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知財,特に特許を中心とした事件を扱っている理系の弁護士の雑記帳です。知財の判決やトピックについてコメントしたいと思っております。
1 昨日に続いて商標の小ネタですね。しかもマスコミで話題になったものです。

 報道は報道として,商標ってすぐに登録できるものではありません。

 ということで,昨日と同様,J-platpatで検索してみました。検索は,勿論,出願人/権利者として「小池百合子」というものです。

 そうすると,3件見つかりました。

2 まずは,これです。
・「都民ファーストの会
 標準文字でした。
 商願2017-20202(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 こういうのは指定商品等が重要なのですが,こんな感じです。

16    印刷物,紙製のぼり,紙製旗,文房具類,紙製包装用容器,プラスチック製包装用袋 18C04 18C09 19B22 25B01 26A01
41    技芸・スポーツ又は知識の教授,政治・経済・地方行政・地方自治・財政・税・待機児童・福祉・医療・議会・選挙制度その他国政・地方政治に係る課題に関する知識の教授及びこれらに関する情報の提供,政治家及び政治家を志す者への知識の教授(政治塾を含む。)及びこれに関する情報の提供,セミナー・研究会・研修会・講演会・シンポジウムの企画・運営又は開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,図書の貸与,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。) 41A01 41A03 41C02 41E05 41F06
42    政治・経済・地方行政・地方自治・財政・税・待機児童・福祉・医療・議会・選挙制度その他国政・地方政治に関する調査・研究及び提言並びにこれらに関する情報の提供,政治政策課題の解決に向けた調査及び研究,建築又は都市計画に関する研究 42Q02 42Q99

 となります。
 登録(第5977656号)は,9/1でした。ちなみに,拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

・「希望の党
 これも標準文字です。
 商願2017-20203(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 指定商品等は上と同じです。

 やはり,登録(第5977657号)は,9/1でした。ちなみに,これも拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

・「希望の塾
 これも標準文字です。
 商願2017-20204(出願日:平成29年(2017)2月20日)
 指定商品等は上と同じです。

 やはり,登録(第5977658号)は,9/1でした。ちなみに,これも拒絶理由通知はされず,ストレートで登録になっております。

 この3つの出願について,同日の出願,出願人も同じ,指定商品も同じ,そして勿論,代理人(かなりのベテランの先生です。)を立てて出願しております。

 そうすると,結構前から準備をしないと出来ない話,というわけです。今年のはじめに,都民ファーストの会に関して小池新党だという報道があったようです。
 そうなると,この時期にはもう今日の話は考えていたということで,まあそりゃそうでしょうねえ。だってその程度の先のことを考えられないでどうするって所です。

 とは言え,いい面の皮となったのは,我らが刑事部長です(刑事部長の話は,こので。)。まあ所詮は法曹風情~集票力がないとこうなるのだなあという例ですね。
 今度の選挙にも法曹の方が,右左問わず一定程度出馬されると思いますが,身の程を知った方がいいと思いますけどねえ。あ,要らんお世話でした~♡

 さて,こういう話となると,ジャミラが気になる所です(ジャミラの話はこちらです。)。
 J-Platpatによると,ジャミラは,今年のはじめに「都民ファースト」で出願しております。
 しかし,例によって出願料を払わなかったようで,最初の出願は却下となったようです。そのため,今はその出願の分割出願が係属されているようです(商願2017-82553)。

 だけども,上記のとおり,本家の出願が登録になってしまったようなので,あんまり意味が無かったようですね。ジャミラ,残念。

 なお,商標については,知財高裁平成28(行ケ)10262 という,ちょっと大問題じゃないかなあという判決が出ております。しかし,マジな話はここでは扱いません。ご了承のほどを。

3 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ高野山東京別院に来ております。
 
 知っている人は知っていますが,高輪にあるのですね。高輪と言っても広いのですが,田町近くではなく,どちらかと言うと高輪台の方が近いのではないかと思います(さら近くには四十七士で有名な泉岳寺もあります。)。

 先週までブラタモリは3週連続,高野山の特集でした。私は例によって腰が重いので,本家の高野山に行ったことはありません。しかし,空海自体は小さいころから身近なものもあり,あまり遠い存在ではありません。

 どういうことかというと,おせったい,って知っていますかね?

 大分の北部で今も続けられていますが,赤いのぼりのある家に小銭を持っていって,お参りしてお菓子をもらって帰るという習わしです。

 実家の実家が田染の蕗という所なのですが,そこでのおせったいが,ちょうど今年は夏休みの帰省から東京に戻る日で行けず仕舞いでした。でも今でもあるってことです。

 このおせったいは,どこかで見てもらうといいのですが,空海祈念日本版ハロウィン,みたいな習わしなのですね。

 まあ,それは宇佐神宮の威力というか権力が絶大だったからでしょうね。しかし,うちの実家のある国東,宇佐地区にある有名なお寺は,大体どこも天台宗のお寺です。

 天台宗,それは空海のライバルの最澄が開いたものです(空海といい,最澄といい,名は人を表すって感じですかねえ。)。ですが,一般伝承として,空海のことも伝わっているということです。
 まあさすが,神仏習合の起源ともされる我が田舎です。まさに,こまけーことはいいんだよ~っちゅうところですかね。

 ちなみに,私,結構散歩の途中にこういう感じでお参りに行くことが多いです。
 私はまあどちらかと言うと一応無神論者という感じなのですが,結構お参りします。

 いや,一応無神論者と書いたのは,だって,わざわざ財布の中に,ただの良質な紙に印刷しただけもの(お金と呼ばれています。)を後生大事に持っている癖に,神や仏となると,途端に信じない,そんなもんは居ないっちゅうのも,何だかなあって所ですからね。

 一言で言えば,この世はすべてでっち上げ!,同じでっち上げなら,踊りゃな損損~♫ですよ~♡

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1 これは今朝の日経の朝刊のどっかの下の方にひっそりと載っていた記事です。

 知財やってても見落とした人も多いかもしれません。ま,たまにはまともな知財の話でも書こうかなあって所です。気紛れなもんでね。

 日経の記事によると,インテルとBMWと大幸薬品の3社に,初めて歌詞のない音だけの商標で登録が下りたってことです。

 商標って簡単なようで難しく,それはここでも書いた通りです。難しくいうと,自他商品等識別力がどの程度あるかっていう話です。

 そこでの例のとおり,森進一の真似をするときに,「こんばんはもり~しんいち~です」と言わないのに,森進一の真似だとわかる,これはモノマネのレベルとしては高いわけです。

 今回,インテルとBMWと大幸薬品の3社に歌詞なしで認められたというのは,そういう意義があるというわけです。

2 音の商標は,今から2年と少し前,2015/4/1~認められるようになったものです。このブログのでもその経緯は書きまして,音の商標のことも書いております。
 やはりこう見ると,歌詞つきが多いですね。

 で,せっかくなので,各社の,恐らくこれだろうというのを検索してみました。
 
 まずはインテルです。
 恐らく商願2015-29981(平成27年(2015)4月1日出願)と思われます。 
image
 指定商品は,9類のコンピュータハードウェア等です。


 つぎに,BMWです。
 恐らく,国際登録1177675(平成27年(2015)8月18日)と思われます。
 image
 指定商品は,12類のMotor vehicles等と,35類があります。

 最後は大幸薬品です。
 恐らく,商願2015-29809(平成27年(2015)4月1日)と思われます。
 image
 指定商品は,5類の薬剤です。

 ただ,私は楽譜は全くわかりません。特許庁ではこういうのがわかる審査官を置いているらしいですが,侵害事件のときは一体どうなるのでしょうねえ。

3 追伸
 午後になって,特許庁から,きちんとしたものの開示があったようです。
 ま,私の推測は全部当たりましたが,音も聞けるので,こちらの方がいいでしょう。

 さて,折角なので,別の話にしましょう。
 最近,びっくりしたのは,安室奈美恵引退です。え!何でって感じでした。マジで。

 殆ど音楽を聞かない私(ちなみに「本」も殆ど読みません。),実は,日本のアーティストでコンスタントに聞いてる,唯一の女性が安室ちゃんですね。

 あ,所謂小室ファミリーのころは全くです。Try meっていい曲だなあと思っていたら,変なヘニャヘニャした感じに様変わりして,ウエーってなもんでした。
 そうそうTRFが出たときも,おおZOOの偽物が出てきたわ~と思ったら,偽物が本物を駆逐してしまいましたねえ。あれにはびっくりです。

 ま,所謂TKサウンドで,まだましな曲って数曲しかないですが(私の思うところですよ,勿論),何よりも気に入らないのは,歌詞です。
 TKの歌詞って,何ちゅうかバカ丸出しというか,小学生の夏休みの宿題ちゅうか,はあ何じゃこれ?!っていうのばっかりです。ただし,洋楽ファンが聞いてる流行りのソウル・ミュージックとかヒップホップとかの歌詞も酷いですけどね。

 言葉って頭の良し悪しが如実に出ますね。こんなブログで人のこと言えるのかって?いやあ金を払ってくれる人にはちゃんとしたマシなもんを出しておりますので,ご心配なく~♡

 なので,世の中の主流がTKからモー娘。系のつんくPに行ったときは,ああ良かったなあと思いました。歌詞が随分マシになりましたから。

 とは言え,その頃(ちょうど20年前くらいでしょうか・・・)の安室ちゃんブームで良かったこともあります。その頃の私は,ソニーでエンジニアしていた頃ですが,もう不良社員もいいところ,なので・・・おっとこれ以上はさすがにマズイかな。。

