忍者ブログ
知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 知財界隈の下衆な話題を,皮肉たっぷりに伝えるというのがこのブログのメインですので,人事の話題なんかまさにピッタリです。やっぱ金の話とか人の悪口とか,そういう類の話ってたまらないですもんね。

 さて,かねてから予告されていたとおり,飯村さんは定年退官されたようです。で,新しい知財高裁の所長はというと,設樂さんでした~。まあ,順当ですね。
 
 そうすると,空いたところに誰が来たかというと,石井忠雄さんということなのですが,よくわかりません。長らく法務省に出向になっていたようですが,知財の仕事は初めてくらいじゃないでしょうか。中野所長パターンでしょうかね。

 そうすると,今の知財高裁の部長の顔ぶれはこんな感じです。
 1部 設樂所長
 2部 清水部長
 3部 石井部長
 4部 富田部長

 まあだから何なんだっていう話ではあるのですが,人事の話って所詮そんなもんでっせ。

2 ところで,退官された飯村さんは今のところ弁護士の登録はしていないようです。
 まあ,とは言え,そのうち大手渉外事務所のHPの表紙にデデーンと載るんでしょうなあ。
 そうすると,中野さんって偉いなあと思いますね。全く弁護士登録していないですもんね。

 それでは,次回また,下衆なあなたと下衆な私で,人事の話を致しましょう。
PR
1 昨日は,ちょっとした理由で事務所を空けていたのですが,その結果,面白い手紙の話題に乗り遅れてしまったようです。

 法曹関係者のブログで,天下一面白い中村先生のブログにその面白さは如実に現れております。
 ここでその面白さについて語っても,二番煎じになるだけなので,私は,その下らなさについて,語ろうと思います。

2 この手紙は,TMI総合法律事務所の升永英俊弁護士から送られてきたものです。ちなみに,手紙以外にも,上告理由書(骨子)というものが同封されておりました。

 まずは,この上告理由書が,凄い内容です。
 目次はいいのですが,フォントを50ポイント近くに上げたり,妙にカラー文字を使ったり,さらにカラーの背景にしたりという,読みにくさ120%のシロモノです。
 恐らく,本人(升永英俊弁護士)は読みやすくするためにこうしたのだと思いますが,ちょっと周りに聞いた方が良かったですよね,読みやすい?それとも読みにくい?って。

 まあ,ただ,升永英俊弁護士あたりになると,周りにきちんとものを申せる人がいないのだと思うので,しょうがないかもしれません。でも,そういう周りを凍らせる書面を,関係のない人(私とか)に送りつける当たり,もはや,焼きが回っているのかもしれませんね。

 つぎに,この手紙自体もかなりイッちゃってる内容です。
 高裁判決を並べて,
「私は,概ね8000時間を費やし【憲法56条2項,同1条,同前文第一文が,『人口比例選挙』をガチガチに定めていること】を発見しました。
 「一票の格差は,どの程度(例えば,2倍)なら合憲か否か」という憲法14条を巡る【さじ加減の議論】から【文理解釈の議論】への【コペルニクス的転換】です。
 これ,フォントのエラーじゃありません。こんな感じで書いてあったのです。いやあちょっとこれは悪いことは言いませんから,もう引退した方がいいんじゃないですかね。

3 ちなみに,私は,ここでも散々書きましたが,一人一票の度合いって今ぐらい(1:2程度)で良いと思っております。ですので,上記の爺さん達の運動には反対ってわけですね。

 何故か?それは私自身が,憲法14条にいう平等原則を何よりも大事にしたいからです。そう。私も爺さん達も憲法14条にいう平等原則を大事にしているのです。

 でも私は,爺さん達の運動には反対です。というのは,爺さん達の運動によると,1票の格差を1:1まで求めてしまうことになるからです。
 そうすると,どうなるか?簡単ですよね。東京や大阪などの大都会に大きく議席は配分されます。他方,田舎は悲惨ですよね。四国は4県で一議席,我が九州も,肥大化しているのは福岡の博多近辺だけだから,福岡を除いた残りの6県で1議席~♫なーんてなるでしょうね。
 他方,世田谷区は5議席,品川区は3議席~♫みたいになるわけです。

 そんな国会で,富の平等な再配分なんてできるわけないでしょ。都会はより便利に豊かに,田舎はより不便に貧しくなるだけです。平等を志向した結果,結果は見事な不平等が実現されるわけです。

