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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ東京高裁,東京地裁合同庁舎に来ております。
 さて,本日は特別構成と行きましょう。散歩のコーナーだけです。
 
 裁判所の前には相変わらずぎゅうらしいんやつんじょうがいっぺおります。私はこの手のものに全く興味がありませんので,無視して中に入ります。
 ま,散歩と言っても仕事で裁判所に来ているわけで,ちょっとした用を済ませ,地下1Fの蕎麦屋(日豊庵)でそばを食って帰るわけです。

 うん,何かつけ汁の味がいつもと違うような・・・とは言え,美味しく頂きました。

 ということで,本日は,散歩のまま五反田の事務所に戻ります。

 
 と言ってもほぼ1号線(桜田通り)を西に向かうのみです。
 まずは,虎ノ門の当たりで,新しいランドマークである虎ノ門ヒルズを横目で見ます。
 デカいです。

 
 更に西に向かい,飯倉の当たりです。今度は東京タワーを横目で見ます。このまま1号線を行くと遠回りになるらしいので(グーグルマップ曰く),ちょっと抜け道を行きます。
 
 オーストラリア大使館です。この横の道が1号の抜け道のようです。ただし,一方通行なので,車だと1号線を素直に行った方がいいでしょうね。オーストラリア大使館の裏は工事しております。しかもとなりの大きな敷地も鬱蒼とした森です。
 東京はこの手の大きなお屋敷が多く,自然が結構残っていますね。
 
 ほんで抜け道が終わり,また1号線に戻ってきました。白金高輪の当たりです。もう五反田も近いです。
 
 明治学院大の横を通ります。明治学院大といえば,アルフィーと渋谷陽一の出身大ですね~。年代がわかりますねえ。
 
 高輪台です。この坂を下れば,もう五反田です。

 ということで,昼飯の散歩は,本日はかなりの距離でした。6.5kmで,1時間20分ほどかかりました。

 前に裁判所から歩いたときはもっとかかったと思います。電車を使うと40分弱くらいなので,その倍くらいで済むのはいい感じですね。
 やはり,何事も体力勝負ですので,鍛えておかないといけないわけです。

 ただ,出発の頃は涼しかったのですが,五反田に着くころは結構暑かったですね。次回は,もう少し涼しそうなときにしようっと。
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1 昨日,手元に日弁連の会誌である「偽善と欺罔」1月号が届きました(別名は,「自由と正義」と言うらしいです。)。

 表紙のデザインが変わったのですが,まあ何ちゅうか,垢抜けないサヨク同人誌的な感じは変わらぬままですね。ああ,格好悪い~♪

 ということで,例の営業秘密のセミナーから帰りついたのはいいものの,この時間から起案とかやる気がしねえなあということで読み進めたわけですね。

 と言ってもちゃんと読むのは懲戒処分の所だけということなのですが(多くの弁護士もそうだと思いますよ。),そこに来て結構びっくりです。もう5年も前になりますか~NBL問題の件が,懲戒処分となっていたのですね。

2 NBL問題については,ここを見た方が早いかなあ。

 で,この件,このブログを始めてすぐの頃に勃発した,特に企業法務系の弁護士の間では非常に話題になった話です。
 ちなみにそのときの第三者委員会の調査報告書は,商事法務のウェブサイトでは見ることができないようですが,外部にストアされており,いまでも見ることができるようです。

 さて,この「偽善と欺罔」によると,懲戒処分を受けた弁護士は,全員で3名ですね。懲戒処分の理由の要旨には,4名載っているのですが,何故か処分から漏れたのが1名いるようです。
 あと,掲載された雑誌は,NBL,金融商事判例以外にあと2誌もあり,全部で4誌のようです。まあそれは当時の噂でもそうじゃなかろうかという話もあったように記憶しておりますので,大した話じゃありません。ちなみに,残りの2つは金融法務事情とビジネス法務と言われてましたね,当時。

 まあしかし,そうすると,ちゃんと調査等をしたNBLが実にまともな感じがしますね。あとの3誌が何かをやったなんていう話なんて聞きませんもん。所詮,その程度のもんなんでしょう,法律雑誌のくせにね。
 ということで,この件をNBL問題と呼ぶには若干可哀想な感じがします。それに,処分の理由の要旨には,「行為の組織性・計画性も否定できない。」とちゃんと書いています。ですので,今後は,西村あさひ事件か,三流法律雑誌事件と呼ぶのが相応しいかなあ~♡って思いますね。

