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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護土の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 先週の土曜の10/16に,箱根駅伝の予選会がありました。
 拓大,国学大,帝京大,中央学院大,上武大,東海大,日大,神奈川大,専大が見事予選会を突破したとのことで,おめでとうございます。
 今年の1/2,3に行われた本選での上位のシード校と合わせ,これで出場校すべてが決定したということになりますね。

 という感じでは,私のブログには全く似合わない平穏な感じで良くありません。マニアックな視点から2点ほど述べさせていただきます。

2 私は中学,高校,大学とずっと陸上部でした。ただ,短距離の選手でしたので,自分が直接駅伝を走るとか,その関連の話があるというわけではありません。
 ただ,同じ陸上部でしたので,大学のときは,長距離の選手の補助等のため,箱根駅伝の予選会には毎年詰めておりました。

 私の母校である東工大は,まあ別に運動で有名というわけではありません。それは陸上部も同じです。
 箱根駅伝には一回も出たことはありません。つまり,総理大臣になるよりも厳しいというわけです。ただ,結構惜しかったときがありました。それが,私が大学に入る直前の1984年の第60回の記念大会です(予選会は1983年)。

 箱根駅伝は今でこそ出場校が多いのですが,その昔は9+6でした。つまり前の大会の上位9チームがシードで,予選会免除。そして,予選会からは6チームのみということだったのです(現在は,10+9)。
 ところが,10年毎に行われる記念大会では,予選会からの出場枠が10程度に拡大されるので,ここを目標に,ある程度の策(留年等)を実行していったものでした。
 残念ながらその1984年の記念大会は,我が母校は予選会を突破することはできなかったのですが,東大がこの時突破したのでした(確か,東大もこのときが最初で最後?だったと思います。)。

 さてさて,さらに昔話は続きます。今の予選会はこの時期に立川でやるようですが,昔は,11/3(固定)に大井埠頭の周回コースでやっていたのです。大井町線の大井町に行き,そこからタクシーやらバスやらで,スタート地点に集まります。
 私のような,予選に出場しない者は長距離陣の着替えやタオル等を持って奔走するということになります。
 そのとき,一番印象に残っているのは,山梨学院大学でした。最初は,「山梨って関東?」という感もありましたが,あれよあれよと予選会を突破し,しかも本戦でよい成績をおさめるようになり,えらい新参者だなあと思った記憶があります。

 ところで,母校の東工大ですが,今年は,予選会の出場すらできなかったようです。来年はもうちょっと頑張って欲しいですね。

 さて,その昔は,筑波大学などの国立大の常連校もいたのですが,今や国立大の出場校はありません。高校の場合は,東大合格者数か甲子園出場かというてっとり早い宣伝の手段がありますが,大学ではそのようなものが有りません。唯一その代わりを果たせるのが,箱根駅伝だと思います。ただ,この方法は関東地区の大学しか使えないのですけどね。

3 ということで,箱根駅伝の問題点です。
 近時日本の長距離陣がオリンピックで全くダメなのは,この箱根駅伝のせいだと思います。そして,こう思っているのは私だけでないと思います。

 まず,箱根駅伝の位置づけですが,主催が関東学連ということでわかるように,単なる関東大会です。ですので,長距離王国九州(私の小さい頃は,市内一周駅伝,県内一周駅伝,九州一周駅伝までありました。)の大学は出ることができませんし,関西,東北,北海道の大学も出ることができません。

 ところが,今の箱根駅伝の盛り上がり方といったら,とんでもない化け物状態です。そりゃ,私が学生のころも,箱根駅伝は大きな大会でした。 しかしながら,ラジオで少し生中継するだけで,テレビは深夜のスポーツニュースくらいの扱いで,今のような化け物にはほど遠かったのです。それどころか,正月に,東京とその近郊の大きな道路の交通規制をしなければならないことから,縮小しようとか,やめようとか,そんな議論まであったのです。
 それが,日本テレビで生中継するようになってから,正月2日3日のキラーコンテンツと化したのです。

 ですので,田舎の有名選手は皆関東の大学を目指します。そして,箱根駅伝とオリンピックのメダルの間には,とてつもない格差があるにもかかわらず,箱根駅伝で活躍すれば,それこそオリンピック以上の注目度になりますから,どうしても,箱根駅伝で満足,箱根駅伝で活躍すればよい,となるのが人情ですよね。

 これじゃあ辛く厳しいオリンピックへの道は目指しませんわな~。逆に,箱根駅伝に対応するイベントのない女子の長距離陣は,オリンピックで活躍するしか自己実現の方法がありませんから,皆必死で,しかも結果も残してきております。
 たかが,学生レベルの関東大会で,上へ下への大騒ぎじゃ選手の将来のためにもならないのですが,広告代理店の罠には誰も勝てないというアリがちなやつなのでしょうかね。

 もちろん,テレビで中継すれば,また来年も見るとは思いますが,日本自体の競争力の減退パターンのまさに典型例がこの箱根駅伝に出ているなあ,と思いながら,実家で屁をこきながらゴロ寝で見たいと思います。
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