 まあ,恐らく,爺さん達の運動には想像力が足りないんでしょうね~。
 今回の手紙の内容もそうですが,受け取った人がどう思うか,そもそもその想像力が足りないわけですよ。一事が万事と言いますが,そんな想像力の無い人達のやる運動ですから,田舎の人達にどういう結果がもたらされるかなんて想像できるわけがありません。正直言ってバカ丸だしです。

 ま,私も今や東京に住み,東京で金を稼いでいるわけですので,あんまり根っからの田舎者ヅラをすると,トシちゃんは,もう違おうわえ,高田んしじゃもうねえんで,しゃあしいことんじょ言わんじょくれ,と言われそうなので,このくらいにしておきます。

 兎も角も,今回の手紙は,恐らく弁護士全員に送りつけているのだと思いますので,愚かな者達の愚かな行為だということが普通の弁護士の人達にも分かってもらえて良かったのかな~と思いますね。

4 ところで,本日,ちょっと用があって,TOCの方へ散歩に行ったのですが,びっくりしたのは変な看板がかかっていたことです。

 「司法試験場

 去年も書きましたが,今や司法試験は,大学でやるもんじゃないのですね。ま,夏休みでもない変な時期にやるもんだから,ショッピングセンターの上層階のイベント広場(日頃は,高島屋のお得意様特売なんかやってます。)しか取れないわけです。

 ま,受けている人に罪は無いとは言え,なんだかなあ~って感じがしますね。

 私には,ロースクールに行っている知り合いも居ないし,母校の東工大にロースクールなんてものはありませんので,全く関係のないことなのですけどね。

1 今日は母の日。そして,時間は午後1時半。

 何か思い出しませんか~♫そう,ある人達にとっては忘れないようにも忘れられない3時間半の始まりの時です。

 今は無くなってしまいましたが,昔の司法試験の短答試験は,毎年毎年この母の日にあったのです。
 そして,私が最後に受けた短答試験からちょうど10年というわけです。

2 それは,確か,後楽園遊園地の裏,中央大学の理工学部で受けたと思います。
 憲法はいつものとおり簡単で,時間とおりに終わったのですが,民法が合っているのか合っていないのかよく分からないまま,これも時間とおりに終わったのを覚えております。
 ほんで刑法には確か1時間40分以上残せたので,余裕と思ったのですが,実は前の年よりも難しく,解き切れてない問題を結構残し,これはやばいかも~と実に思ったことが昨日のことのようです(これは嘘。)。

 終わった後は,同じ教室に知り合いの人が居たので,その人と後楽園近くの店に久々飲みに行きましたね。
 ただ,自分ではあまり出来ていないなあと思っていたので,何かスカッとしないまま,小田急線で相模原の自宅に戻ったわけです。

3 合っているのか合っていないのか分からなかった民法は結局満点で,そのまま論文試験も受かり,今のとおり,弁護士をやっております。

 しかし,不思議な感じもしますね~。弁護士自体を辞めたいと思ったことはないのですが,常日頃弁護士には全く向いていないと豪語しているこの私が弁護士なのですから,ね。本当不思議です。

 ま,これからも,自分で選択できることなどこの世の中にはこれっぽっちもねえ,世の中の99%はプロレスじゃ,と99%諦めながら,細々と暮らしていこうと思います。

 兎も角も,あっという間ではない,色々あって長い10年でしたね。

1 今日は月曜日,ということで,日経の法務面にツッコミを入れる日,ということで,この特集ですね。

 とは言うものの,今日,これを選んだのは,ツッコミだけの理由ではありませんね~。いつものように寝ぼけた眼(つーか老眼で見難いだけか。)でこの記事の載っていた法務面を見ていると,おー,この写真,伊藤さんじゃん,と朝からびっくりの話でした。

 ま,私は自分の事務所のHPなどに,イソ弁時代どこの事務所に居たかと明記はしていないのですが,ちょっと調べりゃわかります。
 書いていないのは,別にトラブって辞めたからではなく,何かあったときに迷惑というか文句というか,そういうのが元居た所に行くというのはちょっと辛いな~という所なのですね。それに,看板は自前で何とかするという風なのが私には合ってますし。

 ということで,上記の伊藤さんは,そのイソ弁時代お世話になった事務所での所謂弟弁だったのですね。まあ,多少なりとも知り合いが出るとびっくりしますね~♫

 その記事にも書いてたとおり,ITを専門分野とするのはそのとおりだと思います。
 私も一応IT弁護士ではあるのですが,私の場合InTikiの略ですからね。伊藤さんは正真正銘Information Technologyの方ですので,信頼できると思います。ブログもやっているようなので,本当に役に立つ話が知りたいときはそちらを見た方が良いと思いますね。