 さらに,驚いたのは,この「偽善と欺罔」によると,この西村あさひ法律事務所の先生方は,それらのクソ雑誌の記事のうちの1つを控訴状に引用していたってことですね。
 私はてっきりそういうことをやりたかったんだけど,騒ぎが大きくなったもんだから,そこまでは出来ずにいたのだと思ってました。

 ところが,現実は違いました。ちゃっかりしっかり,恰も客観的な風を装い,権威ある有名雑誌に,こんな記事が載ってまっせ~一審は不当でっせ~♪として,裁判所に主張していたのですね。
 すごいね~私もなかなかこんなの真似できませんね~。
 これが,所属弁護士数日本一を誇る法律事務所で,しかもパートナーの中でもかなりの有力・有名弁護士も加わってのことですからね~レベル低いよね~。そう言えば,昨日のセミナーにも,ここの事務所の弁護士も来ていたなあ~,あ,あれは学者枠の顧問だからいいのかなあ。
 
 兎も角も,これで懲戒にならないとしたら,弁護士会なんか解体した方がいいと思いますので,妥当なところだと思いますよ。

 「偽善と欺罔」によると,懲戒に反対した弁護士委員が2名いたそうで,さらに,最初にこの懲戒事件を処理した一弁では,懲戒にならなかったとのことですので,頭にウジのわいた弁護士はたくさん居るようです。ま,所詮弁護士会なんて,既得権益者のギルドですので,こんなもんでしょう。

 私のような新参者からすると,そんな利権団体は解体してもらった方が助かるのですけど,なかなかその方向に行かないのは,典型的な日本の縮図ですニャ。
 JA全中がきちんと解体されるころには,私の所属しているクソ団体も解体されるかもしれませんが,そのころの日本はギリシャやアルゼンチンよりもずっと悲惨なことになっていることでしょう。

 おっと議題からずれそうですが,今月の懲戒処分の記事はいつにも増してちゃんと見た方いいですよ~♡
1 本日は,実は進歩性に関しもう1つ逆転で進歩性を認めた判決の紹介をするか迷ったのですが,やめて上記の表題にしました。

 ちなみにその判決は,平成26年(行ケ)10045号(知財高裁平成26年12月24日判決)です。分野が薬でマニアックなのに,取消の理由の方は,法的判断の動機付けなし!ってよくあるパターンだったからです。

 ま,各自勉強ってやつですかね。

 ということで,柔らかい話となりました。

2 弁護士の稼業は,丸8年を過ぎただけで,漸く9年めに突入って所でしょうか。司法修習生になってからはもうすぐで丸10年になりますので,法律家としてお金をもらうということになれば,10年くらいという感じです。

 まあ,その間色んな事件があり,色んなこともあったのですが,基本一歩引いた感じというか冷めた感じというか,そんなスタンスはあんまり変わっておりません。

 所詮,理系ですので,弁護士にはそもそも向いていませんし,無理してもしょうがないって所もあります。
 だって,基本人嫌いですもん。それでも何とかなっているのは,弁護士ってイメージほど人とのコミュニケーションが要求されない仕事だからですね。
 知財の事件なんて尚更そうですので,助かっているって感じです。ずーっと書面を読み,そして書いたりするだけの時間って,総仕事の割合の,そうですね~私の場合,95%くらいはあると思います。

 ですので,時々,弁護士になって何が良かったですか?とか,弁護士にどうしてなったのですか?と聞かれるのですが,実に困りますね~♪

 というのは,良かったことなんて別にないです。でも悪かったこともないからそれはそれで良いのです。だって,サラリーマン時代,本当悪かったことの連続でしたもの。そう,良いことなんてなくても全然平気です。悪いことさえなけりゃあそれで十分なのです。

 ほんで,弁護士になった理由って,基本ありません。いや,正確に言うと,あったのですが(この辺参照。),実は司法試験合格後に無くなってしまったのですね。
 ですので,10年前の今頃は,修習に行くかどうか迷ったりしました。とは言え,アラフォーのおっさんを中途で雇ってくれそうな所もなく,今更ソニーに戻っても仕方がないってことで,修習生になったわけです。

 ところが,修習生になってみると,最初の教官方の自己紹介で,民弁教官から,弁護士は人好きじゃないと向いていないという話があり~その後刑裁教官から,僕はあんまり人付き合い得意じゃないから裁判官になったという話があり~ガーン,やっぱそうだよね~と思ったのですね。

 いや,若い修習生なら,人好きじゃないなら裁判官になればいいのですが,私しゃ上記のとおり,既にアラフォー~裁判官って,どんなに歳をくってても修習終わりで35歳くらいじゃないとなれないのです。

