忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 本日は,非常に良い天気です。風は強めですが,まあこの程度ならという所ではないかと思います。

 ということで,4/1に異動があったと思うのですけど,昨日今日で,漸くサイト記載が確定したようです。
 東京地裁の民事部は,ここですね。
 東京高裁は,ここです。

 で,やはり注目すべきは,地裁29部でしょう。

2 私は,弁護士ですので,いつもいつも知財の事件ばかりというわけではありません。様々な事件を取り扱います。
 しかし,およそ,4年前でしょうか,とある事件が29部にかかっておりました。当時の部長は大須賀さんだったのですが,ある時,嶋末部長にチェンジしたのですね。

 それはそれで良いとして,さらには,その事件が進むについて,ある時,他の裁判官に陪席がチェンジしたのですね。あ!Aさんだ~(心の中です。)。

 私は基本顔が狭いですし,あんまり人付き合いも好きでも得意でもありません。なので,顔だけ知っている修習同期と裁判所や弁護士会ですれ違っても,基本知らん顔です。そんなに親しい人なんていませんからね。
 ところが,私にしては珍しく,その同期同クラスのAさんとは結構親しく,修習中もよく話とかしてましたから,実に距離感に困りました。

 で,それからです。私は貧乏負け組弁護士なので,大して事件を抱えているわけではありません。なのに,その乏しい事件で提訴すると,必ず29部にかかってしまい,また被告事件で話があると,これまた29部~。

 なので,嶋末部長とAさんのコンビとは彼らが異動してきて以来,ほぼずーっと何かの事件係属がありました。

 ま,ところが,この春漸く二人共,異動になったようで,29部は全くよく知らない裁判官だけになっております。
 ということで,これで漸くAさんとも飲みに行ける~ということでしょうかね(でも東北の端の方に異動したみたいですけど。)。

 ちなみに,嶋末部長は,東京高裁の通常部への異動です。
 ここでも何度か書きましたが,嶋末部長は弁護士の間では決して評判の良い裁判官じゃなかったです。なので,異動して清々したと思っている知財弁護士は数多いのではないでしょうか。

 その理由は,分からないでもありません。要するに細かいのです。
 他の合議体がほぼ問題としないようなこと(侵害論中に損害論での論点の整理をさせたりね。)を追及し,実質的に準備書面の書き直し,ないし陳述留保させたりということが頻発するからです。
 当然私も食らったことはあります。

 でも私はあんまり気にしません。実はちょっとここ弱いなあと思ってたことだったりするわけで,基本何でも挑戦と冒険じゃ,と思っている私には想定内の話だからです。それに,そんな細かいことは言わず,いわば期日で恥をかかされることもないけれど,何の釈明もせず,じゃあ判決見たら,こいつ全く技術を理解してなかったんだなあという,とんでもなく酷い合議体が結構ありましたからね(私の説明はくどいかもしれませんが,何ごとも分かりやすい~ですわ。)。
 勿論,知財部です。しかも私が弁護士になってからの話ですから,当然最近ですよ。

 そんな書面を読まない給料泥棒の部長等(敢えて名前は出しませんよ,武士の情けですわ。)に比べれば,全くマシ,つーか比べるのは失礼って感じです。いやあだから,嶋末部長の代わりの人もちゃんと読んでくれる人ならいいなあって所でしょうかね。

 あ,そうそう,上記のとおり,嶋末部長は東京高裁の通常部の陪席ですので,やったあ清々した~と思って通常事件の弁順や和解期日に行くと,出たー!って感じになるかもしれませんよ。お気をつけ遊ばせ。
PR
1 このブログは,基本的に勤め人の暇潰し~ですので,土日に更新したって誰も見ません。
 1週間のアクセス数を見ると面白いですよねぇ~。もう月曜がダントツの1位で,金曜に行くに従って徐々に少なくなります~。
 みんな月曜日をぶっ飛ばしたいんだなあ~って実に思いますが,でも政府が働き方改革とか言ってる割に内実全く進んでいないことがよくわかりますよ~。この1週間の傾向が変わるのはいつになるのだろう~。

 ということでいつものように長い前置きです。

 ソースは昨日の日経の夕刊の一面~私はびっくりしました。見出しはこんな感じです。

国際仲裁 日本で拡大へ 政府、外国法弁護士の登録容易に 知財訴訟に対処

 これだけだと,ふーんって感じですよねぇ~。特段,今日の記事のタイトルとそんな関係ある話ではないように見えます。むしろ,うん?弁護士会の間違い?って感じすらします。

