忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 至るところで非常に面白いと評判の首記の本です。
 とりあえず,どんなものでも首を突っ込むという私の主義,しかもAIという話もありますので,これは首を突っ込まずにはいられない~なので,ちょっと読んでみたというわけです。

 
 
 で,まずの,感想としては,いやあ面白かったなあ,確かに評判に偽りなし!ということです。
 
 次に,若干俯瞰での感想ですけど,そんなに文字数の多い本じゃないので,実際読んでみた方がいいと思いますが,これはAIの本ではなく,教育の本だということですね。

 実は,この本は大きく2つの話があります。
 前半は,AIの限界と可能性を探るため,東大合格を目標としたけど,それには失敗したという話です。
 いろんな人の助けを借りていろんな方法を試してみたけど,どうしても突破できない壁があり,それは今現代の技術,いやその技術の延長線上にある技術では絶対突破できないということが分かったということです。
 つまりはAIの限界です。

 で,後半は,それを踏まえて,だからといってAIが全然ダメだったわけではなく,偏差値的にはMARCHレベルまで行った,つまりはその程度の仕事ならば全部AIに置き換えられうる,そしてその置き換えられるか否かの差は読解力にある,ということです。上記の東大合格を阻んだ壁が読解力でもあるわけですね。

2 ですので,この本の掉尾でもあり,大きな主題は読解力,なわけです。

 いろんなところでこの本が話題になったときに,読解力を試す例題が一緒に出ると思うのですけど,私もやってみたところ,1問間違えてしまいました。

 私自身,地頭良い系の人間ではないと自覚しておりますので,まあそんなものかなあと思いますけど,この本に載っていた中高生の結果の悲惨さは目を覆うばかりですね・・・。

 さて,その主題の読解力を伸ばすにはどうしたらいいかということなのですけど,この本のp222-に面白い結果が載っております。

 読書習慣も,学習習慣も,得意科目も,性別その他も,全く関係なしだったようです。

ご期待に添えなくて申し訳無いのですが,今のところ,「こうすれば読解力は上がる」とか「このせいで読解力が下がる」と言えるような因子は発見されたなかったのです。」(p223)

とありました。

 まあそうでしょうね。
 私は,東工大に現役で受かり,その後弁理士試験も1回で受かり,旧司法試験にも受かったという謂わば試験の虫,客観的には,読解力があるように思われると思うのですが,本なんか読みませんもんね。

 一番酷かったのは高校時代ですかねえ。恐らく高校時代に学校の勉強関係以外で読んだ本ってたった一冊ですわ。
 それは,「プロレスを10倍楽しく見る方法」です。著者はアブドーラ・ザ・ブッチャーです。

 当時,エモやんの「プロ野球を10倍楽しく見る方法」が超ベストセラーになったもんで,その二匹目のドジョウを狙って,まあゴーストライター(翻訳ってキャプションはありますけどね。)に書かせたのがこれです。

 中身は,アンドレがとんでもないデブだとか,グラン浜田のあそこはデカイだとか,小鉄の趣味はプチブルで死んだら俺にくれだとか,今思うとしょうもない話なのですけど,現物がないのにもいまだにこんなに覚えているということはよっぽど読んだということです。
 当時,タイガーマスクが大ブームで,プロレス人気もすごかったですからね。
 なので,私なんか,今度のレッスルマニアで中邑真輔が勝ってチャンピオンになったらどうしよう~なんて今でも思いますもんね。

 あ,議題から大幅に逸れましたね。
 ま,要するに私が読書嫌いってことです。

 でも,この著者も書いているとおり,「いくつになっても,読解力は養える」らしいので,私もそうなのだと思いますよ。

 読書嫌いで,当然文章を書くのも苦手で嫌いだった私が,一応2冊も単独著書を出せるというのは,その後の何らかの方策のおかげだと思います。

 まずは,面白い本を読むってことですかね。
 多分今のところ,私の人生で一番面白かった本は,「特許法概説」(もう絶版になって長いですけどね。)です。
 本というと小説とか物語とかを思い浮かべるのかもしれませんが,それだけじゃないですよね。なので,自分が面白いと思った本を読むというのは物分りの手助けになると思うのです。

 つぎに,自分で書いてみるというのが重要です。
 弁理士試験の勉強はじめは,本当に困りました。どうやって勉強してよいか,全く分からなかったのです。そりゃそうです。法学部出身でもないし,しかも受験の予備校でも,さすがに一からの勉強方法なんて教えてくれませんでしたから。
 で,私はどうしたかというと,予備校からもらったレジメの定義・趣旨の所を書き写すという作業を延々とやり続けたのです。主目的は覚えるためでした。