 ここ10年くらいの判事補任官の記事でも漁ってご覧なさい~時々36歳や34歳が出てきますが,概ね35歳がリミットです。修習は私の当時1年半ありましたので,修習終わりで35歳なら,修習始めには33歳くらいじゃないとダメってわけです。ちなみに,私は既に39歳でした,ガーンでしょ。

 で,実務修習を過ごしてみると,やはり裁判官が一番魅力的でしたね。まあ,これは人によると思いますが,そもそも物理学者志望で世間的なことに基本興味のない私には,理系の研究室のような裁判官室の雰囲気が一番魅力的に写ったのですね。あと,配属部の部長が,民裁刑裁とも,非常に修習生に理解ある方々で,そういうのもあったと思いますね。

 ということで,弁護士にしかなれない私は弁護士にでもなろうかなあということで(でもしか弁護士ってわけです。),弁護士になって今に至るというわけです。

3 ということで,全く弁護士に向いていない私ですが,上記のとおりの多少向いている点(ずっとの読み書きが主)に加えて,もう一つ向いている所あります。それは勝負,白黒がきちんとつくという点です。

 修習生のときにも思ったのですが,格闘技好きな人が多かったですね。当時総合格闘技がテレビでよく放送されていたころですし,ボクシングは今もやっていますが,そういうので,でかい試合があった次の日の休み時間はその話題が結構ありました。

 私もそうで,この勝負っちゅうのは,実にいいですよね。

 まあ,このブログよく読んでいる人は,わかると思いますが,結構長々と色々書いてきましたが,実はこれ壮大な前振りです。

 要するに今日は,事件で良いことがあったということです。なので,判決の紹介という予定を変更して,こんな話にしたということです。

 いやあ,本当,実は年末くらいから,悪い結論の方へ行ったらどうしようかな~と憂鬱で,今日もあんまり気が進まないなあ~って感じだったのですね。結構小心なんですよ。

 でもしかし,初詣4連チャンのおかげか,何とかクリア~本当よかったです。これからも勝負に賭けますよ~♪
1 さて,本日は私のとっての仕事始めでございます。
 昨日まで,九州の大分にて,グータラした日々を過ごしていたのですが,本日からは事務所でグータラした日々を過ごすということになります。
 どこに居てもグータラするのは変わりないというわけですね。

 一年の計は元旦にありということなのでしょうが,私の目標は常に同じ!現状維持!です。さあうまく行きますでしょうか,乞うご期待って所です。

 さて,首記は,法曹,特に弁護士の方なら,何のことやらわかるでしょうね。これねえ,判決の検索データベースのブランドなんですわ。

 他に,判例秘書とか,レクシスアズワン,TKCローライブラリーとかが有名ドコロじゃないでしょうか。

2 で,去年まではD1lawを使っておりました。
 これはその名のとおり,第一法規出版がやっているデータベースですね。

 イソ弁時代にお世話になっていた事務所から独立するに当たり,どこで聞きつけてきたのかしりませんが,本当,データベース屋からの営業攻勢は非常にうるさく,うんざりしていたのですが,ここの営業の方が実におっとりしていたのと,当時で月々の費用が非常に低かったことから(月1万円),D1lawにしました。

 で,5年くらい使っていて特段何の問題もなかったのですが,今般,検索データベースを上記のとおり,Westlawに変えることにしたわけです。

 まあ私は知財の仕事が結構多いので,実は検索のデータベースってそんなに使いません。もともと仕事の依頼も少ないせいもあるのですが,月に一回も有料のデータベースを使わないこともあります。
 何つっても知財の場合は,最高裁のデータベースが早いし(判決日のうちにpdfで見れたりします。),これで十分なことが多いのです。その上,私は一応弁理士試験も受かっておりますので,知財関係の主な判決は手持ちの資料や自分の頭の中に入っているっちゅうわけで,わざわざデータベースを見るより早かったりします。
 本当,事件の内容で一応念の為に検索するときも,有料のデータベースにログインし,また検索語を設定したりするよりも,自分の頭の中にあるキーワードをそのままググった方が確実だったりするわけです。
 で,最近はそんなとき,自分のこのブログが真っ先に出てきて非常にガッカリすることも多いですけどね~。いやあ,学者連中も,まちっと考えた方がいいと思いますけどね~,弁護士の自由競争を高みの見物~なんて思ってたら,明日は我が身でっせ~♪
 
