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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 今日は朝からいい天気ですね。散歩も快調でした。
 せっかくなので,散歩から。
 
 京浜運河の楽水橋近くですね。
 そう言えば,この楽水橋のたもとにある,中華料理店の楽水軒,閉店してましたね。
 
 と言っても入ったことはないのですが,散歩の最中,この前を通ると結構な割合で行列が出来てました。昔ながらの中華料理店で,こういう店のニーズは根強くあると思うのです。
 
 で,その閉店した店に閉店のお断りみたいなものが貼ってあって,これが泣かせました。
 ~昨年主人が亡くなって,私で頑張ろうと思って再開の準備をしていたけど,自分も体調が悪くなって断念することになりました,再開を待ち望んでいた皆さんには申し訳無い所です~みたいなことが書いてありました。

 そう言えば,白金高輪の,清正公近くの新勝楼というこれも昔ながらの人気店でしたが,ここも閉店しましたね。いやあ,大将が体調を崩したり,高齢で店に立てなかったりすると,こういう所は閉店・・・しょうがない所です。

 あ,また今日も知財に関係ない話・・・ですけど,まあいいですかね。

 知財のことは,後継ブログに~って感じです。しかし・・・。
 いや,去年,私のマニアックなファンを集めて100万閲覧記念飲み会をやったわけです。
 で,そこに来ていただいた人には,後継ブログのURLを教えたのですが,その前に,センセ,これでしょと,何と既に見つけている人が居たのには驚きました。
 
 どういうことかというと,ここでちょっと後継ブログのことを書くじゃないですか,○○の事件は,ここじゃなく後継ブログに書きました~なんてね,そうすると,その情報から候補を絞り,何度かそういうことがあったので,行き着いた~ということなのですね。

 わーお,蓼食う虫も好き好きと言いますか,そこまでマニアックだと,私も困りますね~。
 ということで,その話を聞いて,ここで後継ブログの話はあまりしなくなっております。だからといってやめたわけではないことは,後継ブログを知っている人には分かると思いますけど,ってこのくらいにしておきましょう。

 いや,別にもったいぶるわけじゃないですよ,大した話はしてませんから。まあでもまた蓼食う虫じゃなくうんこに集るハエみたいなのが来ると五月蝿いですからね。ムフフフ。

2 さらばは,JDIですね。
  3社連合から1社抜け,そして今日もう1社抜けるとの報道がありました。

 あとは,中国のファンドグループだけですけど,何か時間切れって感じがしますね。約1週間前の株主総会は何だったのでしょうかね。

 官に頼るのは良くないなあ~今はそれしか言いようがありません。

3 で,最後に多少知財チックなことを。
 インモラル=immoralですけど,これを辞書でひくと,性的にふしだらな,とか意味が出ます。

 なので,すごく良いですね~こんな言葉。私も次事務所の名前を付けるときは,アーンマネー(earn money)法律事務所とか,そういう感じの名前を付けたいですね。

 あ,そうそうインモラルと言えば,最近,某AVメーカーが外部のハッキングにあって,ビットコインとかよこさねえと,ハッキングした内容を無修正で流すぞと脅された事件があったらしいですね(ハッキングされたのが編集前の素材だったようです。)。
 で,当然脅しに屈せず,ビットコインを払わず,だけど,無修正画像は流されてしまったという顛末でした。

 これって日本ならではですね。
 私は刑法175条って本当違憲だと思います。当然無効です。
 「わいせつ」なんてお上が決めることじゃないって!表現の自由は,無修正ポルノにもあると思いますからね。

 だって,上記の件で,その流された無修正ポルノが修正有りだったら,通常の著作権(複製権,公衆送信権等)侵害で行けたわけですよ。だけど,無修正だと日本では違法品になるので,著作権者が動けない~まあ仮に被害届提出や告訴をしたところで,要保護性に欠くということで,警察も動かないでしょうけどね。

 なので何だかなあ~って感じですわ。
 ネットに国境はありませんから,例えば,ちょっとネットで検索すれば(ビーバーショットだとかダブルペネトレーションだとか),すぐに無修正の画像や動画に行き着きます。
 ところが,日本では・・・ですからね(*検索したい人は周りに人が居ないことを確認してからやりましょう。)。

 で,いつものとおり,ここまでは壮大な前振りです。

 アメリカの最高裁で実に面白い判決が出たようです。
Iancu v. Brunetti (18-302)
The Lanham Act prohibition on the registration of “immoral” or “scandalous” trademarks infringes the First Amendment.
 機械翻訳するとこういう感じです。
「Iancu対Brunetti
「インモラル」または「スキャンダラス」な商標の登録を禁止するLanham Actは,米国憲法修正第1条に違反する。」

