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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 概要
 本件は,意匠に係る物品を包装用箱とする意匠登録第1440898号の意匠権(本件意匠権)を有する原告が,被告に対し,被告による別紙1物件目録記載の各商品(被告商品)の生産,譲渡,引渡し,譲渡の申出(販売等)が,本件意匠権の侵害を構成すると主張して,意匠法37条1項に基づき,被告商品の販売等の差止め,同条2項に基づき,被告商品及びこれに使用した各包装用箱の廃棄,同法41条に基づき,信用回復の措置として謝罪広告の掲載,並びに,同法39条3項に基づき,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金300万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成26年6月11日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める意匠権侵害訴訟の事案です。

 これに対して,東京地裁民事29部(嶋末さんの合議体ですね。)は,原告の請求を全部棄却しました。要するに,似ていないよ~♪ということです。

 おっと~久々の意匠の事件です。
 受験生時代は意匠大得意だったのですけどね~(ちょうど,部分意匠制度とか導入され,大改正のあった年から受験を始めたので,ベテラン受験生と意匠は差が無かったのでしょう。代々木塾の答練で,名前が載ったのを思い出します。)。

 だけど~,弁理士になってからも,弁護士になってからも,あんまり使わないですね。本当,3年に一遍くらい事件が来るか来ないかくらいのものですので。
 出願数も低いですよね。日経の記事がこちらです。「出願ジリ貧変わるか」ですもんね。ひでえ書きよう~(あんたに言われたくないってか。)♪

 意匠権自体,同一意匠だけでなく類似の意匠にも権利が及びます(意匠法23条)。しかも,依拠とか故意過失とか要りません。なので,結構強い権利なのです,本当はね。

 だけど,出願しないといけないので,商品サイクルの短い業界には合わないよねえ。
 また,類似の意匠の範囲が実は狭かったりするので,結局デッドコピーしか捕捉できねえじゃん,だったら不競法の形態模倣でいいじゃん,不競法だったら金(出願費用)いらねえじゃん,しかも最近工業製品のデザインでも著作権でいいっていうようわからん判決出たじゃん,てなことで使い勝手がイマイチのようです。

 兎も角,今回の意匠権と被告の商品は,こちらです。
 
 上が,原告の意匠で,下が被告の商品のデザインです。

 どうですか?似てますかね。

2 問題点
 ということで,論点は意匠の類否です。
 まずは,条文から,23条から行ってみましょう。
 
(意匠権の効力)
第二十三条  意匠権者は、業として登録意匠及びこれに類似する意匠の実施をする権利を専有する。ただし、その意匠権について専用実施権を設定したときは、専用実施権者がその登録意匠及びこれに類似する意匠の実施をする権利を専有する範囲については、この限りでない。
(登録意匠の範囲等)
第二十四条  登録意匠の範囲は、願書の記載及び願書に添附した図面に記載され又は願書に添附した写真、ひな形若しくは見本により現わされた意匠に基いて定めなければならない。
 登録意匠とそれ以外の意匠が類似であるか否かの判断は、需要者の視覚を通じて起こさせる美感に基づいて行うものとする。」

 ポイントは,まず,上でも述べましたが,意匠権の効力は,類似する意匠まで及びます。
 次に,24条からすると,その権利範囲は,「願書の記載及び願書に添附した図面に記載され・・・た意匠」に基づいた範囲となります。
 この図面が,上記の原告の意匠です。

 さらに,重要な点です。近時の改正で,24条2項が加わりました。類否基準は,需要者目線で行うってことですね。
 これ重要です。つまり,創作者の目線じゃないのです。

 言ってみれば,特許の進歩性の判断を当業者ではなく,消費者にするようなもんです。こうすると,特許の進歩性の場合は,ちょっとの工夫でも進歩性ありってことで,進歩性のハードルは低くなることになります。

 他方,類否の判断を創作者ではなく,需要者目線にしたらどうなるのでしょう。
 これは一概には言えません。通常,創作者は厳しい目で見ます。あれも違うこれも違うと言い出しかねません。類否判断も厳しく,よっぽど似ていないと権利範囲内とならないでしょう。
 他方,需要者は,素人ですので,それほど厳しくなく,まあ大体似ていれば権利範囲かなあって感じでしょうか。
 とは言え,どこを中心として見るのか,要するに要部はどこかという視点が加わるので,創作者と需要者で,ここがこう違うとは言い切れないところはあるでしょうね。
 でも,大雑把に言えば,上記のような傾向はあると思います。

 と書いたものの,意匠って難しいのですよね。商標は,類否判断が結構固まっています。審査基準にたくさん載っております。判決,審決の蓄積もたくさんあります。
 ところが,意匠の場合,登録の要件として,類否判断が必要なのですが(意匠法3条1項3号),具体例が審査基準にあんまり載っておらず,ようわかりません。