 しかし,記事の中身が問題です。
政府は外国の弁護士資格の保有者が日本で活動しやすくなるよう、法改正を検討する。日本での弁護士登録の要件を緩和するほか、日本の弁護士と共同で国内法人を設立できるようにする。

 問題はこの最後の部分です。要するに,B法人の解禁!です。これが重要なことなので,土曜にもかかわらず更新したわけです。

2 例えばアメリカでの弁護士の資格があるからってそのまま日本で弁護士の活動はできません。逆もそうです。だって,法律って属国的要素がデカすぎますからね。それに,言語の問題もあります。
 
 なので,外国での資格があって日本でも弁護士の活動をしたい場合は,外国法事務弁護士ということで登録し,その制限内で活動をすることになっています。そうじゃないと単なる非弁行為になります。

 で,問題なのは,そういう外国法事務弁護士が日本で活動する場合,個人相手に所謂街弁的に活動するわけがありません。
 世界中に拠点があり,数千人単位で弁護士の居る巨大ファームの日本支社の駐在員,日本の所謂五大事務所の外国要員,日本の大企業の渉外要員,逆に国際大企業の日本要員,こんな感じです。

 で,そういう状況で,ニーズがあるのは,外国法事務弁護士の弁護士法人というのがよくわかると思います。
 ただし,これはもう解禁されております。色んな意見もあったのですが,まあ外国法事務弁護士だけの法人(A法人)なら,活動範囲は限られていますので,まあ良いだろう~となったのです。このブログでも少々書いております。

 ほんで,今回の日経の記事によると,それだけではなく,上記のとおり,日本の弁護士と外国法事務弁護士との共同事務所の法人(B法人)を認めるようですね。

 ということで,漸く記事のタイトルに迫ってきました。

3 このB法人に利害関係が一番あるのは,実は,弁護士,勿論弁護士会ではないのです。外国法事務弁護士の需要のある所は上記のとおりですので,日本の弁護士と共同法人が出来たからって,従来のパイを侵食するわけではないのです。

 このB法人に利害関係が一番あるのは,実は弁理士,弁理士会なのです。ですので,弁理士会はここここにあるとおり,会を挙げて大反対していたのです。
  そして,A法人を認める法整備があったときはB法人を除外することができ,一定の成果はありました。しかし,上記の日経の記事によると,恐らく弁理士会の反対にもかかわらず,B法人を認めることにしたのでしょうね。

 で,肝腎の反対の理由ですが,これは簡単です。外内の出願を取られるから,です(反対意見は色々御ためごかしのことを並べておりますが,本質はここです。)。

 外内というのは特許事務所用語で,内外というのもあります。
 from外国to内国(日本)が外内,つまりinbound(インバウンド)です。
 他方,from内国(日本)to外国が内外,つまりoutbound(アウトバウンド)です。

 私は個人的にインバウンドやアウトバウンドよりもこの外内,内外の方が方向性が言葉に表され,ああどっちかなあと思わないだけ優れていると思うのですけど,どうでしょうかね。

 ま,それはいいとして,じゃあB法人が何故外内の出願を侵食するかですが,A法人だけだと日本の出願はできません。
 外国法事務弁護士では日本の弁護士の仕事はできませんので,弁護士法3条2項の「弁護士は、当然、弁理士及び税理士の事務を行うことができる。」が効かないのです。

 ところが,B法人だと日本の弁護士が居ますので,日本の特許庁に対して代理業務ができます!これがポイントです。
 アメリカのデカイ特許事務所,それは法律事務所でもあるのですけど(日本と違って,アメリカの弁理士は弁護士でもありますから。),なので,その所属員が日本に来たら外国法事務弁護士として活動できます。
 あとは,ロースクールによって大量生産されている安く雇える日本の弁護士(勿論,日本の特許法の知識も技術の知識も不要です。)を一人でも入れれば,アメリカの企業にとって,実に使える日本の特許事務所が出来上がり~♪という寸法です。

 ご存知のとおり,日本の特許出願(これは内内と呼ばれています。)は低値安定です。しかも,小さいパイを特許事務所同士で奪い合っておりますので,クライアントは値段をたたき,単価は下がる一方です。

