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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 裁判所のHPでの判決のアップはあるのですが,どうもイマイチ面白くないし,他の知財の話もありませんので,こんなどうでもいい系の話でいきましょう。

 本日は7月の2日目なのですが,ちょうど10年前は何をしていたかというと,実務修習が始まったころですね。

 で,その実務修習中の印象に残った話というのが今回のお題です。

2 その話は,民裁修習のときのものです。
 民裁修習は,実務修習でも一番楽しい時期でした。私の全部の今までの人生を振り返ってみても,かなり上位の楽しさの部類に入ると思います(ま,いつもこんな感じで,大して楽しいことなんてないわけで,司法修習の民裁修習なんてものが楽しさ上位に入ってくるのです。)。

 その初めのころ,提出書面の精査なく,合議事件の尋問の傍聴をやったことがありました。
 ま,当事者だったのか証人だったのか忘れましたが,午後からの集中証拠調べということで,本来は眠気との戦いになるのが過半のはず,でもその事件はそんなことにはならなかったのです。

 何と言っても,一方当事者の代理人の,いかにもベテランで仕事できる系の弁護士が,実に舌鋒鋭く,立て板に水とはこのことで,こりゃすげえなあという尋問をしたからなのですね。今でもこうやって覚えているくらいなので,相当のインパクトがあったのだと思います。
 他方,もう一方当事者の代理人はというと,これが若手も若手,しかもボソボソと話し,つっかえつっかえで,頼りないことこのうえなし~いやあこりゃ実力差が明白だなあと思ったわけです。

 で,問題はその後,裁判官室での話です。
 私が多少興奮し,左陪席の方に,今の○○先生凄かったですね~,何か理想の尋問みたいなものを見た気がしますよ~みたいなことを言ったのですが,反応が低い低い~♪
 一緒に尋問に出ていた部長も,うーん,みたいな感じ~。で,言いにくそうに,左陪席が,○○先生は書面が・・・,ま,尋問は兎も角も書面のレベルが低いということなのですね。

 じゃあということで,頼りなげな若手の先生の方は?と聞くと,こちらは書面はバッチリ,ということでした。

 まあ,だって,修習生になってまだ半年くらいの頃でしたから,色んな事情はようわからんのですが,え~そうなの~ってことで,実に印象に残る話でした。

 で,その後の民裁中も,弁護士になってからもそういうことを気にしていたのですが,本当,キッパリ分かれますね。書面の方が得意な人と,口頭の方が得意な人とにです。

3 割合としてはどうなんでしょう。恐らく書面の方が得意な人の方が多いかなあという気がします。

 弁護士って,世間のイメージは色々あると思うのですが,実際には,コミュ障で口八丁手八丁とは真逆の人が多いですね。文系の職種なので,社交的積極的な方ばかりのようなイメージがあると思うのですが,むしろ,少数派じゃないかなあって気がします。

 ま,私は理系なので,当然非社交的消極的で,書面の方が得意です。それでもあんまり困らないのは,そもそもこの業界,コミュ障の人が多いため,それを前提としているような所も多いからだと思うのですね。ですので,私もなんとかなっているわけです。

 ま,漸く本題的な話に来たのですが,そんな書面派の私なので,人と話すのは苦手だし,当然,人前でのプレゼンみたいなものは本当嫌です。もう帰りたくなりますね。

 ですが,弁護士っつう仕事をしているとどうしてもそういうことが避けられない場合もあります。ま,金の力は偉大ですわ。

 ということで,昨日は久々プレゼン的なことをしてきました。特許の世界で人前でのプレゼンというと,アレしかないのですが,そうアレです。
 この前やったのはいつくらいだったろうという位久々だったせいもあってか,実に疲れました。昔のこのブログの記事で,弁理士会での研修の講師をやった次の日,刑事での証人尋問をやったことを書いたものがありましたが,5年前とは言え,もう考えられませんね。

 昨日の程度で,今日は本当使いものにならないくらい疲れているのに・・・,いやあ歳をとるとこんなんですわ。

4 とは言え,今年最大の目標というか,目の上のたんこぶというか,喉に刺さった骨というか,それが漸く終わりましたので,色々新たに手を付けることができそうです。

 その1つが,9月に行われるセミナーです。
 主催者に聞くと,順調に申し込みがあるらしく,こちらも心してかからねばなりません。ほんで,漸く今日からプレゼン資料の作成に取り掛かりました。3時間なので,かなり盛り沢山になると思いますね。ですので,発表資料の作成は,チョビチョビ地道にやっていく必要があるわけです。

