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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 ちょっと小ネタに相応しい話がありましたので,ちょっとズラズラ書きたいと思います。

 まずは,NHKスペシャル「消えた弁護士たち 中国の法治社会の現実」の話です(この前の日曜に放送がありました。)。
 これ,法曹の間で結構話題になるのかな~特にクソサヨクの人たちの間で話題になるのかな~と思ったらちっともなりません。なので,クソサヨクの正反対,体制側金権派弁護士の私が書くしかありません。

 内容というのは,中国での人権派弁護士がようわからん理由で当局に次々と拘束されている,ほんで生きているのか死んでいるのかもわからないという話です。

 最近の話をデイバイデイでフォローしているわけではありませんが,番組によると,中国での弁護士は,36万人くらいらしいです。つまり,日本の約10倍です。ま,人口もそれくらいの比率なので,さもありなんって所です。
 で,そのうち人権派弁護士の割合は,約1000人と言ってました。これも日本に直すと約100人程度~って所でしょうね。ま,本当に人権が大事と考えている人権利権屋でない方たちの日本での割合ってそんなもんでしょう。

 で,重要なのは,中国で人権派と呼ばれている弁護士は,日本のそれとはずいぶん違いました。彼らは,別にサヨク的活動をしているわけではないのです(政権自体がクソサヨクなので,何て呼べばいいんでしょう?)。
 ただ単に,国家を訴えていたということなのですね。

 中国では都市部だけはなく開発が進んでいます。そのときに,意に反し家を立ち退かされた,また強制的に退去させられた,こういう場合に国を訴える,中国ではこのようなときの代理人が人権派弁護士なのです。

 これじゃあ,日本の審決取消訴訟の代理人ですら,人権派です。だって,特許庁長官という国の官をおおぴらに訴えているわけですから。でも,中国にとっては,財産権にかかわる問題でも,国を訴えるようなやつはけしからん!ということなのでしょうね。

 ま,世の中の99%はプロレスだと豪語したのはこの私ですから,このNHKの番組にまったく脚色がない,なんてウブなことは思いませんよ(当局とされる特別の警察の組織の人間中,いつでもいるダブリの人が結構居ましたね。)。でも,色んなことを考えさせられました。

 ちなみに私が中国の人権派弁護士たちのように,当局に拘束され,お前の罪を認めろ~,なんて総括を強要されたらどうするかってことですが,私は迷わず,日和って,喜んで罪を認めちゃいますね。
 私はヘタレですからね~。ムフフフ。ほかの弁護士の説得もお任せください~なんて,振り切れるくらいしっぽを当局に振っちゃいますね。

 ですが私のことは良いのですが,普段人権が大事なんて言っている,どこかの国のどこかの団体は一体何をやっているのでしょうかね??
 ま,所詮は私と同じ,言いやすいところにしか言わないやつなのでしょうね。

 そう考えると坂本弁護士は偉かったですよ。でもあの時代,今とは弁護士の立ち位置が違うので(合格者も少ない,収入もデカイ,世間でのステータスも大きい),そんな中で,まさか拉致というかマジで殺しに来るかというと,そこの油断はあったのかもしれませんけどね。

 法曹小ネタに相応しい話でしたね。

2 次は,私の同級生。私の同級生で法曹は一人だけなので,アノ彼のことです。

 今日の夕方の弁護士ドットコムニュースで,分限裁判にかけられるということが伝わってきました。むーん。
 ま,そのことについては,色々あるので,この辺にしておきましょう。

 ここで書くのはその話じゃなくちょっとずれた話です。

 私と上記のアノ彼が同級生ということは,法曹の間でそこそこ知られたことなので,法曹の飲み会になるとそれに関した話が出ることがあります。

 そのときに,某先生から,非常に面白い話が出たことがありました。
 それは,○○先生も,塩漬けにされそうだったので,裁判官をやめた,という話です。
 それが誰かは,え!あの先生が,というくらいのものです。私が表立って聞いていた経緯はそれとは違ったので,いや,****だからやめたって***に書いてましたよ,って言ったところ,そんなわけないじゃん,っということでした。

 いやあ,その話は本当びっくりしますね。他にも**先生も実は塩漬けのパターンで,みたいなこともあり,意外と***だなあってことです。

 あ,これじゃあ何だかわかりませんね。ま,いいのです。悪口が主体のこのブログ,でも実は大したことは言っていない,核心には実は触れていない~のです。長生きの秘訣ですかね。

3 さらに,法曹ぽい話です。
 実は今,一弁にある質問を投げかけています。それは,弁理士がやる特許等の知財の警告書または警告書に対する応答は,弁護士法72条違反にならないのかどうかってことです。

 弁護士法72条は以下のとおりです。
(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
第七二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

 例えば,弁護士じゃなく司法書士が,簡裁マターに関する警告書または警告書に対する応答をするのはこの弁護士法72条に反しないでしょうね。それは,但し書きの「別段の定め」にあたるからでしょう(でも認定司法書士じゃないとダメだと思いますけどね。)。

 そうじゃなければ,「法律事務」に当たらないという所を探るしかありません。

 じゃあ弁理士の場合はどうかということです。
 おそらく説が分かれると思うのです。
 最強硬説は,弁護士と共同,かつ付記弁理士の行為に関してのみOKという説です。これは,弁護士法72条の例外であって,明文で明らかな弁理士法6条の2の要件が満たされる場合,それだけ,ということですね。

 逆に最も緩やかな説は,弁護士と共同でなくても,勿論,付記弁理士でなくても,単独で,警告書または警告書に対する応答をするのもOKという説でしょうね。根拠としては,弁理士法4条3項等の標榜業務の範囲だと考えるのでしょうね。

 で,私としては,どっちでもいいって感じです,本当。
 弁護士の仕事の範囲が・・・みたいなことからすると,最強硬説を取りそうなのですけど,いやいやそれで私に仕事が来るからっていうと別問題ですからね。

 だからと言って,弁理士同士で警告書のやり取りをしたあげく,にっちもさっちも行かなくなって結局訴訟になって,火に油を注いだ弁理士の人たちが訴訟では一歩下がってどうぞどうそ~ちゅうのも何だかな~って感じですからね。

 なので,本当どっちでもいいのです,私としては。でもしかし,ま,詳細はあまり言えないのですが(自分の事件については,かなり口が固いのですね。),ちょっとその辺で揉めた件があって,今般一弁に問い合わせた次第です。

 ということで,若林会長,きちんと回答してくださいよ~。
 ま,黙殺しても結構ですが,その場合は,日弁連の方に問い合わせますので。勿論,性格の悪い私は,そのとき,いやあ一弁にも問い合わせたのですけど,全然答えてくれないのですよ~何とかしてちょ~と書くことは言うまでもありません。
 そうなったら結構格好悪いのではないですかね~。ムフフフ。

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日は,ここ目黒のゴミ焼却場近くに来ております。
 
 非常に目立つ煙突に足場みたいなものがかかっておりますので,この煙突ももうじきの命です。
 
 ということで,夏の特別篇です。
 
 アブラゼミのオスですね。今日はこれ一匹でした~。意外とすぐに逃げられちゃいました。
 

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弁護土・弁理土
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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