 原文はここです。
 問題となったLanham Act1052(a)は,こんな感じです。
「§1052 Trademarks registrable on principal register; concurrent registration 
 No trademark by which the goods of the applicant may be distinguished from the goods of others shall be refused registration on the principal register on account of its nature unless it— 
(a) Consists of or comprises immoral, deceptive, or scandalous matter; or matter which may disparage or falsely suggest a connection with persons, living or dead, institutions, beliefs, or national symbols, or bring them into contempt, or disrepute; or a geographical indication which, when used on or in connection with wines or spirits, identifies a place other than the origin of the goods and is first used on or in connection with wines or spirits by the applicant on or after one year after the date on which the WTO Agreement (as defined in section 3501(9) of title 19) enters into force with respect to the United States」
 日本の特許庁による翻訳はこうです。
「(§1052)商標は主登録簿に登録することができる;同時登録
 出願人の商品を他人の商品から識別することを可能にする商標は,その性質を理由として,主登録簿に登録することを拒絶されることはない。ただし,その商標が次に該当するときはこの限りでない。
(a) 次のものから成り又はそれらを含むこと。不道徳的,欺瞞的若しくは中傷的な事項;又はある者(生存しているか死亡しているかを問わない),団体,信仰若しくは国民的な象徴を軽蔑し,若しくはそれらとの関係を偽って示唆し,又はそれらを侮辱し若しくはそれらの評判を落とす虞のある事項;又は地理的表示であって,ぶどう酒若しくは蒸留酒に付して又は関連して使用される場合に,その商品の原産地以外の場所を特定するものであり,かつ,出願人によって,(第19巻第3501条(9)に定義されている)WTO協定が合衆国に対して効力を生ずる日から1年以後に初めてぶどう酒若しくは蒸留酒に付して又は関連して使用されているもの」

 アメリカって面白い国で,最近隆盛してるペイテレビのドラマ,おっぱいどころか○○○も丸見え!です。
 例えば,評判の良いゲーム・オブ・スローンズとか呑気に見てると,茶を吹き出すシーンが満載ですからね(ま,あれを子供と見ている人はいないか~。)。

 プレイボーイに飽き足らない人はハスラーを読めばいいけど,ハスラーだってちょっと前はモロの結合シーンは掲載してませんでした。でも,戦って勝ち取ったのです。

 日本だと, Lanham Actはこう呼ばれています,「商標法」と。

 インモラルな商標は登録できない,とする商標法の規定だと,日本の商標法4条1項7号がそれに当たります。

 「七 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標

 他方,米国憲法修正1条は,
Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the Government for a redress of grievances.

 こんな感じです。当然表現の自由に関するものです。
 こら,議会め,表現の自由を制限するような法律を作っちゃいかんぞ!と言ってるわけです。
 なお,本件での標章は「fuct」のようです。fuckの過去形だそうですね(知らんかった)。で,この出願人がBrunettiさんです。

 さて,我が国で,商標を出願すると,商標法4条1項7号での拒絶理由通知は結構来ます。
 でもそのときに,日本国憲法21条1項に違反するので,商標法4条1項7号は違憲無効だなんて,主張できる骨のあるやつは居ますかね??

 日本の弁理士も弁護士も,bollocks野郎ばかりだから無理だって,そりゃそうですな~。ムフフフ。
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1 昨日のこのブログの閲覧数は,久々異常とも言える多数でした~。本当,あんたも好きねえ,ちょっとだけよ~って感じです。
 ま,私と同様のゲスな人間が多いのは分かっておりますが,想像以上に特許業界でのこのブログの読者の多さ,これに改めて驚かされたって気がします~。
 それだけ大きな事件だったってことですけどね。

 で,そんな熱心な読者に多少サービス。今日は真面目な判決の紹介で行きましょう。

2 shi-sa事件って知っていますか?パロディ商標で有名なやつです。元ネタは当然世界的に有名なプーマですね(puma)です。

 その昔,異議申立てで争われたのですが,その時は,復活しました。

 

  これが商標権者の方です(商標第5040036号)。

 他方,プーマ社はどうかというと,
 
 こんな感じです。
 で,異議申立て後の訴訟で復活し,その後の再度の異議審理で再度取り消され,さらにその後の訴訟で復活し(これが知財高裁知財高裁平成21年(行ケ)第10404号平成22年7月12日判決です。)で,決定を取り消したのです(つまり非類似)。

 で,10年近く経って,やはりプーマ社は許さなかったとみえ,今度は無効審判を提起したのですね。
 同時に,同様の類型の,第5392941号と第5392942号にも無効審判を提起しております。

 ほんで,それらの判決が出ました。
 知財高裁 平成29(行ケ)10203
 知財高裁 平成29(行ケ)10204
 知財高裁 平成29(行ケ)10205
 
 いずれも不成立審決で,知財高裁では請求棄却。つまりは非類似だってことです。

 なので,異議のとおり,パロディはパロディ~♫大丈夫大丈夫~♫ってわけです。
 良かったですねえ。

3 しかし,これだけではなかったのです。
 実は,上記と異なる類型の商標がshi-saにはあったのです。
 
 これです。商標第5392943号で,指定商品は,第25類  Tシャツ,帽子 です。
 同様の第5392944号の商標もあります。

 そして,これらもプーマから無効審判を請求され,無効審判では不成立審決でした。
 ところが,上記と同時期の判決ではいずれも審決が取消しの憂き目にあっております。

 知財高裁 平成29(行ケ)10206
 知財高裁 平成29(行ケ)10207
 
 これらの引用商標は,こんな感じでした。
 
 まあちょっと違うのですけど,要点はワンポイントマークにしたときに,紛らわしいってところですね。

 指定商品がTシャツと帽子でしょ,これってワンポイントマークで使うことが多いですよね。そのときにうーん区別のつかんときもある!こういうような所だと思います。

 私は勝手にワンポイントマーク理論と呼んでおるのですが,これは今回の事件が最初じゃありません。
 去年の一弁の会報に書いた私の論文に載っているランバード事件(知財高裁平成28年(行ケ)第10262号)もそうです。