 乞うご期待って所で。
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1 ここしばらく判決の紹介が続き,うんざりしていたでしょうから,本日もこんな予習の要らない話にしておきます。タイムリーですし。

2 まずは,弁理士試験の方です。
 弁理士試験の方は,いよいよ今週末の日曜,24日に短答試験があります。受験される方は日頃の力を出してくださいね。

 この私,ある意味受験勉強の権現と言えるような者ですが,あんまりそういうことで受験機関などから話が来たことはありません。
 主な受験歴を見ますと・・・
 大学入試(東工大)
 大学院入試(東工大院)
 弁理士試験
 旧司法試験
 簿記3,2級
 基本情報技術者試験
 てな具合です。それなりの実績はあります。

 で,そういう受験のプロからちょっと言わせてもらうと,この期に及んで何か新しいことをやろうとか,日曜まで詰め込もうとか,そんなことを考えてるようじゃあ記念受験になるのがオチです。

 試験本番は,日頃の力,実力がそのまま出るだけです。ですので,日頃の力を出せばいいだけです。
 とは言え,私のように緊張しいもいるでしょう。模試では高得点でも本番に弱い人もいるでしょう。でもそういうのすらも日頃から訓練できますので,その日頃の力を出せばいいのです。

 今更,日頃どうすればよかったかなんて書いても意味がありませんから,やめておきます。兎に角日曜は日頃の力を出せるようにする,今日そして,明日土曜の過ごし方がポイントです。

 あ,そうそう未だに弁理士の人の集まりに行くと,私のことを弁護士の資格で弁理士にも登録しているニセ弁護士・弁理士だと思っている人がいますが,私は平成11年合格ですので,勘違いなされないように。
 結構な弁理士の人よりもキャリアは長いし,しかも当時は今と違って弁理士試験も難しい上(今は合格率は10%くらいですかね。昔は4%しかありませんでした。),茨の道(今の論文試験は必須の3科目だけで,選択科目はなしの人が殆どでしょう。昔は,必須科目が5科目もあり選択科目も3科目もあったのです。)を通ってきたのです。
 レヴェ~ルが違うんだよ~♫

 ですので,そんな私を吹き飛ばすくらいの新たな合格者を期待しております。あと,終わった後のビールは本当美味しいよ~♡。

3 次に司法試験の方です。
 政府が合格者を絞るという検討案を公表したとかで,色んな報道がされています。

 ま,私は今の試験と違う旧司法試験とは言え,合格者が1500人の時代だったので,何とも言えませんね。
 ただもう皮肉でも冗談でもなく,行き着く所まで行っちゃえばいいのになあと思います。

 どういうことかというと,司法試験も司法修習も廃止すればいいのですよ。
 プロセス重視の良い教育ができるなら,その後の選抜はする必要がありませんし,有為な人材に司法修習なんていう再教育も税金の無駄ですよ。

 こうすれば死にそうなロースクールも息を吹き返すでしょうから大満足,学生諸君も大満足,法曹を増やしたい派のみなさんも大満足ですね。まさにwin-winの関係ってやつですわ。

 とは言え,日経の報道にも出てましたが,訴訟の数はどんどん減っているのですよね。だから,裁判官も検察官も全然増えていないのです。増えるのは弁護士だけなのですね(司法試験は弁護士試験じゃありません。)。

 それに,私はあまり修習生とは馴染みがありませんが,たまに飲みに行ったりすることもあります。
 数年前,横浜修習のときにお世話になった裁判官が異動するというので,そのお別れ会に行ったときのことです。

 数人実務修習中の修習生が来ていたのですが,ヒエラルキーが凄かったですね。
 弁護士志望の人は就職が大変だ~大変だ~ということを話している一方,裁判官志望の人は,あーら皆様大変なのね,私は大凡決まってよオホホホってな感じでしたね~。しかも,出身ローによって更なる階層ができているようで(彼は**ローなので,**起案がどうのこうの,あいつは**ローなので,そりゃ**だみたいな話が飛び交ってましたね。私は実務修習中の同期の出身大学なんて全く知らないし興味もありませんでしたが。),数年でここまで荒むもんかねえと思ったものでした。