 まあ,これは出版社のせいもあるのかもしれませんね~。これだけネットが普及しているのに,判決の評釈で重要なものや論文がネットで見れないものが多いですからね~未だに。ただにせえとまでは言いませんが,何かの方法でネットで見れるようにならないもんですかなあ。

 例えば,論文を探す場合に,CiNiiを使うこともあると思いますが,これ,中身見れませんからね。どこそこの図書館に置いてますよ~ヨロピコ~って情報だけです。クソ面倒だったらありゃしないってわけですよ。たかだか10pちょいの論文とか判決の評釈見るのに,所蔵図書館に行って(又は行く前に予約して),閲覧謄写して,ほんでまた帰ってくるなんて,自分でやっても人にやらせても手間でしょうがないですよ。
 著作権の問題もあろうと思いますが,いやあバカバカしいですわ。

 おっと議題からいつものように逸れてしまいましたね。

 そうそう,だから,私にとって有料のデータベースは,はっきり言ってある程度検索できりゃあ,どこのどんなやつでも大して変わらないってことです。
 そうすると値段が一番大事になってくるわけです。

3 ただ,値段だけじゃない部分もあります。それが今回D1lawから変えた理由です。
 中身もどうでもよく,値段が重要だとしたら,近時各社が値段の競争をしてますので,もっと前に安いデータベースに変えても良かったわけです。

 ですが,例えば,本日ダイレクトメールが来た判例秘書BASICなんて,月5000円とかなり安いのですが,これは5年契約が前提です。携帯やスマホの言い方をすれば,5年縛りってことです。
 ねえ,この世知辛い世の中,5年も先のことなんてわかりますか~?私のような弱小負け組弁護士からすると1年1年が勝負です。勿論,すぐに廃業というのは現実味のない話ですが,他の事務所に移ったり,新たな事務所をはからずも立ち上げることになったり,いやいやインハウスでサラリーマンなんてこともないとは言い切れません。

 そんなときに,もう使わないデータベースのアカウントは?~使わないのに料金だけ払い続けることになるわけです。いやあ,考えられませんね~。
 ですので,比較的高額になってきたD1lawを今の今まで使い続けたのは,そういう縛りが少なかったからです。D1lawは,1年毎の契約で,自動更新もなし!だったのですね。

 で,ここからがポイントです。そんなD1lawを何故変えたか?それは,その縛りの少なさが消えてしまったからです。実は,去年の更新時に(正確には一昨年か),何故かそれまで更新の意思表示によって契約が更新されてきたのに,約款変更をして自動更新となったのです。つまり,ボケっとして更新の時期を過ぎてしまうとまた次の年もD1lawと契約する羽目になります。
 上記のとおり,1年1年が勝負なわけです。もっと条件の良いデータベースが出てきたら,パッと乗り換えたいわけです。なのに,そんなことを許さないD1lawに頭に来て,去年の早い時期に,もう更新しねえからな,バーカ,って解除の連絡をしておったわけです。

 ほんで,ちょうどいい時期に営業に来たのが,Westlaw~♪
 こちらは月7000円と判例秘書BASICより高いのですが,1年毎でOKというので契約したのでした。勿論,Westlawも約款上は,こちらも自動更新ではあったのですが,上記の経緯を営業に話して,自動更新を排除してもらえれば,あんたの所と契約しちゃるということで,自動更新を特約で排除してもらいました。

 バーゲニングパワーがあるって素晴らしいよね~♡自動更新の方が面倒じゃなくていいじゃんと思われるかもしれませんが,いつ何時不要になるかもしれないというリスクは小さい方がいいよねってことです。

4 で,肝腎の中身も書いておきましょう。どうでもいいとは言いながら,使いにくいのではしょうがないですからね。
 実は,D1lawを選んでいたというのは,イソ弁時代にお世話になっていた事務所もD1lawだったというのも1つの理由でした。やはり,こういうデータベースって使い慣れていたものがストレスなくていいですからね~。

 そういう状況で,Westlawの使いごこちは~ああ全然悪くありません。恐らく精緻な検索をして,絞り込んでなお絞り込んでから,実際の判決を読みたいっていう,謂わば日本の家電が好きな方にはD1lawの方がいいのだと思います。
 ですが,使いやすくわかりやすいのが一番~という韓国の家電にもアレルギーのないような方はWestlawが実にピッタリじゃないでしょうか(おまけで色んな雑誌の電子版も読めるようですが,まあこれはおまけでですのでね。)。