 なので,スポーツ用品でワンポイントマークに使いそうな商標でのパロディなどをやる際は,結構気をつけた方が良いってことですね。

 ま,たまにはこういうマジな話も趣向が変わっていいのではないかと思います。
 個人的には,camel toe やMILFや脱税の話も好きですけどね。

4 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ山本橋に来ております。
 
 さて,すっかり初夏めいた風情です。今日は曇りですが。

 そう言えば,アップルとクアルコム,和解したそうですね。

 日本でも,このような訴訟をやっておりました(知財高裁平成30(ネ)10065 ,平成31年3月4日判決)。
 判決を見ると,何か八百長くさいというか,プロレスというか,特にクアルコムは全くファイティングポーズを取っておらず,どういうことかなあと思ってた次第です。
 ま,そもそも,日本で訴訟なんてやってもしょうがねえだろ,無駄無駄,というスタンスだったのかもしれませんね。

 ほんで,このニュースを聞いたとき,アレ?昨日一昨日,審理が始まったって報道があったのに・・・,と思った方も多いと思います。
 まあこれもアメリカ民事訴訟ならではですね。

 報道によると,審理が始まったというサンディエゴの連邦地裁は,実は,もっとも早期(2017)に訴えが提起されたものらしいです。
 つまり,2年間は訴訟係属中でも審理がされないままだった~ってわけです。

 日本じゃ,訴訟提起後,夏休みでも入らない限り,おおよそ,2ヶ月前後で最初の審理がなされます。2年も審理なしなんてありえません。

 だけど,アメリカの裁判の場合,審理に入る前に,ディスカバリーだの,マークマンヒアリングなどで,1,2年費やすことはザラです。今回はおそらくディスカバリーに時間がかかったのでしょうね。
 で,昨日か一昨日,漸く審理(trial)になったのだと思います。

 ま,普通は,ディスカバリー中に和解することの方が多いのだと思いますが,今回,裁判所の意見を聞いてみようとでも思ったのでしょうかね。 
 ですが,トライアル開始の次の日に和解発表ということは,もうトライアル前には和解は済んでいたと考えるのが普通です。なので,和解の条項で,発表日をトライアル開始後にしようなどと決めていた,ただそれだけでしょう,タイミングは。

 ということなので,よくよく検討してみると,アメリカの訴訟でよくあるパターンだったな,ということになります。

 もっとも,私は日本の資格しか持っていない半可通ですので,正確な所はアメリカの資格を有している人に聞いた方がいいのはもちろんです。

 それにつけても,日本の裁判って本当意味なし~だよねえ。

 
 
 
1 昨日はえらく暖かく,今日は寒くなるという話だったので,結構厚着したら,今日も結構暖かいじゃん!裁判所まで行ったら汗ダク~♪という一日でした。

 さて,特段更新するつもりも無かったのですが,商標で,面白い話がありましたので,ちょっとしたまとめ代わりですね。

2 まずは知ってるものです。
 私もいい歳なので,痛風が気になります。最近ビールをそこそこ飲んだ次の日は,ぶつけていない膝が妙に腫れたりして・・・まあ尿酸値~ですね。
 よく言われるのは,足の親指ですけど,人によるみたいです。私は膝の横っちょです。

 で,飲むときは,早い内から焼酎にすることが多くなっていますが,スーパーで買うときは,こんなやつでしょうか。

 
 これだけでどこのどの製品かかなりよくわかりますね。
 
 キリンの氷結です。

 で,この缶が立体商標として登録されたという報道があります。おおーすげーや。
 ちなみに,Jplatpatではこんな感じですね。

 出願がもう4年前,拒絶査定不服審判を経由したということなので,結構苦労しています。で,漸くの登録審決~になったのでしょうね。

 こういうのは資料次第~キリンの知財部の皆さん,ご苦労様でした。

3 次は知らないものです。
 こちらも立体商標です。報道は,こちらですね。
 「魚の形でおなじみの「おさかなスポンジ」」と書いていますが,おなじみのって,わしゃ知らんって所です。皆さん,知ってましたかね。有名なのでしょうか。
 
