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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 パテントはご存知ですよね。まあここでは別冊の方を紹介することが多かったかもしれませんが。
 要するに,弁理士会の会報ですよ。弁護士だったら,「偽善と欺罔」(通称「自由と正義」)に当たるやつですね。

 ただ,これ一般にも販売しており,裁判所とかには無償で献本しているようですね。

 とそんな会報に私の論文が載ったということです。最新号のp124です(早い所にはもう届いているかもしれません。)。まあ一番後ろですね。

2 弁護士の方だったら,事件の度ごとに,主な論点というか,問題になりそうな所について過去の判決を調べてそれをまとめて今の事件の参考にするっていうことをやると思います。
 きっと,そうですよね~まあ忙しさにかまけてやっていない先生も多いと思いますけどね~ムフフフ。

 私もそうで,実は,以前書いた論文も,私の興味も若干あるのですが,それよりも目の前の事件をどう解決するかという観点で,自分で調べたりパラリーガルの人に頼んで調べてもらったりした判決群を後学のためにまとめたというものが多いと思います。

 ほんでそういうまとめを論文として発表するときは,営業の観点から,「知財管理」誌に投稿することが多かったわけです。何と言っても,知財協の会報ですので,謂わば潜在的なお客さんの真正面にアピール出来るわけですので。

 でもご存知のとおり,去年イザコザがありまして,もう「知財管理」誌に投稿なんて金輪際やなこった~営業?別にいいよ~てな具合になったわけです。しかし,そうすると,投稿する所が無くなってしまいます。

 で,パテント誌の方も,実は色々ありまして,このブログの創設期におけるロングセラーの記事,この記事にいう「酷いものになると,本日現在に至るまで,3年近く何らの音沙汰のないところ」,これが実はパテント誌だったのですね。

 要するに,イソ弁時代,無効の抗弁のクレーム解釈と技術的範囲におけるクレーム解釈の関係に関する論文を書いてパテント誌に投稿したのですが,可否の連絡も無く(勿論今の今まで),放ったらかしにされたことがあったのです(ちなみにその論文は,知財学会に投稿しました。)。

 頭に来るでしょ。まあ私って頭に来ることが多いのですが,別に私が頭に来やすい質だから,と言えないと思いますよ。
 根が真面目で正直なものですので,理不尽な扱いや不合理なやり方に我慢が出来ないだけですよ。普通に素直に申し上げているに過ぎません。

 で,話を元に戻すと,あ~投稿する所が無くなったなあ,とは言え,弁理士会には日頃世話にもなっているし,もう一度チャンスをやろうか(何故か上から目線),ということで,今回そのここしばらく事件のために検索していた判決のまとめを投稿したわけです。

 なので,内容として,学問的に高度なものではありません。大したもんじゃないなあってのは投稿した自分がよくわかっております。
 ただし,クレーム解釈ってやつを原点に帰ってもう少し考えてみようか,そのことを踏まえて明細書をどう書こうかなどと,ルーチンワークに飽き足らず,もう半歩くらい前に行ってみようという弁理士の先生には役に立つと思いますよ。


 ご興味が湧きましたら,是非ご一読されると良いと思います。
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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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