 ところが,外内は,お客さんが外国企業なので,そこまでお金にうるさくありません。外国の企業にとっては勝手の分からない外国(日本)の話ですので,相見積もりをとって・・・明細書の出来に細かくチェックを・・・なかなかできません。
 なので,日本の特許事務所にとっては,残されたたった一つのブルーオーシャンと言って良かったわけです。

 それが,今回,日本の特許事務所の独占を破るということになったわけですので,大問題も大問題~ずーとロビイングしてきたくせに,一体どうなってんだ?!って話です。

 まあ恐らくロビイングは継続していたのでしょうけど,企業のニーズに押し切られたというのが実情でしょうね(ま,直接的には宗主国であるアメリカからの要求を飲まざるを得ないといういつものパターンかもしれませんけど。)。
 で,そういうときに,反対し続けているのを無視されたということを避けるため,弁理士会も渋々容認~というこれまたいつものパターン,なのかもしれませんけどね。フフフ。

4 さて,今後ですけど,まあやると決めた以上,これが撤回されることはないと思います。

 ですので,弁理士会のやれることのベストは,弁護士法の改正でしょうね。
 上記のとおり,弁護士法3条2項の削除,ないしは「弁理士」の文言の削除でしょう。

 とは言え,これはハードルが高すぎますね。弁理士の話なのに,弁護士法かい~?ってことになりかねません。特に弁護士が反対するでしょう。

 じゃあ,せめて弁理士法7条の弁理士となる資格を規定している条文から,2号(二 弁護士となる資格を有する)の削除を求めるべきでしょう。
 
 上記のどちらかのバーターとしてなら認める,今後の交渉はこの方向でしょうね。でも,政府からすると,弁理士会や弁理士なんてどうでもいいわ~♡と思われているなら,何の効果もないかもしれません。
1 今日は昨日と打って変わって,朝から良い天気の東京です。気温も上がるでしょうね。
 
 さて,本日は,こんな本の紹介で行きましょう。
 これは,私の所属している第一東京弁護士会の会報です。
 最新号は4月号の筈ですけど,多少前の号です。実に面白い特集が載っておりましたので,それですね。

 で,その特集の記事というのは,「米山隆一新潟県知事インタビュー」です。
 あれ?何だか昨日今日とマスコミを賑わせているような・・・まタマタマでしょうね。
 何故一弁に新潟県の知事のインタビューが?と皆さん思うでしょうし,最初見た私もそう思いました。でも,おいおいその説明は・・・って所です。

2 中身に入りましょう。

 この方,弁護士と医者,両方のライセンスを持っているということで有名でしたが,その経緯です。

僕は昭和 42 年(1967 年)に新潟県魚沼市で生まれ、中学までは新潟にいました。その後、灘高校、 東大医学部に行った後、経済学の大学院に行き、更に医学部の大学院に行くというモラトリアムな人生を歩みつつ、医学部の大学院のときに、独学で司法試験に受かっています。

 噂によると,司法修習の40期台の後半か,50期台の初め,くらいじゃないかという話でしたが,司法試験に合格したのは確かにその辺りのようですね。
 だから,旧司法試験合格のようですね。しかも灘→東大理Ⅲのようで,頭の良さは超絶絶後と言って良いでしょう。

 じゃあ司法修習の期は?ということになります。

「・・・2005 年の衆議院選挙に出ました。そこから 4 年間、自民党で政治活動を行い、その後に司法修習を受けて弁護士資格を取得して、医師・弁護士をやりながら政治活動を行っていました。最終的には 2016 年に、何と国政に4回落選した後、知事選に当選したという経歴の持ち主です。

 自民党に居たんだ?!2005年の4年後ということは,私よりも期が下だなあ。

インタビューアー●    まあ、それは話の種ですね。そういう感じで司法修習を終わって、64 期で第一東京弁護士会に入会してきたのですね。
 米山●    はい。だから、期としては若いです。

 ここで謎が解けました~。
 期は64期だそうで,それはそれでいいのですが,一弁に登録しているわけです。つまり,事務所が東京にあるのです。ちょっと調べてみると・・・,おお新宿ですねえ。何か不思議な名前の事務所だ~。
 