 
 こちらは,こんな感じです。

 こちらは,出願が一昨年ですし,拒絶査定不服審判にも行ってないので,結構スムーズです。Jplatpatではこんな感じです。

 缶と比べれば,識別力がある,ということなのでしょうね。

4 で,最後に弁護士っぽいことも。
 立体商標の場合,いつも思うのですけど,商標的使用ってどういうのがそうなんだろうか?ってことです。

 勿論,商標法2条4項に,
前項において、商品その他の物に標章を付することには、次の各号に掲げる各標章については、それぞれ当該各号に掲げることが含まれるものとする。
一 文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合の標章 商品若しくは商品の包装、役務の提供の用に供する物又は商品若しくは役務に関する広告標章の形状とすること
とあるのは知っています。
 
 つまり,他社が,缶チューハイの缶の形状を,例えば,上記のキリンの立体商標のような形状にすると,少なくとも商標法上の「使用」に当たる,ように思えます。
 だけど,問題は,常にいつでもそうか?ということです。

 これが立体商標における商標的使用の問題ですね。

 この論点は実際の侵害訴訟での事例を重ねないことにはよくわかりません。
 だけど,有名な,エルメスのバーキン事件では,被告が本人訴訟だったので,この辺がよくわからないまま来たのです。

 で,実は最近,このバーキン事件以来?の立体商標での侵害訴訟の判決があったのですね。
 東京地裁 平成29(ワ)22543(平成30年12月27日判決)です。

 これも私はよく知らなかったのですが,ランプシェードで有名?なポール・ヘニングセンというところのものの件です。
 
 こんな感じです。Jplatpatではこういう所です。
 
 だけど,判決を見ると分かりますが,うーん,被告の対応がイマイチですね。折角両方に代理人が付いていたのですが・・・。 

 ま,あまりヤーヤー言うと色々アレですので,やめておきますが,少なくとも商標的使用は論点に上がっていません。

 果たして,商標の機能を発揮させるような態様での使用かどうか,実に気になるのですけどねえ。
 次回に期待しておきます~ムフフフ。
1 概要
 本件は,原告(レースクイーン・インク)が,被告(ひろゆき氏)の有する商標登録(第5843569号,出願日平成26年3月27日 ,2ch(標準文字),38類と42類)に対し,無効審判を請求(商標法4条1項10号)したところ,不成立審決が下されたため,これに不服の原告が,審決取消訴訟を提起した事案です。

 これに対して,知財高裁3部(鶴岡さんの合議体ですね。)は,原告の請求を棄却しております。つまり,審決のとおりでOKということです。

 なお,本件と同様,2ちゃんねる (標準文字)の登録商標(第5851035 号)にも同様の無効審判→審決取消訴訟がありましたが,同様の結論です(知財高裁平成30(行ケ)10029号)。

 いやあ,ここで判決紹介するのは久々ですね~。もうマジな判決を紹介することはありませんので,今回もおもしろ系ですね。

 で,問題点は,ただ一つ,2ch(掲示板の方ね。電子掲示板「2ちゃんねる」(ドメイン名は2ch.net,本件電子掲示板のこと。))って誰のもの?ってことです。

2 問題点
 端的な問題点は,商標法4条1項10号該当性です。

 商標法4条1項10号は以下のとおりです。
他人の業務に係る商品若しくは役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標又はこれに類似する商標であつて、その商品若しくは役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするもの

 つまり,未登録周知商標と同一・類似の商標は登録できない,ってことです。

 だって世の中,商標を登録するのが義務ではありません。そういう細かいことを気にせず,律儀に真面目に商売に精進したところ,ブランドが超有名になった場合もあり得る所です。そんなときに,しめしめ,あの野郎,商標登録してねえわ,いっちょオイラが登録しちゃるか~みたいな奴が出てくるといけませんので,こういう条項があるわけですね。

 なので,”あの野郎”の商標じゃないといけないわけです。つまり条文上の「他人」ってことですね。
 自分ならいいわけですよ。

 あ,商標って特許と違いますからね。別に商売を始めたあとで商標を出願しても登録できる場合があります。つーか,そういうのが不登録事由になっていません。
 他方,特許の場合,商品を売り出すと,それで新規性が失われてしまうので(これは不登録事由です。),登録できないのです。

 なので,先程の,律儀に真面目に商売していた人が,そろそろ落ち着いたので,自社ブランドを商標登録出願しよう,もう商売を始めてから100年にもなるけどね~~でも登録しうるのです。勿論,昨今の兎に角なんでも早め早めというブランド戦略からすると,オススメできないことは確かですけど。

 ということで,周知ブランド(2ch)は,他人のものに当たり,ひろゆき氏の有している2chの商標権は本来登録できなかったものなのか,そこが問題になったというわけです。