 で安室ちゃんの話に戻りますが,私が安室ちゃんを聞き始めたのは,小室ファミリーをやめて少し経ったころからです。

 自宅のPCの音楽ソフトを見ると,Queen of Hip-Popから殆ど揃えてましたね(勿論,最新の_genicもあります(これはiphoneにも入れてます。)。)。
 時期的に,修習生になったころからなので,時間が出来て聞き始めたのだと思います。

 だから私の感覚としては世間と違うのですね。世間ではあの一世を風靡した過去の名歌手が今更何故?という書き方です。
 でも私は,え,もう新譜でねえの?プリンスと同じじゃん!てな反応です。

 ですので,安室ちゃんが過去の人だと思っている人は,本当浅はかだあ~と思いますよ。小室ファミリー辞めてからの方がずっといいですって。
 まずは最新作(2015)の_genicですかね。これもオリコンの1位でプラチナ・アルバムになっております~。お試しあれ。


 

1 カテゴリーの難しい話です。
 表題のTROZUM H1というのは,最近買ったスマートウオッチですね。

 どこのブランド?,聞いたことねえやという人が大半だと思います。勿論,私も聞いたことがないし,どこで作られたかもわかりません(恐らく中国本土だと思いますが。)。

 でも基本そんなことはどうでもいいのです。黒い猫でも白い猫でも,鼠を捕るのが良い猫なのですから。

 
 こんな感じですね。
 時計の画面はスマートウオッチでよくあるパターンで,様々に変えられます。
 例えばこんな感じに,です。
 
 
 で,何故これを買ったかというと,もう単純な理由です。サーフィンのときの画像を撮りたい~からです。

2 最近は,GoPROの成功によりアクションカメラの市場が盛んです。
 このGoPROの創始者の人もサーファーだったらしく,自分のサーフィンやっている所を撮りたかったのだと思います。

 我が古巣のソニーも,こんな感じで出しております。
 ま,昔のソニーファンからすると,むしろ一番にソニーが出すべきで,二番煎じなんてねえ~と思われるでしょうが,これが時の流れってやつです。
 ただし,二番煎じ狙いはソニーだけではなく,様々な日本企業が二番煎じのアクションカメラを出しております(ちょっと検索すればすぐわかります。)。

 で,このアクションカメラ,欲しくなる要素はあるのですが,ネックとなることが2つあります。
 1つは,結構高い!まあこれはしょうがない所です。それに一回買えば終わりなので,まあ我慢できるかなって所です。

 で,問題はもう一つです。それはわざわざ何かに取り付けたりしないといけない,ってことです。

 例えば,元FIパイロットのミハイル・シューマッハがスキー時に怪我をしてしまったというのは有名な話で,残念ながら未だ回復したという報は聞きません。
 そして,この原因の一つとして,ヘルメットにつけていたGoProの取り付け部品等により傷害の度合いが大きくなったのではないかと報道されたりました。

 サーフィンのときは,ハワイノースのパイプラインでもない限り,ヘルメットなんてしませんので(逆に言えば,サーフィン用のヘルメットってあります。),サーフィンの動画をGoProで撮る場合,板につけるか,手に持つかということになります。

 板につけるのは面倒ですし,ワイプアウトのときに,それに当たってシューマッハの二の舞いになりそうです。じゃあ手に持つかって,それが出来るのは本当一握りのプロクラスの上級者でしょう(テイクオフのとき,どこに持つのでしょうね?!)。

 でも,サーフィンのとき,唯一つけるデジモノというか装着具があります。それにカメラが乗れば,もうこの問題はほぼ解決~何かというと,そう時計ですね。

3 私の場合,サーフィンのときはGショックを使っています。
 実は,このGショック,司法試験も2回試験もくぐり抜けた持ちの良い優れ品でして,もう15年近く使っていると思います(ソーラーパネル内蔵なので,電池も替える必要なしです。)。

 なので,こういうGショックにカメラが付けばなあ,最近,カシオもスマートウオッチのGショック版みたいのを出したようだから,本当カメラが付けばなあと思っていたのですが・・・,付きませんでした。

 他のそれっぽいメーカー(ガーミン,ニクソン,・・・)の,防水スマートウオッチはあるのですが,何故かカメラが付いていないのです。

 まあわかりますよ。恐らく,盗撮を恐れたんでしょうなあ。
 今のスマホでも盗撮する人は多いですもんね(現役の裁判官でも居ましたね。私と同期で法務省出向中の人でも居ました。でも弁護士はあんまり居ませんね。そんなの,金を出せばいくらでも何とかなることを知ってますし,だから逆に金絡みの不祥事が弁護士には多いわけです。)。

 ですが,私のように,アクションカメラと時計を合体してくれれば,いくらでも買うのになあ~というニーズは沢山あると思うのです。

 このArrowというスマートウオッチは実に良いのですが,防水機能はないようで・・・残念です。

 と,このように結構一所懸命に探したのですが,防水スマートウオッチでカメラ付きというのは,本当にないのです。

 ですが,夏休み後,ふと思い出して,再再・・検索したところ,発売したての,表記のスマートウオッチを見つけたわけです。

 ふむふむ,スマートウオッチで,そこそこの機能はある,ほんで,カメラは500万画素くらい~まあいいでしょう,そして,防水,IP68~,おおいいんじゃな~い,そして,おお,値段も100ドルしないねえ,良いねえ,ということで,日本のECサイトではなく若干の不安はあったのですが,ポチることにしたわけです。

4 機能は確かに凄いです。この値段でここまで付いてるの?って感じです。
 
 これは方位磁針の画面です。

 
 続いて,標高です。GPSの素子が入っているらしく,こんなものもわかります。

 
 今度は気圧です。こういうセンサーまで入っているのか~若干怪しいなあと思いますが,表示はされます。

 
 最後は心拍です。筐体の裏に,それっぽい素子がありますので,これはある程度正しいようです(これと連携したマラソン,ウオーキング等々の画面もあります。)。

 その他にも,当然プラウザも見れ,グーグルの音声認識のアプリ,グーグルマップも使えます。あと,SIMを挿せば,独立して携帯電話としても使えるようです(私には不要なのでやってませんが。)。
 まさに,小さなスマホです。

 操作は,そんなに難しくありません。添付のマニュアルは英語なのですが,別段わからなくても大丈夫です。ボタンは,右下のパワーしかありません(この辺もスマホですね。)。
 ちょっと不安だなあという人にも,最近流行りの動画マニュアルみたいなものがユーチューブで公開されておりますので(例えば,これ(https://www.youtube.com/watch?v=Jj8AneZVXiA)。),安心じゃないかと思います。

 ただし,唯一,うーんどうすればいいのだろうと数時間わからず,マニュアルを見てもわからなかったのが,メインの時計画面の変更ですね(一番上の写真から二番目の写真のようにする方法のことです。)。
 これは時計画面自体を長押しすると,変更できます(マニュアルも分かるとああそういう意味なのかって思います。)。

5 で,問題は,主題のサーフィンです。
 まさかよくある,実は防水機能なく,一発でオシャカ~のパターンもあり得る所ですからね。

 ということで,昨日,久々のサーフィンに行ってきました。そこで,実際のサーフィンで使ってみました。
 まずは,岸からの波です。
 
 こんな感じです。まあ500万画素なので,この程度です。iphone以前に持っていたガラケーの写真を思い出します。
 とは言え,これは岸からです。さあ,海に行きますよ。パドリングで水の中に入ります~。

 
 これは波待ちしているときの沖の写真です。板と時計をしている左腕が少し写っています。

 おおー防水機能バッチリだったわけですね。そうなのです。昨日は久々のサーフィンで,私に適した大きさの波だったこともあり,張り切ってパドリングして,派手にワイプアウトも何度もしました。

 でも,上の写真をご覧のとおり,中に水が入ることなく,正常に機能したわけです(上の写真の一部は,昨日以前ではなく,今日事務所で撮った写真です。)。

 いやあ凄いですわ。全然期待していなかったのに,この性能~それは素晴らしいものです。
 兎に角,このTROZUM H1を出したメーカーには大拍手です。御託ばっか口先ばっかで旧態依然の日本のメーカーって本当ダメですわ。

 日本製を謳ったマウスコンピュータで大失敗したせいもあるかもしれませんが,もう工業製品は中国製に限りますなあ。偉大なるイノベーターに乾杯って所です。

6 とは言え,褒めるだけじゃ,このブログらしくありません。やはり貶してナンボ,悪口でナンボのこのブログです。

 上記に写真を2枚載せましたが,大事な写真がないですよねえ。だって,何のためにこれ買ったんでしたっけ?,サーフィンの写真用です。なのに,実際自分がサーフィンしている写真や,それは無理としても,サーフィンしている目線の写真もありませんよね。

 この時計,表示が有機ELなのですが,直射日光だと,もう殆ど視認できないのです。
 
 これは,昨日朝飯を買った辻堂近くのコンビニで,その時計を撮ったものですが,表示は,上の室内での画像と同じステイタスです。一番上の写真と同じ表示のはずです。
 ところが,日光のある場所だと,この写真くらいしかわからないのです(よく見ると時計の表示がうっすら見えます。)。

 ほんで,海の上です。もう何が表示されているか,さっぱりわからないのです。だから,今カメラのモードだとか,それは分かってもスタートのボタンだとか(あ,そうそう,基本,操作方法はスマホと同じで,フリックだとかスワイプだとかで画面遷移をして,タッチで入力します。),まあ見えにくいこと,見えにくいこと。