 ということで,何故,新潟県の知事を一弁の会報でインタビューしているのかというと,こういう答えだったわけです。

 ですが,しかし,知事時代やりあってた橋下ちゃんは,弁護士から知事になった先輩と言えますが,当然大阪弁護士会に登録しております。
 ところがこの方,なぜかずっと一弁のまま・・・。この辺はインタビューアーも疑問に思ったらしく,ツッコミが入っております。

インタビューアー●    なぜ第一東京弁護士会に入会されているのですか。新潟県弁護士会ではなく。
米山●    新潟に移らないのかという話ですね。まず、最初に第一東京でやったのは、それはビジネスとしてやっているときは、新潟県では基本的に難しかったという理由です。医療訴訟は新潟県ではそんなには件数が来ません。当選した後は移れという話もありましたが、もう事務所を東京に作ってしまってあるので。それから、余り近くなり過ぎるのも距離感が難しく、むしろ両立しにくいです。訴訟の場で新潟県弁護士会の方と対峙するのはいかがなものかと。東京の方と対峙するなら、相手方の弁護士も、別に新潟県知事なんて俺たち知らねえよと、思ってくれるでしょうから。

 何か理由になっているようで,全然なっていない~感じが非常に強いです。今となっては別の理由があったんじゃねえの~と勘ぐりたい所です。
 やはり,こういう所がどうもねえっ~て感じで,橋下ちゃんとは大違いです。そもそも骨を埋めるつもりなどサラサラ無かったのでしょう。みんな50男の自分探しの旅に巻き込まれただけ~ですわ。

 ま,インタビューの引用はこの辺にしましょう。
 一弁の会報は東京の3つの弁護士会の会報で唯一一般に販売してないものですけど,弁護士会とか行けば,見れる人はみんな見れますしね。

3 ま,私はクソサヨクが大嫌いです。リベラルなんて反吐が出そうです~本当。
 ですが,バランスも大事,そして何より自由が大事とは思っております。

 独身の50男が若いオネエチャンとエッチしたい~別に非難されるようなことじゃありません。それが原則です。私だって,ねえ~っちゅう感じです。

 それに,日経の朝刊に,現在掲載されている連載小説「愉楽にて」,最近はエロシーンは少ないですけど,基本,これエロ小説ですよ。つまり,日経の読者にそういう需要はたくさんあるってわけです。
 日経読んでいるハイソな紳士も一皮むけば~です。でも悪いことじゃありません。

 日本人は勘違いしているようですけど,法律等で禁止していなければ何やってもいいはず,それは本人の自由ですよ。
 よく,電車の中で化粧をするのは是か非か~なんて議論がありますけど,是に決まっています。勿論,電車の中で何をしても許されるというのではなく,サッカーや野球はダメでしょう。これは約款で禁止されているでしょうから,謂わば契約違反での違法行為となります。
 
 倫理的にどうだこうだとか言う意見もあるでしょうけど,人によって色々基準や内容の違う倫理なんて持ち出すのは,うっとおしいことこの上ないですわ。りんりりんりとキリギリスかてめえらは~って思いますね。倫理こそ自由の敵です(自由こそ倫理の敵でしょうけど。)。

 なので,若いオネエチャンと金払ってエッチをする自由というのも当然認められるべきです。いいっすねえ~。

 だけど,今回は,知事になってから今までの3万円ではなく4万円にしたってことでしょう,エッチの対価を。
 これって税金から出てるんじゃないですかね。そうすると,新潟県民の税金だけじゃなく,地方交付税交付金とかありますから,私の払った税金だって混じっていますよ。

 いやいやいやエッチの対価は弁護士の事務所の給料からですので,ご心配なく・・・っても,金に色はついてません。つまり,仮に事務所の給料から4万円出してたとしても,その欠けた4万円分は何かで埋め合わせしなきゃいけないのです。そうだとすると,結局同じ出捐です。

 やっぱ,公選で選ばれた公務員だと,さすがに,若いオネエチャンと金払ってエッチをする自由にも,そうじゃない場合と比較して,制約があると思いますよ~。倫理的や政治的ではない法的な制約がね。

 なので,これはイカンでしょ!って話です。
 別に,事務員だろうが,イソ弁だろうが,パートナーだろうが,クライアントだろうが,書記官だろうが,裁判官だろうが,金銭に頼むかそれとも個人的魅力に頼むか知りませんけど,そういう相手でもエッチするのは自由ですわ~。だけど,若干制限される場合もあり得るわけで,そこの所ですね。