3 判旨
「2  原告は,需要者を基準にする限り,平成21年1月までに本件電子掲示板に係る本件引用商標の使用により獲得された業務上の信用が一義的には被告に帰属していたことは争わないとした上で,本件電子掲示板運営事業は,本件各事業譲渡により,被告からパケットモンスター社を経て原告に承継された旨主張する。
  (1)  そこで,まず,本件各事業譲渡の有無について検討する。
ア  電子掲示板に係る事業は,電子掲示板の名称等の商標のほか,ドメイン名を使用する権利,電子掲示板に表示される広告に関する契約及びインターネットサービス提供に関する契約を含む複数の財産を用いて行われているものであるから,電子掲示板に係る事業を譲渡するに当たっては,これらの複数の財産を移転し,その対価を支払うことを内容とする合意をするのが通常であるところ,本件各事業譲渡の合意の具体的な内容は明らかで
はない。
 そして,事業譲渡をするに当たっては,移転の対象となる具体的な財産を特定し,事業譲渡の対価を定めるほか,対価の履行期及び履行方法,譲渡の対象となる財産の移転方法(第三者の承諾等を要する場合にはその手続の履行期及び履行方法等)を定めるのが通常であり,移転の対象となる財産の内容によっては事業譲渡の基準日時点での債権債務の処理について定める場合も考えられる。さらに,本件各事業譲渡のように,当事者の少なくとも一方が法人である場合には,なおさら慎重な手続がとられるのが一般であるし,本件各事業譲渡は渉外法律関係(パケットモンスター社はシンガポール法人,原告はフィリピン法人である。)を含むから準拠法の問題を生じ得ることからしても,口頭のみで契約を行うことは考えにくい。
 以上に照らせば,本件各事業譲渡につき契約書等の書面を作成せずに契約を締結するとはにわかに考え難いというべきところ,本件各事業譲渡に係る契約書等の処分証書の提出はない。
      イ  本件事業譲渡1の時期から5年以上経過した平成26年3月5日当時の本件電子掲示板のトップページには「Y日記」との文字が記載されており(上記1(5)イ),この記載からすれば,平成21年1月以降平成26年3月まで本件電子掲示板のトップページに本件ブログへのリンクが貼られていた可能性もある。また,本件記事には,①  平成24年12月に,被告が本件電子掲示板上の違法薬物に関する書き込みを放置したとして検察庁に送致された旨,②  平成25年3月に,本件電子掲示板上の違法薬物に関する書き込みの削除措置がとられたために被告が不起訴処分となった旨,③  同年8月に,被告が本件電子掲示板に係る高額の広告収入をパケットモンスター社から受領したとして東京国税局から指摘を受けた旨が記載されている(上記1(7))。
 これらの事実によれば,被告は,平成21年1月以降も本件電子掲示板の運営を含む本件電子掲示板に係る事業に実質的に関与していたことがうかがわれる。
ウ  以上のとおり,本件各事業譲渡の合意の具体的な内容が明らかでないこと,本件各事業譲渡に係る契約書がないのはそれ自体不自然であること,本件事業譲渡1がされたという時期以降も被告が本件電子掲示板に係る事業に実質的に関与していたことがうかがわれることに照らせば,本件事業譲渡1がされた事実や,原告が本件各事業譲渡により本件電子掲示板に係る事業を承継した事実を認めることはできない。
・・・
  (2)  原告は,仮に全面的な事業譲渡又は承継がされていなかったとしても,パケットモンスター社が本件電子掲示板の運営管理を行っていたことからすれば,本件電子掲示板に関連した周知,著名商標から生じる権限を含めた事業譲渡又は承継がされたといえると主張する。しかし,パケットモンスター社が本件電子掲示板の運営管理を行っていたとしても,同社が事業主体であるかどうかが明らかでないのは上記(1)エ(ウ)のとおりである。また,本件全証拠によっても,被告がパケットモンスター社に対し,本件電子掲示板に関
連する周知,著名商標から生じる権限を譲渡した事実を認めることはできない。
・・・
4  以上によれば,本件商標が「他人」の業務に係る役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標又はこれに類似する商標であるとは認められない。 」

4 検討
 私も昔はパカ弁ってやつをやっておりまして,特に独立したてで仕事も金も今以上に全くないころ,結構な頻度でやっておりました。
 ところが,ある時期を境に,全く仕事の依頼が来なくなりました~。
 
 ま,わかりますよね。このパカ弁の仕事関係が実にお金になる~ってことで,猫も杓子も,非弁も業者も参入したころです。 
 今も,「弁護士 誹謗中傷」とかで検索すると,むちゃくちゃ広告が出て,その後SEO対策している事務所しか検索表示されません。
 うちの事務所なんか~もう探すのはやめた~ってなります,本人でも。だとしたら,一般の人がうちの事務所まで辿り着くわけがありません。

 ということです。

 ですが,何事も勉強ですし,またデタラメな検索して偶然辿り着いたお客さんが来るかもしれませんので,コソ勉はしています。

 例えば,この分野での有名な弁護士の中澤祐一先生の「誹謗中傷 法的対策マニュアル 第2版」,1版が良かったので,こちらも買っております(1版に比べてずいぶんページ数が増えましたが。)。

 で,この本にも2chに対する対策が書いております。その箇所によると,仮処分の相手方,つまり債務者は,ひろゆき氏ではないのですね。
 ですが,特段の問題はなく,仮処分の決定は下りているようです。

 ムフフフ,どうですか?あっちでは,俺じゃないと言い,こっちでは俺だと言い( 「被告は,本件電子掲示板に関連する周知,著名商標から生じる権限を譲渡したことはない。 」そうです。),そういうことなわけです。

 私は倫理を説く者ではありません,みなさんが各々考えればいいことですけどね~。ムフフフ。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ山本橋に来ております。
 