 でもね,国民のみなさんが弁護士だけどんどん増やせというのなら,それでよろしいのではないかと思いますよ~。1億総弁護士なんていうのもあり得る所じゃないですか。
 という意味からすると,今回の政府の検討案は,規制強化に向かうものですので,どうかなあと思う所です。繰り返しますが,これは皮肉でも冗談でもありませんからね。
 ただ,バカは死ななきゃ治らないっていうのは本当だなあと思うだけです。

 ま,司法試験の方は,私が受験したころと制度が違ってますので,あんまり興味がないっていうのが本音かもしれませんね。

4 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ武蔵小山商店街に来ております。
 
 武蔵小山というと,今は目黒線,その昔,私が大学のころは目蒲線の駅です。ここで何度か書きましたが,学部時代にここに住んでいたのですね。
 そのころ,一年遅れて某大学に入った某同級生がいっぺんくらい遊びに来たかもしれませんね。
 
 さて,商店街はこんな感じで,賑わいは昔と変わりません。でも学部時代の店とは殆ど入れ替わっていると思います。しかし,中にはそのころと同じ店が同じ位置にあったりします。
 確か,丸清という雑貨屋さんやオリンピックスポーツというのは昔のとおりじゃないですかねえ。いやあ懐かしい~。

 あと,朝は涼しかったのですが,今日の東京もまた暑いですわ。
1 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ東京高裁,東京地裁合同庁舎に来ております。
 さて,本日は特別構成と行きましょう。散歩のコーナーだけです。
 
 裁判所の前には相変わらずぎゅうらしいんやつんじょうがいっぺおります。私はこの手のものに全く興味がありませんので,無視して中に入ります。
 ま,散歩と言っても仕事で裁判所に来ているわけで,ちょっとした用を済ませ,地下1Fの蕎麦屋(日豊庵)でそばを食って帰るわけです。

 うん,何かつけ汁の味がいつもと違うような・・・とは言え,美味しく頂きました。

 ということで,本日は,散歩のまま五反田の事務所に戻ります。

 
 と言ってもほぼ1号線(桜田通り)を西に向かうのみです。
 まずは,虎ノ門の当たりで,新しいランドマークである虎ノ門ヒルズを横目で見ます。
 デカいです。

 
 更に西に向かい,飯倉の当たりです。今度は東京タワーを横目で見ます。このまま1号線を行くと遠回りになるらしいので(グーグルマップ曰く),ちょっと抜け道を行きます。
 
 オーストラリア大使館です。この横の道が1号の抜け道のようです。ただし,一方通行なので,車だと1号線を素直に行った方がいいでしょうね。オーストラリア大使館の裏は工事しております。しかもとなりの大きな敷地も鬱蒼とした森です。
 東京はこの手の大きなお屋敷が多く,自然が結構残っていますね。
 
 ほんで抜け道が終わり,また1号線に戻ってきました。白金高輪の当たりです。もう五反田も近いです。
 
 明治学院大の横を通ります。明治学院大といえば,アルフィーと渋谷陽一の出身大ですね~。年代がわかりますねえ。
 
 高輪台です。この坂を下れば,もう五反田です。

 ということで,昼飯の散歩は,本日はかなりの距離でした。6.5kmで,1時間20分ほどかかりました。

 前に裁判所から歩いたときはもっとかかったと思います。電車を使うと40分弱くらいなので,その倍くらいで済むのはいい感じですね。
 やはり,何事も体力勝負ですので,鍛えておかないといけないわけです。

 ただ,出発の頃は涼しかったのですが,五反田に着くころは結構暑かったですね。次回は,もう少し涼しそうなときにしようっと。
1 昨日,手元に日弁連の会誌である「偽善と欺罔」1月号が届きました(別名は,「自由と正義」と言うらしいです。)。

 表紙のデザインが変わったのですが,まあ何ちゅうか,垢抜けないサヨク同人誌的な感じは変わらぬままですね。ああ,格好悪い~♪

 ということで,例の営業秘密のセミナーから帰りついたのはいいものの,この時間から起案とかやる気がしねえなあということで読み進めたわけですね。

 と言ってもちゃんと読むのは懲戒処分の所だけということなのですが(多くの弁護士もそうだと思いますよ。),そこに来て結構びっくりです。もう5年も前になりますか~NBL問題の件が,懲戒処分となっていたのですね。