 あと,この方が懲戒されると一弁が受けることになるのでしょうけど,さあどんな議決をしますかね。それともその前に登録を抹消しちゃうかな~♡

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ大崎ガーデンシティに来ております。

 
 ここは大崎駅の西口の南側,新幹線の高架をくぐってさらなる南側です。長い間工事中だったのですが,漸く先月にオープンしたようです。
 日経によるとセガサミーが本社をここに移すようですね。しかし,オープンしたはずなのに,1Fなどまだ内装工事中で,人もおらずガランとしております。本格的引っ越しはこれからのようですね。

 
 ということで,最後はいつもの山本橋です。多分明日あさってと凄く暑くなるでしょうけど,今日はそれほどではありません。なので,散歩には好適でした。いい季節になってきましたなあ。

 

1 いやあ,昨日の私のしょうもない懲戒請求の話が吹っ飛びましたね~。だから,まさに◯◯砲~♫です。ま,こっちも懲戒系の話ですね。

 昨日,ちょっとログを見ていたら,かなり昔の記事,或る特定の記事(例の同級生関係ですね。)へ,えらく見物人が来ていたのですね。
 で,そんなことは今朝すっかり忘れて,日テレのzipを見ていたら,裁判官ツイートに遺族が抗議,というそんな話が冒頭に。
 もしかして・・・と思ったら,案の定でした。

2 ここであんまり書くことは無かったのですが,実は私,イソ弁の3年間,或る委員会に所属して,非常に熱心に活動していました。それが犯罪被害者関係の委員会でした。

 他の委員会でもよくある合宿などにも積極的に参加し,一弁の会報にも私の書いた文章が2回ほど載ったりもしました。
 しかも,弁護士になって初の一般書籍(つまり普通の書店で買えるもの)に私が著者として載ったのも,この委員会の活動の一環で書いたものです(今は四訂版になっているようで,私が書いた文章が載っている版はこれですね。)。

 勿論,独立した後も積極的にその活動をやろうと思っていたのですが,ここに書いたとおり,ちょっとした出来事があり,やめたのですね。
 まあ,平たく言えば,幹部の先生とのトラブルです~。

 私は基本的に気弱で小心者なので,そんな内部トラブル的なものって少ないのですけど,無理して続ける価値のあるものもまた少ないなあと日々思っているわけで,そういうつまらないことがあったのでやめたのですね。

 ですが,それ系の活動は別に委員会をやめたからって全くやらなくなったわけではありません。ただ,独立してからは,知財とか企業系の仕事が多いので,絶対数は少ないのですけどね。

 まあ,ということなので,今回の件はそりゃそうだろ~と思います。
 昨年の件は,誰にも迷惑をかけていない,本当お笑いネタでした。しかし,今回の件はねえ,フォローもできないし,庇うこともできません。
 仮に弁護士だったとしたら,少なくとも懲戒委員会にはかけられるのではないかなと思います。

 ツイッターなんてやめりゃあいいのになあと思うのですけどね。まあ色々こだわりがあるんでしょ。
1 さてさて,首記のとおり,何と弁護士になって11年,初めて今般懲戒請求されたようです,私。

 いやあついに懲戒請求されましたか~inagawarawセンセ,口は災いの元ですね~そうなると思ったんだよなあ,あれでしょ,あれだもん~♪って所でしょうか。
 
 ま,ベテランの先生に言わせると懲戒請求されて一人前だそうなので,まあこういうこともありますよ。

 ただ,誰からどういう理由で懲戒請求されたかはよくわからないのですね。

 は?どういうこと?と聞きたいのは私の方で,懲戒請求されたというのは,マスコミ等を通じて知ったからなのですね。別に何か弁駁書を出せとか送られてきたわけではありません。

 私の所属は一弁ですので,一弁はこんな感じです。ハハハ,飛んだクリスマスプレゼントですわ~。

2 まああれですよ。これはある声明を出した弁護士会を狙っているのですね。
 それは,「朝鮮学校に対する補助金停止に反対する会長声明」を出した弁護士会に対してです。