 何より,単純にWestlawは収録判決が多いです。どういうことかというと,私の名前で検索してみたところ,こんなやつまで載ってんの!ってのが2件ありました。他方,両方ともD1lawには載っておりませんでした。
 私のこのブログでは,自分の事件については書かないというのが原則なのですが,例外的にちょっと書く場合もあります。例えば,このときがそうでした。この事件,色々思い出に残る事件ではあったのですが,いやあこれはなかなか公にできないのでは~と思っていたのですが,Westlawには実にあっさりと載っております。スゲーナ~って感じです。

 まあ,早い所,最高裁が全判決を電子化してデータベース化すりゃあ済む話ではあるのですが,それまでは多少お金を払っても~という所でしょうかね。
1 いやあ暮も押し詰まってまいりました。本日は,12/30です。

 やはり細々とした雑用みたいなことで事務所に出勤もしているということです。あと,数年に一回のペースで書いている論文のネタも決まったので,その調査をちょっとやろうかなあという所もあります。

 さて,首記の話なのですが,このブログで書いたら,ものすごい閲覧数でした。まあ,それはいいのですが,その後の話もあります。

 昨日,今日と同様に事務所で雑用をこなしていた所,あまり知らない法律事務所からダイレクトメールが届いたのです。
 いや,正確に言うと,最初に見間違えて,こんな法テラス利権ぶら下がり系のクソサヨク事務所が,このネトウヨの俺様に何の用なんだ~エー!と勘違いしたのですね。よく見ると,一字違ってました。

 で,ダイレクトメールの中身を見ると,要するに,新規事務所を立ち上げたという内容でした。
 そう!首記の話とつながってきます。実は,この新規事務所は,ビンガムの知財系の弁護士がアンダーソンに合流せず,独立した事務所なわけですね。

 筆頭の弁護士の挨拶に「この度,はからずも新しい事務所を立ち上げることになりました。」と正直に書いてあります。うーん,正直なのはいいことだ!褒めて遣わす,そして笑えたので,座布団3枚~♪
 
 いやあこの暮の時期に大変なことですね~。

 さて,合流しなかった理由ですが,下衆の勘繰りをしますと,まずはコンフリクトでしょうね。ダウンタウンの名前みたいな事務所から,知財系の大物パートナーが独立したのも,コンフリクト問題だと言われておりますので,これは可能性が高いでしょう。

 つぎに,単純に大手は嫌だ~ということもあろうと思います。アンダーソンに行くと,それこそ十把一絡げ~,ビンガムのパートナーだからと言って,アンダーソンのパートナーになれるかどうかなんてわかりません。下手にそんなことすれば,従来いたアンダーソンのシニアアソシエイトとかが反乱を起こしかねませんからね。

 弁護士なんて所詮一匹狼ですので,雑魚がいくら集まっても仕方がないと思いますけどね~♡。

 で,びっくりしたのが,あれ,この人ビンガムと関係ねーじゃんという人が一人参加していたのです。これはようわかりません。確か,この人,相方と自分の事務所やっていたと思ったのですが,まあ人生色々あるのでしょうね~,ムハハハ。

 さらに,この人,もしかして,幻の棒高跳び選手~?という人も居ましたね~。だとしたら,今度の箱根駅伝の本戦は是非応援してもらわないといけません。

 いやあ,挨拶のダイレクトメールでここまで要らんことを突っ込まれるとは思わなかったでしょうね。
 でもよく考えてみると,この新規事務所のメンバーの方と名刺交換したことなんか誰一人としてないです。しかも,年賀状等のやりとりもしていません。なのに何故私のところに来たんだろう???よく考えると不思議です。

 まあ,多少は知財の業界で名も売れてきたから・・・と思うようにしましょうかね,何事もポジティブポジティブです。

 そうそう,私ってそもそも引きこもりの上に,名刺交換とか面倒臭せーじゃん,って質の上,さらにさらにそもそも弁護士って人達が嫌いなので,基本弁護士とは名刺交換しないんですよね(ある意味スゲーのですが。)。
 ですので,私と名刺交換できた弁護士の人達は貴重です。家宝にしてもいいんじゃないですかね~ワハハハ。

2 人事の話が出たので,更に話を続けましょう。

 知財系だと,確かずっと一人でやってた結構有名な先生も,今年横文字系の事務所に合流してたりしてました。まあなかなか知財系だけでやるのって大変なんですよね。

 知財ってもてはやされる割に,少なくとも日本ではあまり需要がありません。つまり仕事が本当に少ないのです。
 アベノミクスで早い所景気がよくなってもらわないと,数年前にバタバタと知財事務所の再編が起こったことの繰り返しになりかねませんね。

