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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 弁理士の人は,昨日の夕方ですかね,首記のようなアンケートが会長名のメールで来たと思います。
 今回は,このアンケートが招くミステリーツアーに皆様をご招待しましょう。

 まずは,このアンケート自体の体裁です。
 アンケートの問いは24問です。しかし,小問がありますので,全体では30問近いのではないかと思います。
 で,最初の方に,弁理士試験の制度についての問いがありますが,これはカモフラージュですね。実は,問7以降,ある特定の分野の範囲に的が絞られているのです。それは延々と問21まで続きます。つまり,24問中15問は,その特定の分野の範囲のものなのです!
 で,それは何かと言うと,農林水産分野なのですね。

 つぎに,このアンケートの取りまとめ先です。いや,それは特許庁だろう!とは思います。しかし,それはそうなのですが,こういうのは外部コンサルに丸投げしているわけです。
 で,そのコンサルは,「野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社」です。ここは野村グループの農水系のコンサルです。
 つまり,体裁もそうだし,アンケートの取りまとめ先もそう,すべて農水知財に関わるところがメインだと教えてくれるわけです。

 産業財産権制度問題と言いながら,中身は農水知財のみ~。いやいやいや,特許や商標も農水関係ありまんがな~それが何か?と思うかもしれませんが,それだけだったら,いちいちこんなバイアスかかりまくりのアンケート取る必要ありまっかいな,本丸はそこではありません。
 それがミステリー~♪なのです。

2 もう少しヒントを出しましょう。
 先月のパテントが送られたときに,一緒に封入されていた「弁政連フォーラム」,その巻頭の記事は,「農水知財関係業務に関する情報提供のお願い」というものでした。
 ま,弁政連って知っていますかね。日本弁理士政治連盟のことです。つまりは,弁理士会のロビー団体です。弁護士会にも当然あります(こちらは「弁政連NEWS」)。士業の団体ならどこも当然持っています。強制加入団体が政治活動をすると憲法問題等を生じさせる虞もありますので,別働隊を作ったってことです。

 さて,パテント同時封入の上記小冊子,こういうのは,読まずに捨てる人が多いと思いますよね~私もいつもは捨てるのですが,ちょっとした引っかかりがあり,取っておいてます。ポイントは,以下のようなところでしょうか。

一方で、特許、実用新案、意匠、商標、著作権、不正競争等と異なり、品種登録出願や特定農林水産物等の登録申請(GIの登録申請)は、弁理士法には規定がありません。・・・・ しかしながら、品種登録出願やGIの登録申請は、特許出願や商標登録出願等との関係も考慮しつつ戦略的に行うべきものであり、特許や商標に関する業務を専門的に広く取り扱っている弁理士が関与してこそ、効果的な運用が可能であると言えます。

 全文は,おっと,こちらにありますね。

 これが2つ目のヒントです。

3 ということで,解いてほしい謎に行きましょうか。謎解きの問題の方がヒントより後に来る~ワイルドだろ~♪

 先般研修所の運営委員を活動終了したと書きましたが,実は,それ以外に今年から農水知財対応委員会に所属しており,6月くらいまで結構熱心にやっていました。ですが,ちょっとここでムカつくことがあったので,7月以降の活動はやめております。
 ま,私は基本的に大人しい子じゃないのでね~,ムフフフ。ま,そのときの話はそのうちまた面白おかしく書こうと思いますが,今回はそこではありません。

 いまだ熱心に活動していたころ,種苗法の関係で農水省を訪ねたとき(6/27ですね)の話です。

 ここでは本来種苗法の話の筈でしたが,種苗法関係者とは別に,食料産業局知的財産課の課長補佐である武部真也さん,そして同課の知的財産調査官の尾崎道さんの出席がありました(あ,ここでは公務員は基本全員実名です。)。

 で,問題は彼らの発した話です。もう衝撃的な話でしたね。
「現在,農水省は・・・・と・・・・については・・・・は・・・・していない。これは先般の・・・・で特許庁の・・・・が・・・・と・・・・・たので,・・・・ということである。まあ・・・・からも・・・・は・・・・と言われているので,農水省としても・・・・と考えている。抜本的に解決するには,早めに・・・・してもらうといいのだけど。」とこんな感じでした。

 いやいやいや,特許庁のその・・・・はおかしいだろうし,ほんで何でそれを農水省が・・・・ということで,私は当然噛み付いたし,同席していた・・・・も昔の・・・・を引っ張り出し,・・・・したのですが,10人近く居た弁理士会側の出席者で文句を言ったのは私とその・・・・の二人だけでした。

 ま,これじゃあ何がなんだか分からんでしょう~。だから問題を後回しにしたわけです。

 この農水省の官僚の話が本当なら,農水知財対応委員会なんて,ただの趣味の世界,勉強会に過ぎなくなります。ということで,上の方から箝口令が敷かれたわけですね。

 今となっては上記のとおり,別にそんなの守る必要もナシ!と思うのですが,だからと言ってここで単に暴露するんじゃ面白くもクソもありません。
 ということで,ヒントを書きましたので,皆様,ぜひ,農水省の官僚がどういう発言をしたか,想像力を働かせて考えてみてください。

 なお,答え合わせはやるつもりですが,結構先になるのではないかなあと思います。
 さあ頑張ってください~。
 たった一つの真実見抜く,見た目はおっさん,頭脳は小2,おへその下は18歳。その名は,名探偵トシちゃん!からの挑戦状ですよ~♡

4 追伸
 先週の金曜の研修の講師の件も少し書いておきましょう。出席された方はお疲れ様でした。
 とりあえず,無事に終わって良かったです。

 ただし,ちょっと後悔がありますね。
 実は,会場が弁理士会の地下で,設備がイマイチだったのです。ポイントは液晶プロジェクタの輝度も解像度もイマイチだったってことですね。

 輝度がイマイチなもんだから,会場を一部暗くしないといけない→そこは眠くなる
 解像度がイマイチなもんだから,画面見ても分からない→レジメ頼りになり,ライブ感が損なわれる

 その辺が慚愧に堪えない所です。

 なので,本音を言わせてもらうと,もっと少人数でやりたかったなあという気がします。そうすると,イマイチの液晶プロジェクタでも拡大しなくても良いので,多少は見やすくなるでしょうからね。
 私は,30人から40人くらいと言ったのですが,何故か蓋を開けてみると,80人近くに倍増~会場も若干大きくなっておりました。

 司会の先生によると,申込みは600人くらい居たそうなので,関東支部側の本音はもっと大きな会場でやってほしかったのかもしれませんね。
 でもねえ,私人嫌い~例えば,虫嫌いの人が虫がウジャウジャいる所を想像するとどうですかね~。とても居られたもんじゃないでしょ。

 次回お呼びがかかるかどうか分かりませんが(もう無いかなあという気がします,何となく。),お呼びがあったときには,会場には一層気を配ろうと思います。

 約3週後のセミナーは,人数が少ないので,さらに伸び伸びやれるでしょう~♪

5 さらに追伸
 本日,11/8に上記のアンケートが紙でも届きました。
 自由欄に,弁理士法7条2号は削除すべきとだけ書いて出しましょうかね~。
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理論物理学者を目指したのはもう30年以上前のこと。某メーカーのエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。次は何かな。
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