 私はここで何度も言っているとおり,差別主義者のレイシストでもあり,しかも金権エロ弁護士でもあります。
 なので,個人的な意見としては,朝鮮学校に対する補助金停止に賛成です。つーことで,今回の懲戒を請求した方寄りの意見なわけです。

 でも,だからと言って,ハハハざまあみろクソサヨクどもめとか,何で俺までやられんのよ~とは思いません。
 世の中何事もバランスが大事,自分と違う意見だからと言って,それを封殺しようとは思いませんのよ,私って。そこがクソサヨクの皆様とは違う所。
 それに弱い者いじめって好きじゃないのですね~。

 だから,今回の件では,請求した方にも,請求された弁護士会のどっちにも付きたくないって感じですね。とは言え,こういうこともあるし,早く任意加入にしてほしいなあとは思いますけどね。

3 で,そんなことより私が気になったのは,今回のはまあネタというかギャグで済みましたが,逆の場合だとどうなんだ?って所です。

 つまり,私が今回懲戒請求をしたような団体等の弁護(民事でもいいと思います。)をした場合,クソサヨク団体から,レイシストの弁護をするなんてけしからん!,人権を蔑ろにする輩の弁護なんて言語道断!ってな具合で,私に対して懲戒請求された場合,「懲戒請求として受理しないことといたしました」としてくれますかねえ~?

 おそらく,東弁と二弁はどうぞどうぞ~♪として私のクビを差し出すと思いますよ。気に入らない言説封殺系ですからね。
 でも一弁なら,多少庇ってくれるかもしれません。最後は結局差し出されるとしても。

 東京は弁護士会が3会あって,弁護士会を選べるのは東京だけです。北海道も複数の弁護士会がありますが,地域を分割しているだけで選べませんからね。
 私が何故一弁を選んだか,それは本当に人権と正義が何かってことを,分かってそうな所だったからですね~。

 人権って難しいですよ。決して自分の気に入っている方を優遇するものではありません。肉食はダメだが草食はOKだとか(草や木に知能がないってどうして分かる?,ましてや命あるものなのに。),お布施の量だとかで決まるものでもありません。
 正義もそうです。正義の反対は悪ではありません。正義の反対は,別の正義,です。

 所詮この世は,誰かのでっち上げた物語(それはお金だとか宗教だとか法制度etcetcだとか言われています。)の出来を競う,賞レースに過ぎません。なので,適当~♪でいいのです~。そそ,だから上に書いたようにバランスが大事なのですね。
1 首記は,昨日,六本木の東京ミッドタウンにあるリッツ・カールトンの大きなホールで行われたカンファレンスです。

 主題は上記の通りリーガルテックってやつです。

 ま,リーガルテックってご存じですかね。個人的にはいまだバズワード(最近流行りの他のバズワードナンバーワンは,エコシステム~♫)だと思うのですが,リーガル+テクノロジーで,ファイナンス+テクノロジーでフィンテックと似たようなものです。

 とはいえ,日本の場合,何もかも遅れ気味です。
 
 リーガルの領域での近時の一番大きなリーガルテックと言えば,恐らくワープロじゃないですかね。和文タイプからワープロへの変更ほどデカいものは無かったのではないかと思います。今や弁護士にしろ裁判官にしろ一人一台以上のワープロ(現実にはPC+ソフトですけどね。)を占有している時代です(分かりにくいかもしれませんが,これ,壮大な皮肉ですからね。)。

 そう言えば,私が修習生だったころは裁判所で一太郎がデフォーだったので,修習初めにノートパソコンと併せて一太郎のソフトを買った記憶があります。
 なので,修習が終わり弁護士の事務所で執務を開始したときには,ワード(すでに事務所はワードがデフォーでした。)と一太郎での結構な違いに慣れずに,しばらくアタフタした記憶もありますね。

 で,日本の場合,そのワープロに電子メールが多少加わったくらいのテクノロジー加減でしょう。
 聞く所によると,電子メールはおろか,ワープロすら使えない弁護士もまだ居るらしいですからね(事務方に口述筆記ですわ。)。

2 私の弁護士以外のもう一つの顔,そう弁理士ですね。こちらの業界は圧倒的に進んでおります。

 まず,出願するのに紙なんて要らないです。そして,それ以前の電子データのやり取りも,既にファイリングサービスを導入している事務所が多いようです。お金の支払いも現金や現物は基本要らないことになっています(訴訟の場合,未だに印紙を紙の訴状の表紙に貼り付けますからね~)。

