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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 私は,年の割には期が若いのですが,それでもいまだ修習も1年半もあり,最後の恵まれた期と言われておりました。
 したがい,若い同期の修習生で任官(裁判官),任検(検察官)希望者が弁護士希望に変わると,金に目がくらんだな~と揶揄しておりました。もっとも,その頃すでにオーバー40の私にとって,任官,任検など,はなから無理でしたので,多少のやっかみもありました。つまり,お金が欲しけりゃ弁護士,それ以外の何かを求めるなら,裁判官・検察官という構図が多少なりともあったのです。

2 ところが,ロースクール等により,弁護士の数は激増してきました。
 他方,訴訟関係のパイは全く変わらず,むしろ減っているような状況です。これは弁理士と同じですね。そうすると,弁護士になったからといって,十分なお金を手にすることはもはやできません。お金も,それ以外の何かもすべて裁判官・検察官へ,ということですね。

3 それでも何とか食って行ければよいとは思います。しかし,そのような状況にもかかわらず,弁護士は命まで失いかねない超危険な職業であることが明らかになってしまいました。

 昨日,横浜で,1期下の弁護士が職務中に刺殺されたのです。場所は,横浜地裁のすぐ近くです。私は横浜修習だったので,大体どこら辺か想像できます。まったく事件とは似つかわしくないところです。
 ご冥福をお祈りしますが,明日は我が身かもしれません。他人事ではありません。警備員,事務官,書記官が守ってくれる裁判官・検察官と違い,弁護士は誰も守ってくれません。

4 金は得られず,名誉もなく,命は狙われるのですから,ヒマラヤ登山するより,よっぽど冒険家向きだと思います。冒険家よ,来たれ,いざ我が業界へ。
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自己紹介:
理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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