 まあ,パラメータが多すぎて,なかなか網羅することができないのでしょうね。いやはや。

3 判旨
「1 部分意匠に関する類否判断の留意点について
本件意匠は,意匠に係る物品を包装用箱とする部分意匠であることから,その類否判断の留意点について,まず,検討する。
意匠とは,物品(物品の部分を含む。)の形状,模様若しくは色彩又はこれらの結合(以下「形状等」ということがある。)であって,視覚を通じて美感を起こさせるもの(意匠法2条1項)であり,一定の機能及び用途を有する「物品」を離れての意匠はあり得ないところ,「物品の部分」の形状等の外観に関する部分意匠においても同様であると解されるから,部分意匠においては,部分意匠に係る物品とともに,物品の有する機能及び用途との関係において,意匠登録を受けた部分がどのような機能及び用途を有するものであるかが,その類否判断の際には確定される必要がある。そして,部分意匠においては,物品全体の形状等に係る意匠と同様,意匠登録出願の願書には,原則として,意匠登録を受けようとする意匠を記載した図面を添付する必要があり(意匠法6条1項柱書),願書に添付すべき図面は,意匠法施行規則の様式第6により作成しなければならず(同規則3条),同様式第6において,物品の部分について意匠登録を受けようとする場合は,一組の図面において,意匠に係る物品のうち,「意匠登録を受けようとする部分」を実線で描き,「その他の部分」を破線で描く等により意匠登録を受けようとする部分を特定し,かつ,その特定する方法を願書の「意匠の説明」の欄に記載すること(備考11)などが定められているから,部分意匠として意匠登録を受けた部分が,物品全体の形態との関係において,どこに位置し,どのような大きさを有し,物品全体に対しどのような割合を占める大きさであるか(以下,これらの位置,大きさ,範囲を単に「位置等」ともいう。)は,破線によって具体的に示された形状等を参酌して定めるほかはない。すなわち,部分意匠は,物品の部分であり,意匠登録を受けた部分だけで完結しないから,破線によって示された形状等は,それ自体は意匠を構成するものではないとしても,意匠登録を受けた部分がどのような用途及び機能を有するといえるものであるかを定めるとともに,その位置等を事実上画する機能を有するものであるというべきで,意匠登録を受けた部分の機能及び用途を確定するに当たっては,破線によって具体的に示された形状等を参酌して定めるほかはない。
もっとも,部分意匠制度は,破線で示された物品全体の形態について,同一又は類似の物品の意匠と異なるところがあっても,部分意匠に係る部分の意匠と同一又は類似の場合に,登録を受けた部分意匠を保護しようとするものであることに照らせば,部分意匠の類否判断において,意匠登録に係る部分とそれに相当する部分の位置等の差異については,上記部分意匠制度の趣旨を没却することがないようにしなければならず,破線部の形状等や部分意匠の内容等に照らし,通常考え得る範囲での位置等の変更など,予定されていると解釈し得る位置等の差異は,部分意匠の類否判断に影響を及ぼすものではない(知財高裁平成18年(行ケ)第10317号平成19年1月31日判決参照)。