 なので,いちいち特許庁やら郵便局に足を運ばなくていいというのは非常に良いです。ただ,そんな便利な特許庁関係も,審判になるとたんに裁判所レベルになっちまうので,それはやめて欲しいもんですねえ。

3 おっと前置きが長かったですかね。
 でも,言葉だけ先行して,結局中身は空っぽ~ってものはよくありますので,そこを説明しておかないとねえ。

 で,このリーガルテック展2017は,レクシスネクシス・ジャパンからのダイレクトメールで知ったものです(昔,BLJを定期購読していた関係上,未だにダイレクトメールが来るのですね。)。

 なので,ちょっと行ってみようかなあと思い,昨日,六本木まで行ったわけです。ただ,実は,昨日は弁護士会でちょっとした打ち合わせもあり,そのためついでに寄ったという話でもあるのですけどね(その打ち合わせは非常に残念なものでしたが,機会があればここでも紹介しましょう。)。

 と漸く内容に入ります。
 上記のような実情でしたので,私が聴講できたのは,3つのプログラムだけでした。しかも,そのうち2つがサービスの宣伝でした。一つがファイル共有サービスともう一つが弁護士のマッチングサービス~。
 
 だから,もう失敗した~ついでとは言え,来るんじゃ無かった~と実に思いましたね。
 ただ,聴講できたもう一つが,金融庁でフィンテック!の部署の参事官の講演でしたので,それは参考になりました(主題は,リーガルテックなので,本来は,法務省か最高裁の人が来るべきなんでしょうが,日本の実情は上記のとおりですので,フィンテック方面を入れるのはしょうがないのでしょうね。他にも,フィンテックの議題がありました。)。

 まあ何ちゅうか,一番最初にリーガルテックはいまだバズワードと書いたのですが,それが如実に表れたカンファレンスでしたね(結局の所,凄く聞きたいプログラムがあったわけではありません。)。

4 内容は,上記のとおりお粗末なものでしたが,形式は凄いものでした。この手のカンファレンスでは一番豪華だったと思います。

 パンフもそうですし,受付関係の人のかけ方,そして,会場(リッツ・カールトンですわ。)・・・。
 
 あと,ビックリしたのは,来場者におみやげがあったのです。
 本だとかノベルティグッズとかの販促品は,まあよくあるパターンですが,今回フルボトルのワインが付いてきたのです。
 
 この写真の一番右です。ALAIA2014(スペインのワインのようです。),赤ですね。
 検索した所,1500円程度はするようです。

 いやあ金持ち~♫ですね。まあしかし,来場者全員分は用意していたでしょうから,結構なお金ですよね。

 会場に行って気づいたのですが,主催者であるはずのレクシスネクシス・ジャパンの名前はほぼ見当たりません。このおみやげにもレクシスネクシス・ジャパンの名前は入っておりません。

 ま,要するに,実際仕切っていたのは,もう一つの主催者の,リーガルテックの会社ですね。で,そこが金も出した~と。
 つまり,今回全部,その会社の宣伝だったわけです。メインのお客になるであろう弁護士にはプチブルな趣味の人が多いので,それに合わせたのでしょうねえ。

 そんなバカ安くもないワインも貰いましたから,あんま悪口言っても仁義に反しますが,これでリーガルテック~そりゃないんじゃね~つう所ですかね。

 
1 本日も雨の東京です。もう少し天気が良ければ,サーフィンに行く予定だったのですけどねえ・・・。まあこればかりはしょうがない~。

 さて,このブログで,ほそぼそと企画していた,弁護士のための投票行動に資するアンケートの結果の発表です。

 まずは,アンケート自体です。このようなものでした。

当事務所では,弁護士の投票行動に資するため,下記のアンケートを政党各位にお願いしております。

 お忙しいところ恐縮ですが,アンケートは1問だけですので,是非ともご協力のほどお願い致します。また,今回の総選挙のためですので,ご回答は1021日までにお願い致します。

 なお,本回答につきましては,当事務所のブログにて発表する可能性がございます。予めご了承ほどお願い致します。

【アンケート】

Q:現在,弁護士となるには,弁護士会等への加入が義務づけられております(所謂強制加入制度)。
 そのため,弁護士会の会費等として,弁護士は1ヶ月5万円前後からそれ以上の会費を払わなければなりません。
 この費用負担の重さは,企業や地方公共団体で日本の弁護士の採用が進まない一因ではないかと言われることがあります。
 ちなみにアメリカの弁護士には強制加入制度はありません。登録制となっておりますが,一年で100ドル程度の費用のみです(日本での会費を換算すると,1万ドルくらいになります。桁が2つ違うのです。)。

 他方,弁護士の技能等を一定の水準を保つには,強制加入制度も必要だという考えもあります。

 そこで,貴党にご質問です。今後も弁護士の強制加入制度はあった方がいいとお考えですか?