 なので,海で撮ったまあ見れる写真は上くらいのものでした。ビデオも撮れいくつか撮ったのですが,見れるものはさっぱりありませんでした・・・。

 一緒に行った友人からは,いい波が来ているのに,時計ばっか見てましたねえと後で言われましたが,もうそれドコロじゃない~っつう感じでした。老眼も相まって,時計をこすり,目をこすり・・・何してんだろうという本末転倒の時間が多かったです。

 結構これは致命的な感じですが,輝度の調整は出来るようなので,再チャレンジします。

 次に,まあしょうがないのですが,電池は持ちません。
 満タンでサーフィンに行って,帰りの着替えのときにはもうエンプティサインが出ました。正味3時間少ししか持たないと思います。
 
 パワーをセイブするような使い方をしないと日中いっぱいもつということは無理でしょうね。でも,逆にそうすると,上記のとおり視認は悪くなるでしょうから,使い勝手はダメダメということになります。

 あと,これがあるともっと良いことですが,カメラの画素は上記のとおりなので,もうちょっとあるといいですね。でもこれはメモリとの兼ね合いでもあります。

 そして,カメラの位置も固定なので,動かせるともっといいです。
 上にこれで防水があったらなあと書いたArrowは,カメラがベゼル上にあり,動かせるようで,そこはよく考えたなあと思います。ま,こんなに動かなくてもいいので,自分撮りができる角度に変えられるか,スマホ同様2つカメラを設けるか,ですね。

 防水機能もサーフィンなので,これもいいっちゃいいのですが,もう少しあると(5気圧防水くらい)いいかなあと思います。

 とは言え,これだけできて1万円しないのですから,我慢できる範囲かなあと思います。

 ま,日本のメーカーも頑張って頂きたいと思います。
 
7 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。

 本日はここ,品川駅裏の京浜運河に来ております。
 
 今日は暑かった東京(28.9度の最高気温),空も夏~って感じですね。しかし,もう彼岸を過ぎてしまいました。セミの声をまだ聞くことはできますが,秋ですねえ。

 そして,いつものとおり,山本橋で締めです。
 
 穏やかな普通の日,それ以上でも以下でもないです。しかし,先週までもう色々あった私には良くも悪くもない普通の日が一番良いです。
1 端緒
 夏休み前に,こんな感じの記事を書きましたが,一応全部の結論が出ましたので,そのまとめということですね。

 この記事に書いたとおり,今年の健康診断に一部悪い項目があったのですが(例のクレオでやるやつですね。),それが腫瘍マーカーのCA19-9でした。

 通常の所は,大体37u/ml以下で,それが今年は100近くあったのです。
 実は,昨年もこの項目はイマイチで,しかし経過というか,秋口に再測定した所,通常近くに落ち着いていたので,まあ大丈夫だろうということになっておりました。
 
 しかし,今年もまた高値!高値安定~ちゅうのも,本当もの次第ですね~。ムフフ。

 で,若い人や健康診断をあまり受けていない人のために一応説明しますと,このCA19-9が高いと膵臓がんや胆道がん等の可能性があるってやつなわけです。

 さすがに二年続けて高値なので,これはマズいかも~ということで焦り,何かあったときに行っている病院に行ったのです。
 ですが,そこでは,精密検査をやらないといけないからうちでは無理~マジか!~ちゅうことで,まあここ五反田近辺で一番大きい,NTT東日本関東病院に行ったのですね(勿論wih紹介状)。

 しかし,前の記事にも書きましたが,いやあ暗くなりましたよ。だって,膵臓がんだったら,もう悪玉がんの代表!なかなか治りゃあしねえってのはさすがに知ってましたからね。

 ということで,この夏からついこの間まで色んな検査を受ける羽目になったのです。ですので,その辺のことを順を追って書いてみます。

2 造影CT
 まずは,その,もしそうだったら一番やばい感じの膵臓がん関係を見つけるため,造影CTを行うことになりました。

 まあCTはご存知ですね。X線検査であるのですが,様々な角度から撮影し,それをコンピュータ上で再構成することで,輪切り状の画像が見れるってやつです。

 ほんで,造影CTというのは,そのCT撮影時に造影剤を使うものです。
 この造影剤の原理は詳しくはわかりませんが,単純に言うと,血流を見るもののようですね。つまり本来血流のないような所に,はみ出て血流があるようなやつがあると,そりゃガンじゃね,っとなるようです。

 なので,造影CTを撮る場合も,造影CTだけじゃなく,普通のCTも撮ることになります。普通のCTと造影CTで比べて,変な所に変な血流がある!となれば,ガンの疑いが強い!ってなるわけです。

 ほんで,それをやったのは,8月の初めのことでした。
 以前,普通のCTはやったことがありますので,大した手間じゃないことは知っていましたが,新鮮な経験だったのは,造影剤ですね。

 静脈から点滴の要領で造影剤を撮影途中で入れるのですが(何故かは,上記のとおりです。),そのときには,全身が燃えるように熱くなります。
 いやあこれは今まで味わったことのない感覚でしたね。

 何故こうなるのかもイマイチようわかりませんが,造影剤の浸透圧が高いため,それを薄めるように(エントロピー増大の法則の一種ですね。),血管近くの水分を集めようとし,血管が膨張して熱く感じるようです。

 腎臓が悪かったりするとできないらしいですが,今回やったわけです。

 まあそういう感じで造影CTは特段辛い感じもなく終わりました。

 で,結果が分かるまでは,この背中の痛みは・・・とかこの腹の痛みは・・・とやっぱ思いますねえ。精神衛生に良くないこと,この上なしですよ~。

 ほんで,多少緊張して1週間後に結果を聞いたのですが,全く何もなし!ということでした。いやあ,気が抜けました~。

 ま,確かに,他の血液検査の項目には何も異常なし(アミラーゼにしろγ-GTPにしろ),他の腫瘍マーカーにも何の異常もなしだったので,さもありなんってことなんでしょうねえ。
 とは言え,人騒がせとしか言いようがありません。何もなくて良かったことはそのとおりなのですけどね。

 しかし,話はこれでは終わりませんでした。

 念のため,再度,CA19-9を測り,それが落ち着いた値ならこれでオシマイ,そうじゃないなら,胃カメラと大腸カメラをやろうということになりました。
 ほんで,この辺から何やら罰ゲーム感も出てきたわけです~♡

3 大腸カメラ
 皆さんの予想とおり,CA19-9は高値安定でした(100くらいでしたっけね。)。
 つーことで,大腸カメラと胃カメラをやることになりました。まずは大腸カメラです。

 やったことがある人は分かると思いますが,大腸カメラ自体は大して辛くもないのですね。でも,その準備が相当面倒で辛いのです。

 要するに,大腸からうんこを全部出さないといけないのですね。うんこぐらい透視する内視鏡を開発すりゃあいいのに,現代の最先端の技術といえども,うんこには勝てないのです。何ちゅうこと!うんこごときにね~♡

 ま,そんなガタガタ文句言ってもうんこは捻り出さないといけないのです。
 やったことのない人のために書きますと,まず前日の寝る前に下剤を飲みます。
 
 でもねえ,私のように何もしなくてもきちんと毎朝うんこが出る人にはオーバースペックですわ。もう,明るくなる前,そうですねえ,早朝3時くらいに猛烈に腹が痛くなって(下痢の腹痛感です。),うんこに行き,だからと言ってそれからそんなに寝れないですよね。

 で,その大腸カメラの当日ですが,仕事なんて無理です。
 私は知らなかったので,看護婦さんに,いやあその日は職場から病院に来るつもりですが・・・と言ったところ(下剤をもらった1週前ですね。),はあ?みたいな顔をされましたね。

 どういうことかというと,朝の9時くらいから,洗腸剤(勿論下剤成分入り)というものを2時間に渡り,2lほど飲むのです。そして,その洗腸剤を500mlほど飲んだ1時間くらい経ったあたりから,急速にもよおします!
 何をって,うんこです。

 それからほぼ10分おきくらいにトイレに行かないといけません。そんなので仕事になるわけがありません。まあ仕事しててもいいのですが,トイレが塞がったときは命取りになりますね。

 最初の方は,固形物があるので,逆にある程度我慢は出来るのかもしれませんが,数回後,ほぼおしっこか?っちゅうくらいになります。そうなるともう我慢って出来ないと思いますよ。
 ケツの穴から液が漏れる~ちゅうわけです。

 そんなこんなで2lくらいある洗腸剤を全部飲みきるころには,おしっこみたいなうんこになり,それで漸く大腸カメラできる状態になるわけです。

 これで午前中が全部潰れます。

 さて,準備が終わり,病院で着替え,大腸カメラとなるのですが,ここからはもう楽です。
 鎮静剤みたいなものを点滴様にしながらやりますので,普通の人は寝ている間に全部終わります。

 まあしかし,私の場合,後々考えるとそれがいけなかったかなあと思うのですが,鎮静剤みたいなものが全く効きませんでした。なので,内視鏡を操る医者と話しながら,その様子を見ていたわけです。

 で,その検査も終盤も入り,何もなく終わりか~とぼんやり見ていたときに,出ました,ポリープです。
 医者から,いいよね取って,ということで,どうぞどうぞ~ってな具合でした。今や凄いもんですね。内視鏡だけで何でも出来るのです。くるっと縛ってプチ!ってな具合です。
 結果が出るまでは時間がかかりますが,別に痛くもありませんし,辛くもありません。