 その数年前の再編は凄かったですよ。例の中村修二さん裁判で一世を風靡した事務所は今はありませんよね。大手渉外事務所に吸収されたわけです。
 また,私が個人的にこの先生は素晴らしいなあと思う中堅の先生の事務所も,外資に買われてしまいました。
 ま,知財に限らず,企業法務系の事務所はリストラの嵐だったみたいですもんね。いつの話かって~?それがリーマン・ショックですよ。

 私の独立もそれから1年後ですから,全く影響がなかったとは言えないと思いますね。

 ですので,弁護士なんてお高くとまるというイメージあると思いますが,本当,世間の景気の波に左右されます。特に企業法務系はその影響が顕著です。
 そそ,私の仕事もそうなのですが,企業法務系って,芸者というかクラブのホステス(男ならホストかな。)の仕事と同じなのですね。

 あるお客(企業)のお座敷(事件)に呼ばれ,歌って踊ってシャンシャンと~♪それが済んだらまたつぎのお座敷に行くわけです。接待交際費と法務の費用って,景気が悪くなると真っ先に削られ,景気が良くなっても復活するのは最後の方~って意味でも共通します。

 弁護士といえども,そういうことなんですから,よく回りを見て仕事をしないといけないってやつですね。

3 追伸
 ということで,私にとって本日は仕事納めですので,今年最後の昼飯時の散歩の場面です。
 
 まずは,お約束のソニーの旧本社です。足場の組み上げが始まったようですね。来年の秋口まで続く,長丁場です。跡地には何が建つのでしょうか。
 
 次にこれまたお約束の山本橋です。いやあ枯れ葉もどっかに行って完全に枝だけになった桜です。これでもうあと3ヶ月もすると桜が満開になるのですから,生命というのは本当不思議です。

 それでは皆様よいお年を。私も大分の実家で,餅食って屁こいてクソして過ごしますので~♫
1 首記は,本日の日経法務面の特集です。昨年の結果は,こういう感じです。
 去年も知財部門はありませんでしたが,今年もありません。
 去年は,その代わりに入ったのが税務関係だったのですが,今年は危機管理部門になっております。
 要するに,今年は,危機管理関係が法務系の中で話題だったということなんでしょうね。

 他方,コンスタントに毎年毎年やっている企業法務部門の1位は,いつもの先生です。例のNBL問題で話題となったみずほ証券VS東証の事件の,東証側代理人として有名ですね。本当,コンスタントにずーっと一位ですので,本当に信頼に足る先生なのでしょう。実に見ならいたいと思います。

 ということで,去年に引き続き,知財がないので,私の興味も半減というか,半減の10乗くらい減です。私が載るなんてそんなアホなことは思いませんが,下衆の極みの私としては,知り合いが載るとか知財村で誰が注目だとかが実に気になりますからね~。

 ですので,結果に興味のある方はどこか他で見てください。ムフフフ。

2 で,それだけで終わるのは勿体無い。去年も,同じ日経の記事からネタを取り上げましたので,今年もそうしましょう。

 地域総合面に,「「ゆるキャラ」巡るトラブル続発」という記事が載っておりました。
 要するに,著作権については契約,商標権については調査と出願という,こういう知財でデフォーの知財管理が甘く,トラブルを引き起こしているっていう内容です。

 まあ,それはそうなのですが,一点すごく重要なことが抜けているように思います。それは,何か?
「ゆるキャラ」自体,商標登録されているってことです。この標章に関する商標権は,「有限会社みうらじゅん事務所」に帰属しています(一部共有のものあるらしいですが。)

 例えば標準文字の「ゆるキャラ」の第5655248号を見てみましょう。
 【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】    
 35    広告,経営の診断又は経営に関する助言,市場調査,商品の販売に関する情報の提供,ホテルの事業の管理,競売の運営,輸出入に関する事務の代理又は代行,建築物における来訪者の受付及び案内,広告用具の貸与,求人情報の提供
 です。

 最も古いやつは,平成16年(2004)4月26日 が出願日となっております。

 まあということで,こういうブログや新聞の記事に使う分には,商標的使用でないため,侵害となることはありませんが,勝手にゆるキャラグランプリとか~ゆるキャラコンテストなんてやって,広告に使ったりすると(その告知自体も広告かもしれません。),それこそみうらじゅん氏から怒られることは確実です(他の指定商品のやつもありますので,ご注意)。