2 NBL問題については,ここを見た方が早いかなあ。

 で,この件,このブログを始めてすぐの頃に勃発した,特に企業法務系の弁護士の間では非常に話題になった話です。
 ちなみにそのときの第三者委員会の調査報告書は,商事法務のウェブサイトでは見ることができないようですが,外部にストアされており,いまでも見ることができるようです。

 さて,この「偽善と欺罔」によると,懲戒処分を受けた弁護士は,全員で3名ですね。懲戒処分の理由の要旨には,4名載っているのですが,何故か処分から漏れたのが1名いるようです。
 あと,掲載された雑誌は,NBL,金融商事判例以外にあと2誌もあり,全部で4誌のようです。まあそれは当時の噂でもそうじゃなかろうかという話もあったように記憶しておりますので,大した話じゃありません。ちなみに,残りの2つは金融法務事情とビジネス法務と言われてましたね,当時。

 まあしかし,そうすると,ちゃんと調査等をしたNBLが実にまともな感じがしますね。あとの3誌が何かをやったなんていう話なんて聞きませんもん。所詮,その程度のもんなんでしょう,法律雑誌のくせにね。
 ということで,この件をNBL問題と呼ぶには若干可哀想な感じがします。それに,処分の理由の要旨には,「行為の組織性・計画性も否定できない。」とちゃんと書いています。ですので,今後は,西村あさひ事件か,三流法律雑誌事件と呼ぶのが相応しいかなあ~♡って思いますね。

 さらに,驚いたのは,この「偽善と欺罔」によると,この西村あさひ法律事務所の先生方は,それらのクソ雑誌の記事のうちの1つを控訴状に引用していたってことですね。
 私はてっきりそういうことをやりたかったんだけど,騒ぎが大きくなったもんだから,そこまでは出来ずにいたのだと思ってました。

 ところが,現実は違いました。ちゃっかりしっかり,恰も客観的な風を装い,権威ある有名雑誌に,こんな記事が載ってまっせ~一審は不当でっせ~♪として,裁判所に主張していたのですね。
 すごいね~私もなかなかこんなの真似できませんね~。
 これが,所属弁護士数日本一を誇る法律事務所で,しかもパートナーの中でもかなりの有力・有名弁護士も加わってのことですからね~レベル低いよね~。そう言えば,昨日のセミナーにも,ここの事務所の弁護士も来ていたなあ~,あ,あれは学者枠の顧問だからいいのかなあ。
 
 兎も角も,これで懲戒にならないとしたら,弁護士会なんか解体した方がいいと思いますので,妥当なところだと思いますよ。

 「偽善と欺罔」によると,懲戒に反対した弁護士委員が2名いたそうで,さらに,最初にこの懲戒事件を処理した一弁では,懲戒にならなかったとのことですので,頭にウジのわいた弁護士はたくさん居るようです。ま,所詮弁護士会なんて,既得権益者のギルドですので,こんなもんでしょう。

 私のような新参者からすると,そんな利権団体は解体してもらった方が助かるのですけど,なかなかその方向に行かないのは,典型的な日本の縮図ですニャ。
 JA全中がきちんと解体されるころには,私の所属しているクソ団体も解体されるかもしれませんが,そのころの日本はギリシャやアルゼンチンよりもずっと悲惨なことになっていることでしょう。

 おっと議題からずれそうですが,今月の懲戒処分の記事はいつにも増してちゃんと見た方いいですよ~♡
1 本日は,実は進歩性に関しもう1つ逆転で進歩性を認めた判決の紹介をするか迷ったのですが,やめて上記の表題にしました。

 ちなみにその判決は,平成26年(行ケ)10045号(知財高裁平成26年12月24日判決)です。分野が薬でマニアックなのに,取消の理由の方は,法的判断の動機付けなし!ってよくあるパターンだったからです。

 ま,各自勉強ってやつですかね。

 ということで,柔らかい話となりました。

2 弁護士の稼業は,丸8年を過ぎただけで,漸く9年めに突入って所でしょうか。司法修習生になってからはもうすぐで丸10年になりますので,法律家としてお金をもらうということになれば,10年くらいという感じです。