 大腸カメラはそんな感じです。
 ポリープ切除が無ければ,何のあと始末もありませんが,私のようにポリープ切除があると,酒は1週間くらい飲めないし,運動も激しいのはダメになります。サーフィンは?と聞いた所ダメでしたので,先週は,台風にかかわらず,サーフィンは出来なかったのですね。

 これは何のためかというと,ポリープ跡からの出血の防止ですね。
 クリップみたいなもので,ポリープ跡を挟み,あとは自然治癒を待つということになるのですが,腹に強い力がかかったり,出血しやすい状況(アルコールや入浴で血流が良くなったりするらしいです。)を避けるということにあるようです。

 ですが,ポイントは,準備がクソ面倒だなあということですね。

4 胃カメラ&再びの大腸カメラ
(1)胃カメラ
 で,胃カメラの方は,大腸カメラの1週間後となり,その日を迎えました。
 胃カメラの方は何回もやったことがあるのですが,ここ最近はやっておりません。

 何故かと言うと,簡単です。ピロリ菌陰性だということが数年前にわかったからです。ピロリ菌が居ないとほぼ胃がんにはならないらしいですね。
 ですが,東芝の問題と同様(東芝以外にも日本はこの手の問題ばかりです。そう言えば,ロースクールもこの問題ですね。),決まったことはやめられない日本です。

 何のことかというと,今回の一連の罰ゲーム~じゃなかった検査の端緒になった,弁護士会の健康診断ですが,胃がん検診については未だにバリウム飲んでのレントゲン撮影です。
 当然私はやりませんが,素直ないい子ちゃんばかりの弁護士では未だにこれをやるのですね~アホらしい。で,逆に,ピロリ菌検査は?というと,オプションでもありません。

 ね,決まったことをやめるのがいかに難しいかということがわかります。結構なレベルの人達がピロリ菌と胃がんの,相関関係,いや因果関係と言ってよいでしょう,を知っているにもかかわらず,未だピロリ菌検査がデフォルトで採用されていない,この現実~。

 ま,わかりますけどね。胃がん検診の設備や技師,それらが実は全く不要~,そうなったときの後始末が大変なわけですよ。
 ビルマから一山越えてインドの英拠点を落とし,中国の補給ルートを断つと決めたら,もう何が何でも山越えて,いくら犠牲が出ようが何人死のうが,兎に角,インパールを目指す,ってわけです。
 
 点の教育からプロセス重視の教育,多様性溢れる豊かな法曹を目指すと決めたら,需要が無かろうが,不祥事が続出しようが,そもそも教育できなかろうが,兎に角,涅槃(ニルバナ)を目指す,ってわけです。ナンマイダー。

 だって,ここでもちょっと書きましたが,例の白ブリーフの同級生,以前,飲み会欠席したとき,何で欠席したのかと後で聞いたら,バリウムが腸で固まって死にかけた~ってことでしたからね(確か開腹手術したとか言ってたような。)。

 それって,裁判所の定期の健康診断での胃がん検診のバリウムですよ。アホらしい話だと思いませんか。
 
 ピロリ菌の検査って色んな方法があります。簡単なのは,血液ですかね。あと呼気もあるらしいです。それだけで済むのです。
 で,それで陰性なら,もうあんな0.01Sv近くの被爆量のあるレントゲン撮影なんか,ただの自殺行為ですわ。しかも腸で固まる虞のあるバリウムなんて。

 ちょっと長くなりましたが,このブログを読んでいる人で,私くらいの年格好の人も多いと思いますね。なので,ガンは気になる所でしょう。
 だからと言って,官製の,決まりきった,ツッコミを受けない,ものを無批判にやり続けるというのはちょっとどうかなあと思いますよ。

 胃がんが気になるなら,まずはピロリ菌検査です。兎に角,胃がん検診のレントゲン撮影は回避しないと。

 で,話を戻しますと,まあ念のためということなので,胃カメラも久々やることになりました。

 大腸カメラに比べると準備は簡単ですね。朝飯を抜けばいい~だけです。ただし,胃カメラ自体は辛いですね。何回やっても本当慣れませんわ~。
 寝ている間にやれる大腸カメラに比べると,本当大変です。

 さて,胃カメラの方は,当然何もなしです。終わった後に医者に,まあそうでしょうね,ピロリ菌陰性でしたから,と言ったところ,ああそうでしょうね,そういう胃でした~ということでした。

 なので,本当,胃がん検診なんかとっととやめて,ピロリ菌検査をデフォーにして,ピロリ菌が陽性なら,除去に進む~他方,それ以外の人は基本何もしない~,ってするべきですわ。そうすると,医療費の何分の1かはセイブできます。

 あ,そうだそうだ,また脱線しますが,現在日本の医療費は40兆円で,そのうちの10兆円が薬の分で,医者に行くのは30兆円らしいです。
 で,日本の医者は今,おおよそ30万人居るようです。

 そうすると,医者一人あたりのパイが計算できます。単純な割り算で,1億円ですね。

 じゃあ弁護士の方はどうか?となります。現在日本の法務費用は,5~6000億円のレベルだそうです(1兆円はないってことでした。)。 
 で,日本の弁護士は今,おおよそ4万人です。

 そうすると,弁護士一人あたりのパイが計算できます。単純な割り算で,1千万円少し,ということになります。

 何が言いたいかというと,医者や弁護士と一括りに言われますが,パイの大きさからすると,10倍(ワンオーダー,1桁ですね。)も違うということです。
 
 弁護士に比べて医者は10倍いるけども,マーケットの大きさが100倍なので,いまだブルーオーシャン~,インチキ臭いコンサルならこう結論づけるでしょう。
 耳聡い弁護士が医学部に通っているという話もちょくちょく聞きますが,マーケットの大きさから言うとそりゃそうだなあってことですかね。

 おっとこんな議題なのに,逸れること逸れること~このブログらしいですわ。

 さて,話を戻すと,このブログを見ていてピロリ菌検査をしていないという人は,即やった方がいいということですかね。
 あと,私も胃カメラは何の異常も無かったということです。

(2)再びの大腸カメラ
 で,何で再びの大腸カメラになったかというと,単純です。血便が出てしまったということです。

 別に医者からの決まりを破って,大酒飲んでソープのはしごをして,ついでに○○をホジホジしてもらい,さらに走って江ノ島まで行き,サーフィンを2連ちゃんやったなんてことはありません。

 消化のよいものを食べ,勿論アルコールも抜き,運動も控え,大人しくしていたのに,胃カメラの当日の朝のうんこに,うん?むむむ・・・これは赤黒いーちゅうべきだなあ~という状況があったからなのですね。

 なので,胃カメラの医者にそういうことを言ったところ,いや胃や十二指腸からの出血の可能性もあるので・・・(急にそんなことがあるわけねえだろ,アホか,と思ったことは言うまでもありません。),となり,そのまま胃カメラをやった話は上のとおりです。

 で,まあ胃がなんともないということは,当然,大腸カメラでポリープを切除した跡から出血している・・・で,またまた大腸カメラになった次第です。

 本当,罰ゲームになってまいりました~。
 今度は,病院で急遽決まったため,洗腸剤は病院で飲むということになり,多少準備は楽でした(洗腸剤の用意とかは看護婦さんにやってもらいましたからね~♡)。

 しかし,また2時間であの洗腸剤を2l飲まなきゃならず,当然トイレとの往復運動もしなきゃならず,面倒というかもう100%面倒です。
 で,大腸カメラ自体は楽なもんでした。というか,先般,上記のとおり鎮静剤が全く効かなかったため,今回は量を増やされ,ずっと寝ていたからです。なので,止血で血管を焼き切ったとか言ってたので,もう大丈夫なのでしょう(寝起きに言われたので,よく覚えとらんのですわ。)。

5 結論
 ということで,全部の検査が終わり,最初の大腸カメラで切除したポリープの生検の結果も上がってきました。

 ま,当然良性ですね。ただし,医者曰く,良性でもそのうち悪性になるってことですから,見つかって良かったということでしょうか。でも,その医者が言ってたのは,このまま放っておいたら,70歳を過ぎたくらいに取り返しがつかなくなるってことでした。
 
 しかし,70歳って,別の要因で死んでるかもしれんし,血便も出て,本当に良かったのかしらんって思いますけどね。

 さてさて,何の話でしたっけ。
 あ,CA19-9の高値安定の件でしたよね。
 上記のとおり,ポリープは良性でしたから,結局原因は不明です!