 私のこのブログは,面白いのかもしれませんが,基本金と人の悪口のことしか書いてませんので,実際役に立つかなあといえば疑問??ですもんね。

 あ,そうそう,イソ弁時代と言えば,今も同じビルに居ると思うのですが,虎ノ門法曹ビルという所にあったのですね。都内には弁護士の法律事務所しか店子になれない法曹ビルとか弁護士ビルとか結構あります。
 で,私はイソ弁時代,タバコを吸いにそのビルの脇にある喫煙所でよく仕事をサボってタバコを吸っていたのですが,その喫煙所がビルの駐車場の入り口近くなのですね。ですので,弁護士が出勤に使う車がどんなのか結構わかりました。

 そのうち,今でも覚えているのは,リーマン・ショックの前,結構景気が良かった頃,レクサスのLS460をしょっちゅう見かけたということと,一人フェラーリで通勤しているのが居たということですね。フェラーリはうるさいのですぐにわかりましたね~。

 いやあ人の趣味嗜好なので,何に乗ろうがいいっちゃいいのですが,私は理系だからかもしれません,そういうのって胡散臭いことこの上なしと思いますニャ~。
 他方,理系の良さというのは,生真面目さに私は尽きると思います,バカ真面目と言ってもよいと思いますね。
 ですので,フェラーリで爆音というのは,恐らく,理系の良さとは正反対になるんじゃないかなあって気がします。ま,私はそもそも偏見に満ち満ちた差別主義者なので,そう思うだけかもしれませんけどね。

2 こんな話じゃ悪口が欠けていますね。つーことで,ツッコミを入れておきましょう。この記事のタイトルは何でしたっけ?ビジネス弁護士ですよね。

 そうすると,伊藤さんの記事はいいと思いますが,その後紹介された弁護士,影像撮影で遺言を残すという話と,サイバーエージェントと共同事業を立ち上げたという話,の紹介ですよね。
 でもこの2つってビジネス弁護士なんですかね??
 ビジネス弁護士の定義って何でしたっけ?少なくとも企業法務の話じゃないといけないんじゃないの?弁護士自身が新しいビジネスを立ち上げたって話では普通はビジネス弁護士って言わないんじゃないの~。それじゃあ副業弁護士だべ。

 要は,議題がずれております。ま,ネタ不足が原因なんでしょうね。だって,ビジネス弁護士の類型ってそんな多くないのですもんね。

 ところで,私は,理系だから,いや弁護士だから,かもしれませんが,議題から逸れるというのが非常に気になるし,すぐにわかりますね~。
 歴戦の勇者の中にはわざと議題から逸れた所を注目させるようにし,そこでのドンパチに引きずり込もうという強者も居ますが,まあ通常,相手方にも訴訟ならば裁判所にもバレバレですわな。ですが,結構一般人は,これに気づかないようなのですね。

 恐らく,今回の記事を書いた記者も,ちょっと違うけどまあいいか~と思っていないでしょう(文章中にはそれを示すような所がありません。)。自信満々にテーマに沿って書いていると思っているのでしょう。文章を書くプロの筈の新聞記者でもこの有り様ですので,普段訓練をしていない一般人なら,尚更気づかないと思います。

 やはりこれには,日頃の訓練,すなわち大したことではありません,面倒くさくても,今何の話をしてんだっけ?と適宜振り返るようにするというのが大事です。文章を書く場合でも,演説をぶつ場合でも,です。

 兎も角も,写真入りで載るなんて凄いなあって話でした。
1 こういう話題ですので,相応しい知財の判決はないってことですな。ただ,相応しいのがあったとしても,今日の話題はこれだったかもしれません。

 私もそうですが,家に帰ってまでも弁護士のドラマなんて見たくもねえやっていう弁護士が大半だと思います。
 それにそんなの見ても,不良や変わり者を気取ったものの,結局はハートフルだったり人間臭かったりという底浅~♫みたいなものばっかで,時間の無駄なのですよね。

 そこ行くと,このリーガルハイの古美門研介先生は違いますよね。
 黛先生が法テラスに行くって言ったら,そんなドサ回りみたいなことやめろ!って言うし,民事も刑事もバカ高い着手金をふっかけるし,そして,最後まで変わらぬ芸風~今まで弁護士ドラマが陥りがちだった,偽善や茶番で鼻白む感じが一切ありません。素晴らしいですね。