 まあ,その間色んな事件があり,色んなこともあったのですが,基本一歩引いた感じというか冷めた感じというか,そんなスタンスはあんまり変わっておりません。

 所詮,理系ですので,弁護士にはそもそも向いていませんし,無理してもしょうがないって所もあります。
 だって,基本人嫌いですもん。それでも何とかなっているのは,弁護士ってイメージほど人とのコミュニケーションが要求されない仕事だからですね。
 知財の事件なんて尚更そうですので,助かっているって感じです。ずーっと書面を読み,そして書いたりするだけの時間って,総仕事の割合の,そうですね~私の場合,95%くらいはあると思います。

 ですので,時々,弁護士になって何が良かったですか?とか,弁護士にどうしてなったのですか?と聞かれるのですが,実に困りますね~♪

 というのは,良かったことなんて別にないです。でも悪かったこともないからそれはそれで良いのです。だって,サラリーマン時代,本当悪かったことの連続でしたもの。そう,良いことなんてなくても全然平気です。悪いことさえなけりゃあそれで十分なのです。

 ほんで,弁護士になった理由って,基本ありません。いや,正確に言うと,あったのですが(この辺参照。),実は司法試験合格後に無くなってしまったのですね。
 ですので,10年前の今頃は,修習に行くかどうか迷ったりしました。とは言え,アラフォーのおっさんを中途で雇ってくれそうな所もなく,今更ソニーに戻っても仕方がないってことで,修習生になったわけです。

 ところが,修習生になってみると,最初の教官方の自己紹介で,民弁教官から,弁護士は人好きじゃないと向いていないという話があり~その後刑裁教官から,僕はあんまり人付き合い得意じゃないから裁判官になったという話があり~ガーン,やっぱそうだよね~と思ったのですね。

 いや,若い修習生なら,人好きじゃないなら裁判官になればいいのですが,私しゃ上記のとおり,既にアラフォー~裁判官って,どんなに歳をくってても修習終わりで35歳くらいじゃないとなれないのです。

 ここ10年くらいの判事補任官の記事でも漁ってご覧なさい~時々36歳や34歳が出てきますが,概ね35歳がリミットです。修習は私の当時1年半ありましたので,修習終わりで35歳なら,修習始めには33歳くらいじゃないとダメってわけです。ちなみに,私は既に39歳でした,ガーンでしょ。

 で,実務修習を過ごしてみると,やはり裁判官が一番魅力的でしたね。まあ,これは人によると思いますが,そもそも物理学者志望で世間的なことに基本興味のない私には,理系の研究室のような裁判官室の雰囲気が一番魅力的に写ったのですね。あと,配属部の部長が,民裁刑裁とも,非常に修習生に理解ある方々で,そういうのもあったと思いますね。

 ということで,弁護士にしかなれない私は弁護士にでもなろうかなあということで(でもしか弁護士ってわけです。),弁護士になって今に至るというわけです。

3 ということで,全く弁護士に向いていない私ですが,上記のとおりの多少向いている点(ずっとの読み書きが主)に加えて,もう一つ向いている所あります。それは勝負,白黒がきちんとつくという点です。

 修習生のときにも思ったのですが,格闘技好きな人が多かったですね。当時総合格闘技がテレビでよく放送されていたころですし,ボクシングは今もやっていますが,そういうので,でかい試合があった次の日の休み時間はその話題が結構ありました。

 私もそうで,この勝負っちゅうのは,実にいいですよね。

 まあ,このブログよく読んでいる人は,わかると思いますが,結構長々と色々書いてきましたが,実はこれ壮大な前振りです。

 要するに今日は,事件で良いことがあったということです。なので,判決の紹介という予定を変更して,こんな話にしたということです。

 いやあ,本当,実は年末くらいから,悪い結論の方へ行ったらどうしようかな~と憂鬱で,今日もあんまり気が進まないなあ~って感じだったのですね。結構小心なんですよ。

 でもしかし,初詣4連チャンのおかげか,何とかクリア~本当よかったです。これからも勝負に賭けますよ~♪
1 さて,本日は私のとっての仕事始めでございます。
 昨日まで,九州の大分にて,グータラした日々を過ごしていたのですが,本日からは事務所でグータラした日々を過ごすということになります。
 どこに居てもグータラするのは変わりないというわけですね。