 メインの消化器内科の医者に,それでも健康診断でやる意味あるんですかねえ,と聞いたところ,いや,来年もやって同じ値くらいだったらもういいんじゃない,ということでした。 
 大腸カメラの医者にも同じことを聞いた所,ああ腫瘍マーカーって一度ガンになった人がやるやつだからねえ,とのことでした(この意味はわかりますよね。)。

 個人的には,これも胃がん検診と同様の感じはしますね。健康診断のお代が変わらないのならまだしも,腫瘍マーカーって別料金なのですよね。
 しかも,今年は上記のとおり無茶苦茶検査を受ける羽目になり,弁護士の10倍のパイを持つ金持ち集団を更に儲けさせることに一役買うことにもなりました。

 今の思いは,来年はもう腫瘍マーカーやめよう~♪って感じです。という,なかなかハードな罰ゲームでしたな(何の罰なんでしょ。)。

 若い人には全く関心はないと思いますが,みんなそのうち歳をとりますので。長い話にお付き合い頂き,ありがとうございます。
 今後は仕事に専念できるので,それは何よりでしたかな。あーあ。

6 追伸
 ついにひよっこ,来週で終わりですね。

 前のべっぴんさんが酷かったので,ええ!もう終わりなの~って思います,実に。

 別にモデルが居なくても,主人公が何かを成し遂げるとかいうことが無くても,十分に面白いドラマは出来るということですかね。
 ま,ここで何度も書いているとおり,ドラマは脚本次第,つうことです。

 で,ここしばらく,恋のうたという,太田裕美(本当に?)が歌う挿入歌が流れています。

 しかーし,その曲,流れてくるとどうしてもあの曲を思い浮かべずにはいられません。それは,さよならを教えて,です。

 元々は洋楽なのですが,私が知っているのは,戸川純!のバージョンです。
 戸川純と言えば,私くらいの世代,しかも私は小さい版のころの宝島読者でしたので,もう正面バーンです。

 ゲルニカ,とかね。色んなことをやっておりましたが,曲で覚えているのは,この曲くらいです。日本語の歌詞は凄い歌詞なのですが(ぐぐってください。),ひよっこを見ながら,戸川純を思い出す~同世代で結構多いのではないかと思います。

 私は待っているわ~愛してくれるまで~貴方を待っているわ~さようなら

 という歌詞でしたかね。まああまり引用すると著作権のウンタラカンタラが面倒なので,このくらいで。

 兎も角,来週でひよっこは最後です。
1 概要
 本件は, 一審原告(国立大学法人旭川医大),一審被告(NTT東日本)及びNTTファイナンス株式会社は,一審被告が一審原告のために病院情報管理システム(本件システム)を構築し,NTTファイナンスをその所有者として一審原告に本件システムをリースすることを目的とする契約を締結したが,同契約の目的が達せられなかったことについて,一審原告及び一審被告が各請求をする事件が併合審理されている事案です。

 要するに,よくあるベンダーとユーザー間のシステム紛争です(NTTファイナンスが登場しておりますが,これは上記のとおり,契約の形態がリースなので,現れているだけです。通常のシステム紛争と考えて大丈夫です。)。
 ただし,上記のとおり,登場人物たちがメジャーな上に,訴額もデカイので,私のような野次馬も大集合という所です。

 で,一審では,本件システムを開発するための一連のプロジェクト(本件プロジェクト)が頓挫したことについては,一審原告に2割,一審被告に8割の責任があるとして,一審原告の請求については,3億6508万5426円及びこれに対する平成23年4月2日(第1事件の訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年6分の割合による遅延損害金の支払を求める限度で,一審被告の請求(主位的請求)については,3億8386万1689円及びこれに対する平成22年9月3日から支払済みまで年6分の割合による遅延損害金の支払を求める限度で,それぞれの請求を認容し,その余の一審原告及び一審被告の請求をいずれも棄却したようです。

 要するに,痛み分けってわけです。双方とも責任があるけど,ベンダー側のNTT東日本の方が責任が重大!というわけです。

 さて,本件ですが,札幌高裁の第3民事部(竹内さんの合議体ですね。)は,一審とは異なり,一審原告の請求を棄却して, 「一審原告は,一審被告に対し,金14億1501万9523円及びこれに対する平成22年9月3日から支払済みまで年6分の割合による金員を支払え。 」という,一審原告の方に多くの責任があると認定したわけです。

 旭川医大としては,違うベンダーにやってもらったお金も払い,今度はNTT東日本にも払い~ということで踏んだり蹴ったりというわけです(一審の報道はこちらから。)。

 昨日に続き,特許でも知財でもありませんが,まあ広い意味で両方ともITに関係するものってことでしょうか。

2 問題点
 問題点としては,システム紛争の典型です。
 仕事は完成しているか?→完成しているなら瑕疵はどうだ?
 という手順で考えるってやつです。

 システム紛争って結局請負の話に過ぎませんので,大工さんが家の建築を請負った場合と基本は変わりません。家が完成したら,お金がもらえるし,完成していなかったら,お金はもらえない,ということです(民法633条)。

 そりゃ細かい色んな点はありますよ,システム紛争特有のね。でも,専門家は色々なことを言って,ほら素人さんには無理でしょ,うちに頼まないとダメでしょ,ってなりますが,基本を押さえておけば,結構何とかなります。

 その基本が,仕事の完成があるかないかという,メルクマールです。

 この点について,一審(旭川地裁平成23年(ワ)第99号,平成23年(ワ)第148号,平成28年3月29日判決)では,こういう風に判断しました(私の使っているデータベースでは検索できましたが,裁判所のサイトには蓄えられていないようです。)。

(1) 平成22年1月3日の時点における完成の有無について    
ア 前記1(8)キのとおり,被告は,平成21年12月28日には,試験の実施をしていない一部項目を除いて,総合試験に合格したとする総合試験成績書を原告に提出しているところ,被告は,同成績書等を根拠に,平成22年1月3日までには本件システムは完成していたと主張し,L1PLもこれに沿う陳述をする(乙524〔40ないし43〕)。    
イ しかしながら,前記前提事実(2)キ,前記1(4)ソ(イ)に照らせば,本件システムは,本件要求仕様書等において原告が要求し,被告が本件技術仕様書等において提供することを約束した機能等が実現され,稼働する状態が達成されて初めて完成とみなされる。      
 ところが,前記1(8)キによれば,本件システムについては,平成21年11月には総合試験を開始していたと認められるところ,前記1(7)サ,スのとおり,同月14日に実施されたプレリハーサルにおいては複数の不具合が発生し,同月28日の第1回外来リハーサルにおいても,やはり複数の不具合が発生していた(被告は,不具合の原因は,端末の設置場所の変更や設定の誤り等にすぎないというが,同リハーサルで確認された不具合がおよそ本件システムの完成度と無関係であると認めるに足りる証拠はない。)。また,前記1(8)ウ,エ(イ)のとおり,被告は,同年12月9日,不具合の存在等を理由に平成22年1月の稼働開始を延期したい旨申し入れ,その結果,平成21年12月13日に予定されていた第2回外来リハーサルも中止される事態となっている。しかも,前記1(8)オのとおり,同日実施された被告のスルーテストでは,複数の不具合が発生していたところ,前記1(8)カ(ウ)のとおり,その原因として,L1PLは,十分なテストができていなかったことを認める発言をしている。      
 加えて,前記1(9)エのとおり,平成22年1月18日の第16回専門部会では,原告から,被告の作成した資料に記載されていない不具合があることが指摘され,被告が試験項目数やマスタ設定数の設定に不備があったこと,開発が完了したとの判定に不適切なものがあったこと,試験の実施方法に問題があったことを認め,謝罪し,今後は修正や変更後のテストを徹底すると述べるに至っている。      
 そして,前記1(9)オのとおり,原告が平成22年1月から同年2月にかけて本件プロジェクトを継続するか否かを判定するため本件システムの完成度を評価したところ,その結果は,最終的には6WGにおいて「否」とされ,総合評価も「否」とされている
 加えて,前記1(9)クのとおり,平成22年3月16日に被告が原告に提出した「プロジェクト再開に向けてのご提案」と題する書面(甲15)においては,平成22年3月に不具合改修・開発を行うこと,同年5月上旬までに自主的品質点検を行うこと,その上で納期を平成23年1月又は平成22年9月下旬とすることが提案されている。    

ウ こうした経緯を踏まえると,前記1(8)キのとおり,被告は,総合試験を終了したとして,平成21年12月28日,原告に総合試験成績書を提出しているものの,その内容をたやすく信用することはできないというべきであって,平成22年1月3日までに本件システムが完成,すなわち稼働する状態を実現していたと認めるに足りる証拠はないというべきである。