2 争点(1)(本件意匠と被告意匠の類否)について
(1) 本件意匠の構成態様
前記前提事実及び証拠(甲2,乙9)によれば,本件意匠は,別添意匠公報の【図面】の実線で示された部分意匠であること,同公報の【意匠に係る物品の説明】に「4面で形成される三角錐形状を基本形とした構造体の頂点と底面を形成する点とを2本の折れ曲がった線で結ぶことにより,新たにアクセントパネルとしての面が生まれ,多面体としての新しい見え方を可能にしている包装用箱である。」との記載があること,本件意匠の構成態様は,概ね,以下のとおりであることが認められる。
A 組立時において,三角形4面で形成される略三角錐形状を基本形状とし,
B 組立時の正面図において,天頂に位置する頂点から底面を形成する点に至る3本の稜線のうちの1本の稜線に,
C 当該稜線の縦方向中央を垂直に横切る谷折り線を底辺とし,天頂に位置する点を頂点とする二等辺三角形と,上記谷折り線を底辺とし,底面を形成する点を頂点とする二等辺三角形の二つの二等辺三角形を,底辺部分で上下に接続させて略菱形状の面(アクセントパネル)を形成し,
D アクセントパネルの中央部分は,三角錐形状の面よりも凹状にへこませて形成され,
E アクセントパネルの縦の長さと中央部分(上記Cの二つの二等辺三角形の底辺に当たる部分)の幅の比は,約8対1である。
(2) 本件意匠の要部
ア 登録意匠とそれ以外の意匠が類似であるか否かの判断は,需要者の視覚を通じて起こさせる美観に基づいて行うものである(意匠法24条2項)。そのため,意匠に係る物品の性質,用途,使用態様,さらには公知意匠にない新規な創作部分の存否等を参酌して,需要者の注意を惹きつける部分を要部と把握した上で,両意匠が要部において構成態様を共通にするか否かを中心に観察し,全体としての美観を共通にするか否かを判断すべきであり,これは部分意匠においても異なるものではない。
 本件意匠に係る物品は,包装用箱であるから,何らかの物品を包装するための箱として購入する事業者や,箱の中に収納された物を購入する一般消費者を,意匠の類否判断における「需要者」と解すべきである。
イ また,本件意匠に係る物品である包装用箱は,何らかの品物を箱の中に収納することにより,当該品物を持ち運ぶ際に品物の形状を損なうことなどを防いだり,複数の品物をまとめたり,品物を贈答する際の外観上の装飾等の使途及び機能を有するものと解されるところ,本件意匠に相当する部分には,略三角錐形状の単一な印象から動的な美観を生じさせる多面体としての外観上の装飾(アクセント)としての機能を有するものと認められ,ほかに特別な使途及び機能を有するものではないものと認められる。
 そして,三角形4面で形成される略三角錐形状をした包装用箱の意匠それ自体は,少なくとも本件意匠登録の出願前に日本国内において公然知られたものであること(乙1,弁論の全趣旨)に照らすと,本件意匠の要部は,組立時において天頂に位置する頂点から底面を形成する点に至る3本の稜線のうち1本の稜線に(構成態様B),当該稜線の縦方向中央を垂直に横切る谷折り線を底辺とし,天頂に位置する点を頂点とする二等辺三角形と,上記谷折り線を底辺とし,底面を形成する点を頂点とする二等辺三角形の二つの二等辺三角形を,底辺部分で上下に接続させて略菱形状の面(アクセントパネル)を形成したこと(構成態様C),アクセントパネルの中央部分は,三角錐形状の面よりも凹状にへこませて形成されていること(構成態様D),アクセントパネルの縦の長さと中央部分(上記Cの二つの二等辺三角形の底辺に当たる部分)の幅の比は,約8対1であること(構成態様E)であると認めるのが相当である。
(3) 被告意匠の構成態様
 前記前提事実及び証拠(乙8)によれば,被告意匠の構成態様は,概ね,以下のとおりと認められる。
A 組立時において,三角形4面で形成される略三角錐形状を基本形状とし,
B 組立時において,天頂に位置する頂点から底面を形成する点に至る3本の稜線のうちの1本の稜線に,
C 当該稜線の三角錐の天頂に位置する点と底面を形成する点とを,稜線の縦方向中央部分にかけてふくらむように円弧状の線で結び,当該稜線を中心線として円弧状の線が左右対称になった略紡錘形状の面(アクセントパネル)を形成し,
D アクセントパネルの中央部分は,三角錐形状の面よりも凹状にへこませて形成され,
E アクセントパネルの縦の長さと中央部分の幅の比は約4対1である。
F アクセントパネルは,包装用箱の開口部として配置されている。
(4) 類否
ア 共通点
 本件意匠と被告意匠は,組立時において,三角形4面で形成される略三角錐形状を基本形状とし,組立時において,天頂に位置する頂点から底面を形成する点に至る3本の稜線のうちの1本に,その天頂に位置する点から底面を形成する点に至るまでの全体にわたって,アクセントパネルが形成され,アクセントパネルの中央部分は,三角錐形状の面よりも凹状にへこんで形成されている点で共通する。
イ 差異点
 本件意匠におけるアクセントパネルの形状は,稜線の縦方向中央を垂直に横切る谷折り線を底辺とし,天頂に位置する点を頂点とする二等辺三角形と,上記谷折り線を底辺とし,底面を形成する点を頂点とする二等辺三角形の二つの二等辺三角形を,底辺部分で上下に接続させて略菱形状としているのに対し,被告意匠は,稜線の三角錐の天頂に位置する点と底面を形成する点とを,稜線の縦方向中央部分にかけてふくらむように円弧状の線で結び,当該稜線を中心線として円弧状の線が左右対称になった略紡錘形状としており,アクセントパネルの具体的形状が異なっている。
 また,アクセントパネルの縦の長さと中央部分の幅の比は,本件意匠では約8対1,被告意匠では約4対1である点も異なる。
本件意匠においては,物品である包装用箱の開口部は破線部で示され,その開口部が設けられた三角錐形状の面とは別の面にアクセントパネルが配置されているのに対し,被告意匠においては,アクセントパネル自体が包装用箱の開口部として配置されている点が異なる。
ウ 判断
 上記イのとおり,本件意匠と被告意匠とは,本件意匠の要部を構成する(三角錐形状の天頂に位置する点から底面を形成する点に至るまでの全体にわたって形成されている)アクセントパネルの具体的形状において,差異があるところ,直線で構成された略菱形状は,一般的にシャープで固い印象を与えるのに対し,曲線で構成された略紡錘形状は,一般的に丸く,やわらかな印象を与える。また,アクセントパネルの縦の長さと中央部分の幅の比が,本件意匠では約8対1であり,ほっそりと鋭い感じを与えるのに対し,被告意匠では約4対1であり,でっぷりとゆるやかな印象を与える。したがって,本件意匠と被告意匠とは,上記の点において美観を共通にするものとはいえない。
 また,本件意匠は,部分意匠であるため,類否判断に当たっては,当該意匠それ自体のみならず,当該部分の物品全体における位置等についても参酌すべきことは,前記1のとおりであるところ,本件意匠では,アクセントパネルとは別の面に包装用箱の開口部が設けられ,アクセントパネルは開口部としての機能を有していないのに対し,被告意匠では,アクセントパネルが開口部として配置されていることにより,開口部としての機能を有している点においても差異がある。本件意匠に係る物品である包装用箱の機能として,収納された物品を取り出すことは必須であることからすると,開口部の配置は,包装用箱の需要者たる事業者や箱に収納された品物を購入する一般消費者にとってみれば,箱を開口してもアクセントパネルとしての美観に全く影響がないか,箱の開口によりアクセントパネルとしての美観が消失してしまうかは大きな差異であるというべきで,本件意匠と被告意匠とは,この点においても美観を共通にするものとはいえない。
 そして,本件意匠と被告意匠とは,前記イの差異点,とりわけ上述したところにより,看者に対し全体として異なる美観を与えるものであり,前記アの共通点は,差異点が看者に与える美観の差異を凌駕するものとは認められない。
 したがって,被告意匠が本件意匠に類似するとはいえない。」