 一年の計は元旦にありということなのでしょうが,私の目標は常に同じ!現状維持!です。さあうまく行きますでしょうか,乞うご期待って所です。

 さて,首記は,法曹,特に弁護士の方なら,何のことやらわかるでしょうね。これねえ,判決の検索データベースのブランドなんですわ。

 他に,判例秘書とか,レクシスアズワン,TKCローライブラリーとかが有名ドコロじゃないでしょうか。

2 で,去年まではD1lawを使っておりました。
 これはその名のとおり,第一法規出版がやっているデータベースですね。

 イソ弁時代にお世話になっていた事務所から独立するに当たり,どこで聞きつけてきたのかしりませんが,本当,データベース屋からの営業攻勢は非常にうるさく,うんざりしていたのですが,ここの営業の方が実におっとりしていたのと,当時で月々の費用が非常に低かったことから(月1万円),D1lawにしました。

 で,5年くらい使っていて特段何の問題もなかったのですが,今般,検索データベースを上記のとおり,Westlawに変えることにしたわけです。

 まあ私は知財の仕事が結構多いので,実は検索のデータベースってそんなに使いません。もともと仕事の依頼も少ないせいもあるのですが,月に一回も有料のデータベースを使わないこともあります。
 何つっても知財の場合は,最高裁のデータベースが早いし(判決日のうちにpdfで見れたりします。),これで十分なことが多いのです。その上,私は一応弁理士試験も受かっておりますので,知財関係の主な判決は手持ちの資料や自分の頭の中に入っているっちゅうわけで,わざわざデータベースを見るより早かったりします。
 本当,事件の内容で一応念の為に検索するときも,有料のデータベースにログインし,また検索語を設定したりするよりも,自分の頭の中にあるキーワードをそのままググった方が確実だったりするわけです。
 で,最近はそんなとき,自分のこのブログが真っ先に出てきて非常にガッカリすることも多いですけどね~。いやあ,学者連中も,まちっと考えた方がいいと思いますけどね~,弁護士の自由競争を高みの見物~なんて思ってたら,明日は我が身でっせ~♪
 
 まあ,これは出版社のせいもあるのかもしれませんね~。これだけネットが普及しているのに,判決の評釈で重要なものや論文がネットで見れないものが多いですからね~未だに。ただにせえとまでは言いませんが,何かの方法でネットで見れるようにならないもんですかなあ。

 例えば,論文を探す場合に,CiNiiを使うこともあると思いますが,これ,中身見れませんからね。どこそこの図書館に置いてますよ~ヨロピコ~って情報だけです。クソ面倒だったらありゃしないってわけですよ。たかだか10pちょいの論文とか判決の評釈見るのに,所蔵図書館に行って(又は行く前に予約して),閲覧謄写して,ほんでまた帰ってくるなんて,自分でやっても人にやらせても手間でしょうがないですよ。
 著作権の問題もあろうと思いますが,いやあバカバカしいですわ。

 おっと議題からいつものように逸れてしまいましたね。

 そうそう,だから,私にとって有料のデータベースは,はっきり言ってある程度検索できりゃあ,どこのどんなやつでも大して変わらないってことです。
 そうすると値段が一番大事になってくるわけです。

3 ただ,値段だけじゃない部分もあります。それが今回D1lawから変えた理由です。
 中身もどうでもよく,値段が重要だとしたら,近時各社が値段の競争をしてますので,もっと前に安いデータベースに変えても良かったわけです。

 ですが,例えば,本日ダイレクトメールが来た判例秘書BASICなんて,月5000円とかなり安いのですが,これは5年契約が前提です。携帯やスマホの言い方をすれば,5年縛りってことです。
 ねえ,この世知辛い世の中,5年も先のことなんてわかりますか~?私のような弱小負け組弁護士からすると1年1年が勝負です。勿論,すぐに廃業というのは現実味のない話ですが,他の事務所に移ったり,新たな事務所をはからずも立ち上げることになったり,いやいやインハウスでサラリーマンなんてこともないとは言い切れません。

 そんなときに,もう使わないデータベースのアカウントは?~使わないのに料金だけ払い続けることになるわけです。いやあ,考えられませんね~。
 ですので,比較的高額になってきたD1lawを今の今まで使い続けたのは,そういう縛りが少なかったからです。D1lawは,1年毎の契約で,自動更新もなし!だったのですね。