A1
:法改正を行い任意加入制度にしても構わない。
A2
:強制加入制度を維持した方がいいと思うが,会費等を低減するなど,一定の制度改革の余地はある。
A3
:現状の強制加入制度を変える必要はない。
A4
:わからない。不明。
A5:その他(具体的にありましたら,お願いします。)

 A1A5のご回答は,メールアドレス****までお願いします。

 いかがでしょうか。

 私は,ここで散々書いているように弁護士の強制加入制度には反対です。
 しかし,この強制加入制度,法改正しないと任意加入にすることはできません。なので,ジーっとしててもドうにもなんねえ~(特撮ファンならおなじみですね。放送は,本日,土曜です。),つうことで,こういうアンケートを各政党に尋ねたわけです。

 ま,吹けば飛ぶよなチンピラ弁護士の企画ですが,こういう時期なら,多少まともに取り合ってくれるだろうという目論見あっての話です。

2 で,結果を発表します。

 今の時点で,回答があった政党は・・・・残念,でも1つの政党からありました。

 日本共産党・・・・・A3

 他の政党,自民党,公明党,希望の党,日本維新の会,社民党,日本のこころ及び幸福実現党からは全く回答がありません(立憲民主党は問題外,ここが最低です。)。
 
 え?みんな忙しい,それどころじゃないって?いやいや忙しいのは皆さん同じ(私は仕事なくて暇ですけどね。),日本共産党の皆さんもお忙しいと思いますよ。でもご回答を頂きました。

 日本共産党中央委員会アンケート係の皆さん,ありがとうございました。

 私の考えとは違いますが,だからと言って,どうのこうの言うつもりはありません。誠実さに勝るものはなし,ですからね。

 日本共産党さんの考え,特に憲法や安全保障をめぐる考えは私とは180度違うと言って良いでしょう。
 ですが,米軍基地の問題や領土の問題(北方領土,竹島,尖閣諸島など)についての考えは,非常に一貫しており,そこだけをとると,まさに保守,と言って良いでしょう。この2つの問題に関する限り,私の考えも日本共産党さんの考えとほぼ同じです。

 まあ,上記の政党のうち,最古の政党ですから,老舗として生き残った理由も分かると思います。日本へのこだわりがきっとあるのでしょうね。見習わないといけない所です。

 おっと贔屓の引き倒しになるといけませんので,このくらいにしておきます。

3 さて,選挙戦も今日で最後~,五反田は東京3区なのですが,松原さんは見かけます。
 他方,議席を争っているはずの石原さんは見かけません。タイミングですかねえ。私が事務所で執務しているときや外出しているときに限って五反田に来た~ってこと?

 まあいいです。投票は明日ですので,じっくり考えます。

 弁護士の皆さんもじっくり考えての投票をお願いします。

 とは言え,強制加入の問題は弁護士だけではなく,他の士業も同じだと思います。例えば弁理士も強制加入制です。
 
 ですが,弁理士で強制加入制をやめろという話はあまり聞きません。
 弁理士は弁護士と違って監督官庁がありますので(経産省-特許庁),なお強制加入制は不要だと思うのですが,不思議なもんですねえ。

 おそらく,自分の頭で考えてる人が少ないからでしょう。
 今まであったからこれからも続ける・・・ではないのですよ。必要なら続けるし,不要ならやめる~ただこれだけ~です。ですが,実践するのが非常に難しいのは,皆さんの日々の生活で身に染みて感じていることでしょうけどね。

 
1  2  3  4  5  6  7 
カレンダー
05 2019/06 07
S M T W T F S
2 3 8
9 12 13
16 19 22
23 26 27 28 29
30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
inagawaraw
性別:
男性
職業:
弁護土・弁理土
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]