 まあ,色々出来ていない所があるよね~,これじゃあダメなんじゃない~って所です。
 
 で,結論が一審と違うってことは,札幌高裁はどう判断したのでしょうねえ。

3 判旨
「争点(2)(平成22年1月3日又は同年4月26日の時点における本件システムの完成の有無)について
    (1) システム開発では,初期段階で軽微なバグが発生するのは技術的に不可避であり,納品後のバグ対応も織り込み済みであることに照らすと,バグ等が存在しても,システムを使用して業務を遂行することが可能であり,その後の対応で順次解消される類のものであれば,仕事が完成したと認定すべきである
    (2) 上記の見地から検討するに,以下のような事実に照らすと,本件システムは,遅くとも本件解除時(平成22年4月26日)までには,一審原告の協力が得られずに保留せざるを得なかった1項目を除き,全て完成していたものと認められる。
      ア  リハーサルの実施について
        (ア) 平成21年11月14日実施の外来プレリハーサルでは3点の不具合が指摘されたが(認定事実(7)サ。ただし,「各種帳票の調整(フォント,印字位置等)は,追加開発要望であると認められる。),同月28日実施の第1回外来リハーサルまでには全て修復された(甲9の2,甲10の2)。
        (イ) 第1回外来リハーサルでは9点の不具合が指摘された(認定事実(7)ス)。
    ・・・
 (エ) このように,遅くとも平成21年12月13日までには,本件システムは外来リハーサルを実施できる程度にまでは完成していた。
      イ  総合試験結果
        (ア) 「単体テスト」は,内部設計で定義した処理ロジックの正しさを確認する過程である。
            「結合テスト」は,単体テストが終了したプログラムを組み合わせて動作を確認するテストであり,プログラムを組み合わせた際の動作に問題がないか,必要な機能が実現できているかどうかを外部設計書に照ら
し合わせて確認する過程である。
            「総合テスト」(総合試験)は,結合テストにより外部設計書どおりの機能が実現できていることを確認したプログラムと,そのプログラムが動作するハードウェア,ネットワーク,利用者端末などを組み合わせ,本番と同じ環境,あるいは本番に近い環境で動作を確認するテストであり,要件定義書等の内容が実現できているかどうかを総合的に確認する過程である。総合テスト終了後は,不合格項目について障害処理票を作成して,バグの除去及び分析を行い,テスト成績書(総合試験成績書)を作成して,プログラム完成に至る。(甲141〔146ないし148,152〕)
        (イ) 一審被告は,同年11月以降,現行システムを本件システムに切り替える際,又は切替後に実施すべき6項目以外の項目について総合試験を実施し,平成21年12月28日,総合試験成績書(乙525の1)を作成した。同成績書では,同日時点での判定として,47個の問題が発生し,12項目が不合格と判定されたが,その後,一審被告は,平成22年1月8日までに全ての問題発生箇所について対応を完了し(一部は,別途部門システムのベンダが対応した。),同月29日までに上記不合格項目のうち10項目を合格とする旨訂正した総合試験成績書の一部差替部分(乙525の2。2項目が不合格のままになっているのは,訂正漏れと認められる。)を作成し,一審原告に提出した。(認定事実(8)キ)
        (ウ) このように,一審被告は,本件システムへの切替時又は切替後に実施すべき6項目を除く項目について総合試験を実施し,総合試験を実施した全ての項目について合格と判定されるに至っている。
      ウ  「技術仕様書未実施リスト」
    (ア) 平成22年1月5日の第15回専門部会で一審被告が配布した「技術仕様書未実施リスト」(甲149)では,本件仕様凍結合意時に本件システムに含めることに合意された機能6486項目のうち,開発未了の項目は57項目のみであった(認定事実(9)ア)。
            上記57項目のうち35項目は,DWH(データウェアハウス)の提供であり,既に完了していたし(一審原告は,DWHの提供のみならず,データの抽出機能までが契約範囲内であると主張していたため,上記リスト上,未完成項目とされているが,これらは分類1に属する項目であり,一審被告が更にカスタマイズを行うということは予定されていなかった。),18項目は,システム移行・切替の最終工程で作業が必要な項目であり,同日時点で完成させる必要がない項目であった(乙524〔40〕)。
            結局,同日時点で未完成だったのは,「(C3-10)栄養管理部門業務1-8-3-3」(甲149〔2〕),「(C4-2)放射線オーダ1-1-2」,「(C4-2)放射線オーダ1-1-13」及び「(C4-2)放射線オーダ1-1-15」(甲149〔5〕)の4項目に過ぎず,これら4項目を欠いた状態でも本件システムを運用することは十分に可能であった(乙524〔41〕)。
        (イ) 同年2月1日の第17回専門部会で一審被告が配布した「技術仕様書未実施リスト」(乙2の17,乙565)では,上記(ア)の未完成の4項目のうち,「(C4-2)放射線オーダ1-1-2」は同年1月18日に仕様が確定し,テンプレート作成が済んだ旨が記載されており,同日時点で開発未了だったのは3項目のみになっていた。
        (ウ) 同年3月16日に一審被告が提出した「プロジェクト再開に向けてのご提案」に添付された「技術仕様書未完了リスト」(甲15〔16-1〕)には,同日時点で開発未了だったのは9項目である旨記載されている。・・・
  エ  「プロジェクト再開に向けてのご提案」
          前記ウ(ウ)の「プロジェクト再開に向けてのご提案」(甲15)は,同日時点における本件システム開発の進捗状況として,「プログラムの不具合」(バグ)112個のうち110個は既に対応が完了しているとしていた(認定事実(9)ク)。
          未完了の2項目のうち,「日本光電への帳票送信データ項目」は,一審原告が確定すべき帳票フォーマットの仕様に関するものであり,平成22年1月14日の内視鏡・病理・放射線RI  WGの席上,5日以内に完成可能である旨が伝えられていた。他の1項目「R1オーダ画面「コメント」欄に,詳細指示画面で入力した文字列が反映されないこと」は,本件技術仕様書上,分類1((C4-2)放射線オーダ)とされており,バグではなく,開発対象外の開発要望であった。(甲166・添付資料6〔3〕,弁論の全趣旨)
      オ  完成証明資料(乙527)
          一審被告が平成22年6月25日までに作成した完成証明資料(乙527)によれば,同日までには,一審原告の協力が必要であった1項目(前記ウ(ウ)d)を除き,本件システムが完成していた事実が認められる。
          上記完成証明資料は,同年4月26日時点での完成度を直接に示すものとはいえないが,同年2月1日以降,一審原告の協力が得られなくなったこと(認定事実(9)オ),上記ウのとおり,同年3月16日までには本件システムは一審原告の協力が必要であった1項目以外全て開発を完了していたこと,本件解除通知後に更にプログラム作成作業を継続していたとは考え難いことなどに照らすと,同年4月26日時点でも同程度の完成度であったと見るのが相当である。 ・・・

 (3) これに対して,一審原告は,本件解除時までに本件システムは完成していなかった旨を主張する。
      ア  一審原告は,外来プレリハーサル及び第1回外来リハーサルで多数の不具合が発生した旨を主張する。
          しかしながら,上記不具合については,全て平成21年12月23日までに対応が完了していたことは,上記(2)アのとおりである。
      イ  平成21年12月13日実施のスルーテストの結果について,一審原告のG副部長が不具合を指摘している(認定事実(8)オ)。また,一審原告側において,平成22年1月から同年2月にかけて実施した本件システムの完成度の評価において,5WGにおいて「否」と評価され,総合評価も「否」とされている(認定事実(9)オ)。
          しかしながら,「否ではないが,他部門等を考えると,心情的には否」とした1WGの評価は,他の「否をつけるほどではない」とした4WGと同様の評価であると考えられ,このような評価をしたWGがあったということ自体,WGにおける評価が客観的なものであったか疑いを抱かせるものである。さらに,一審原告は,分類1及び2についてもカスタマイズを要求することができ,また,本件仕様凍結合意後も追加開発要望を出すことができると考えており,実際,平成22年1月4日以降も,同年3月16日までの間に304項目もの追加開発要望を出し(認定事実(9)ク),一審被告がこれら追加開発要望に応じるべきであると考えていた(第2の3(3)ないし(5)参照)。G副部長も同様の考えであり,スルーテストの結果について不具合を指摘する際も,併せて種々の追加開発要望を出し,一審被告による対応を求めていた(認定事実(8)オ)。
          上記評価は,そうした一審原告による評価であって,本件仕様凍結合意時に合意された開発項目についての本件システムの完成度を正確に評価したものとは考えられない。 ・・・・」

4 検討
 論点はたくさんあるのですが,一番わかりやすいと思える仕事完成の所にしぼりました。
 一審では,重要視されたところが二審ではそうでもないという,結構予測可能性がない判旨でしょうかね。でも,規範はよく使われているものです。

 さて,システム紛争の場合,ユーザーの,こんなバグだらけのシステムに誰が金を払うかよ,バーカ,というのから端を発することが多いと思います。
 そして,ベンダーとしては,システム構築したんだから金払えよ,このしみったれが,ちゅうことで争いになるわけです。

 この紛争が生じると,ユーザーとしては,動かないシステムをそのままにしておくわけにはいきませんから,①元のベンダーをなだめすかして再度やらせる(追加の工数をどう処理するかが,今度は問題になります。様々な力関係で,ベンダーの持ち出しになることもあれば(この場合元の見積額しかもらえないってことです。),ユーザーが追加の料金を負担する(勿論最初の見積額ももらえます。)こともあります。)ってのがやはりデフォーでしょう。
 ベンダーとしても,お客様ですし,長く付き合ってウインウインということもありますし,ユーザーも中途半端な状態で新たなベンダーを探す時間も金も惜しいので,お互い途中で矛を収めるって感じです。

 しかし,ベンダーもユーザーも,お互い頭に血が上ると,もういい!,お前の所とは付き合わん!として,まずはユーザーから契約解除の内容証明郵便が飛んできて(ここでユーザーに弁護士が入ることが多いですね。),それに呼応し,ベンダーも,債務不履行なんかあるかボケ!仕事完成してんだから金払えや,この穀潰しが!ってことになります。この場合は,②ユーザーは他のベンダーに頼み,新たな出捐をして,未完成?のシステムを稼働に持っていくということになるでしょうねえ。

 で,この②のパターンが,訴訟にまで発展するシステム紛争の典型的パターンです。
 なので,ベンダーとしては,未払いの報酬を求める訴訟になりますし,逆にユーザーは,システム未完成での得べかりし利益の損失や,他のベンダーに頼んだ費用分の損害賠償を求める訴訟になるわけです。

 本件では,両者がほぼ同時に別件で訴訟を提起したようですが,どうですかねえ,通常は報酬を払ってもらえないベンダーが先に訴訟を提起し,その反訴として,ユーザーが損害賠償を求めるというパターンが多いですかねえ。

 でね,ポイントは,上記のとおり,仕事の完成にあるのですが,これが結構分かりにくいっちゅうことです。
 弁護士が入っても(通常の弁護士では筋読みは無理です。だからと言って,IT紛争に長けた弁護士と言えども,今回のように,上訴で判断が変わったりします。),筋読みに苦労するわけで,落とし所がわからないのですね。

 そういう意味では特許の侵害訴訟に似ていると思います。ある程度,1:0の世界ってことです。特許侵害していれば差止や賠償もOK,仕事完成していれば報酬OK損害賠償NGで逆なら報酬NGで損害賠償OKということです。