 散歩中,ちょっと雨が降ってきたりしてましたが,今はスッキリした天気です。
 昨日の夜遅く東京は結構な雨が降りましたね。雨音で目が覚めたのですが,今日の未明だったかもしれません。これは久々の雨でした~。

 さて,ほんで,夏の特別編,いってみましょう。
 
 アブラゼミ,オスです。しまった~子供じゃなくオヤジに捕まるとは・・・という感じでしょうか。
 
 
 続いて,これもアブラゼミ,オスです。こちらはまったく観念せず,離せこんにゃろーです。

 そう言えば,昨日捕まえたアブラゼミは,目が赤かったですが,今日のどちらも真っ黒です。

 ネットの記事によると,死にかけのアブラゼミは目が赤いらしいですけど,ほんまですかねえ。何ともよくわかりません。

 夏の終わりには,このセミのまとめをやろうかな~って所です。

6 追伸2
 大分の甲子園の出場校が決まりました。藤蔭でした。
 実家の近くの柳ヶ浦が決勝まで行ってたのですが,惜しくも0-1で破れたようです。

 藤蔭のあるところは,日田。よく最高気温で出る所です。盆地で,暑くなるのです。実家に帰ったついでにちょっと足を伸ばすこともあります。いい所です。でも,まあちょっと遠いかなあという感じです。
 兎も角もおめでとうございます。

 で,私と白ブリーフの母校は,一回戦シードで2回戦からの登場だったのですが,惜しくもサヨナラ負け,でも結局1勝もできなかったということですね。しょうがない~。
1 首記は,本日の日経の1面,しかも1番の見出しです。つまりは超重要と考えいているものだということですね。

 商標が日経の1面に載るっていつ以来だろう,そんな所ですね。

 で,内容なのですけど,何か非常にバイアスのかかった記事という気がしますね。

だが補助金を使って急激に拡大させる中国の手法は競争をゆがめ、企業活動に混乱を招きかねない。   
 商標登録が専門の米ガーベン法律事務所の弁護士ジョシュ・ガーベン氏は「中国の補助金は米国の商標登録制度を傷つける意図がうかがえる」と指摘する。日本の特許庁も中国からの大量出願を警戒している。
 とはあります。

 要するに,ほらまた中国だよ,だろやっぱ中国だろ,みたいな感じがプンプンします。
 アメリカにはちっとも文句言わないくせに~。

2 私は別に中国が好きじゃありません。国粋主義者のレイシストでもありますからね。
 でもねえ,要らんバイアスは不要だし,フェアじゃないのも好きじゃないのですね。

 それに,今や中国製のものの方が日本製よりよっぽど信頼できます,しかも安い!

 こういうのはねえ,大体ブーメランになるのですよ。そう,ブーメラン,ブーメラン,ブーメラン,きっと~♪ですね。

 この特許庁のサイトを見てください。

 「外国出願に要する費用の半額を補助します」ですよ。

 補助金で外国出願を拡大しているのは,日本でもやっているのです!
 ずいぶん昔からですし,サイトの情報は,6/8に更新されていますから,今でも引き続きやっている!ということです。

 その中には商標もあります。
案件ごとの上限額:特許150万円  
 実用新案・意匠・商標60万円  
 冒認対策商標(※):30万円   (※)冒認対策商標:第三者による抜け駆け出願(冒認出願)の対策を目的とした商標出願

 上限,60万円まで出してもらえます。かなり十分と言えます。

 なのに,「だが補助金を使って急激に拡大させる中国の手法は競争をゆがめ、企業活動に混乱を招きかねない。 」らしいです。

 中国のが悪くて日本のが良いのでしょうか?

 こうやって中国のことを批判するなら,日本も補助金で下駄履かせるのはやめた方がいいんじゃねえの~。
 それか負けずにもっと補助金出して,対抗できるようにすりゃあいいんだよ。

 成功者への妬みというか負け犬の遠吠えというか,いつからこんな意地汚い,つまらんことを考えるやつの多い国になっちまったかねえ。あ,昔から,いやそうかもしれませんにゃ。

3 頭が悪いくせに,意地汚さだけは一人前の人たちはおいておいて,ちょっとした箸休めです。
 
 
 
 これはうちの妹の個展の案内ですね。
 妹のことはこのブログでも何回か書いたことがあります。

 で,6/27-7/2に,日本橋三越の本館6Fの美術画廊で,個展を開くということですね。ま,美術好きの人ならよく知られた場所で,今年の春の院展もここでやっていました。

 三越のサイトだとここですね。

 ですので,ご興味のある方はよろしくお願いします。ま,百貨店で行われる個展ですので,絵の販売が目的であることは明白なのですけど,皆さん私と似たり寄ったりの懐具合だと思いますので,冷やかしで十分と思います。

 
 