 弁護士の界隈でも私を初めとして見ている人は多いと思いますよ。それは,エキセントリックな描かれ方をしていても,本質を突いていたからでしょうね。

 そういう所は,第一期の絆の回と同様,やはり第二期でも,第9回(前回)に如実に現れていたと思います。

 そんな一週間に一度のお楽しみだったリーガルハイも今日が最終回です。ついに本性を現したゆとり王子改め暗黒王子との戦いの巻ですね。

 どうなるか,本当に楽しみです。

2 ところで,古美門研介先生,描かれ方は新しいのですが,実は非常にクラシックというかコンベンショナルな弁護士スタイルです。

 ボス弁の古美門先生に,イソ弁は一人(黛先生),基本事務員も一人(服部さん)で,よくあるタイプの事務所のスタイルです。しかも事件は,民事も刑事もやりますが,訴訟代理人としての仕事が主です。
 M&Aでデューデリジェンスをやったりしないし,模擬株主総会も開かないし,インハウスでも当然ありません。

 ま,そう考えると,やはり弁護士っていうのは訴訟代理人だとつくづく思うのですね。弁護士会を初めとして,弁護士の業域拡大として,インハウスや行政機関での採用拡大を図っているようですが,そんなのは誤魔化しなんでしょうね。

 いやだってインハウスなんか所詮弁護士資格をもったサラリーマンですし,公務員も弁護士資格を持った木端役人になるだけです。
 弁護士資格を持った兼業農家,弁護士資格を持ったタクシー運転手が増えるのと本質は変わらないのです。

 こんなこと書くと,サラリーマンや木端役人から,法務的な仕事をしている俺らと農家や運転手と一緒にすんなとブーブー言われそうですが,本当ですかね。

 実際調べると,インハウスで弁護士資格を持っていても,実は法務的な仕事(知財部も含めて)をしていない割合って結構多いんじゃないですかね。
 役所でも実はそうじゃないですか。採用されてすぐにゆるキャラのお供をさせられたなんて頻発しているのとちゃいますか~。資格なくてもできるじゃん~♫ムフフフ。

 普通の業界の感覚から言うと,サラリーマンや役人が増えても,その業界が盛り上がっていることにはならないと思いますけどね~。

 ただ,これは仕方がないとは思います。貧乏人のルサンチマンがキリスト教,ひいてはデモクラシーの元だったように,訴訟代理人となれなきゃ,うまい言い訳を作って違う所へ押しやるしかありませんもんね。

 ま,しかし,そんな誤魔化しで若い人をけむにまくのもいつまで通じるかわかりませんねえ。皆さん,そんなバカばっかじゃありませんからね。若手の反乱は,新疆ウイグルと同様すぐそこまで来ているのかもしれませんよ。

3 おっと古美門研介先生の話からエラい所まで来てしまいましたが,マジになるのはらしくねーですな。

 私はよく,inagawaraw先生の話はわかりやくて本当共感する所も多いんだけど,如何せん下品で,それだけは何とかしてくれとよく言われるのですが,古美門研介先生のようにはなかなかなれませんねえ。ウフフフ。
1 本日は,判決のアップなし,面白い知財の話題なし,ということで,小ネタ集で行きましょう。
 そういえば,この前の本家のナイトスクープでは,銀シャリの橋本くんが小ネタやってましたね。

 まずは,今週になって送られてきたパンフレットです。
 「明日の日弁連を築く会」という,何とも大層な名前の所から結構な厚みのパンフレットが送られてきました。
 そして,巻頭には,何か冴えないおっさんの写真がありました。ただ,その写真に見覚えはないのですが,その名前「村越進」というのはうっすら見覚えがありました。

 ただ,何で知っていたのか思い出せないままパンフレットを見ると,弁護士の仕事の話やら法曹養成の話やら載っておりまして,要するに来年早々に日弁連会長の選挙があるので,その選挙運動の一環のやつだったわけです。

 で,この村越進さん,顔は分からんけど,どこかでこの字は見た気がする~♫と思い出せないままパンフレットはゴミとなり,結局ググったのですが,2008年度の我一弁の会長だったのですね~♫あーこりゃこりゃ,忘れて正直スマンかった(佐々木健介風)♫

