から,羨ましいですもんね。
1 さすがに,2日連続しての日本人のノーベル賞はなかったようです。

 私にとっては最も重要な物理学賞は,アメリカのアーサー・アシュキンさん,フランスのジェラール・ムルさん,カナダのドナ・ストリックランドさんに決まりました。おめでとうございます。

 受賞理由は,上のとおりですが,1:2で若干違います。
 アーサーさんは,光ピンセットのようですね。パワポには,optical tweezers and their application to biological systemsとありましたので。
 他方,ジェラールさんとドナさんは,method of generating high-intensity ultra-short optical pulsesということです。レーザーの強度増幅って言われているようです。

 光ピンセットはレーザーで微小物質を動かすものですが,特に生物学の分野での応用が効いたのではないかと思います。まあ光は運動量を持ちますので(質量がないのに,不思議ですよね~),それで動くのではないかと思いきや,電磁気学な作用機序もあるみたいで,インチキ理系の私にはようわかりません。

 他方,レーザーの強度増幅の方は,量的な話なので,ある意味分かりやすいのですが,ときどき医療過誤訴訟を起こされているレーザーによる視力回復法に使われているレーザー,と言えばピンと来るのではないかと思います。

2 私の予想は外れましたが,まあそんなもんでしょう。デバイスの年は色んな候補がありますので,なかなか予想するのが難しいですからね。

 個人的には,細野先生が取ると,今週末に行われる工大祭も盛り上がって良かったのではないかと思いましたが,また来年いや再来年ですかね。

 さて明日はラストの化学賞ですけど,リチウムイオン電池はあるのでしょうか~。

 ところで,本日はビッグサイトまで不競法の改正について,特許庁主催の実務者用説明会に行ってきました。
 
 午後一からだったので,始めは非常に眠かったのですが,ちょい寝て回復してからは,きちんと聞けました。ま,これで不競法の改正は完璧~って感じです。

 しかし,行った人は分かると思いますが,凄い量の資料でしたね。さすが今や飛ぶ鳥を落とす勢いの経産省~です。奇しくも今日は安倍ちゃん内閣の改造日でしたし。

 そうだそうだ,実家の両親もよくお世話になっている岩屋先生が防衛大臣で初入閣というのはめでたい限りですが(大分3区ですので),色んな爆弾を抱えた船出だという感じがしますね。いわば,終わりの始まり内閣~こんな感じでしょう。

 個人的には,そろそろ自民党じゃない政権でもいいかなと思う今日このごろですが,どうなんでしょうね。
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弁護土・弁理土
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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