 ですので,折角ゆるキャラの商標とか著作権とか言う話に入ったなら,そもそも・・・みたいな話もした方がいいんじゃね~って感じです。

3 さっき一瞬障害があったようですが,書き漏らした話もありましたので,続けます。

 ビジネスロージャーナル誌最新号に,恒例の,「法務のためのブックガイド2015」の特集があります。
 これは毎年毎年この2月号ですかね,やっているやつで,法務系のブックガイドとしてはかなり定評のあるものです。
 で,その特集のページの何と2箇所に,私の書いた「知財実務のセオリー」が載っておりました。いやいやありがたいし,非常に嬉しいですね。

 まあ,出版社が一緒なもんで,ポジショントークの部類なのかもしれませんが,それはそれ。なかなか載るようもんじゃないですよ。特に,意外と知財関係の本ってたくさん出ていますからね。お陰で,久々アマゾンのランキングも上昇しておりますよ。

 ほんで,マンサバの略称が定着してきたのでしょうか,企業法務マンサバイバルさんのブログでも,上記の特集に絡んで,特許の基本書ということで,ご紹介頂きました。

 でもこれはちょっと恐れ多いですね~♪正直。だって,昨年が高林先生の「標準 特許法」で,それを押し退けてってことですからね。私の本の場合,「いびつな偏り 特許法」ですもん。
 ただ,実は私の本では,特許の基本書は,高林先生の本を推してますし,ついこの間第五版も出た所ですので,スミマセン一年の辛抱ということで,平にご容赦してください。

 ところで,「知財実務のセオリー」は,定価が3200円で,消費税を入れると3456円と順並びになります。この価格って,実は妖怪ウオッチ(白式もゼロ式も)と同じなのです。値段って本当公平で面白いですよね。つまり,「知財実務のセオリー」の本当のライバルは,何と妖怪ウオッチだったのでーす。

 ですので,もうじきクリスマスですが,送料含まずに3456円より下なら,買いですし,それより上なら様子見でしょうね。大手の量販店にはかなり出回り始めているようですので,きっと大丈夫でしょう(って,誰に向けての話なんだろう。)。

 あ,そうそう妖怪ウオッチといえば,早速妖怪ウオッチ誕生の秘密だニャンを見てきました。結構面白かったですねえ。ただ,この業界におけるジブリの影響のものすごさも感じましたけど。

 あと,私が気になったのは,舞台背景とその季節ですね。
 ケータのパパの実家のあるケマモト村は駅こそありましたが,本当にクソ田舎でした。私で言えば,田染の蕗を彷彿とさせるような所です。もうこんな家ねえだろうって,そんな所でした。
 でも,恐らく,懐かしい昭和な感じがしたのではないでしょうか。
 で,それと同時に気になったのが,季節です。ケータは長袖でしたが,ケイゾウはランニング~田や山の青々とした感じからいうと,夏が舞台じゃないかなあと思った次第です。
 
 ほんで,何故夏かというと,上記のとおりの懐かしい感じを出すには夏が一番じゃないかなあと思ったのですね。

 日本は細長い島国ですので,例えば冬を舞台にすると,各自の懐かしい感じが違い過ぎるわけです。根雪があったりすると,こりゃ北の話となるし,逆に根雪が無ければ西や南の話となってしまいます。その時点で,自分の懐かしい感じと違うとやはり冷めてしまいますよね。

 でも,夏ってどうでしょうか?日本全国大体同じ感じじゃないですかね。田や山の青々とした感じ,虫の飛び交い(鳴き声は場所依存あるのでダメ)などなどです。

 ですので,私は戦略的に今回のような季節にしたのではないかなあと見ております。今が冬なので,余計にそういうことが気になったわけでもあるのですが。

 あと,どうでもいいですが,フユニャンとフニャチンって,何か一瞬見間違いませんかね~。いやあ私も来年50歳なもんだから,アレのほうがムニャムニャって,なんでやねーん,折角いい本を書いたという話で終わると思ったのですがね~ムフフフ。
1 知財の判決のアップはありませんので,こんな話題にしておきます。まあ,こんな年末の時期に期日なんか入れるわけないっすよね。
 とは言え,民事訴訟の判決は,いずれの当事者も代理人も出席する必要はないので,裁判官だけで勝手にやってりゃいいものですけど。

 おっと,また議題から逸れそうですニャ。

 これは日経の2面の記事です。朝,寝ぼけ眼で,日経をめくっていたら,パーっと飛び込んできました。
 要するに,所謂四大渉外事務所の一つであるアンダーソン毛利友常と倒産処理と知財で有名なビンガム坂井三村相澤とが合併するということです。とは言え,大きさが全然違いますので,早い話,アンダーソン毛利の方が,ビンガムを吸収するんでしょうね。

(事務所のからの正式発表も来ました。日経のトバシではないということです。)