1 我が政府のお偉いさんや,サッカー協会の方々の話ではありません。両方共焼きが回ったとしか言いようがありませんけどね。

 そうじゃなく,昨日くらいから話題になったプリンスホテルの一件です。
 報道は,この辺でしょうか。

 被告側に言わせると商標も出願しているらしく,調べると確かに出願されています。
 商願2017-144549です。
 
 これでまさか代理人が就いてるなんてことは・・・ああ安心しました。本人出願のようです。

2 経過情報を見ると,情報提供もされているようなので,これは本家のプリンスホテルからでしょうね。

 しかし,この手の話は,最近権利者側も短気になっていますので,民事で処理してもらえるのは感謝した方がいいですね。

 どういうことかというと,商標関係(不競法も)で,権利者が大手だと警察もすぐ動いてくれますので,捜索差押→代表者逮捕って流れがデフォーと言ってよいです。

 ときどきうちの事務所にも泡を食ったそれ系の方々から相談があったりするのですけど,争いがない事例では早めにごめんなさい~した方がいいですね。

 ま本当の問題は,そうじゃなく結構争いがあり,しかも公判ではどうなるか分からない事例にもかかわらず,警察が逮捕したりする事例なんですけど,そういうのは私ではなく,人権派弁護士のお仕事だと思います~。正義にも人権にも興味のないあっしには関わりのねえことでござんす~ムフフフ。

3 さてさて,全く盛り上がりを見せないサッカーのW杯,今日の日経には日程表など載っていました。
 ま,始まれば違うのでしょうけど。

 で,私の興味は現時点でNBAですね~。この時期は当然NBAファイナルです。

 確か今年で4年連続して,同じカードだと思います。キャバリアーズVSウォリアーズですね。キャバリアーズの中心選手は,ご存知レブロン・ジェームズ,対するウォリアーズの方は,ステファン・カリーですね。

 下馬評では,圧倒的にウォリアーズ優勢です。まあ,今季の成績も違いますからね。キャバリアーズはもうボロボロでのファイナルです。例えるなら,1944年の日本という感じです。ま,石原莞爾言う所の東洋の代表が日本でしたから~。おっと議題が逸れそうだな。

 対するウォリアーズは,戦力も十分,多少手こずった試合もありましたが,キャバリアーズに比べれば余裕のよっちゃんでファイナルです。例えるなら,1944年のアメリカ,でしょう。

 で,すでに3戦終わりました。
 1戦目で鬼神の働きをしたレブロン・ジェームズでしたが,味方の凡ミスもあって負けました。ほんで,今日も負けてキャバリアーズの3連敗です。
 なので,ここまでは予想とおりと言えそうです。ですけど,このままじゃ面白くありません。再度レブロン・ジェームズの怪物ぶりが発揮され,ここから4連勝~♪になればいいなあって思います。

 あ,日本のBリーグも見ていますよ。
 ファイナルは生でやっていたので見ていましたが,思ったより差が付きましたね。
 千葉の富樫があれだけ押さえられると,トヨタじゃなかった東京のペースでしたなあ。田中と馬場の2人にやられたという感じでしょうか。

 で,いろいろバスケのことを書きましたが,なぜバスケに注目しているかというと,もうドSの私好みのシチュエーションなのです。

 実は,2020の東京オリンピックで自国開催のくせに,出場できるかどうか怪しい団体競技が1つだけあります。それが男子バスケです。

 で,その出場条件が,来年行われるバスケのW杯でベスト16に入ることと言われているのです。ま,要するに,いくら自国開催って言ってもあまりにレベルが低いから,開催国枠の保証をもらえなかったという体たらくなのです。

 ほんで,そのW杯の予選が始まっていますけど(まだ一次予選の段階),6戦中すでに4連敗~♪グループリーグの最下位で,このまま4チーム中最下位だと敗退が決定します。
 あと2試合ですけど,6/29がオーストラリア,7/2が台湾ですね。

 で,6/29にオーストラリアに負け,裏でやっているフィリピンVS台湾で台湾が勝つと(要するに台湾とビリ争い),その時点で最下位決定~♪ということなので,格上のオーストラリアを打ち破るかしないと自力での予選突破に可能性を残せない~♡ですね。ちなみに,6/29のオーストラリアは千葉,ホームです。

 どうですか~。以前のサッカーのようですね。

 なので,この季節は,バスケに注目せざるを得ない~♪のですよ(そう言えば,今週のコンフィデンスマンJPもバスケの話だったなあ。今はバスケ!なのかもしれません。)。

 ま,オリンピックにも出れないくせに,プロだなんだって調子こいてるような奴らに市場は冷たいですよ~。おまんまの食い上げが嫌だって言うんなら,6/29は死ぬ気でオーストラリアに勝ってみろって所じゃないでしょうか。
1 昨日に続いて商標の小ネタですね。しかもマスコミで話題になったものです。

 報道は報道として,商標ってすぐに登録できるものではありません。

 ということで,昨日と同様,J-platpatで検索してみました。検索は,勿論,出願人/権利者として「小池百合子」というものです。

 そうすると,3件見つかりました。

2 まずは,これです。
・「都民ファーストの会
 標準文字でした。
 商願2017-20202(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 こういうのは指定商品等が重要なのですが,こんな感じです。