 で,ここからがポイントです。そんなD1lawを何故変えたか?それは,その縛りの少なさが消えてしまったからです。実は,去年の更新時に(正確には一昨年か),何故かそれまで更新の意思表示によって契約が更新されてきたのに,約款変更をして自動更新となったのです。つまり,ボケっとして更新の時期を過ぎてしまうとまた次の年もD1lawと契約する羽目になります。
 上記のとおり,1年1年が勝負なわけです。もっと条件の良いデータベースが出てきたら,パッと乗り換えたいわけです。なのに,そんなことを許さないD1lawに頭に来て,去年の早い時期に,もう更新しねえからな,バーカ,って解除の連絡をしておったわけです。

 ほんで,ちょうどいい時期に営業に来たのが,Westlaw~♪
 こちらは月7000円と判例秘書BASICより高いのですが,1年毎でOKというので契約したのでした。勿論,Westlawも約款上は,こちらも自動更新ではあったのですが,上記の経緯を営業に話して,自動更新を排除してもらえれば,あんたの所と契約しちゃるということで,自動更新を特約で排除してもらいました。

 バーゲニングパワーがあるって素晴らしいよね~♡自動更新の方が面倒じゃなくていいじゃんと思われるかもしれませんが,いつ何時不要になるかもしれないというリスクは小さい方がいいよねってことです。

4 で,肝腎の中身も書いておきましょう。どうでもいいとは言いながら,使いにくいのではしょうがないですからね。
 実は,D1lawを選んでいたというのは,イソ弁時代にお世話になっていた事務所もD1lawだったというのも1つの理由でした。やはり,こういうデータベースって使い慣れていたものがストレスなくていいですからね~。

 そういう状況で,Westlawの使いごこちは~ああ全然悪くありません。恐らく精緻な検索をして,絞り込んでなお絞り込んでから,実際の判決を読みたいっていう,謂わば日本の家電が好きな方にはD1lawの方がいいのだと思います。
 ですが,使いやすくわかりやすいのが一番~という韓国の家電にもアレルギーのないような方はWestlawが実にピッタリじゃないでしょうか(おまけで色んな雑誌の電子版も読めるようですが,まあこれはおまけでですのでね。)。

 何より,単純にWestlawは収録判決が多いです。どういうことかというと,私の名前で検索してみたところ,こんなやつまで載ってんの!ってのが2件ありました。他方,両方ともD1lawには載っておりませんでした。
 私のこのブログでは,自分の事件については書かないというのが原則なのですが,例外的にちょっと書く場合もあります。例えば,このときがそうでした。この事件,色々思い出に残る事件ではあったのですが,いやあこれはなかなか公にできないのでは~と思っていたのですが,Westlawには実にあっさりと載っております。スゲーナ~って感じです。

 まあ,早い所,最高裁が全判決を電子化してデータベース化すりゃあ済む話ではあるのですが,それまでは多少お金を払っても~という所でしょうかね。
1 いやあ暮も押し詰まってまいりました。本日は,12/30です。

 やはり細々とした雑用みたいなことで事務所に出勤もしているということです。あと,数年に一回のペースで書いている論文のネタも決まったので,その調査をちょっとやろうかなあという所もあります。

 さて,首記の話なのですが,このブログで書いたら,ものすごい閲覧数でした。まあ,それはいいのですが,その後の話もあります。

 昨日,今日と同様に事務所で雑用をこなしていた所,あまり知らない法律事務所からダイレクトメールが届いたのです。
 いや,正確に言うと,最初に見間違えて,こんな法テラス利権ぶら下がり系のクソサヨク事務所が,このネトウヨの俺様に何の用なんだ~エー!と勘違いしたのですね。よく見ると,一字違ってました。

 で,ダイレクトメールの中身を見ると,要するに,新規事務所を立ち上げたという内容でした。
 そう!首記の話とつながってきます。実は,この新規事務所は,ビンガムの知財系の弁護士がアンダーソンに合流せず,独立した事務所なわけですね。

 筆頭の弁護士の挨拶に「この度,はからずも新しい事務所を立ち上げることになりました。」と正直に書いてあります。うーん,正直なのはいいことだ!褒めて遣わす,そして笑えたので,座布団3枚~♪
 
 いやあこの暮の時期に大変なことですね~。

 さて,合流しなかった理由ですが,下衆の勘繰りをしますと,まずはコンフリクトでしょうね。ダウンタウンの名前みたいな事務所から,知財系の大物パートナーが独立したのも,コンフリクト問題だと言われておりますので,これは可能性が高いでしょう。