 ビンガムが何か経営的にまずいとか言ううわさ話は全然聞こえてきませんでしたので,裏に何があるのかなあと思ったのですが,これもこの日経の記事に書いてました。
 「提携先の米法律事務所ビンガム・マカッチェン・ムラセが米同業大手に吸収されたのを機に」ということです。なかなか裏まで分かるいい記事ですね。

 親会社がM&Aされたので,日本の子会社としてはこりゃあ困った~どうしようって所だったのでしょう。

 他方,アンダーソン毛利の方には何かのメリットが?と思ったらこっちもこっちでありました。
 日経の記事には,日本の法律事務所ランキングがありました。
 1位 西村あさひ        468人
 2位 森・濱田松本       332人
 3位 TMI総合          293人
 4位 長島・大野・常松     292人
 5位 アンダーソン・毛利・友常 289人

 おやおやいつのまにやらアンダーソン毛利は四大渉外とは言えなくなっていたのです。やはり,こういう大手事務所って,規模のデカさが必要なのですよね。

 民主党みたいな感じになると,新しく入りたいって人もいなくなるし,前から居る人は派閥争いで分裂しやすくなるわけです。
 ところが自民党みたいになると,あそこに入ると色んなメリット多そうだなあと思えるし,前から居る人も割ってどこかに行っても今の利益は享受できないだろうなあと思えるのですね。
 客(有権者)からしても,まああそこならデカいので,何かあっても大丈夫だろうと思えるわけです。

 ということで,親会社を失い,彷徨う運命の法律事務所と,若干下降気味の大手事務所がそれぞれのメリットを見出したって所じゃないですかね。

 でも,何かそういう事情で合併するなら,結局負け組連合に過ぎず,早晩,また分裂しちゃいそうですけどね。ムフフフ。

2 ということで,我が弁理士の業界の(ていうか,我がっていうのは若干変かな。),弁理士数ランキングを行ってみましょう。

 ここでよく引用する暇人弁理士のためのIPIブログさんのデータです。
 1位 パナソニック       133人
 2位 志賀国際特許事務所    113人
 3位 青和特許法律事務所      101人
 4位 創英国際特許法律事務所   96人
 5位 日立製作所         94人

 弁護士の業界に比べて,2点大きな違いがわかります。
 まず,絶対数が少ないです。3から4倍の規模の差があるように見えます。ただ,これは,そもそも弁護士数が3万人ちょいいるのに,弁理士数は1万人程度と,母数に3倍の開きがあるのですね。
 しかも,弁理士の業界は,所謂特許技術者という,法律事務所でいうパラリーガルが弁理士の数と同じかそれ以上所属しており,弁理士の数だけで法律事務所と規模を比べてもあまり意味がないのですね。なぜ,そんな特許技術者の数が多いかっていうと・・・まあ,そりゃ公然の秘密ってやつで,最近少しはマシになりましたけどね。

 まあ私も仕事が欲しいもんで,あんまり弁理士の業界に喧嘩を売るってえのも何だなあって所です。所詮世の中,金と暴力には勝てませんのでね。

 次に特徴的なのが,企業がトップ5に2社も顔を出している点です。
 実は弁理士の業界は,インハウス化が非常に進んでおります。恐らく,日本の士業でトップだと思いますね。そうそう,私もそうだったのですもん(私はソニーのインハウスの弁理士出身です。)。
 その数,ざっと2000人。つまり,弁理士の何と2割はインハウス,つまり会社員の弁理士なのです。
 弁護士の業界でも最近は多くなったって言っても,この弁理士の業界に比べると,全然まだまだですね。

 で,このランキングに出たパナソニックや日立製作所でのインハウスが何をやっているかというと,明細書をひたすら書いているわけです。つまり事務所の弁理士と同じです。パナソニックと日立製作所は明細書を内製していることで有名ですね。

 いやあ偉いと思いますよ。自社のみの出願なので,弁理士の資格なんて本当は要らないわけです。にも関わらずちゃんと弁理士を雇っているわけですのでね。ま,日本を代表する企業が,特許技術者に明細書を書かせて巨大な脱法行為をしているんじゃあ経産省もオカンムリっていうのもあるとは思いますけどね。

3 金曜って,みんな週末ウキウキで,私のような暇つぶしブログに頼ることがないせいか,閲覧数は一番少ないのです。
 でも,今日は,こんな下衆な話題ですので,恐らく閲覧数が増えると思いますよ。さあ,どれだけ下衆な人がいるか,今から楽しみにしておきますよ。
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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