16    印刷物,紙製のぼり,紙製旗,文房具類,紙製包装用容器,プラスチック製包装用袋 18C04 18C09 19B22 25B01 26A01
41    技芸・スポーツ又は知識の教授,政治・経済・地方行政・地方自治・財政・税・待機児童・福祉・医療・議会・選挙制度その他国政・地方政治に係る課題に関する知識の教授及びこれらに関する情報の提供,政治家及び政治家を志す者への知識の教授(政治塾を含む。)及びこれに関する情報の提供,セミナー・研究会・研修会・講演会・シンポジウムの企画・運営又は開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,図書の貸与,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。) 41A01 41A03 41C02 41E05 41F06
42    政治・経済・地方行政・地方自治・財政・税・待機児童・福祉・医療・議会・選挙制度その他国政・地方政治に関する調査・研究及び提言並びにこれらに関する情報の提供,政治政策課題の解決に向けた調査及び研究,建築又は都市計画に関する研究 42Q02 42Q99

 となります。
 登録(第5977656号)は,9/1でした。ちなみに,拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

・「希望の党
 これも標準文字です。
 商願2017-20203(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 指定商品等は上と同じです。

 やはり,登録(第5977657号)は,9/1でした。ちなみに,これも拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

・「希望の塾
 これも標準文字です。
 商願2017-20204(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 指定商品等は上と同じです。

 やはり,登録(第5977658号)は,9/1でした。ちなみに,これも拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

 この3つの出願について,同日の出願,出願人も同じ,指定商品も同じ,そして勿論,代理人(かなりのベテランの先生です。)を立てて出願しております。

 そうすると,結構前から準備をしないと出来ない話,というわけです。今年のはじめに,都民ファーストの会に関して小池新党だという報道があったようです。
 そうなると,この時期にはもう今日の話は考えていたということで,まあそりゃそうでしょうねえ。だってその程度の先のことを考えられないでどうするって所です。

 とは言え,いい面の皮となったのは,我らが刑事部長です(刑事部長の話は,こので。)。まあ所詮は法曹風情~集票力がないとこうなるのだなあという例ですね。
 今度の選挙にも法曹の方が,右左問わず一定程度出馬されると思いますが,身の程を知った方がいいと思いますけどねえ。あ,要らんお世話でした~♡

 さて,こういう話となると,ジャミラが気になる所です(ジャミラの話はこちらです。)。
 J-Platpatによると,ジャミラは,今年のはじめに「都民ファースト」で出願しております。
 しかし,例によって出願料を払わなかったようで,最初の出願は却下となったようです。そのため,今はその出願の分割出願が係属されているようです(商願2017-82553)。

 だけども,上記のとおり,本家の出願が登録になってしまったようなので,あんまり意味が無かったようですね。ジャミラ,残念。

 なお,商標については,知財高裁平成28(行ケ)10262 という,ちょっと大問題じゃないかなあという判決が出ております。しかし,マジな話はここでは扱いません。ご了承のほどを。

3 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ高野山東京別院に来ております。
 
 知っている人は知っていますが,高輪にあるのですね。高輪と言っても広いのですが,田町近くではなく,どちらかと言うと高輪台の方が近いのではないかと思います(さら近くには四十七士で有名な泉岳寺もあります。)。

 先週までブラタモリは3週連続,高野山の特集でした。私は例によって腰が重いので,本家の高野山に行ったことはありません。しかし,空海自体は小さいころから身近なものもあり,あまり遠い存在ではありません。

 どういうことかというと,おせったい,って知っていますかね?

 大分の北部で今も続けられていますが,赤いのぼりのある家に小銭を持っていって,お参りしてお菓子をもらって帰るという習わしです。

 実家の実家が田染の蕗という所なのですが,そこでのおせったいが,ちょうど今年は夏休みの帰省から東京に戻る日で行けず仕舞いでした。でも今でもあるってことです。

 このおせったいは,どこかで見てもらうといいのですが,空海祈念日本版ハロウィン,みたいな習わしなのですね。

 まあ,それは宇佐神宮の威力というか権力が絶大だったからでしょうね。しかし,うちの実家のある国東,宇佐地区にある有名なお寺は,大体どこも天台宗のお寺です。

 天台宗,それは空海のライバルの最澄が開いたものです(空海といい,最澄といい,名は人を表すって感じですかねえ。)。ですが,一般伝承として,空海のことも伝わっているということです。
 まあさすが,神仏習合の起源ともされる我が田舎です。まさに,こまけーことはいいんだよ~っちゅうところですかね。

 ちなみに,私,結構散歩の途中にこういう感じでお参りに行くことが多いです。
 私はまあどちらかと言うと一応無神論者という感じなのですが,結構お参りします。

 いや,一応無神論者と書いたのは,だって,わざわざ財布の中に,ただの良質な紙に印刷しただけもの(お金と呼ばれています。)を後生大事に持っている癖に,神や仏となると,途端に信じない,そんなもんは居ないっちゅうのも,何だかなあって所ですからね。

 一言で言えば,この世はすべてでっち上げ!,同じでっち上げなら,踊りゃな損損~♫ですよ~♡

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