 2008年というと私がまだイソ弁の頃なので,今以上にそういう会内の政治に疎かったころですので,まあ仕方ないかなあって所です。

 で,サイクロンメモリを持つ現会長の右けんじさんは,東弁出身でしたので,今度は一弁ということで,ネゴがついたのでしょうね。
 そう!世の中の99%はプロレス!と豪語したのはこの私ですが,まさに,ブックとおりになるわけです。

 ま,私は法学部出身でもないし,弁護士になるのが小さいころからの夢でした~ってわけでもないし,所詮部外者ですので,特段出来レースがいか~んなんて言う気はありません。
 正直だれが会長になろうとあまり興味がありません。それより,前回や前々回のように,選挙が無限ループに入ってアホみたいな状況になるとバカバカしくて楽しいなあ,またそうならないかなあ~という質の悪い楽しみ方をしているだけですのでね。ムフフフ。

2 で,続いて日弁連の会誌である「偽善と欺罔」12月号です(別名「自由と正義」らしいですね。)。

 これにじつに面白いというか,だから日弁連の会長なんかに興味なくすんだよ~というような記事が載っておりました。それは,会誌の真ん中くらいに載っていた「憲法の論理と安保の論理」という本の書評です。

 ま,この本自体読んではいないのですが,書評には,「なお,著者は,明らかな唯物史観的な下部構造の叙述を意識して・・」とか,マルクス主義が好きなんだなあと思わせるに十分な記載があって,この本に対する興味を無くさせるとともに,こんなやつのこんな原稿を載せるんだから,ま日弁連自体こういう思想が好きなんだなあと思わせるにも十分の内容です。

 いやあ,いまどき流行らんちゅうか,100年遅いって感じですわな。

 ま,マルクス自体偉かったのですかねえ~?。
 兎も角も,このマルクスの思想自体,今につながる経済学者の物理学コンプレックスが如実に出てて実に面白いですよね。

 上にも出ましたが,下部構造が上部構造を決定するなんて,目に見えない重力が星の動きもりんごの落下も決定するなんていうこととそっくりです。
 実は,マルクスが活躍した19世紀というのは,所謂古典力学が黄金期を迎え,まさに古典力学で叙述できないものはない世界だったのですね。

 皆さん物理学というのが,学問の基本のように思われているかもしれませんが,実は結構歴史の浅いものです。
 所謂ピュクシスと別れ,今風の物理学たりえたのは,ラグランジェやハミルトンが解析力学を完成したころじゃないでしょうか。

 しかし,勃興したばかりの物理学(古典力学)の威力は凄まじく,戦争での大砲の弾道計算,蒸気機関の設計,大規模な土木工事の構造計算,時計などの精密機械の設計,勿論お星さまの動きまでも,その他もうありとあらゆるものが,古典力学で計算でき,そして,そのとおりの動きをしたのです。
 ですので,当時の人々,特にそういうものにセンシティブなインテリの連中にしたら,これは凄い!世界はこういう風にできていると勘違いしてもしょうがないくらいのものだったわけです。

 ご存知のようにその後20世紀になり,観測機器の進歩等により,古典力学の予想とは異なる誤差というか値がボンボン出るようになり,古典力学はある仮定の下でしか妥当しないということがわかってきました。

 でも,そのころの古典力学に強く影響を受けたものの,自然科学のような厳しい理論と観測のハードルに曝されないものは,ま,古典力学的決定論のまま突っ走ることになるわけです。
 で,日弁連の会報なんちゅう,狭い世界にも古典力学的決定論の残滓が顔を覗かせるのですねえ,ああ郷愁の冬やなあ~♫

 でも最新の経済学も最新の数学を身に纏い,擬似物理学の体はしておりますが,上記のレベルとそんな変わらないことは,ここで私が何度も説明したとおりです。
 人生は1回しかありませんし,勉強できる若い時は意外と早く過ぎるものです。勉強の対象はきちんと選んだ方が良いと思いますね~♫
1 首記は,本日の日経法務面の特集です。昨年の結果は,こういう感じです。
 去年は,知財部門がありましたが,今年はなくなっております。代わりに入ったのが税務関係です。
 ま,今年は大元の記事で,2013年注目の案件というところで,昨年に比べてずいぶん知財の記事が少なくなっているようで,こうなったのでしょうね。で,税務で何か重要な話があったかというとよくわかりませんが。
 