 で,更に問題なのは,この訴訟類型,兎に角時間がかかります。
 この旭川地裁の一審,H23の提起で,判決があったのが去年です。5年!もかかっております。特許の訴訟も昔は結構時間がかかりましたが,今や大体1年程度です。
 ところが,システム紛争の訴訟って本当時間がかかります。数ある訴訟類型のうち,今現在ではトップクラスでしょうね。

 つまり,結論も読めないし,時間もかかるわけです。

 なので,システム紛争が起こった場合,私の経験上,まずは上記の①のとおり,旧来のベンダーにやってもらうのがベストだと思いますよ。
 大体は,ユーザー側が仁義なき追加発注をしていてベンダーがやりきれなくなったというパターンですから,納期が何とかなれば,落とし所はたくさんあります。

 で,しょうがなく②の訴訟に行っても,兎に角,和解を探るってことですね。ということは,相手方の弁護士と仲良くしておくっつうのが重要です(ベンダー,ユーザーとも)。そうすると,裁判所にも和解を言いやすいですもんね。

 ま,兎に角,今回はNTT東日本がある程度,填補してもらったわけですが,ならば,平成23年の時点で,何とかならんかったのかなあと余計に思いますね。

 ということで,昨日はCvsCでのIT紛争,つまりは誹謗中傷関係,今日は,BvsBでのIT紛争,つまりはシステム関係の判決を紹介しました。
 昨日もそうですが,今日のようなシステム関係の訴訟も,意外と判決が大っぴらに見れるものが少なく,こういう事件を扱う弁護士やら当事者の参考になれば,ということです(勿論自分も。)。
1 概要
 本件は,原告が,被告が原告になりすましてインターネット上の掲示板に第三者を罵倒するような投稿等を行ったことにより,原告の名誉権,プライバシー権,肖像権及びアイデンティティ権を侵害されたとして,被告に対し,不法行為に基づき,慰謝料,発信者情報開示費用及び弁護士費用の合計である損害賠償金723万6000円及びこれに対する不法行為の日である平成27年5月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案です。

 これに対して,大阪地裁第22民事部(北川さんの合議体ですね。)は,原告の主張を一部認め,130万6000円と遅延損害金の支払いを認めました。

 まあ,特許でもなく,知財でもないのですが,要するに,ネットの事件ということで,取り上げたわけです。

2 問題点
 問題点は,上記のとおり,なりすましによる様々な被害を被った場合,どれでやるといい?って所だと思います。

 私もその昔というか,独立したてのころは,所謂パカ弁関係をよくやっておりました。
 その手順は,このブログでも書いたとおりなのですが,この記事はよく引用されております。しかし,お陰様で,私への依頼は全く来なくなったのも,ここで書いたとおりです。

 では何故,今回取り上げるかというと,この手の事件ってあんまり判決までいかないかなあということで,備忘のため,似たような事件を扱う代理人のため,という所でしょうか。

 実は,私もその昔の,パカ弁をやっていたころ,この事案に非常に似た事件が舞い込んだときがあります。
 で,そのときに困ったのが,請求の立て方,つまりは訴訟物なのですね。

 どういうことかというと,なりすましって,この事件だと誹謗中傷しております。判決も以下のとおり,認定しております。

これらの投稿は,いずれも他者を侮辱や罵倒する内容であると認められ,前記(1)のとおり,原告による投稿であると誤認されるものであることと併せ考えれば,第三者に対し,原告が他者を根拠なく侮辱や罵倒して本件掲示板の場を乱す人間であるかのような誤解を与えるものであるといえるから,原告の社会的評価を低下させ,その名誉権を侵害しているというべきである。

 しかし,頭のいいなりすましって,こんな下手なことはしません。さもそれっぽいような感じでそれっぽいことを書き込むから,余計問題なわけです。

 とすると,普通は,名誉毀損ってなかなか難しいわけです。

 とすると,あとは,プライバシー権かということになります。でもこれもなあって感じです。
 というのは,プライバシー権って要件が結構厳しいです。なので使いにくいのですね。じゃああとは・・・・ということになるのですが,これは判旨を見た方が早いかな~という所です。

3 判旨
「(1)  原告は,被告が本件アカウントのプロフィール画像として原告の顔写真を公開したことにより原告のプライバシー権及び肖像権を侵害した旨主張する。
 この点,前記争いのない事実等(3)及び前記1で認定したとおり,被告は,本件アカウントのプロフィール画像として原告の顔写真を使用して本件投稿を行ったことを認めることができる。
(2)  ところで,プライバシー権は,その外延がいまだ明確に定まっていない部分があるものの,私生活上の自由の保護をその中核とし,他人に知られたくない私生活上の事実又は情報をみだりに公開されない利益又は権利をその内容とするものと解される。そして,原告の陳述書(甲16)によれば,原告は,本件投稿の当時,被告に使用された顔写真を本件サイトのプロフィール画像に自ら設定していたことが認められ,本件サイトは不特定多数の者がアクセスできるインターネット上のページであることを踏まえれば,原告の顔写真は,原告によって第三者がアクセス可能な公的領域に置かれていたと認めるのが相当であり,他人に知られたくない私生活上の事実や情報に該当するということはできない。
 そうすると,被告が使用した原告の顔写真を第三者から無断で公開されないという利益は,少なくともプライバシー権によって保護されるものと認めることはできない。
(3)  肖像は,個人の人格の象徴であるから,当該個人は,人格権に由来するものとして,これをみだりに利用されない権利を有すると解される(最高裁平成24年2月2日判決・民集66巻2号89頁参照)。他方,他人の肖像の使用が正当な表現行為等として許容されるべき場合もあるというべきであるから,他人の肖像の使用が違法となるかどうかは,使用の目的,被侵害利益の程度や侵害行為の態様等を総合考慮して,その侵害が社会生活上受忍の限度を超えるかどうかを判断して決すべきである(最高裁平成17年11月10日判決・民集59巻9号2428頁参照)。
 前記1及び(1)で認定説示したとおり,被告は,原告の顔写真を本件アカウントのプロフィール画像として使用し,原告の社会的評価を低下させるような投稿を行ったことが認められ,被告による原告の肖像の使用について,その目的に正当性を認めることはできない。そして,前記争いのない事実等⑶のとおり,被告が,原告の社会的評価を低下させる投稿をするために原告の肖像を使用するとともに,「わたしの顔どうですか?w」(平成27年5月18日午前10時39分),「こんな顔でHさんを罵っていました。ごめんなさい」(同日午前10時54分)などと投稿したことは,原告を侮辱し,原告の肖像権に結びつけられた利益のうち名誉感情に関する利益を侵害したと認めるのが相当である。
 そうすると,被告による原告の肖像の使用は,その目的や原告に生じた不利益等に照らし,社会生活上受忍すべき限度を超えて,原告の肖像権を違法に侵害したものと認められる。
(4)  したがって,原告の前記⑴の主張のうち原告の肖像権が違法に侵害されたことを認めることができる。 」

「(1)  原告は,権利性が認められている氏名や肖像を冒用されない利益の根源が他者から見た人格の同一性を保持する必要性にあるとすれば,憲法13条後段の幸福追求権又は人格権から他者との関係において人格的同一性を保持する利益であるアイデンティティ権が導き出され,被告が原告になりすまして本件投稿を行ったことは原告のアイデンティティ権を侵害した旨主張する
(2)  個人が,自己同一性を保持することは人格的生存の前提となる行為であり,社会生活の中で自己実現を図ることも人格的生存の重要な要素であるから,他者との関係における人格的同一性を保持することも,人格的生存に不可欠というべきである。したがって,他者から見た人格の同一性に関する利益も不法行為法上保護される人格的な利益になり得ると解される。
 もっとも,他者から見た人格の同一性に関する利益の内容,外縁は必ずしも明確ではなく,氏名や肖像を冒用されない権利・利益とは異なり,その性質上不法行為法上の利益として十分に強固なものとはいえないから,他者から見た人格の同一性が偽られたからといって直ちに不法行為が成立すると解すべきではなく,なりすましの意図・動機,なりすましの方法・態様,なりすまされた者がなりすましによって受ける不利益の有無・程度等を総合考慮して,その人格の同一性に関する利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超えるものかどうかを判断して,当該行為が違法性を有するか否かを決すべきである。
(3)  本件では,前記2で認定説示したとおり,被告は,本件アカウント名にて,原告の社会的評価を低下させるような内容を含む投稿を行っていることからすると,なりすましが正当な意図,動機によるものとは認められない。
 しかしながら,なりすましの方法,態様についてみると,原告が,被告による原告のなりすましとして主張する行為とは,具体的には,前記2(1)で認定説示したとおり,被告が原告の本件サイトにおけるアカウント名を冒用し,プロフィール画像に原告の顔写真を登録した上で,本件掲示板への投稿を行ったというものであるところ,通常は,アカウント名やプロフィール画像は,本件サイト内での通用を予定して設定されるものであること,前記争いのない事実等(4)のとおり,本件サイトの利用者は,アカウント名・プロフィール画像を自由に変更することができることからすると,社会一般に通用し,通常は身分変動のない限り変更されることなく生涯個人を特定・識別し,個人の人格を象徴する氏名の場合とは異なり,利用者とアカウント名・プロフィール画像との結び付きないしアカウント名・プロフィール画像が具体的な利用者を象徴する度合いは,必ずしも強いとはいえないというべきである。
 また,原告が被告によるなりすましによって受けた不利益について検討するに,前記2及び3で認定説示したとおり,原告の名誉権及び肖像権の侵害による不利益については別に不法行為上の保護を受けると認められる。その余の不利益については,被告によるなりすましは本件サイト内の投稿にとどまること(弁論の全趣旨),証拠(甲5)によれば,被告によるなりすまし投稿の直後から,他の本件サイト利用者により,投稿が原告本人以外の者によるものである可能性が指摘されていたことが認められること,前記争いのない事実等(3)のとおり,本件掲示板に「C」とのアカウント名及び原告の顔写真のプロフィール画像が表示されていたのは約1か月余りの間であり,その後これらは変更されたことが認められる。
 以上の事実を総合考慮すれば,本件では,被告のなりすまし行為(名誉権侵害行為,肖像権侵害行為は除く)による原告の人格的な利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超えるものとまでは認められないというべきであり,当該行為が違法とは認められない。 」