 地頭の良い人は読むだけでも覚えられると思うのですけど,私は本当頭良くないので,書いて何とか覚えようとしたわけです。

 で,何ヶ月か経ち,何本か何十本かのレジメの定義・趣旨部分を書き写していたある日,或ることに気づきました。
 構造が同じだ~ということです。従来制度→その欠点→ほんだからこうした,趣旨部分はこのような構造になっていたのです。ま,当然,頭の良い人なら,2,3個読んだだけで気づくことだと思うのですけど,でも私は非常に苦労して,兎に角そういうことに気づいたわけです。

 そして,そんな状態からたった1年で当時4%の合格率,論文試験は8科目もある弁理士試験に受かったのですからね,読解力は養えるわけですよ。

3 大人でも読解力のない人は居ますよ。
 このブログは大人向けで,きつい冗談と皮肉に満ち溢れているわけですけど,いちいちそんなエクスキューズはしません。野暮ですからね。

 だけど,真に受けるやつがいるのです。馬鹿かお前は?と思うのですけど,私は面倒くさがりなので,だったらもうやめやめ!って方向に進むしかありません。

 なので,このブログ読んで興味が出たら,この本を読んで読解力を高めるといいのではないかと思います。

 あと,個人的には,シンギュラリティは来ると思います。
 この本の著者は,脳の全てを数式化出来ないだろうから無理~という話ですけど,それは論理に飛躍があるかなと思います。
 何故かっていうと,完全に人為のものなのに,全く予測出来ないものなんて沢山あります(例えば株価だとか)。ですので,AIも1個1個は単純な数式の集まりなのに,そのうち思いもよらないことになるのじゃないですかね。脳のシナプスも1個1個は単純だと思いますし。

4 追伸
 現在,佐川証人の証人喚問が行なわれております。
 捜査のアレで答弁できない~とありますけど,私が興味あるのは,後ろの補佐人弁護士ですね。

 ちょっと調べた所,熊田 彰英弁護士のようです。
 京大出身,50期のヤメ検ですね。

5 追伸2 
 ということで,流浪の弁護士,散歩のコーナーの特別編が続きます。
 本日は,目黒川,上流へ編です。

 
 まずは,あまり関係ない五反田の町並みからです。とは言え,ここは桜が綺麗なのですね。左隣が三菱東京UFJ銀行のある通りです。

 
 で,かなり飛ばして,ここ,目黒線の高架のある亀の甲橋です。いやあ今日は綺麗です。遊覧船も気持ちよさげです。

 
 そこから近くの近景です。
 実は,五反田駅の周辺は目黒川岸の桜は密度が薄かったり片岸のみだったりするのです。両岸にびっしりというのは,目黒線と交わるこの辺りから上流側なのですね。

 
 で,その通りです。こんな感じでボンボリもあります。こっちの岸は普通のスポンサーですけど,対岸のスポンサーは,もうJYJというか東方神起というか(私は区別がつきません。),そのファンのコメント一色です。
 毎年すげーなあと思いますよ。

 
 で,アマゾン日本本社近くの太鼓橋まで来ました。これは下流側です。
 
 
 上流側はこんな感じです。私は行ったことはありませんが,目黒エンペラーが大きく写っております(これって書いているやつ)。
 まあ,このブログを見ているような人で行ったことのある人は少ないのではないかと思います。だって,こんなブログ見ている人がもてるわけないじゃないですか~。プププ。

 
 さらに,上ります。これは目黒通りの橋である目黒新橋です。いやあ凄い人手です。

 
 で,これは目黒新橋の上流側です。
 昨日のNHKのニュースで目黒川は満開と言ってましたが,まさに今日はピークじゃないでしょうか。

 
 で,ふれあい橋の所まで来ました。この辺で見るのが一番綺麗かもしれません。これは下流側です。

 
 同じ橋から上流側です。向かって左側,実に綺麗です。

 
 もう一つ上流の橋まで行きました。田道橋です。これは下流側です。

 
 で,これが上流側です。煙突がでかく写っております。

 さあ,さすがに帰らないと昼休みも無限にあるわけではありません。
 
 帰る途中の写真です。こんなに人が多いのですよ~という説明ですね。

 
 そして,いつものとおりの山本橋で〆です。昨日よりも天気が良いため,写真写りは今日の方が良いかなという気がします。
PR
1532  1531  1530  1529  1528  1527  1526  1525  1524  1523  1522 
カレンダー
08 2019/09 10
S M T W T F S
3 4 7
9
15 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
iwanagalaw
HP:
性別:
男性
職業:
弁護土・弁理土
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]