 他方,コンスタントに毎年毎年やっている企業法務部門の1位は,いつもの先生です。例のNBL問題で話題となったみずほ証券VS東証の事件の,東証側代理人として有名ですね。信頼に足る先生だと思います。つーか相手側のやり方が汚すぎるだけだと言えますが。

 で,この先生とこういうランキングで争っていたヤメ検の会社法の権威の先生は影も形もありません。
 実は,日経の紙面では3位までですが,電子版だと10位までわかるのです。でもそこにも入っておりません。会社法も再改正の時期を迎え,馬脚を現したのでしょうね。

 ま,知財がないので,私の興味も半減というか,半減の10乗くらい減です。私が載るなんてそんなアホなことは思いませんが,下衆の極みの私としては,知り合いが載るとか知財村で誰が注目だとかが実に気になりますからね~。

 ですので,結果に興味のある方はどこか他で見てください。

2 で,今日の日経は更に気になる記事が載っておりました。地域総合面の「平成の大合併、財政圧迫」という記事です。

 要するに,地方交付税の割増が受けられるというので,大合併に踏み切ったものの,その割増がそろそろ打ち止めになり,財政が今後逼迫するだろうという記事です。

 で,その記事の表に,我が大分県も載っております。平成の大合併で,市町村数が1/3以下に減った地域としてです。58あったものがたった18になっております。

 確かに,私の実家のある豊後高田市も,平成の大合併で,真玉町と香々地町を合併して,そのため,西国東郡がなくなったのです。

 私くらいの歳だと,小学校の地理で,「東西南北宇佐下毛速見てとおる大分郡,大野直入玖珠日田」という大分県内の郡名の覚え方を記憶している大分県人もいるんじゃないでしょうか~。
 でも,その郡の殆どはなくなりました。上記のとおり,小さい町や村は隣の比較的大きな市と合併したからです。今もあるのは,玖珠郡九重町と玖珠郡玖珠町と,速見郡日出町,東国東郡姫島村の,3つの郡だけです。

 ほんで,この記事は,合併せずに残ったところの方が,財政は健全だとしていますね。そりゃそうです。自分だけで生きていけると踏んだので,合併に応じなかったのでしょうからね。

 兎も角も,そうすると,近々財政の破綻する自治体が多く出そうです。さらに,最高裁の一人一票系の判決などにより,今後都会と田舎の較差は広がる一方になると思います。

 その最高裁の判決のときにも書きましたが,一人一票を厳格にやって喜ぶのは都会の人だけです。勿論,都会の人だけと言っても,首都圏だけで3000万人も居ますから,日本の人の殆どは大都市に住んでいるわけで(私もそうです。),結局殆どの日本人のためになる,と言えなくもありません。

 でも,司法の役割って,多数派の横暴から少数派を守るということにあったわけです。それが,形式的な平等に目が眩んで,都会と田舎の実質的不平等を促進し,少数派(田舎者)を駆逐するなんて,私としては,本当うんざりします。

 私は弁護士なので,それ相応の書面にも目を通しますが,本当,学者も法曹も,こういう視点が全く欠けていますね。田舎の発展なくして,日本の発展もない所なのですけどね~。

 ま,今日の日経は面白かったということで〆ておきましょう。

3 追伸
 そうだ,そうだ,THE MANZAI2013の結果です。見た人,どう思いましたか?

 今回,見ていて本当面白い,腹を抱えて笑ったネタはたった1つでした。それは千鳥の決勝のネタでした。それ以外のは,クスッ,ふーん,てなもんでした。ウーマンラッシュアワーもまあ悪くはないと思いますが,優勝するほどのもんかなあという感想ですね。

 ま,地デジだと勝ち抜き予想ができ,それによると,決勝の予想結果が,1位ウーマンラッシュアワーで,2位NON STYLEで,千鳥は3位だったので,審査員の結果も予想できたのですが,何かつまんねーなあって思いますね~♫ただ,千鳥も,予選のネタがイマイチで,何故決勝に行けた?と問われると猪瀬知事並に厳しい所はあると思いますね。

 と,久々真剣にネタ番組を見ましたが,何か数年前に比べて大して面白くねえなあと思うのは私だけでしょうか。

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11 
カレンダー
05 2019/06 07
S M T W T F S
2 3 8
9 12 13
16 19 22
23 26 27 28 29
30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
inagawaraw
性別:
男性
職業:
弁護土・弁理土
趣味:
サーフィン&スノーボード
自己紹介:
理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーでの液晶ディスプレイのエンジニアを経て,弁理土に。今は,弁護土です。次は何かな。
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]