 つぎに,単純に大手は嫌だ~ということもあろうと思います。アンダーソンに行くと,それこそ十把一絡げ~,ビンガムのパートナーだからと言って,アンダーソンのパートナーになれるかどうかなんてわかりません。下手にそんなことすれば,従来いたアンダーソンのシニアアソシエイトとかが反乱を起こしかねませんからね。

 弁護士なんて所詮一匹狼ですので,雑魚がいくら集まっても仕方がないと思いますけどね~♡。

 で,びっくりしたのが,あれ,この人ビンガムと関係ねーじゃんという人が一人参加していたのです。これはようわかりません。確か,この人,相方と自分の事務所やっていたと思ったのですが,まあ人生色々あるのでしょうね~,ムハハハ。

 さらに,この人,もしかして,幻の棒高跳び選手~?という人も居ましたね~。だとしたら,今度の箱根駅伝の本戦は是非応援してもらわないといけません。

 いやあ,挨拶のダイレクトメールでここまで要らんことを突っ込まれるとは思わなかったでしょうね。
 でもよく考えてみると,この新規事務所のメンバーの方と名刺交換したことなんか誰一人としてないです。しかも,年賀状等のやりとりもしていません。なのに何故私のところに来たんだろう???よく考えると不思議です。

 まあ,多少は知財の業界で名も売れてきたから・・・と思うようにしましょうかね,何事もポジティブポジティブです。

 そうそう,私ってそもそも引きこもりの上に,名刺交換とか面倒臭せーじゃん,って質の上,さらにさらにそもそも弁護士って人達が嫌いなので,基本弁護士とは名刺交換しないんですよね(ある意味スゲーのですが。)。
 ですので,私と名刺交換できた弁護士の人達は貴重です。家宝にしてもいいんじゃないですかね~ワハハハ。

2 人事の話が出たので,更に話を続けましょう。

 知財系だと,確かずっと一人でやってた結構有名な先生も,今年横文字系の事務所に合流してたりしてました。まあなかなか知財系だけでやるのって大変なんですよね。

 知財ってもてはやされる割に,少なくとも日本ではあまり需要がありません。つまり仕事が本当に少ないのです。
 アベノミクスで早い所景気がよくなってもらわないと,数年前にバタバタと知財事務所の再編が起こったことの繰り返しになりかねませんね。

 その数年前の再編は凄かったですよ。例の中村修二さん裁判で一世を風靡した事務所は今はありませんよね。大手渉外事務所に吸収されたわけです。
 また,私が個人的にこの先生は素晴らしいなあと思う中堅の先生の事務所も,外資に買われてしまいました。
 ま,知財に限らず,企業法務系の事務所はリストラの嵐だったみたいですもんね。いつの話かって~?それがリーマン・ショックですよ。

 私の独立もそれから1年後ですから,全く影響がなかったとは言えないと思いますね。

 ですので,弁護士なんてお高くとまるというイメージあると思いますが,本当,世間の景気の波に左右されます。特に企業法務系はその影響が顕著です。
 そそ,私の仕事もそうなのですが,企業法務系って,芸者というかクラブのホステス(男ならホストかな。)の仕事と同じなのですね。

 あるお客(企業)のお座敷(事件)に呼ばれ,歌って踊ってシャンシャンと~♪それが済んだらまたつぎのお座敷に行くわけです。接待交際費と法務の費用って,景気が悪くなると真っ先に削られ,景気が良くなっても復活するのは最後の方~って意味でも共通します。

 弁護士といえども,そういうことなんですから,よく回りを見て仕事をしないといけないってやつですね。

3 追伸
 ということで,私にとって本日は仕事納めですので,今年最後の昼飯時の散歩の場面です。
 
 まずは,お約束のソニーの旧本社です。足場の組み上げが始まったようですね。来年の秋口まで続く,長丁場です。跡地には何が建つのでしょうか。
 
 次にこれまたお約束の山本橋です。いやあ枯れ葉もどっかに行って完全に枝だけになった桜です。これでもうあと3ヶ月もすると桜が満開になるのですから,生命というのは本当不思議です。

 それでは皆様よいお年を。私も大分の実家で,餅食って屁こいてクソして過ごしますので~♫
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iwanagalaw
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弁護土・弁理土
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
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