4 検討
 何か,典型的なパターンが現れているので,ほぼ全文を引用しました。
 弁護士や弁理士のみなさんが,意匠の類否で,意見書などを求められたら,このとおりに書けばいいのではないでしょうか。

 本件意匠の認定(要部,物品も)→被告の意匠の認定→共通点と差異点の抽出→要部を絡めての共通点と差異点の評価→結論

 ま,要するに,似ている所が多くても要部じゃないところ(色んな意匠で共通な所ですね。例えばタイヤの意匠の場合,黒いとか丸いとか溝があるなんて言ってもはあ~そうですね~ってなる部分です。)が似ていてもしょうがないです。
 逆に多くの部分は似ていないんだけど,要部はそっくりそのままなんて言うと類似になってたりします。

 本件ではどうでしょうね。ポイントは,上記の図のとおり,三角すいでの稜線上の凹みの所ですよね。
 本件意匠では,その部分が,二等辺三角形二つで細長い感じです。他方,被告の商品では,ちょっと幅広で,丸みを帯びております。

 そうすると,この要部の違いは大きく,類似してないっていうことになると思いますね。

 ま,非常に典型的で面白い事案だと思います。

5 追伸
 そうそう,今日の午前中健康診断でした。
 この一年の散歩の成果を試されるとき~でした。

 ところが,何故か受付で大渋滞~。何かねえ,今年からカードでの支払いをOKにしたらしく,それで,カードの機械の調子が悪かったりして,にも関わらず,会計の窓口が1つしかなく,手際が悪いったりゃありゃしない。
 やっているのは弁護士国保ですが,委託先は,一般財団法人の日本健康増進財団ですね。
 私はみなさんが思っている以上に性格が悪いので,来年の委託先は別の所にした方がいいんじゃねえのって,弁護士国保に出しておきますかねえ。ムハハハ。

 そんなこんなで血圧も高くなっていると思いきや,何とか去年よりは下がりました。まあしかし,血圧って結構変わりますね。普段からつけておかないと個別の数字に一喜一憂してもしょうがないようです。
 兎も角も,多少は成果があったということです。

 これで今日は日本代表のサッカー見ながらビールもたくさん飲めるぞと(これで元の木阿弥ですかね。)。

6 さらに追伸(160201)
 この判決の控訴審判決が出ております。
 知財高裁平成27年(ネ)第10077号(平成28年1月27日判決

 とは言え,控訴審で特に目新しいことはないと思いますので,意匠の鑑定書を依頼された先生方は,地裁の判決で十分だと思いますよ。

 
 
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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