4 検討
 前半が,プライバシー権と肖像権に関する部分で,後半がアイデンティティ権に関する部分です。

 で,今回,プロフィール画像が原告の顔写真であったことから,肖像権の侵害は認めてもらえました。でもプライバシー権の侵害はないということです。

 他方,原告の立てた,アイデンティティ権(要するに,なりすまされない権利と言える,今回のような事件についての単刀直入な権利です。)については,侵害を認めてもらえませんでした。要するに,侵害の度合いが強くなく,不利益も大きくないということですね。

 本件だと,プロフィール画像が顔写真で,肖像権の侵害がOKだったので,良かったのですが,例えば,似顔絵とかだとNGになるでしょうね。
 だとすると,そのような似顔絵でのプロフィール画像を冒用し,なりすましされた場合の救済って,やはり今回でいうアイデンティティ権などで認めてもらうしかありません。

 いや,こういうのが問題になってなけりゃ別にいいのですよ。でも,なりすましが問題になる場合って,上で書いたように,名誉毀損的なことは言わないし,顔写真冒用のような,下手なことはやらないってことです。

 そうすると,今回認められた名誉毀損も無理だし,肖像権も無理なわけです。なので,今回でいうアイデンティティ権とかでやるしかない場合もあるのです。
 そして,今のなりすましの主流がそういう場合だと思われるのですね(私にはもうあんまり依頼がないので,あくまで推定です~♫)。

 このような場合,どうすりゃいいかを,以前,ここでも書きました。それは,肖像権が財産権化してパブリシティ権になったように,プライバシー権も財産権化出来るのではないか,強いて言えば,目的外使用を禁ずるような権利ですね。

 そんなこと言うと,今現在は個人情報保護法があり,そこでいう個人情報に・・・という観点もあると思いますが,個人情報って個人情報保護法に定義があり,それに該当しないと保護されません。

 そうではなくて,もうちょっとパブリシティ権的なもので認められないかなあって感じです(立法ではなく判例上ね。)。

 ま,以前書いた通り,チンピラ弁護士の妄言に過ぎませんので,このくらいでやめておきますわ~♡

 あと,そうだそうだ,この事件の陪席の裁判官の名前,某有名学者の先生の名前にクリソツです。法曹業界は,政治家業界以上に二世三世法曹が多い業界ですが(さらに,特許事務所の所長弁理士の二世三世で弁護士っていうパターンも多いですね。),ここもそうなのでしょうか。

5 追伸
 毎度おなじみ流浪の弁護士,散歩のコーナーでございます。
 本日はここ山本橋に来ております。
 
 セミは鳴いておりますが,さすがに,素手で捕まえられる場所には居ませんね。桜の葉もよく見ると色づき,そして散っている部分もあります。
 東京は,日曜は一日雨で,昨日今日と良い天気になっております。

 しかし,日曜は風も強く,桜もところどころ折れておりました。
 私の実家の近くも凄い雨が降ったようで,佐伯や津久見の方の模様がテレビによく出てました。幸い実家のある豊後高田は,大災害という所まで行かず,多少は安心しております。しかし,天災は忘れた頃にやってくると言ったのは寺田寅彦でしたっけ?まだまだ台風の季節ですので,気をつけておいた方がいいでしょう。

 ちなみに,台風とその他の要因のため,先週のサーフィンはおやすみでした。今週末は行けるといいですね。
1 首記は,ときどきここでも紹介しますが,知的財産権・科学技術・情報と法を結ぶ専門情報誌です。要するに,知財関係の法律雑誌ですね。 
 
 さて,今回の評価は?まあまあという所でしょうか。

 ちなみに,数号間があきましたが,これはまあここで書くほどのこともないや~ということですね。悪い!ダメ!という評価よりも一段以上低い,ということです。

 正直,今号が無ければ,来年の購読はやめる~そんな感じです。

2 若干中身に入りましょう。
 まずは,巻頭の特集です。
「[座談会] 商標に関する最新の動向」です。

 そう!座談会なのですね。
 もう本当,雑誌の名前をL&T&Z(座談会)に変えてほしいものです。

 ですが,こういう実務に即した特集は実に良いと思います。それは評価できると思います。読んでて面白かったですしね。
 その原因は◯◯◯◯先生,大暴走~ちゅう所でしょうか。◯◯◯◯先生のことは,こちらですかね(そう言えば,知財の先生は,多士済々ですねえ。知財界における権勢をほしいままにするA教授,そのA教授に呼ばれて東大に来た筈なのに今や・・・の蛇蝎先生,A教授の跡目と思われてたのに何故かの僕ちゃん先生,やはりA教授から禁足の・・・。いやあ,実務家がこんな人達のことを本心でどう思っているか簡単でしょ。私なんか良い方だと思いますよ。大体,はっきりスケベよりむっつりスケベの方がスケベですもんね。)。

 ただし,やはり気になる所はあります。一つは,人選です。一橋大学の井上由里子教授が誌上参加なのですが,これはフェアじゃないですね。
 本来参加する予定だったのに,参加出来なかったのでしょうね。ならばもう,こういう形態でも参加させない方がマシです。
 何故かと言うと,実際に参加していないもんだから,後出しジャンケンもいいところです。みんなの議論を後で見ていい風にコメントできるわけです。しかも,最悪なのは,自分はツッコミを受けない!ということです。
 
 法曹なら,文書が伝聞証拠であるということは常識です。本や新聞は,そのままでは証拠能力がないのです,本来的には。
 だって,言いぱなしでツッコミ出来ないじゃないですか。ツッコミ,つまり反対尋問のハードルを経ないと,確信があって言ってんのかなんて全くわからんなあ~♪つうことですね。

 なのでこういうのはいただけません。

 更に,今回は,バリバリの商標の弁理士が参加しておりません。特許庁の人と,ユーザー側の企業の知財部系の人の参加はあります(この企業の人の意見は非常に参考になりますね。)。
 なのに,何故か商標をやっている弁理士が参加していないのですよ。これじゃあ片手落ちというか両手落ちもいいところです。
 商標の話なんだから,特許庁の人と弁理士の両方参加させないとダメでしょう。じゃないと本当の専門家は全く参加していないということですからね(◯◯◯◯先生みたいな人も狂言回しとしては必要です。)。

 他の記事にも行きましょうかね。
 早稲田の上野達弘教授の論文は良かったですね。上野教授の最近の仕事は痒い所に手が届くというか,時代は北大の田村教授からこの上野教授に移って来ているのではないかと思います。あとは,単著の基本書を出していただくと最高です。強く期待しておりますよ~。

 そして,参議院議員の三宅神悟さんの,損害賠償に関する立法論ですかね,注目は。その次に例の,荒井寿光さんの中国脅威論的な論文もあるので,色んな思惑が透けてきます。

 実は,L&Tは,行政情報のコーナーがあったりして,御用メディアとも言える一面もあります。

 例えば,平成27年改正法で,職務発明の改正が行われましたが,その端緒は,L&T57号に掲載されたAIKの片山先生一派の論文だと思います(H24のことでした。)。
 
 突然,どうしてそんな論文が載ったのだろうとそのときは思ったのですが(私には,大企業のクライアントなんか居ませんので,大企業知財部で職務発明の潜在的改正欲求があるなんて知らなかったのです。),それから数ヶ月経って,日経に職務発明の改正のが出たときはびっくりしました。

 ということで,今回の損害賠償の改正の立法論についても,日経に,やはり「特許の損害賠償,大幅増へ」みたいな見出しが数ヶ月以内に載ると思いますよ。

 ま,これについては基本賛成ですけど,悪いですが,若干遅かったかなあと思います。
 日本の企業すら,アメリカか中国に出願すればいいや~日本はねえ~審査請求にお金もかかるから優先権を得たい場合にちょっと使えるかもね~くらいのもんになってきていると思いますよ。

 これは誰のせいかと言うと,キルビー判決が出たのを良いことに,無効を出しまくった旧東京高裁の知財部とそれが焼け太りした知財高裁のおかげ~ちゅうことですかね。
 いやあ自分達の仕事を増やさないようにするには,こうすればいいという素晴らしいスキームを考えだしたわけです。ムフフ。

3 他の論文も今回は質が良かったかなあと思います。
 この調子だと来年も購読しようかなあとちょっとは思いますが,いまだ結論は出ておりません。次号を見て決めようと思います。

 なので,まあ大して期待しておりませんが,少しは頑張ってくださいよ~L&T編集の無駄飯食いの方々~♪

(注)◯◯◯◯は,最近ダメらしいです。なので,こう伏せ字にしました。political correctnessってやつなんでしょうねえ。ああつまらん世の中ですなあ。

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理論物理学者を志望したのはもう30年近く前のこと。某メーカーエンジニアを経て,弁理士に。今は,弁護士です。
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